2016-01-03

●サイボーグ009 vs デビルマン

映画というかOVA3部作『サイボーグ009 vsデビルマン』を見ました。
『サイボーグ009』がミュートス・サイボーグ編の後、『デビルマン』がジンメン編の後という設定。

近年では永井豪が自ら『デビルマンvsマジンガーZ』『魔王ダンテvsゲッターロボG』『キューティーハニーvsデビルマンレディー』などセルフコラボ作品を連発。 さらには手塚治虫作品との越境コラボ『どろろとえん魔くん』もありました。
どれもライトテイストで適度にお下劣な作品で、軽いノリで楽しめました。
一番面白かったのは岡野剛が描いた『マジンガーZ対けっこう仮面』だった気もしますが。

『サイボーグ009 vsデビルマン』でもフランソワーズとか美樹ちゃんのエッチなお色気シーンを見れるのかと期待していたのですが、別に豪ちゃん先生が絡んでいるわけでもないのでそんなものは皆無で、ちょっと肩すかしでした。
オリジナルへの敬意が感じられたけど、そのぶん逸脱がなくて、怒りもしないけど笑えもしなかったです。
ただ、飛鳥了が薄目を開けた変な眠い人なのは独自解釈でちょっと面白かったです。
この作品を見るだけでは何者なのかまったく不明で、さらに最後にサイコジェニーに唐突にお迎えに来られます。
まあこの映画を見る人は当然全員『デビルマン』を読んでいるんだろうけど。

逸脱という意味では『RE: CYBORG』のリアル路線の方が目新しかったかも知れません。
ただし『サイボーグ009 vsデビルマン』でも008ピュンマは唇が厚くないです。

とりあえず面白くなくはないです。

投稿者:

yamazaki666

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