DOOMSDAY
クリストファー・リーヴ死去。
エロール・フリンふたたび
あまり家の台所事情をあからさまにするのは按配が良くないと思うのですが、先月スペインに行ったときのクレジットカードの払いで困窮のどん底なのでした。
でまあ連休ではありますが、家でDVDでも見ていようと。
そして買ったまま放置してあった『ロビン・フッドの冒険』(1938)を見たわけです。
素晴らしいッ!!
ガキの頃から何度となく見てきた映画ですが、やはり傑作中の傑作です。
あまりに快男児に描かれているため、ピンチになったりすることもなく、そういう意味でスリルはないのですが、とにかくカッコ良すぎ。
『海賊ブラッド』も『シー・ホーク』も大好きだけど、やはりこれがエロール・フリン最高傑作です!
大人になったらエロール・フリンになりたい!という思いを新たにしました。
最後の剣戟、特にロビン・フッドと悪代官がチャンバラする光景がシルエットに映るシーンは鳥肌が立ちっぱなしです。
映画本編も最高に凄いのですが、さらにこのDVDで凄いのはボーナス・ディスク。
ボツシーン、撮影時のフッテージに加え、ルーニー・テューンズ『Rabbitt Hood』『Robin Hood Daffy』、1938年に作られたいろんなワーナー系映画のNGシーン集。
特にテクニカラーの歴史をたどった1時間のドキュメンタリー『Glorious Technicolor』が最高!
『百萬弗の人魚』のダンス・シーンはストーナーもサイケも超えた発狂もので、金がないにも拘わらず、『ザッツ・エンタテインメント』DVD BOXは絶対に買う!と心に決めました。
この『ロビン・フッドの冒険』、12月には廉価盤が出ますが、ぜひ皆様にはボーナス・ディスク付きの2枚組で押さえて欲しいです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000DJWMP/stonersunshin-22
ロジャー・ムーアその5
『ゴールド』Gold (1974)は当時ブームとなっていたパニック映画ブームの流れで日本公開されたそうですが、南アフリカの金鉱で鉄砲水が噴き出すという以外、あまりパニックしてません。
株とか出世がどうとかいう、難しい話がメインです。
レイ・ミランドがフィーチュアされたDVDジャケットからも、華のなさが漂ってきます。
ムーアは金鉱採掘会社のジェネラル・マネージャーで、同僚だか上司だかの嫁さんとデキています。
アクションやバトルは少なく、出世したり、暖炉の前でよその嫁さんとセックルしたり、混浴したり、一緒に土人ダンスを鑑賞しています。
しかし、その嫁さん役がスーパーマンの母ちゃんことスザンナ・ヨークなので、あまり嬉しくもありません。
でも最後、自ら決壊した金鉱に赴いていくあたりは、さすが口ジャー・ムーア!です。
手が挟まってギャー!と叫ぶあたりはちょっと可哀想です。
これもウィルバー・スミス原作ですね。
この他、口ジャー・ムーア冒険映画はいろいろありますが、またの機会に。
ところでムーアといえば007以前にTVシリーズ『天国野郎セイント』でブレイクしているわけですが、現在完全版がDVD化されているのはフランスのみ。
(イギリスではシーズン1が出ているので、いずれ全部出るはず)
一度はamazon.frで注文したのですが、スペインに行って困窮のどん底なので、キャンセルしてしまいました。
今度まとまった金が入ったら購入するつもりです。
ロジャー・ムーアその4
『北海ハイジャック』North Sea Hijack(1980)でのムーアはヒゲ顔、女嫌い、猫が大好き。
