2023-05-22

●M3GAN/ミーガン

映画『M3GAN/ミーガン』を見ました。暴走したAIの恐怖!みたいな話だけど、とてつもない怪力だったり四つん這いですごいスピードで走ったり、えらくフィジカル強者です。『プロメテウス』で“人類に叡智を与えた生命体”が何だかムキムキ筋肉質でウガーと暴れたりするのを思い出したりしました。でもそんなフィジカル強者であるがゆえに最後の方のバトルが胸熱だったりします。AIが進化してもまあこうはならんだろうなーと安心して見ることが出来て、変なロボットダンスもあって、人が死んで、楽しい1時間40分ぐらいを過ごすことが出来ます。
『2001年宇宙の旅』でHAL9000が萌えっ子ロボで四つん這いで襲ってきたらこんな感じなのかな?(まあ違う
それにしても映画本編であれだけメーガンメーガン言っているのに何で邦題あえてミーガンにしているのでしょうね。

2023-05-19

翻訳をしました。 ハリー・シャピロ著『ゲイリー・ムーア オフィシャル・バイオグラフィ』
580ページ以上ゲイリーのことばかり書いてあります。
お話をいただいたとき、誰か翻訳者さんが訳した文章に偉そうにケチだけ付けて“監修”とかクレジットしてもらえるのかと思ったらもちろん違くて、ヒーヒー泣きながら全文訳しました。“オフィシャル”なバイオグラフィですが、本人が生きていたら公にならなさそうなことにも躊躇なく踏み込んでいきます。ゲイリーが子供の頃に近所に住んでいた隣人や、歴代の奥さんにまで話を聞いていて、知らないことだらけです。彼の音楽をより深く知るためにとても役に立つはずです。
本の翻訳というのはやってみて楽しかったので、また機会があればやりたいです。お声をかけていただけたら嬉しいです。
あと、より英語が出来るようになった気がします。

ヤマハの記事『ゲイリー・ムーアのオフィシャル・バイオグラフィが刊行。もし彼が生きていたら?と妄想を巡らす』もよろしくです

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電動マッサージ機を買った。とりあえずなんか普通のやつ。前に使っていたやつより震動が小刻み。

2023-05-15

たまにあるテクノストレスの日。

「てめーのパソコンでは5月いっぱいでLINEは使えなくなるからなヨロシク」と通告されました。mid 2010製。今のパソコンは普段使っていて困らないし壊れてもいないのに、LINEが使えないという理由で買い替えるのもねえ。

さらにパソコンで銀行口座の残高照会をしようと思ったら電話番号の確認が必要で、そんなもんとっくに変わっていて、新しい番号に登録変更するにはワンタイムパスワードというのが必要で、それは銀行から郵送しなければいけないと言われた。いちおうLINEも残高照会もスマホから出来るから良いのだが。

そしてプリンタのインクが切れて、アマゾンで買おうとしたら「2コから買えます」と。2コ買うと1コはどこに置いたか忘れて結局また新品を買うはめになるんだよなあ。

あと電動マッサージ機が動かなくなって、なんだか焦げる匂いがしたので、ビビってリタイアさせた。もう15年ぐらい使ってきたししょうがないか。変なことには使っていない。

2023-05-13

●Infiniy Pool

ブランドン・クローネンバーグ監督の映画『Infinity Pool』を見ました。面白かった!
前作『ポゼッサー』と同様に偉大なる父親の芸風に抗うことなく、かといってエクスプロイトすることなく、セックス/バイオレンス/グロ/ウジュルウジュル/ドラッグ/巻き込まれて悲惨な目に遭う人、SFめいた設定などを受け継いでいます。
『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』『ビデオドローム4K版』『戦慄の絆』アマプラ版など話題の多いクローネンバーグ界隈ですが、こちらもその系譜に連なる良い作品だと思います。
ただ芸風が異なるといえば、父親の作品の主人公はどんな悲惨な最後でもある意味での(きわめてある意味での)ハッピーエンドを迎える気がするのに対し、息子の『ポゼッサー』『Infinity Pool』ではあまり嬉しくなさそうだということです。
あと父親の映画の主人公はピリピリ神経質そうな人(クローネンバーグ自身と重なる)がけっこう多いけど、息子の作品はそうでもないとか。

2023-05-12

●戦慄の絆

アマゾンプライム版『戦慄の絆』を見ました。
デヴィッド・クローネンバーグ監督の『戦慄の絆』はエンタテインメント&グロ&アートの理想的な三角形を成す名作なので、それを超えるとか超えないとかの目線はなかったのですが、別物として面白かったです。
主人公の双子をジェレミー・アイアンズ(♂)からレイチェル・ワイズ(♀)に置き換えているのも、両作がまったくの別物なんだよというスイッチを押してくれます。
クローネンバーグ版は変な手術道具とか、奇怪な中にも男の子らしいイノセンスを感じさせるのですが、アマプラ版は性別を入れ替えたことで、男の子が、いや少なくとも自分が恐怖をおぼえる女性の“生”の部分が増幅されています。妊娠や出産というものを出来る女性には敬意と、畏怖すら感じる一方で、自分がすることを想像したら怖くてたまりません。あと股間から血が出てくるとか、相手に逃げ道を与えないディスり女、承認欲求丸出しのアート女とかも出てきて嫌です(男でも嫌だけど)。
ハイソな人たちがコンブチャシャンパンを飲んでいるとか趣味でトレパネーションをしているとかも程良く嫌です。
ストーリーの7割ぐらいは食事会でファッキンファッキン言っていたけど、飽きることはなかったです。
音楽はEURYTHMICS、SOFT CELL、JOY DIVISIONなどが使われていました。
ただTHE DOORS「The End」は陳腐に聞こえたし、最後のもしかして…の匂わせオチも蛇足だったように思います。
1時間番組全6回と比較的短めなので、あまり時間をかけないのは良いです。『戦慄の絆』シーズン9とかあったらかなり嫌です。それはそれで見てみたいか。
なお戯作クレジットは“バリ・ウッド&ジャック・ギースランドの小説を原作としたデヴィッド・クローネンバーグ監督の映画が原作”となっていました。
そういえば原作小説は読んでいないので、これを機会に読んでみたいです。

2023-05-11

記事を書きました。 ヤマハWeb音遊人コラム『ゲイリー・ムーアのオフィシャル・バイオグラフィが刊行。もし彼が生きていたら?と妄想を巡らす』

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映画『5-25-77』を見ました。『スター・ウォーズ』ヲタネタ&青春物なんだけど音楽が絶妙でリンゴ・スター、レオン・ラッセル、アル・スチュワート、SUPERTRAMP、FOCUS、10cc、ARGENT、大量のALAN PARSONS PROJECT、さらにQUEENも「Long Away」というチョイス。

2023-05-09

ライナーノーツを書きました。 CATTLE DECAPITATION『TERRASITE』

ライナーノーツを書きました。 THE FLOW『THE FLOW’S GREATEST HITS』

ライナーノーツを書きました。 SUBLIME『$5.00 AT THE DOOR: LIVE AT TRESSEL TAVERN, 1994』