●OPETH @六本木EXシアター
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G+のプロレスクラシック、5月は龍原砲の試合を放映するのですね。 見られる方は忘れずに。
阿修羅原とバーン・ガニアが亡くなったそうです…
そしてTHE KINGSMENの「Louie Louie」でヴォーカルを取ったジャック・イーリィが亡くなったそうです。 1963年当時、「歌詞が何を歌っているか判らない」という理由でFBIの捜査を受けたという人で、時代の混沌を象徴した曲として「Smells Like Teen Spirit」にも影響を与えたといいます。
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記事を書きました。 BARKSでWHITESNAKEデヴィッド・カヴァーデイル・インタビュー記事の前編と中編。 『THE PURPLE ALBUM』やリッチー・ブラックモアとの仲直りなどについて語っています。 後編も近日公開で、とてつもない話が。
●Olivia Newton John @渋谷オーチャードホール 【若干ネタバレ】
ポール・マッカートニーが武道館でやっていましたが、僕はオリビアを見にオーチャードホールに。
1曲目が「Have You Never Been Mellow」、2曲目に「私がジーン・ケリーと躍った曲、覚えてる?」と「Xanadu」と、大盤振る舞いもいいところです。 後半の『グリース』コーナー(5曲、メドレーでなくちゃんと完奏していました)も素晴らしかったです。 「Physical」をカントリー・アレンジで始めて、すぐ止めて、「昔みたいなので聴きたいでしょ?」とポップ・ヴァージョンでやり直すと、観客は泣きながら総立ち。
66歳とのことですが、本当に素晴らしい歌声でした。 1998年の『BACK WITH A HEART』の頃は『TRIBUTE』のオジー・オズボーンみたいになって日本盤ではジャケットを変更されてしまいましたが、スリムでお美しくなって、ステージの出入りは毎回小走りという元気さでした。
あと30日にも東京追加公演があるので、OPETHにもUKにも行かない方はぜひ!
●KARMA TO BURN: ARCH STANTON
日本ではゴールデンウィークに突入した企業もあるようですが、オランダでは今日は国王誕生日で祝日です。 で、アインドホーフェンではライヴ・イベントKlok Rock Orangeが行われます。 出演するのはPETER PAN SPEEDROCK、KARMA TO BURN、THE REAL McKENZIESなど。
アメリカのウェストヴァージニア州出身のKARMA TO BURNはヘヴィなストーナー・グルーヴ・ロックで、サウンド的にはとても好きなのですが、基本的にインストゥルメンタル・バンド(というかWilliam Mecumのリーダー・プロジェクト)で、あまり作品ごとで音が異なるわけでもなく、さらにタイトルが「20」とか「Forty Seven」とかなので、どの曲がどのアルバムに入っているのかよく判らないです。 まあそれは僕がファンとして浅いということですが、去年8月に出た『ARCH STANTON』を今になってようやく聴いたのもそれが理由だったと言い訳しておきます。
で、その『ARCH STANTON』ですが、すごく良いではないですか。それぞれの曲のキャラが立っていて、アップテンポ・ナンバーも多く、でもグルーヴに腰が入っていて、持っていかれます。 トータル37分半と長くはないですが、密度は濃いです。 はじめてのKARMA TO BURNの1枚としてもオッケーです。
KARMA TO BURNで唯一日本盤が出たのはファースト『KARMA TO BURN』ですが、これはRoadrunnerレーベルに「インストじゃ売れない」と言われてヴォーカルを入れたという不本意な作品で、後に同作の曲をインスト・ヴァージョンに戻した『SLIGHT REPRISE』を発表しています。 ヴォーカル入りも実はけっこう良いのですが、インスト版も本来のあるべき姿ということで、気合いが入っています。
Borisがエンディングテーマを担当したというので、アニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイション』第1話を見てみました。 6月にはDVDも出るそうです。
わざとチープっぽいアニメにして、わざと“間違った日本観”で、スシとか“殺”とか、ニンジャスレイヤーと敵ニンジャが戦うとき「どうもはじめまして。ニンジャスレイヤーです」と名乗りを上げたりとか。
特に面白く思えず、米米CLUBの「FUNK FUJIYAMA」みたいなダサ寒さを感じたのは、僕にアニメの文法とかヴォキャブラリが備わっていないからだと思います。 どうやら評判は良いようです。
Borisの「キルミスター」はかっこいいハード・ロックンロールな曲で、第1話だけのエンディングだそうですが、ニコニコ動画で100万視聴があったというので、さらにファン層が広がるのでは。 このアニメでBorisを知った人がライヴに足を運んで、こないだの「新曲」みたいなズズンと響く低音ヘヴィ・ロックを食らって絶命して欲しいです。
ちなみに第2話のエンディングはMELT-BANANAだそうで、わざと“海外で支持されている日本のバンド”を選んでいるのね、と思ったら、第3話のエンディングはTHE PINBALLSという人たちで、僕は知りませんでした。 もしかしたら海外では超大人気なのかも知れません!
