●異端の鳥【ネタバレのような】
映画『異端の鳥』を見ました。本当は今日見たのではないけど。
予備知識なしで見て、真面目な映画なのかと思っていたらホロコースト・エクスプロイテーション(原作者が作ったネタ)&東欧映画エクスプロイテーション(白黒でなんだか長い)の合わせ技で、ショック&バイオレンスシーン満載でした。ウド・キアーも出てくるので、“こっち”サイドの映画であることは間違いありません。
軽くショック&バイオレンスシーンをリストアップしておきます:
– 預けられている家の婆さんが死亡!家が燃える!
– 祈祷師ババアに買われる!
– 祈祷師ババアが立ちション!
– 死にかけの病人の耳にイタリアの耳クソ取りOTOSANを入れる!
– 相手を罵るとき「犬の血め!」と言う!
– 両目の眼球をほじくる!
– 女のアソコに瓶を突っ込む!
– ユダヤ人移送列車から脱出!射殺の嵐!
– ショタペドに犯される!
– ショタペドをネズミの大群がいる穴に突き落とす!
– ヤリマンパツキンとセックス!
– ヤリマンパツキンの寝ているところにヤギの首を投げ込む!
– 爺さんを殴って逃亡!
– ソ連兵が村を襲撃して馬に乗りながら女とセックスする『俺の空』の武尊みたいなやつ!
– 逆さ吊り!
– 豚鼻の物売り射殺!
他にもあったかも。あ、ポスターのシーンも“首から下を埋められてカラスの大群に襲われる!”か。169分があっという間です。
なお作中の言語はポーランド語でもチェコ語でもないインタースラヴィック語(スラヴ系エスペラントみたいなのらしい)で、“良い”のことを“ドブレ”と言っていました。ポーランド語とチェコ語では“ドブリ”です。
でもチェコ語で“ドブロ・クーチ”(ボナペティのこと)とも言ったりするので語尾がいろいろ変化するのかな?よく判らないです。てきとうですみません。
【追記】ドブロ・ギターのドブロは創始者がドピエラ兄弟というのでドbroなのと、スロヴァキア系なので“良いギター”という意味らしいですよ。