ライナーノーツを書きました。 JOEL HOEKSTRA’S 13『DYING TO LIVE』。
ライナーノーツを書きました。 VOODOO HILL『WATERFALL』。
ライナーノーツを書きました。 JOEL HOEKSTRA’S 13『DYING TO LIVE』。
ライナーノーツを書きました。 VOODOO HILL『WATERFALL』。
グレッグ・レイクがゲイリー・ムーアと作った2枚のアルバム『GREG LAKE』(1981)と『MANOEUVRES』(1983)が11月にカップリング2枚組でリマスター再発されるそうです。
未発表ボーナス・トラックとして、『GREG LAKE』には「You Really Got A Hold On Me」「You’re Good With Your Love」「Cold Side Of A Woman」、『MANOEUVRES』には「Hold Me」が追加収録されるそうですが、はたしてゲイリーは参加しているのでしょうか? これは確認せねばなりますまい。
グレッグ・レイクといえば8月に『LONDON ’81』が出て、ボーナス・トラックで「C’est La Vie」が入っているけど、たぶん以前出たCollectors Numbered Limited Editionと同じニューヨークPalladiumのテイクと思われるので、まだ押さえていません。 さすがCleopatraクオリティの酷いジャケットなのも、ポチる手を止めてしまいます。
だいたいこのKing Biscuit Flower Hour音源、もう何枚も持っていて、そろそろ要らないです。 日本で2010年にワードレコーズさんから出た紙ジャケCDは山崎がライナーノーツを書いています。
CleopatraはELECTRIC HELLFIRE CLUBとか、HAWKWIND関連の変なアルバムを出してくれるのはいいのですが、なんか胡散臭いトリビュート物も多いです。 レーベル設立が1992年で、もう23年やっているのに、未だ胡散臭さを貫いているのも凄いですが。
KYLESA、PENTAGRAM、ULVER、WO FAT、SOLACE、CANCER BATS、WITCH MOUNTAINらが参加のBLACK SABBATHトリビュートを出すと知って、ちょっとイヤだなーと思ってしまいました。
乃木坂に取材に。
●ブルーノートジャズフェスティバル @横浜赤レンガ野外特設ステージ
Jeff Beck / INCOGNITO / ROBERT CLASPER TRIO / SNARKY PUPPY / Pat Metheny with BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR ORCHESTRA / HIATUS KAIYOTE
第1回ブルーノートジャズフェスティバルに行ってきました。
基本はメイン・ステージであるBIRD STAGE、セカンド・ステージのDIZ STAGEで交互にライヴを行うパターン。
DIZ STAGEの後ろに見える工作船資料館がどうしても気になって、ちょっとだけ覗きに行きました。 自爆して沈んで引き揚げられた工作船がそのまま展示してありました。
来年は帰り道にあったJICA海外移住資料館に行ってみたいです。
夜はお月さまがきれいでした。
記事を書きました。 BARKSでSOLSTAFIRへのインタビュー。
SOLSTAFIRの最新作『OTTA』はライナーノーツを書きましたが、その時点では見えなかったことがライヴを通じて見えてきた気がします。 ライヴを見てさらに好きになりました。
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都内某所で某アーティストにインタビュー。 すごい才能を持った人なのにニコニコして飾らなくて、もっとギラギラしてもいいのにーと余計なお世話をしたくなるほどでした。
余計なお世話ついでに、近日インタビュー記事を掲載して、その実力を広めるお手伝いを微力ながらしたいと思います。
記事を書きました。 BARKSでANATHEMAヴィンセント・カヴァナーのインタビュー。
インタビュー後の雑談で、最近お気に入りのロック・バンドは?と訊いたらENGINEERSを挙げていましたが、僕が「ああ、トレヴァー・ホーンがいるバンドですね」と言ったら一瞬「ン???」という表情をして、そのまま別の話題になりました。 記事を書いていて、トレヴァー・ホーンがいるのはPRODUCERSじゃん!…と気付いて、自分の頭をポカポカ殴りました。
ANATHEMAの『DISTANT SATELLITES』、聴けば聴くほどに素晴らしいですね。 10月発売の大聖堂ライヴ映像作品『A SORT OF HOMECOMING』も楽しみです。
●JEFF BECK @ Zepp Tokyo
ジェフ・ベックの『LIVE +』の最後の方に入っているスタジオ新録音源「Tribal」はノイジーでうるさくて凄くて激しくて最高で、もしかしてライヴで演らないかなと期待していたら、やっぱり演りませんでした。