第2話以降にはセーラー服と日本刀の萌えキャラ娘が出てくるようです。
海外展開を狙っているのか、それとも“海外展開を狙ったっぽく見せる国内向け”なのかは、僕にはさっぱり判りません。 でもタダだし、皆さんも見て自分で判断してみて下さい。
拙著『ロックで学ぶ世界史』のkindle版がアマゾンで760円になっていて、これって印税とかどうなっているのかよく判りませんが、安く読める機会なのでぜひ。 僕はオールドスクールなので、どちらかといえば紙の本ヴァージョンを手にとってもらいたいですが。
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絶版マンガ図書館に石山東吉『男旗』があって、早く読みたいですが、まずはゴールデンウィーク前のお仕事をしなければなりません。 しかしタダで読めるのは読者としては嬉しいですが、絶版マンガ図書館で公開されたら今後文庫版とかコンビニ版とか有料電子書籍になる可能性が低い“過去の漫画”のように思えてしまい、寂しくもあります。 吉森みき男先生、もう一花咲かせて下さい!
TeePee RecordsがASUNDERと契約!…とのことで、再結成したのか!と喜んだのも束の間、ASUNDERではなくSUNDERでした。 でも1曲聴く限りではかなり良いです。アルバムが楽しみです。
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今日は漫画ゴラクに『激マン』が載る月一度の楽しみの日ですが、先月は単にアシスタントとご飯を食べに行って雑談する話だったので、今回はもう少し話が進展欲しいところですね。 これからずっとアシスタントと雑談するだけの漫画になっても面白い気がしますが。 後でコンビニに行って買ってきます。
【追記】今回は弓さやかのバイクスーツが間違った方向に暴走していて面白かったです。 デビルマン編のときはただ描き直すだけのときもありましたが、マジンガーZ編ではアフロダイAにマンスジを付けたり、目を離せません。
記事を書きました。 ヤマハサイト『ゲーム・ソフト『ギター・ヒーロー ライヴ』は音楽シーンをどう変えるか』。
ちなみに来週はゴールデンウィークなのでお休みですが、過去記事を無料でたくさん読めますのでどうぞ!
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最近、アーティストの過去作品がまとめて廉価ボックス化されることが多いですが、遂にEYEHATEGODまでが。 最初の4枚(いずれも聖典)が入っています。 輸入盤にありがちな、ペーパースリーヴに入れただけの簡易仕様のようですが、『IN THE NAME OF SUFFERING』と『DOPESICK』はえぐい方のジャケです。 あとマイク・ウィリアムスがライナーノーツを新規で書き下ろしていて、all tracks digitally remasteredと書いてあります。 拙ブログをご覧になっているような方は全員既に4枚ともお持ちとは思いますが、まだの方がいらっしゃいましたらこれがチャンスです。
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MASSIVE誌の日本版とアメリカ版。 日本版の方は増田勇一さんがスーパーバイザーだそうです。必読!
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●ぼくのかんがえたモリシー
WWE NXTで試合後、ケヴィン・オーウェンスがエイドリアン・ネヴィルをいたぶる!
その時、イタミ・ヒデオのテーマ曲が!
イタミ「オイ!オイ!俺の仲間を連れてきたぞ!」
そして新キャラ、ファットガールが登場!
実は病気は契約をクリアするための言い訳だった! (長州のガングリオンみたいな感じで)
イタミ「ファットガールはダニエル・ブライアン、アントニオ・セザーロ、そして貴様!ケヴィン・オーウェンスを倒してベルトを防衛してきた男だ!」(←注:本当)
それに対する観客の反応はまばら。
イタミ「見た? 新しいコイツ、見た? あまり気に入ってない感じ? そういうのもいいよ。これからまだヤバイ感じになるから、見といた方がいいよ」
ファットガールはそのマッチョ・バディでオーウェンスを場外に突き飛ばす!
