Yahoo!ニュースで先行公開した2013年の総括とパーソナルベスト10アルバム選ですが、こちらでも発表しておきます。
1. QUEENS OF THE STONE AGE: …LIKE CLOCKWORK
2. NINE INCH NAILS: HESITATION MARKS
3. RED FANG: WHALES AND LEECHES
9. LOCRIAN: RETURN TO ANNIHILATION
10. FIVE FINGER DEATH PUNCH: THE WRONG SIDE OF HEAVEN & THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL Vols. 1 & 2
曲単位で一番たくさん聴いたのは、QUEENS OF THE STONE AGE「Fairweather Friends」とBLACK STAR RIDERS「Bound For Glory」でした。
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よそのあちこちのウェブサイトで年間ベストを見ていたのですが、どこのサイトも似たようなアルバムを選んでいるのが少々気になりました。 もちろんDEAFHEAVENやSUBROSAのアルバムは良かったのですが、DEAFHEAVENの『SUNBATHER』を大プッシュしている人たちは、前作『ROADS TO JUDAH』の時はどこにいたのかな?…と首を傾げたくなる気も。 去年はあちこちの年間ベストでPALLBEARER『SORROW & EXTINCTION』がマンセーされましたが、それと同じで、誰かが高評価したからそれに付和雷同コピペしたような感じもします。
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ところで、CHURCH OF MISERY『THY KINGDOM SCUM』が米ローリング・ストーンの20 Best Metal Albums of 2013の13位にランクインしたのは凄いことだと思います。 ただ、ローリング・ストーン誌といえばけっこうな影響力がある筈なのですが、ベスト20入りしているバンドが全部プール付きの家に住むほどCDセールスや興行収入があるわけではないのは、マスコミ人気と一般人気の乖離、あるいは音楽市場の規模がそれほど小さくなっているということでしょうか。
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それはそうと、CHURCH OF MISERYは僕が見た数十の年間ベストで、日本人アーティストとしては最も高く評価されていた1枚でした(たまにMELT BANANAもランクインしていた)。
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昨日Terrorizer誌1月号を読んでいたらELECTRIC WIZARDが11月にニュー・アルバムのレコーディングを終えて、1月にミックスすると書いてありました。そうすると出るのは春~夏ぐらいでしょうか。 ELECTRIC WIZARDといえばRise Above Recordsとなんかモメているっぽい噂がありましたが、記事ではどのレーベルから出すとも書いてありませんでした。 噂どおりELECTRIC WIZARDとMOSSがいなくなると、Rise AboveのエースはCHURCH OF MISERYになるわけですが(UNCLE ACID & THE DEADBEATSは格下だと思います)、はたしてどうなることでしょうか。
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2014年はしょっぱなからポール・ロジャース『THE ROYAL SESSIONS』やSUNN O))) & ULVER『TERRESTRIALS』などが出ます。素晴らしい音楽とたくさん出会えそうな1年なので、楽しみです。
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2013年パーソナルベスト10映画は、1月21日発売の映画秘宝3月号で参加させていただきました。