ただ、そんなことが気にならないギターで魅せてくれて大満足です。
でもジミー・ホールは
記事を書きました。 ヤマハサイト『【ライヴ・レビュー】ドラゴンフォース/2015年9月10日 東京・赤坂BLITZ』。
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記事を書きました。 BARKS『【ライブレポート】ソルスターフィア&アナセマ、初の日本上陸』。
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リズム&ブックスでこの表紙が自分の方を向いていました。 買う以外の選択肢が見つかりませんでした。
読み飛ばす作品がない。
『手っちゃん』はどうしたっても話に拡がりがないので、この後しばらくして終了。 空いたギャグ枠で始まるのがとりいかずよしの『くたばれ!とうちゃん』と、新人・鴨川つばめの『マカロニほうれん荘』。 そして少年チャンピオンは黄金時代を迎えるのでした。
なお、この号の『ドカベン』では桜島高校の“壁村くん”が里中にホームランを打たれていました。
●Leave Them All Behind 2015 2日目
今日は代官山UNITで16:30からLeave Them All Behind 2015の2日目でした。
1.COHOL (40 min)
2.DISGUNDER (40 min)
3.BLACK GANION (45 min)
4.SUMAC (50 min)
5.ENDON (40 min)
単純な殺傷力だったら昨日以上でした。
昨日に続いて出演のSUMACは元ISISのアーロン・ターナーが凄いのはもちろん、ドラマーのニック・ヤキシンがシャレになっておらず、目を離せませんでした(デイヴ・グロールも大絶賛)。
SUMACのアルバム『THE DEAL』は良かったけど、実はアルバムを聴いた時点ではドラムスはノーチェックでした。 ライヴで体感して、自分の耳の節穴ぶりに青ざめてしまいました。 今回の来日はまさに新ヒーロー誕生の瞬間だったと思います。
彼の“本業”であるBAPTISTSの『BUSHCRAFT』のドラムスも最高です。
SUMACはライヴが最高である一方で、あまりにも全員が本能を解き放ちすぎていて、長期の活動キャリアにはならないのではないかと僕は勝手に予想しています(アーロンは次のアルバムを作る気まんまんだそうですが)。 もしバンドが解散したとしても、ニックにはさらに大きな舞台が用意されていると思います。 “JOURNEYの新ドラマーはニック・ヤキシン!”とか“ジェフ・ベックの来日公演にはニック・ヤキシンが同行!”と言われても全然違和感がないです。
昨日今日と日本勢はいずれもキャラが立ちまくりで素晴らしいライヴでした。 こんなに凄いバンドをいっぺんに見れるとは、東京とは恐ろしい町だと思います。
さらに会場にはNEPENTHESのネギシさんがいて、10月21日発売のアルバム『SCENT』が両耳から血を噴き出す最高さなので、Leave Them All Behind 2016では確実に殴り込みをかけてくると思われます。
こないだBorisアツオさんに「『ニンジャスレイヤー』は2話以降も見れ」とお叱りを受けて、いちおう第2話も見たのですが僕的にはダメだったのでそう言ったら「仕方ないな。じゃあ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は全話ちゃんと見るように」とさらにお叱りを受けました。
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●The Muppets
米ABCで9月22日に始まった『The Muppets』第1話を見ました。
カーミットが元カノとなったミス・ピギーのトークショーでプロデューサーをやっています。
もちろんおなじみのマペッツは総登場。 『マペット放送局』のボボも出てきます。
ゲストが『ハンガー・ゲーム』のエリザベス・バンクスと『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』のトム・バージェロン。 IMAGINE DRAGONSがゲスト参加しています。
いい歳こいた大人がいつまでも文句を垂れるのも何ですが、フォジー・ベアーはもう15年前からエリック・ジェイコブソンなのですね… いつになっても慣れません。
映画版『ザ・マペッツ』ももう3年前。
●Leave Them All Behind 2015 初日
今日は恵比寿リキッドルームで16:30からLeave Them All Behind 2015でした。
1.envy (70 min)
2.SUMAC (50 min)
3.MONO (70 min)
4.Boris (70 min)
全バンド良かったです! 明日は異なったラインアップだけど、SUMACは共通していて、元ISISのアーロン・ターナーが野に放たれて殺意を取り戻しているのはもちろん、ドラムスが凄いです!
SUMACは明日も出ますが、神話の序章を目撃したければ今日見逃した人は明日這ってでも行くべきです。 にゃー!