ファットガール「やる気!元気!モリシー!」
その後ファットガールはRAW / SMACKDOWN本隊に進出。 ブルーパンツとの男女混合タッグチーム“ファットパンツ”も人気を博し、レッスルマニア32でWWE世界ヘビー級王座に挑戦することに。
ファットガール「フフフ、ひさしぶりだなタイラーよ」
ロリンズ「ぼくはもうあんたの後輩じゃない。本気で行かせてもらいますよ」
いま!戦いが始まる!
…ここまで妄想してみました。 ゆっくり身体を治して、いつかまた元気な姿でファイトして欲しいです。森嶋選手、お疲れさまでした。
ライナーノーツを書きました。 PELICAN『ARKTIKA + THE CLIFF』。 ライヴ盤『ARKTIKA』とEP「The Cliff」のCD2枚組カップリング。 海外ではアナログ盤のみリリースですが、日本盤のみCDが出ます。 ライヴ盤がたいへん素晴らしいので、久しぶりに日本に来て欲しいです。 「The Cliff」は『FOREVER BECOMING』収録ヴァージョンはインストゥルメンタルでしたが、本作ではヴォーカル入り別ヴァージョンが聴けます。
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おおッ。 THE ATOMIC BITCHWAXの新作『GRAVITRON』が出たのですね。 注文しました。
“日本では女性がおっぱいをヒモで持ち上げるのが流行っている”と英大衆紙『Mirror』で報じられていて、何ッ!?と色めき立って、とりあえずアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』第1話を見てみました。 ヘタレ男がダンジョンで女戦士に助けてもらって恋に落ちて、でも神様がおっぱいをヒモで持ち上げていて、酒場の萌え女給がお弁当をくれて、ヘタレ男が酒場で他の戦士のパーティーに馬鹿にされて「俺は強くなる!」と一念発起して、ダンジョンでモンスターをたくさん殺して、疲れて帰ってきておっぱい神様を押し倒して、「私の心の準備が…!」と言ったらグーと寝ていて、「寝てるし!」という話でした。
【追記】イギリスでは『Mirror』より前に『Daily Mail』で報じられていたのですね。 とても良い風潮なので、ぜひ世界中で流行して欲しいです。
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目の奥が痛いのはちょっと良くなりました。
携帯会社を変えたら回り回って新しいお仕事を獲得できるかも知れないのですが、企画をきっちり練らねば。
歳をとるごとに気圧の変化に弱くなって、目の奥が痛くて頭が働かないです。
今日聴いたアルバム:GRUESOME『SAVAGE LAND』。 EXUMEDのマット・ハーヴェイ、元MALEVOLENT CREATIONのガス・リオス、ダニエル・ゴンザレス(POSSESSED)、DERKETAのロビン・メイズンからなるスーパーグループで、DEATHラブラブなオールドスクール・デス・メタル・アルバムです。 秀逸すぎるジャケットは一連のDEATHのアルバムを手がけたエド・レプカです。 DEATHの「Land Of No Return」とSLAYERの「Black Magic」をカヴァーしています。
今日聴いたアルバム:OGRE『THE LAST NEANDERTHAL』。 去年出たやつ。 来日したのが2008年3月で、もう7年前のことなのですね。 ゴツゴツ無骨なのにプログレッシヴという絶妙なサジ加減を、頭でなく肉体でやっているサウンドは健在です。 もう一花咲かせて欲しいです。 なおCDは500枚限定、LPは100枚限定なのでお早めに。 LPにはTHE BAGSのカヴァー「Naked Lady」が収録されています。
昨日はレコード・ストア・デイでしたね!やっぱりヴァイナル最高!僕は昨日は家で仕事をしていました!
去年書いたことに特に付け加えることはないです。Southern Lordがフェイスブックでこういう記事をシェアして「YUP」と書いていました。 まあNoiseyの記事なので鵜呑みには出来ませんが、要するにそういうことです。
でも僕は音楽が好きなので、別に誰かに言われなくてもCDやレコードは買います。
リック・ベイカー・オークション、ヨダレを垂らしながらカタログのPDFを見ています。 意外にそれほど高くない…?という気もするのですが、個人でひとつやふたつ買っても置く場所もないしコンディションを保てないし、大金持ちか企業がまとめて買って世界巡回展覧会をしてくれないでしょうか。
しかし『グレイストーク』とか30年以上前の映画のプロップがあまり劣化していないのに驚きます。保管方法とか素材の違いもあるのかも知れませんが、テレスドンが数年でデットンになってしまったことを考えるとずいぶん異なります。
このカタログを見ていると、リック・ベイカーの偉大さに敬服するばかりです。
【追記】…あッ! Interactive CatalogだとPDFカタログよりいろんな写真が見れる!