ジェームズ・ボンドとは一番距離がありそうですが、沈着冷静な海洋テロ対策スペシャリストという、かなり007が入ったキャラを演じています。
アンソニー・パーキンス演じるテ口リストが北海の油井を乗っ取って、膨大な身代金を要求。油井が爆破されたら、イギリス経済への大損失と人命の損失がある。イギリスの女首相は悩んだあげく、民間スペシャリストのフォルクス(ムーア)を雇うことにした、という内容です。
ムーアとパーキンスの知能戦が手に汗握る作品で、今回観た5作の中ではベストかも知れません。
フォルクスFFOLKESのFFOを鏡に映すと077になるわけで、タイトルも007へのオマージュなんだとか。
ロジャー・ムーアその3
『口ジャー・ムーア/冒険野郎』Shout At The Devil(1976)は第ー次世界大戦直前、アフリカでの話。
ムーアがイギリス人冒険家、リー・マーヴィンがアメリカ人密猟者がドイツ軍を敵に回して大冒険、軍艦を破壊せよ!というものです。
マーヴィンの娘とムーアの間に出来た赤ちゃんがドイツ軍の手先のアフリカ黒人に殺されるなどのシリアスな展開もありますが、基本的にムーアとマーヴィンの漢っぷりと拳の応酬を楽しむ作品です。
『007は二度死ぬ』のショーン・コネリー日本人コスブレを思わせる、ムーアの黒人コスブレも一見の価値あり。
原作はウィルバー・スミスです。
かつてウィルバー・スミスやアリステア・マクリーン、デズモンド・バグレイの冒険小説はかなりの人気があった筈ですが、最近はどうなのでしょうか。
レン・デイトンは『ボーン・アイデンティティー』が比較的最近映画化されましたが、あれも昔の小説だし。
ロジャー・ムーアその2
『ワイルド・ギース』(1978)はリチャード・バートン率いるプロフェッショナル傭兵軍団がアフリカ某国で幽閉されている元・元首を救出する戦場アクションです。
男にゃめっぽう強いが女にゃめっぽう弱い飛行機操縦のプロフェッショナル、ムーア。『オルカ』とか『ジャガ一ノート』とか『ハリー・ポッター~』など、ラフでタフなアイルランド人を演じさせたらピカイチのリチャード・ハリス。今いち影が薄いハーディ・クルーガーを筆頭に、私設軍隊が情け容赦なく黒人を殺しまくります。
で、手に手に銃や蛮刀を持った黒人軍隊に追われ、脚に怪我を負ったハリスの眉間をバートンが一撃!
「あの黒人どもに捕まったら肉片にされてしまう。その前に殺した方が奴のためだ」。
全体的にそんなドライな空気が流れており、あんまり力タルシスはありません。
この映画を作った会社が速攻で潰れ、リチャード・バートンが死んでしまったため、『ワイルド・ギース2』はまったく違った映画になりました。ムーアも出ていません。
ロジャー・ムーアその1
口ジャー・ムーアといえば三代目007として有名ですが、それと同時期に数々のアクション映画に出演していたことでも知られていますね。
でも、その多くは日本では忘れ去られ、DVD化すらされていないものも少なくない状況。
そんな口ジャー・ムーア裏番組映画をイギリス盤DVDで5作入手したので、感想などを簡単に記しておきます。
どの作品も以前映画館あるいはテレビの洋画劇場で観たものばかりですが、記憶がダンゴになっていたので、これを機会にメモしておかねばと考えた次第です。
『オフサイド7』Escape To Athena(1979)は第ニ次世界大戦中のギリシャを舞台に、多国籍レジス夕ンスがナチのミサイル基地をぶっ壊す話です。
ムーア、テリ一・サヴァラス、デヴィッド・ニーヴン、リチャード・ラウンドトゥリー、エリオット・グ一ルド、サニー・ボノ、ステファニー・パワーズ、クラウディア・力ルディナーレと芸達者な面々が繰り広げる大冒険!
