あと2007年に『REVELATION』というアルバムを出していて、その中でビゼー『カルメン』の「闘牛士の歌」”Heavy Metal Mix”をやっています。
『スター・ウォーズ』プリークエル3部作には真似したくなるセリフはほとんどありませんが、唯一完コピしたくなるのが『エピソード2/クローンの攻撃』でのドゥーク伯爵の「Master Windu, you have fought galantly, worthy of a recognition in the Jedi orders」という箇所でした。recognitionのRが巻き舌になるあたりが最高にかっこいいです。『エピソード4』のターキン提督の「Evacuate? In our moment of triumph? I think you overestimate their chances」でのoverestimateのRも巻き舌で超かっこいいです。やっぱりイギリス英語>>>>>アメリカ英語です。プリークエルではテレンス・スタンプ(役名忘れた)にももっとしゃべって欲しかったです。
僕とディランの音楽との出逢いは小学校低学年、アムステルダムの学校に通っていた頃で、音楽の授業の合唱で「Blowin’ In The Wind」を歌うというものでした。なんでも音楽の教師がかつてディランのガールフレンドだったのだそうです。単にヤラレただけかも知れませんが、今から思えば同じ学校に通っていた息子の髪の毛がモジャモジャでした。まさか?
そうして暗黒星アメリカーナが肌になじんだせいか、『MODERN TIMES』(06)のディストピアン・ブルースに青く籠絡されて、2006年の年間ベスト・アルバム1位に推しました。今でもディランのアルバムでは『TIME OUT OF MIND』と『MODERN TIMES』が一番好きです。昔より最近の声質と歌い回しの方が良いです。でもまだオリジナル・アルバムで聴いていないのが何枚かあります。90年代後半の復活以降の作品では最新作『TOGETHER THROUGH TIME』(09)が僕的には一番イマイチなのですが、その理由を述べるには、もう少し自分の魂を探求しなければならないようです。
ところで今日、アンコール最後の曲は「Blowin’ In The Wind」でしたが、何十年も聴かれ続けた代表曲のひとつだというのに、あまりにメロディを崩しているので観客が一緒に歌えないというのも、さすがディランだと思いました。
あとTHIN LIZZYの「A Night In The Life Of A Blues Singer」(ギターはゲイリー・ムーア)はディランの「Ballad Of A Thin Man」(今日のライヴ本編ラストだった)のパクリっぽいので、全THIN LIZZYファンと全ゲイリー・ムーア・ファンは『HIGHWAY 61 REVISITED』を聴くように。