ライナーノーツを書きました。 ポール・ジョーンズ『SUDDENLY I LIKE IT』。 UKブルー・アイド・ソウル・シンガーの至宝で、お茶の間で人気のタレントでもあります。
記事を書きました。 ヤマハサイト『『ランディ・ローズ〜アルティメット・トリビュート』と現代トリビュート・アルバムの四半世紀』。
『IMMORTAL RANDY RHOADS: THE ULTIMATE TRIBUTE』、普通に聴くだけでも良いトリビュート・アルバムだし、関わっている人たちのさまざまな人間模様に思いを馳せるのも楽しいです。
「赤い車が黒いとママが言えば、それに従う」というランディの逸話、北斗晶の「ここに白いマグカップがあるだろ?でもな、先輩が黒って言えば黒だし、黄色と言えば黄色だぞ」を思い出して、あまり美談に感じられなかったのですが…。
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記事を書きました。 BARKSのEXODUSインタビュー、前編そして後編。
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週刊文春4月23日号によると“フィリピン買春1万2千6百人の変態校長64歳”は長髪サングラスでバイク通勤していたそうですが、やっぱりこういう風に通勤していたのでしょうか。
と思ったら2007年8月にもブログに同じ図版をうpしていて、自分の成長のなさ加減に呆れる次第です。武尊。
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ネ申と打ち合わせ。
パーシー・スレッジが亡くなったそうです。
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アンドリュー・J・リーヴ著/ 加藤正人訳の『ポール・マッカートニー死亡説大全: ビートルズ末期に起こったロック史上最大の珍事』がポール来日記念特別価格で発売中です。とても面白いので読みましょう。 これだけポールが死んだという情報をリークしていた闇の巨大組織の意図が気になって仕方ありません。
ACID KINGのニュー・アルバム『MIDDLE OF NOWHERE, CENTER OF EVERYWHERE』が今月末に出るそうです。おおっ!
●JUCIFER: DISTRICT OF DYSTOPIA
夫婦激痛スラッジ・ドゥーム・デュオJUCIFERの新作『DISTRICT OF DYSTOPIA』は全9曲25分と、EPに近い長さですが、殺傷力と密度は凄まじいです。 アメリカ合衆国の法制度が確立していく過程とその欺瞞を露わにしたコンセプト・アルバムで、公式サイトでCDを買うと有料オプションで、A3サイズ2枚の表裏にテキストびっしりの歌詞&解説シートが付いてきます。 アマゾンではデジタル・ダウンロードのみで、それでアルバムを聴くことは出来るのですが、アーティストの伝えたいことを知るには、やはり歌詞&解説シートがあった方が良いです。
●Thunderbirds Are Go
4月からイギリスで放映開始されたTVシリーズ『Thunderbirds Are Go』第1話・第2話を見ました。 人形劇ではなく3DCGです(WETAが作ったらしい)。 世界各地で人工地震が起きて、それは悪の総帥ザ・フッドの仕業だった! と判明します。
オリジナルTVシリーズとの違いは、お父さんが事故で生死不明ということ。 あとチンチン(旧日本名ミンミン)がKayoという名前になっています。 日本市場を意識して、チンチンは避けたのでしょうか。 Kayoはインターナショナル・レスキューに深く関わっていて、自ら搭乗する“サンダーバード・シャドウ号”もあります(とんがっていてマットアローとかタックアローみたいでちょっとかっこいい)。