8人いるのに邦題が『オフサイド7』なのは事情がよく判りませんが(パンフとかで説明してるのかも)、
事実上の主人公は刑事コジャックことサヴァラス。現地の女たちをナチ相手の売笑婦にして情報収集にいそしみ、敵の基地に潜入して大暴れ。
最後にはギリシャ・ダンスも披露してくれます。
で、ムーアは男にゃめっぽう強いが女にゃめっぽう弱いナチ将校ですが、あっさり金銀財宝目当てにレジス夕ンス側に寝返ります。
はっきり言って賣国奴ですが、「オレはオーストリア人だからドイツはどうでもいいんだよ!」の一言で済ませてしまいます。
それにしてもムーアのドイツ訛りはヘタクソ。
けっこうライトタッチのアクション物なので、軽い気分で見ることが出来ます。
監督は後に『ランボー怒りの脱出』とか『コプラ』とかのスタローン物で成功するジョージ・P・コスマトス。
ナチ秘密基地の兵士がショッカ一の戦闘員みたいですが、史実でもあんなだったのでしょうか。
ペーパーバック・ライター
もう10年前ぐらいでしょうか、少女小説を書こうと思いたったのは。
氷室冴子に年間1万通、女子高生からファンレターが来ると知って、俺も書くしかない!といろいろアイディアを練り始めたのですが、
「バスケ部のちょっと不良が入った先輩が実はモサドだった」
とか
「バスケ部のちょっと不良が入った先輩が実は宇宙人だった」
とかで、タイトルも
『有刺鉄線電流爆破ちんこ』
とかしか浮かばなかったので、頓挫していました。
しかし、モグワイのライヴを見ているとき、突然天啓があったのです。
「OLを主人公にした恋愛小説を書くのだ」、と。
さっそくストーリーを練ってみました。
主人公は30代にリーチがかかった独身OL。
派遣社員で彼氏ナシ、週末は友達と飲みにいったり、年1~2回は海外旅行に行ったりして、それなりに充実した毎日を送っている。
でも、そろそろ変化が欲しい今日この頃…。
そんなある日、職場にM.B.A.留学していた男性社員がやってきた。
ものの考え方が妙にアメリカナイズされていたりして、小さな衝突もあったりするが、彼女は徐々に彼に惹かれていく。
だが、彼にはちょっとした秘密があった。
…そう、彼は実はモサドの一員だったのだ!
読書の秋
”日本SFの父”海野十三の『赤外線男 他6編』を読みました。
昭和2年から8年までに書かれた初期短編集で、名探偵・帆村荘六*1が登場。
21世紀に読むとややアレな箇所もある空想科学探偵小説集ですが、中でも出色なのが「盗まれた脳髄」。
悪の科学者が他人の脳内の知識を盗んでしまう機械を発明し、よその科学者たちの知識を盗みまくります。
で、盗んだ知識をストレージしておく媒体が必要であると。
日本人だと脳に知識が詰まりすぎているのでストレージ出来ないけれど、頭がからっぽのアフリカ黒人なら空きがたくさんある。
それで悪の科学者の邸宅ではアフリカ黒人が数多く雇われている…というストーリーでした。
その黒人に話しかると、
「アナタ、タレ、アリマシュカ」
「ヨージ、ナニ、アリマシュカ」
とか答えます。
しかも最後に爆発して、「あとには一片の肉塊も残らなかった」。
*1:言うまでもないけどシャーロック・ホームズをもじった名前
エリザベス・ハーレイの乳
とまあ、ゲイリ一・ムーアのファンのはしくれとして、義務感から『侵入者2/Mad Dogs And Englishmen』を見たわけですよ。
エンディングテーマに「ニード・ユア・ラヴ・ソー・バッド」が使われていて、シングルにも夕イアップの旨が書かれてあったので、一応チェックしようと思ったのです。
『~2』となっていますが、C.トーマス・ハウエル主演ということ以外『侵入者』とは全然関係ありません。
なお『侵入者3』というのもあるけど、それもハウエル主演という以外関係ないらしいです。もちろん見てない。
ヒゲづらのハウエルがエリザベス・ハーレイと出逢ってセックルするが、ドラッグ取引のトラブルに巻き込まれて…というサスペンス風の話です。
つまらなくもないけど面白くもない、微妙な映画でした。
最初だけ1980年が舞台で、DJがポリスがどうのモーターヘッドがどうのサクソンがどうのイアン・ギランがどうのと語り、シャム69の「ハーシャム・ボーイズ」をかけるので期待するけど、すぐに舞台は現代に飛びます。
で、「ニード・ユア・ラヴ・ソー・バッド」は劇中ちょびっととエンディング。
あとジ・オールマイティの「クルシファイ」が使われるけど、あくまで一瞬でした。
まあ最初の20分ぐらいでリズ・ハーレイの乳を見たらそれで十分だと思います。
後半レイプシーンらしきものがあるけど、そちらは何も見えません。
ファントマ