ここ最近のBorisがドゥーム寄りで、なんだか嬉しいです。 今日も「Power」で始まって「Huge」でどん底まで叩き落として、3曲目「虹が始まるとき」でフッと光が差します。
その一方でスクリーンに映像を映して、ライティングも大規模化と、スケール感のあるライヴでした。
Borisは次は10月31日新宿ヘドバン企画、その次は11月27日メルツバウ合体、ですか。 ぜひ見に行きたいです。
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思い出したけど『サンフラワー・スーパージャム』でウリ・ジョン・ロートが「The Sails Of Charon」のことを「ザ・セイルズ・オブ・シャロン」と発音していました。
いよいよ明日(22日/火)と明後日(23日/水)はLeave Them All Behind 2015だ!
世界が羨む日本のロック総登場、全バンドがヘッドライナー級。 さらに元ISISのアーロン・ターナーのSUMACも両日出るという豪華版で、気をつけなければならないのは初日が恵比寿リキッドルーム、2日目が代官山UNITと、会場が異なることです。
全バンド気になるところですが、SOLSTAFIRとTHE OCEANとのヨーロッパを前にしたMONO、久々に見るBLACK GANION(たまに東京でやっているけどラウドパークとかぶったりしていた)、相変わらず当日までどういうライヴをやるか油断ならないBoris、初めて見るDISGUNDERなど楽しみすぎです。
行って死にましょう。
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サウスパークの第19シリーズ第1話『Stunning And Brave』を見ました。 NFLのトム・ブレディが男の中の男で、カーダシアン一家が変な人たちというネタが『テッド2』とかぶっているのが興味深かったです。 それ以外は全然違っていましたが。
記事を書きました。 ベースマガジン10月号でSLAYER『REPENTLESS』レビュー。
ここしばらくベースマガジンで新譜レビューの声がかからなかったのですが、今月号を見たらレビューコーナーが7作品のみになっていました。
さらに表紙がGacharic SpinのFチョッパーKOGAのあともうちょいで毛が見えそうな写真で、仮面女子の月野もあも特集されていて、あとインタビュー記事が全部邦楽アーティストでした。
前回僕がベースマガジンで書かせていただいたのは2014年8月号、JUDAS PRIESTのイアン・ヒルのインタビュー記事でしたが、思えばその号の時点で既に洋楽はイアン・ヒルとヤネク・グウィズダーラだけでした。
あと最近ギタマガでも見かけるまつだひかりの女子高生ベーシストまんがも載っていました。
ベースマガジンは2013年11月号の表紙がベーシストでなくグラドルの杉原杏璃だったときも何じゃこりゃと思いましたが、さらに進化した様子で、雑誌とは生き物であることを実感しました。
Gacharic Spinインタビューでは特に天龍の話題は出ていませんでした。
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●Erotica Universalis
おととい春画展に行ったので、家にあるジル・ネレ編『Erotica Universalis』を久々に引っ張り出して眺めてみました。
古今東西の美術で直接的に性行為を描いたものを集めた画集。
特に春画はないのですが、藤田嗣治が描いたと推定される、修道尼たちが森で乱交する絵もあります。
我が家にあるのは1994年Taschen版ですが、何度も再発されているようで、アマゾンでは2013年版が売られています。 ただ、全575ページとなっており、すべての図版が収録でない抜粋版である可能性があるので要注意。
全755ページのヴァージョンを買いましょう。
日本でも2010年に『エロチカ・ユニバーサリー』として刊行されていますが、全576ページとなっているため、たぶん抜粋版。
記事を書きました。 CDジャーナル10月号でVINTAGE TROUBLEとDRENGEのインタビュー。
ライナーノーツを書きました。 METAL ALLEGIANCE『METAL ALLEGIANCE』。
メタル界の超絶オールスター・プロジェクト。
ライナーノーツを書きました。 TESSERACT『POLARIS』。
理数系UKプログレッシヴ・メタル。
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●春画展 @永青文庫
永青文庫の春画展に行ってきました。 9月19日(土)〜12月23日(水)。
展示作品で最も古いのは鎌倉時代(13世紀)の『小柴垣草紙絵巻』でしたが、クンニが描かれています。 フェラチオについては「江戸時代の川柳にこの行為を扱ったものがあり[要出典]、この頃の人々には珍しくなかったと言える」とwikipediaに書かれていますが、クンニはもっと前から日本で行われていたのですね。
