Blues & Soul Records No.112

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ブルース&ソウル・レコーズ第112号がライヴ盤特集です。とても面白くてためになります。いろんなライヴ盤がすごく魅力的に書かれていて、あれも欲しいこれも欲しいと毒です。毎号付いているCDも今回はいろんなアーティストのライヴで、有名曲が多くて取っつきやすいです。僕は恥ずかしながらヒップ・ランクシャンの音は初めて聴きました。 僕は特集と関係なくひっそりとレス・デューデックのインタビュー記事後編とブルース・ロックのコラム記事を書かせていただいています。

そういえばちょっと昔に一度だけブルース&ソウル・レコーズ新年会というのに顔を出させていただいたことがあったのですが、執筆者陣が医者さんとか企業重役さんとか、社会的ステータスのある紳士淑女が多かったような気がしました。レコード/CDやライヴにも金がかかるので、元手がないとライターも大変ですしね。専業貧乏ライターには限界があります(落涙) どこかのネット記事で、”ユニクロで出世したかったらまず他社に入って、MBAとか取って中途でユニクロに入社するべし”(大意)と書いてありましたが、音楽ライターになるにも、まず医者とか企業重役とか、たくさんレコードとかCDを買える身分になって、その合間に音楽ライターをやるのがベストかも知れません。 これからは固定料金でストリーミング聴き放題という時代が来るとかいうので、もうレコードとかCDを買わなくてよくなる可能性もありますが。

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到着。QUEENS OF THE STONE AGE『…LIKE CLOCKWORK』アナログ盤。180グラム重要盤2枚組で、Bonefaceデザインの20ページ歌詞ブックレット付き。 全米ナンバー1を獲得した本作ですが、発売週に売れた91,000枚中12,000枚がLPだったそうです。

ところで日本盤CDは山崎がライナーノーツを書かせていただいきました。買って読んでいただけると嬉しいです。

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到着。MOSS『HORRIBLE NIGHT』アナログ盤。ダイハード・クリアー重量盤2枚組LP。ずいぶん前に注文したのに、いつになっても届かないので、やっぱりRise Aboveクオリティだなと思ってそろそろ文句を言おうとしていたところでしたが、消印が5月21日だったので、1ヶ月かかって到着したことになります。よって悪いのはRise Aboveではないわけですが、なんだか釈然としないモヤモヤが残ります。 「俺たちはドローン・バンドなんかじゃねえ」と”普通のドゥーム・メタル”に接近した作品ですが、それはそれでアリで、とても良いアルバムなので、CDでも良いのでぜひ聴きましょう。

Rise Aboveのダイハード商法は先日CHURCH OF MISERY『THY KINGDOM SCUM』クリアー盤も注文しましたが、そろそろ買うのは止めようと思います。ボーナス・トラックがナシで、パッチとか紙っぺら1枚が入って送料込みで7,000円とか、よっぽど好きなアルバムでないと出せないです。本当はPURSONとかHIDDEN MASTERSのダイハード盤を今のうちから押さえておけば、後々コレクタブルになるのでしょうが、そんなお金はないので、通常盤CDを買って、もっといろんな音楽にお金を遣いたいです。 実際には、いろんな音楽を買って、それに加えてダイハード盤とかも買っているために、現在の経済的困窮があるわけですが。

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インタビューの質問をプリントアウトしようとしたら、パソコン→プリンタの無線が繋がらん。ギャー。まあ何とかなりました。AOSSボタンを長押ししたらオッケー!(何のことだかよく判らない

BLACK GANION @新大久保アースダム

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『SECOND』レコ発ワンマン・ライヴ。超濃密ヘヴィ・サウンドが1時間半近く炸裂するステージで心臓を握り潰されました。ただでさえ高密度すぎる演奏ではありますが、音楽性の振り幅が大きなバンドなので、出来るだけ長時間ライヴで見たいです。

6月22日名古屋クラブクアトロと今日のライヴでは『SECOND』の会場限定黒箱ヴァージョンというのが販売されて、いたので問答無用で購入。限定200枚で、僕のは#018でした。

BLACK GANIONの次回の東京ライヴは9月15日(日)新大久保アースダムだそうで、GRIDLINK / MELT BANANA / BLACK GANION / ENDONという、苛酷なラインアップ。会社勤めの人は次の日が敬老の日の振替休日だからいいけど、月曜日が仕事の人は翌日支障をきたしそうです。下手すると怪我をしている可能性すらあります。

で、GRIDLINKで思い出したのですが、貞本義行の漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』が最終回を迎えたというので読んでみたら、なんかシンジが高校進学して終わりというものでした。前の回を読んでいないので、どういう流れでこういう展開になったのか判りません。おめでとう!パチパチパチという終わり方ではありませんでした。

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電車の中で『GスピリッツVol.28』。ダイナマイトキッド特集! 密度が濃いです。

DICKIE BETTS & GREAT SOUTHERN @ビルボードライブ東京

2ndショー。ヘルイェーな南部節全開のライヴでしたが、演奏力がとても高く、トリプルギター&ツインドラムス編成で、プログレッシヴにすら聞こえるときも。 もちろん「Ramblin Man」とか「Statesboro Blues」とかもバッチリ演るので、30日(日)の公演に行こうか悩んでいる人は行ったほうがいいですよ。