ところどころテクノロジーがアップデートされていて、パワーローダーや宇宙サーフボードも出てきます。
まだ第1話・第2話は顔見せの段階なので、今後どうなるかは判りませんが、大人ヲタ向けではなく、かっこいいメカが出てくるSFアドベンチャーTV番組として、まあ楽しめました。 CGキャラということで、オリジナルの人形劇のファンの人からの批判もあるでしょうが、2004年の実写映画『サンダーバード』と較べるとずっとちゃんとしていると思います。 実写版は末っ子アランが中学生でチンチンがクラスメートという、いわば『ドラゴンボールEVOLUTION』みたいな映画で、トレイシー兄弟の日本語版吹き替えがV6というものでした。 BUSTEDの歌う主題歌もちょっと困りました。 実写版は2003年6月、作っているときにロンドン郊外のパインウッド・スタジオに取材・見学に行かせてもらって、007ステージの前で写真とか撮らせてもらってジョナサン・フレイクスにサインをもらったりして楽しかったのですが、その時点ではまさかあのような映画になるとは。
プロデューサーのトニー・ヴィスコンティが元SPIDERS FROM MARSのウッディ・ウッドマンジー、それからミック・ロンソンの娘と一緒に『THE MAN WHO SOLD THE WORLD』をライヴ演奏するという、なんだか判らないけど面白そうな企画。 ウッディさんってジョー・エリオットとのCYBERNAUTSでもボウイの曲をやりに日本に来ましたよね。
『ロックで学ぶ世界史』でも書きましたが、ボウイが「Heroes」で歌った“ベルリンの壁のそばで口づけを交わす恋人たち”は実はヴィスコンティと不倫相手のことだったそうで、嫁さんのメアリー・ホプキンが曲を聴いたらバレないかとビクつくヴィスコンティを横目で見ながらニヤニヤするボウイの底意地の悪さが伝わってきますね(←嘘)。
このツアーが成功したら、ヴィスコンティがスコット・ゴーハムと一緒に『LIVE AND DANGEROUS』を完全再現するツアーもやって欲しいです。
●HAWKWIND @下北沢ガーデン
2日目。
初日とは大半の曲を入れ替えたセットリスト。 1曲目が「Assault & Battery」、本編ラストが「Silver Machine」、アンコールが「Orgone Accumulator」! ドゥノットパニックと言われてもテンパらずにいられましょうか。
デイヴ・ブロックとディブスさんはシー・シェパードTシャツを着用。
2013年に行ったHAWKWINDのデイヴ・ブロックへのヤマハサイトインタビュー、前編と後編。
東日本大震災のせいで2011年4月に予定されていた来日公演が中止になって、2014年に某プロモーターさんがちょっとだけ接触したけど実を結ばず、Vinyl Japanが今回の来日公演を実現させたわけですが、そういえば1999年にベスト盤『EPOCHECLIPSE』が出たとき、3枚組CDの方を都内で在庫していたのがVinyl Japanだけだったと記憶しています。 もしかしたら他のお店にもあって、僕が気付かなかっただけかも知れないけど、当時HAWKWINDに何故か強かった新宿タイムズスクエアのHMVにも3枚組はありませんでした(1枚物ベストはあった)。 このベスト盤3CD、レーベルを超えておいしい所がピックアップされているので、彼らのキャリアを手っ取り早く知りたい方にはおすすめです。 もちろん“手っ取り早く”聴くようなバンドじゃないんだけど、いきなり全部揃えろというのは無茶な話ですゆえ。
僕はオフィシャル・アルバムと基本的なライヴ・アルバムは押さえていると思うのですが(80枚ぐらい?)、何をもって“オフィシャル”とするかよく判らないです。 拡大版とかは持っていないものも多いし、左右チャンネルがひっくり返ったりしているヴァージョン違いなどはほとんど把握していません。
●HAWKWIND @下北沢ガーデン
初日。
遂に初来日が実現!