今日からNHΚ-BSで『ファントマ』シリーズをやるので、全エピソード録画しようと予約しときました。
さすがに1913年のサイレント映画だし、第一作『ファントマ』を見ながら「まあ録っておいても見ねえだろうなー」と考えていたのですが、番組変更のせいで、第二作目の『ファントマ対ジューヴ警部』の途中で録画が切れてました。
なんか出鼻をくじかれた気がしてムッとしたので、フランス盤DVDを買ってやる!と決意しました。
こうしてまたクレジッ卜カード請求が重くのしかかるのでした。
スペインその9
帰国。
飛行機内で見た映画(行き&帰り):
- パニッシャー
パチモンのメタル黒Tシャツを着たおっさんがトラボルタを引き回しにするアメコミ映画。
ドルフ・ラングレン版よりもさらに大味で、”VFXの少ない『スポーン』”といった感じでした。
しましまTシャツを着た怪力男とか、いんちきマリアッチ風のヒットマンたちも大味で困りました。
でも途中でウンコしに行ったり寝たりしてもストーリーをフォロー出来る作りは、往年のドライブインムービーの伝統を継承していると言えるかも知れません。
あとドラウニング・プールによるエンディング曲がかっこ良かったです。
- 50ファースト・デート
アダム・サンドラーといえば”いい大人なのに頭の中は小学生以下”というキャラを演じさせたら世界一。
『ビッグ・ダディ』はそんなガキ以下の彼が保護者になるという逆転の発想から作られた映画でした。たぶん。
で、『50ファースト・デート』もまた彼が健忘 症のギャルを守るという、大人の役柄。
今回も幼児ギャグは冴えてるし、脇役のキャラも立ちまくりで笑えますが、なんだかサンドラーが大人になって遠くに行ってしまったような一抹の寂しさも感じました。
といっても、向こうは幼児キャラを演じながらも億万長者で、ドリュー・バリモアと濡れ場を演じられるので、最初っから遠くの存在なのですが。
- デイ・アフター・トゥモロー
飛行機の小さなスクリーンでは全然面白くない映画でした。
でも大津波とか竜巻とかがカッコイイので、劇場の大スクリーンでは迫力があると思います。
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリーが家を出ます。
全寮制の学校なので、本編中それが問題となることはありませんが、学期末になって、彼には帰る家がないという事実が表面化します。
ハリーは冤罪囚だった男に一緒に暮らそうと提案しますが、あっさり「やだ」と断られます。
そうして彼がホームレスになることを予感させて映画は終わります。
事実ハリーのファッションは、ロンドンの路上で『ビッグ・イシュー』を売ってるようなイギリス人みたいです。
ハリーの父親は偉い魔法使いだったそうですが、その期待に応えることのできないハリーは寮で悪い仲間たちと”ライオンになる薬””機関 車になる薬”などに耽溺していきます。
そろそろ胸もふくらんできた女キャラも、これまで存在感の薄かったジャブローニに奪われそうです。
次エピソードでは、ハリーのホームレスへの転落が描かれる筈です。
でもまあつまらない映画ではなく、狼男VS人 狼のバトルも見れて良かったです。
スペインその8
バルセロナから出発
スペインその7
フィゲラスのTeatro Museo Salvador DaliとポルトリガートのCasa Salvador Daliを見に行きました。
もう聖地ですよ聖地。
いつの日かフロリダ州セント・ピーターズバーグのダリ美術館にも行こうと決心しました。
スペインその6
バルセロナのレコード屋事情。
10軒ぐらい(たぶん)のレコード屋がCarrer Tallers通りに集まっているので、一気にレコード狩りに勤しむことが出来ます。
カタルニア広場からLas Ramblasに向かって右一本目の通りなので、交通の便も良し。
- DISCOS CASTELLO
チェーン店が3軒ぐらい同じ通りにあります。
中でもOVERSTOCKS店はバルセロナのヘヴィ・メタル界の総本山。
アイアン・メイデン、ブラインド・ガーディアン、ハマーフォール、ラプソディーなどのTシャツを着たキッズが集まっていました。
- REVOLVER RECORDS
新品・中古ともにバルセロナ最大の在庫数を誇るらしい店。
急いでいたのであんまり真剣に見てません。
ウェブサイトはたぶんなし。
- DAILY RECORDS
パンク/ガレージ/R&R専門店。
こだわりの品揃えが嬉しくて、THE FELCHERS、BONZOS、THE SAFETY PINS vs NUEVO CATECISMO CATOLICOのCD、SUPER CAMORRISTASの7″、THE RIPPERSの別ユニットPUDOR CRONICAの7″(”I Wanna Be Your Dog”をカタロニア語でやってる)、ハイヴズの海賊7″などを押さえました。