BLACK GANION: SECOND

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BLACK GANIONの新作『SECOND』が素晴らしいです。グラインドもハードコアもメタルもスラッジもドゥームも呑み込んで磨り潰すスーパーメタモルフォシスグラインダー・サウンドが凄まじく、聴いていて身の危険をおぼえます。

アルバムが最高なのに加えて、同梱のDVDやポスターなどヴィジュアル面からもバンドの世界観を表現しており、特殊パッケージも手にとって嬉しいです。”2″がおなじみのあのフォントです。

2013年、最も注目するべきアルバムのひとつだと思います。

山崎もCD添付のライナーノーツというか紹介文を書かせていただいて、とても光栄です。

で、明日6月29日(土)に新大久保アースダムで新作リリース記念ワンマン・ライヴをやるそうです。これは行かねばなりますまい。

BLACK GANION’s 2nd Album “SECOND” Release Party.

日付  2013年06月29日

場所  東京 新大久保EARTHDOM

開場  19:00

開演  20:00

チケット 前売り:2,000円/当日:2,500円

ドリンク代 0円

*6/22, 6/29のライブ会場でのみ、スペシャル仕様のアルバムを販売します。(限定200枚)

ベースの宇野さんへのCDジャーナルインタビューも面白かったです。

2013-06-23

MILLARCAのドラマー、岡本真さんが亡くなったそうです。

1998年に発表された4-wayスプリットCD『DOOMSDAY RECITATION』はCHURCH OF MISERY / ETERNAL ELYSIUM / MILLARCA / BERENICEが参加、日本におけるドゥーム・ロック・エイジの幕開けを宣言する作品でした。それぞれ個性が際立った4バンドの中で、MILLARCAはエピック・ドゥーム3曲を提供していました。 その後、彼らはCHURCH OF MISERYとのスプリット・ライヴ・カセットを発表しますが、徐々に名前を聞く機会が減ってしまい、岡本さんの行方は判らなくなっていました。でもMILLARCAの音楽は忘れられることがなく、海外のミュージシャンからも「Shinはどうしてる?」と訊かれたりしました。そして数年前、突然mixiで発見され、僕もマイミクになって約10年ぶり?ぐらいに何度かメールをやりとりしました。あまりドゥームな感じはなく、気のいい関西の兄ちゃんっぽかったです。 国際的なお仕事と、奥様とお子様に恵まれてご多忙な日々、バンド活動からは一歩退いていたものの、決して”元”MILLARCAと呼ばれることをよしとせず、「一休み中」であると強調されていました。これからもずっと、岡本さんはMILLARCAのドラマーです。

【拡散希望】

現在、MILLARCA時代の岡本さんを知る方々が、彼の演奏する写真や映像を探し集めています。

もしライヴ写真やビデオをお持ちの方がいらっしゃったら、名乗り出ていただけませんでしょうか。よろしくお願いします!

2013-06-22

Nさんが結婚することになったのですが、ナレソメがなんと、mixi日記でMAGMAのライヴレポートを書いたらそれに食いついてきた女性と結ばれたという。僕もこれから頑張ってライヴ日記を書きます!

Nさんはオナニシ君という異名で知られていましたが、結婚してナカダシ君になったわけで、これはめでたい。お幸せに!

VAN HALEN @東京ドーム

良かったです!やって欲しい曲はだいたいやってくれたし、大満足(強いて言えば「Atomic Punk」をやって欲しかったかも)。これから大阪公演2回がありますが、迷っている人はぜひ行くべきです。終演後、笑みしか出ません。

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エディ・ヴァン・ヘイレンが表紙の雑誌。

ギターマガジン6月号は速弾き大特集で、”ロックの速弾きギターの歴史”記事を書きました。ギタマガ編集部の人はたぶん毎日速弾きのことを考えながら暮らしていると思うので、そんな中に混じって速弾きの歴史について書くのはちょっとビビりましたが、そのまま載せてもらえたので、それほど的外れなことは書いていないのだと考えています。

プレイヤー7月号ではスティーヴ・モーズとリッチー・コッツェンへのインタビュー記事を書きました。

2013-06-20

記事を書きました! ヤマハサイト:2013年6月、ディッキー・ベッツが来日。オールマン・ブラザーズの名曲を全開、偉大なるサザン・ロックの来襲に備えよ  ヘルイェー

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ウエンツ瑛士主演映画『タイガーマスク』。えっ ルリ子先生は夏菜。えっ

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アマゾンで 巨峰のふるさと牧丘ジャンボ鶴田園の絶品ブドウ!食べ比べ おまかせ5kgセット 限定10ケース!ネット初登場!  だそうです。  お兄様がジャンボよりでかいというのは本当でしょうか。

スター・トレック イントゥ・ダークネス

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』を見ました。IMAX 3D。感想は後ほど。

ちゃんと仕事で原稿に書くのです。で、6月は今日までしか試写会がないのです。だから今日見なければならないのです。