事前に海外のセットリストを見てはいたものの、本当に「Silver Machine」も「Master Of The Universe」も「Brainstorm」もやらないとは。 でも全編素晴らしいライヴだったし、「Born To Go」とか本編ラスト「Hassan I Sahba」とかアンコール「Spirit Of The Age」はすごく盛り上がりました。 明日も同じ下北沢ガーデンで公演があるので、人生に後悔を残したくない皆さんはぜひ。
もちろん今回のツボはデイヴ・ブロック率いる正統HAWKWINDの初来日ということで、長い間バンドにいるティム・ブレイクとリチャード・チャドウィックもいる訳ですが、フロントマン的な扱いはヴォーカル&ベースのMr. ディブスで、ポール・ディアノとリック・ニールセンが合体したみたいな存在感を放っていました。前半はギター、後半は4弦ベースで、ナイアル・ホーンとのツイン・ベース編成でした。 ティム・ブレイクもテルミンとショルダーキーボードで活躍。 あと曲によってフレッドさんが出てきました。
ところで最近注目のHAWKWINDタイトルのリリースが相次いでいます。 初期United Artists時代の音源を致死量まで詰め込んでこのお値段の廉価CD11枚組『THIS IS YOUR CAPTAIN SPEAKING… YOUR CAPTAIN IS DEAD / THE ALBUMS & SINGLES 1970 – 1974』、2014年の最新ライヴCD+DVD『SPACE RITUAL LIVE』、たぶん今まで出回っていなかった音源の筈の(ちょっと自信がない)発掘ライヴ『CODED LANGUAGES – LIVE AT HAMMERSMITH ODEON NOVEMBER 1982』と、いずれも押さえておきたいところです。 全部いっぺんに聴いたらオーヴァードーズします。
午前中は阿佐ヶ谷で打ち合わせ。
午後は東京観光アテンドの筈が中止に。
記事を書きました。 ヤマハサイト『【ライヴ・レビュー】マストドン/2015年4月1日 東京 原宿リキッドルーム』。 『ONCE MORE ‘ROUND THE SUN』、素晴らしいアルバムです。
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X JAPANの『I’LL KILL YOU』とCORRUPTEDの『EL DIOS QUEJA』のジャケット死体写真が同じだというのは有名な話ですが、元ネタは1983年に河出書房新社から出た『死者が語る戦争』に載っている1982年エルサルバドル内戦の写真だと思います。 この写真を撮影したフォトジャーナリストの長倉洋海は何冊も本を出しているので、他の本に同じ写真が掲載されて、それが出典になった可能性もあります。
(ウィキペディアにある“ベトナム戦争時の本物の死体の写真が多数使われており”というのは誤り。“多数”使われているわけでもなく、行方不明者の親族が確認するためのファイルを写した1枚写真)
今でこそネットで世界中の戦争の写真を見ることが出来ますが、当時はとても貴重な資料で、しかも580円とかなり安価でした。 1995年にはアップデートされた新版も出ています。 新版は僕は持っていませんが、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の写真なども追加されているのだとか。
僕が卒業した慈愛幼稚園は仏教系だったので4月8日にはお釈迦様の頭に甘茶をぶっかけていたのですが、お釈迦様が生まれたのは旧暦4月8日だから本当は5月とかに花祭りをするべきなのですよね? しかし思えば僕は2年保育だったので2回しか花祭りをやっていない筈なのに、なんだか鮮明に記憶しているので、幼児期の刷り込みというのは大事なのだなと思います。デビルマンとかゲッターロボとか。
ところで『寄生獣』はしばしばデビルマンと比較されますが、最後にガールフレンドの前で正体をばらされるけど気にしない、というのは妖獣ゴッドのときと同じですよね。 そういえばアニメ『寄生獣 セイの格率』、「やったのか!新一!」を見たくて最後の2回だけ見ました。 結局“セイの格率”って何だったのでしょうか。僕が見ていない回にセイというアニメオリジナルの登場人物が出てきたのでしょうか?
●BATTLE BEAST @渋谷クラブクアトロ
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●THE ULTRA ELECTRIC MEGA GALACTIC: THROUGH THE DARK MATTER
元MONSTER MAGNET〜THE ATOMIC BITCHWAXのエド・マンデルが現在やっているバンドTHE ULTRA ELECTRIC MEGA GALACTICのEP『THROUGH THE DARK MATTER』が2004年4月に出ていました。 2013年2月に出たデビュー・アルバム『THE ULTRA ELECTRIC MEGA GALACTIC』が良かったので気になっていたのですが、年月が経つのは早いもので、1年が経ってしまっていました。 前作同様、ハード・ファズ・スペース・サイケ・インストゥルメンタル・ロックをやっていますが、ハウリン・ウルフとかCREAMでおなじみの「Spoonful」ではベーシストのコリン・マッコイが歌っています。 全5曲(そのうち1曲はイントロなので実質4曲)25分で、気分良く飛べます。 MONSTER MAGNETのメジャー時代において、やはりエドのギター・プレイと金髪ロンゲのルックスは華があったと思います。 エドは初のソロ・アルバム『SPACE TIME EMPLOYMENT AGENCY』を発表予定だそうで、とても楽しみです。
MONSTER MAGNETの「Spine Of God」新録ヴァージョン10″(限定500枚)とNADJA「Ruins Of Morning」ゴールド盤10″(限定500枚)のダブりが家の中で発掘されました。どちらも新品。 どなたか欲しい方がいらっしゃったらmailアットyamazaki666.comまでメール下さい。