よくよく考えれば新宿バーンホームズとかでも買えそうなブツが多かった気もしますが、まあ勢いということで。
- なおバルセロナのライヴ情報はこのサイトでも確認できます。
スペインその5
グラナダ→バルセロナ
残念ながら白いゴリラは昨年12月に死んじゃったので、見れませんでした。
スペインその4
グラナダ
スペインその3
マドリッド→グラナダ
スペインその2
マドリッド。
スペイン版『KERRANG!』誌ですよ。
信じ難いことに、2004年8月発売の最新号です。
旧ロゴで、表紙がDORO姐。
中身もディープ・パープル、ステイタス・クオー、ジョー・サトリアーニ、ジューダス・プリーストなど。
粘着度こそ低めですが、日本以上に脳軟化が進んでいます。
表紙と同じ柄のポスターも付いていました。
で、国立美術館ソフィア王妃芸術センターで『サルヴァドール・ダリとマス・アート展』『ロイ・リキテンシュタイン展』をやっていました。
ダリの方はセント・ピーターズバーグのダリ美術館に先駆けての展示で、ダリの関わった映画やTVCM、マスメディアへの露出などに焦点を絞った作品展でした。
おなじみ『アンダルシアの犬』『黄金時代』上映のほか、ディズニーとの共作『デスティノ』プロダクション・アートや幻の『Babaouo』デザインなど、死ぬほど濃度が高かったです。
ミレーの『アンジェラスの鐘』オマージュ作品がずらっと並ぶ部屋も凄かったです。
なおセント・ピーターズバーグでの作品展はここ↓で。
http://massculture.salvadordalimuseum.org/
一方、リキテンシュタインの方も最晩年のアメコミ山水画スタイルの作品があったりして、やはり超強力でした。
スペインその1
マドリッド
逆向小学校
山上たつひこ『喜劇新思想大系・完全版』上下巻をゲットしました。
『がきデカ』に先駆けての傑作、しかも読んだことがないエピソード満載で、感動しましたよ!
作者自らが「『がきデカ』よりひどい」と語るだけあり、猫を生体解剖して内蔵の中をころげ回りながらオナ二ーしたり、精神病院でチキガイたちが偽札を作っていたり、強姦が全然オッケーだったり、思わず眉をひそめる不適切なネタ満載で素晴らしいです。
終盤かなりの難産だったことが窺えますが、これだけテンションが高ければ無理もないかと。
上下巻各3,500円と値が張りますが、その価値は十二分にあります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/493913816X/stonersunshin-22
刊行元のフリースタイルってサブカル臭が鼻につくところがあるのですが、この英断には惜しみない拍手を送りたいです。パチパチパチ。
ゲイリー・ムーア
6月にイギリス盤が出たものの、日本盤発売がなかなか決まらなかったニュー・アルバム『パワー・オブ・ザ・ブルース』が12月1日、東芝EMIから発売されることになりました。
BMGやビクタ一からも出ず、今回は日本盤はスルーか?とも思われた本作ですが、ひとまず発売が決まってめでたしめでたしです。
しかしその一方で、左手の感染症でライヴをキャンセルしまくっているゲイリ一の容体が気になるところです。
東雲会
今日は新宿ロフ卜プラスワンで楽しい楽しい東雲会ですよ。
お誘いあわせの上、遊びにきましょう。
そしてみんなで蒸し鶏ライスを食べましょう。
Doctor X
フェイ・レイ追悼第二弾。
1932年に作られた怪奇映画。要するに『猟奇島』と同年、『キング・コング』『吸血蝙蝠』の前年ですね。
満月の夜に女を襲って切り刻んで食い散らかす殺人鬼が現れて、その正体は?…というストーリーですが、まあなにぶん1932年の話なので、グロ描写は皆無です。
フェイ・レイは科学者の娘の役。堂々のヒロインなのですが、まあお飾りといった感じ。
でもラスト、人工皮膚を顔面に塗りたくってモンスター顔になった殺人鬼に襲われたりしてキャー!と、元祖スクリーム・クイーンの面目躍如です。
特筆すべきなのはそのモンスター顔の殺人鬼のメイクを担当したのがマックス・ファクターだということ。
もうひとつ、本作は史上初のテクニカラー長編劇場実写映画のひとつだということです。
ストーリーはあっさりめですが、色彩が古色蒼然としていて趣があり、元々舞台劇だったこともあって屋外シーンも閉塞感を感じさせ、楽しく見ることが出来ました。
たぶん未DVD化だと思いますが、1993年発売のビデオが今でも入手可能。