●HAWKWIND @下北沢ガーデン
初日。
遂に初来日が実現!
事前に海外のセットリストを見てはいたものの、本当に「Silver Machine」も「Master Of The Universe」も「Brainstorm」もやらないとは。 でも全編素晴らしいライヴだったし、「Born To Go」とか本編ラスト「Hassan I Sahba」とかアンコール「Spirit Of The Age」はすごく盛り上がりました。 明日も同じ下北沢ガーデンで公演があるので、人生に後悔を残したくない皆さんはぜひ。
もちろん今回のツボはデイヴ・ブロック率いる正統HAWKWINDの初来日ということで、長い間バンドにいるティム・ブレイクとリチャード・チャドウィックもいる訳ですが、フロントマン的な扱いはヴォーカル&ベースのMr. ディブスで、ポール・ディアノとリック・ニールセンが合体したみたいな存在感を放っていました。前半はギター、後半は4弦ベースで、ナイアル・ホーンとのツイン・ベース編成でした。 ティム・ブレイクもテルミンとショルダーキーボードで活躍。 あと曲によってフレッドさんが出てきました。
ところで最近注目のHAWKWINDタイトルのリリースが相次いでいます。 初期United Artists時代の音源を致死量まで詰め込んでこのお値段の廉価CD11枚組『THIS IS YOUR CAPTAIN SPEAKING… YOUR CAPTAIN IS DEAD / THE ALBUMS & SINGLES 1970 – 1974』、2014年の最新ライヴCD+DVD『SPACE RITUAL LIVE』、たぶん今まで出回っていなかった音源の筈の(ちょっと自信がない)発掘ライヴ『CODED LANGUAGES – LIVE AT HAMMERSMITH ODEON NOVEMBER 1982』と、いずれも押さえておきたいところです。 全部いっぺんに聴いたらオーヴァードーズします。