マスコミ内覧会ではこの『小柴垣草紙絵巻』が撮影禁止だったので、秘められたクンニの歴史を外部に出さないようにしているのか?…と思いましたが、展覧会図録にはちゃんと載っていました。
係の人に訊いてみたら、「所蔵者の意向」で撮影禁止なのだそうです。
ちなみにこのクンニ春画は会期前半(9月19日〜10月4日)しか展示されないそうなので、早めに行った方がいいかも知れません。
あと映画『北斎漫画』の樋口可南子とタコの絡みで有名な『喜能会之故真通』があって感動しました。
もちろん日本の誇るUTAMAROの作品も展示されていました。
永青文庫は細川家が所蔵する美術品を主に展示する美術館で、理事長の細川護煕があいさつしていました。
展覧会図録は4,000円と高めだけどチンとかマンの絵がカラーでたくさん載っています。 あとグッズは春画Tシャツ(春画の股間を隠すポケット付)や春画パンツなど、悪ノリ気味のものも。
記事が再録されました。 『CROSSBEAT Special Edition キース・リチャーズ』のキース・リチャーズ・インタビュー。
1998年2月13日に行った電話インタビューです。 キースはトークがうまくてサービス精神もある人でした。
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木曜日恒例のヤマハサイトコラム記事は今週はお休みです。 でもアーカイヴがたくさんあるので、ぜひ読んで下さい。
来週は載るはずです。
記事を書きました。 『ブルース&ソウル・レコーズ増刊 B・B・キング完全読本』で、B.B.のブリティッシュ・ブルースへの影響について。
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●10月16日(金)阿佐ヶ谷ロフトA『デスメタルアフリカンナイト 〜辺境メタルをウンチクで語る宴〜』開催決定!
10月16日(金)、阿佐ヶ谷ロフトA『デスメタルアフリカンナイト 〜辺境メタルをウンチクで語る宴〜』に出演します。
錚々たる顔ぶれの中でびびってしまいますが、胸を借りるつもりで、それでも臆せず行くつもりです。 皆さんもぜひ遊びにいらして下さい!
パブリブ公式サイトの告知記事も!
●RED DRAGON CARTEL @渋谷クラブクアトロ
ジェイク・E・リーのギターのかっこよさをひたすら見せるバンド。 速弾きもトリッキーなプレイもステージ・アクションもすごく絵になっていて、改めて惚れました。
去年7月に続いての来日ですが、ちょっとセットリストを変えてきました。
去年「オジーやバッドランズの曲をライヴで弾くのは、これが最後になるかも知れない」とか言いながら1年で再来日したとはいえ、いつまた長い沈黙に入るか判らない人ゆえ、明日のクアトロ公演に行ける人は行っておいた方が良いですよ。
あとは「Bark At The Moon」をもうちょっと速くしてくれれば文句なしでした。
RED DRAGON CARTELのファーストが良かったので、次のアルバムにも期待したいです。
拙ブログ経由でアマゾンでエイナス バック・ドラフト 【強力ローター内蔵 アナル ストッパー】というのを買っている人がいました。
他にもアナルナビとか鬼アナルとかぷにっとアナルとかアナルスターターキットとか、いろいろネーミングに凝るものですね。
記事を書きました。 ギターマガジン10月号でデヴィッド・ギルモアに関する記事と、くるり岸田繁インタビュー。
『RATTLE THAT LOCK』にまつわる特集です。
●カリフォルニア・ダウン
映画『カリフォルニア・ダウン』を見ました。
ザ・ロックが地震と戦う映画。
原題は『San Andreas』。 『ゲットバック=Stolen』とか『ハングリーラビット=Seeking Justice』もそうだけど、日本オンリーの英語タイトルを付けるとまぎらわしくて困ります。
●ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション
映画『ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション』を見ました。
悪の組織シンジケートが何故IMFを潰したがっていたのか、どうしても思い出せません。
●ジュラシック・ワールド
映画『ジュラシック・ワールド』を見ました。
過去作の敵恐竜が組んで凶悪新恐竜と戦うという『三大怪獣 地球最大の決戦』ジュラシック・パーク版みたいな感じで、ワクワクしました。
●テッド2
映画『テッド2』を見ました。
訴訟社会といわれるアメリカでこれだけ不適切なことをやって、ジェイ・レノとかもノリノリでやっているのが凄いです。 自分ももっと頑張らなくては、と思いました。
精子バンクでマーク・ウォルバーグが精液まみれになって「カーダシアンみたいだ!」とか、日本語ふきかえだとどうなっているのでしょうか。
