BURNING WITCH『BOX SET』は今年2月に出たLP4枚組+DVDのボックス・セットを遂に入手しました。
LP4枚組の中身は『CRIPPLED LUCIFER』日本盤CD3枚組で全部聴けるし、『TOWERS』『RIFT CANYON DREAMS』はオリジナル盤LPを持っているし、お金がないし、他に欲しいものはいっぱいあるし、これはパスしようかなーと思っていたのですが、やっぱり欲しいし、在庫があるみたいだったので、遅ればせながら押さえました。箱も重いけど、中身も重いです。レコードに針を下ろすと地獄が噴き出します。お金は払ってしまえば最初からなかったのと同じなので、後悔はなしです。強いて言えばプリオーダーオンリーのTシャツが付いてこないのが残念といえば残念ですが、Tシャツはあまりコレクト対象にしていないし、入手するのが後手に回ったので仕方ないです。
LPは180g重量盤で、オリジナル盤LPよりもズッシリして嬉しいです。音質はまだ較べていないですが、こういう”殺し”のある音楽っていいですね。
このボックスにしか入っていないDVDには1996年5月シアトルPioneer Theaterでの初ライヴ(28分、カメラ撮り)と、1997年2月6日『29 Live』というテレビ番組のライヴ映像(25分、プロショット)が収録されています。この映像はtorrentとかに上がっているのを見たことがなかったし、かなり貴重です。
そういえば1996年デモは『CRIPPLED LUCIFER』日本盤3CDにしか入っていないのですね。このボックスには収録されていません。
大枚はたいて買う価値があるか否かは異論があるでしょうが、BURNING WITCHのボックスを買うということ自体が既に自傷行為の領域に入っているので、とにかく押さえてみるのも人生です。さすがに手が出ないという人は、『CRIPPLED LUCIFER』日本盤CD3枚組を押さえておきましょう。そして死にましょう。