ハズブロの重役が悪役ですが、最後に「マテル社の者です」と言って逃げていきます。
どの映画もとても面白かったです。 時間を見つけてもっと映画館に行ったりDVDを見ようと思います。
記事を書きました。 ヤマハサイト『ロリー・ギャラガーが率いたテイスト、集大成CDボックスと1970年ワイト島フェス映像作品がリリース』。
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到着。 まだ読んでないです。
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ひきつづき『デスメタルアフリカ』を読んでいますが、アフリカとメタルというのでふと思い出したのが筒井康隆の『アフリカの血』に蜘蛛の化身アナンシが出てきて、後にSKUNK ANANSIEがデビューしたとき「あっ!アナンシだ!」と思ったことでした。
『Beat UK』で初めてSKUNK ANANSIEを見たとき、ヴォーカルが黒人少年だと勘違いしたのが懐かしいです。
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●DRAGONFORCE / JUPITER @赤坂ブリッツ
ライナーノーツを書きました。 TASTE『WHAT’S GOING ON – LIVE AT THE ISLE OF WIGHT』。
CD4枚組ボックス『I’LL REMEMBER』も出たし(こっちは日本盤は出ないっぽい)、TASTEの秋ですね。 もちろん両作とも内容は最高すぎます。
ロリー・ギャラガーが亡くなったのがもう20年前なのに、毎年のようにこんな極上な作品が出続けているのは驚異です。
読み始めました。 ハマザキカク『デスメタルアフリカ』。
モザンビークのSCRATCHが白塗りコープスペイントなのは昔、白人が黒塗りにしたミンストレル・ショーに対するアンチテーゼか? と思ったけど、特にそういう訳でもないようです。
いろいろ扉が開かれそうな本です。
さて、THE VENTURESのボブ・スポールディングとレオン・テイラー、来年から正式バンド入りするイアン・スポールディングによる新バンドV2のデビュー・アルバム制作費をクラウドファンディングしていましたが、目標3万5千ドルのところ5,737ドル(16%)で頓挫してしまいました。
エリック・ジョンソンとエイドリアン・ブリューが弾くTHE VENTURESナンバー、正直聴きたかったです。
昨日中野サンプラザに集まったファンの世代だとクラウドファンディングというシステムが難しかったのでしょうか? 別のやり方だったらある程度の需要はあった気もします。
Pledgemusicとかkickstarterとかindiegogoとか、最近クラウドファンディングでアルバムを作るアーティストが増えてきましたが、目標達成しないとさらし者になってしまうので恐ろしいです。
『全日本女子プロレスのレジェンドが集結!ウラ話満載の『ガチンコトークバトル』DVDを作りたい!』が目標150万円のところ2万5千円、2人しかプレッジしなかったという悲惨な結果に終わっていたりして、僕だったら泣き崩れてしまいます。
あとディラン・カールソンが『WONDERS FROM THE HOUSE OF ALBION』プロジェクトをKickstarterでやって、2012年2月に目標額を達成したにも関わらず未だに作品を完成させておらず、ブーイングの嵐を浴びています。
クラウドファンディングを使って自分のキャリアを一歩前進させたジンジャー・ワイルドハートは偉いのだなあと改めて思います。
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大阪府立体育会館はちょっと前までボディメーカーコロシアムで、何だそりゃと思っていたら、今度はエディオンアリーナ大阪になったそうですね。
変な名前にしたらお金がもらえるというのが、失敬ながら「___食べたら40万円」を思い出してしまいました。
●THE VENTURES @中野サンプラザ
本気でソールドアウト。 中野サンプラザの2階席最上段まで超満員でした。
今回がオリジナル・メンバーのドン・ウィルソン・ラスト・ツアーでしたが、湿っぽくなることなく、楽しいテケテケ・ナンバーを次々と披露していました。
おそらく集まったファンの多くはドンさんのプレイを聴いて「まだやれる!」と思ったに違いありません。
アンコール前にファンがメンバー達におみやげを渡すコーナーも、いつもより長く取っていました。 とらやの羊羹や文明堂のカステラを手渡すファンも。
あとまだ米沢・仙台・京都・大阪公演が残っているので、ぜひ戦後日本の洋学史において最も重要なギタリストの1人であるドンさんの勇姿を見るラスト・チャンス、思い出に焼き付けておきましょう。
山崎によるドンさんインタビュー記事もよろしくお願いします。