2015-08-13

記事を書きました。 BARKSのSOULFLYインタビュー

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記事を書きました。 ヤマハサイト『【ライヴ・レビュー/前編】フジ・ロック・フェスティバル’15/2015年7月24日(金)〜26日(日)新潟県・苗場スキー場』
なんだかオレンジコートがなくなったブーブーとかフジロックは曲がり角に来ているブーブーとか、まず問題提起(というかイチャモン)ありきの批判記事を見かけたけど、グリーンステージのヘッドライナー3組は全部メインの風格のある千両役者で、すごく大勢の観客が盛り上がっていたし、僕も大満足でしたよ。
毎年フジロックに行っているけど、そもそもオレンジコートって一度も行ったことがないので、別になくなってもいいです。
MOTORHEADについては来週の後編で書きます。

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パソコン環境の復旧が進んでいるところですが、OSの再インストールとかTime Machineの復元とかロスタイムが多く、仕事にならないので、マーティン・パワー著『ジェフ・ベック 孤高のギタリスト(上)』を読んでいました。 原語版は3年ぐらい前に出たけど、読んでいなかったのです。
で、自分用メモを。 「そんな有名な話も知らなかったのかよ馬鹿」とか言わないように。

●ジョン・メイオールがBLUESBREAKERSを結成したとき(1963年の春)、THE NIGHTSHIFT時代のジェフを誘いたがったが実現せず。
当時ジェフは実家住まいで、メイオールが何度電話してもお母さんとしか話せなかった。 お母さんには「とってもいい人みたいね」と好印象だったらしい。
メイオールに誘われた話、アネット・カーソンの『Jeff Beck: Crazy Fingers』にも書いてあったけど、見落としていました。 …これって有名な話?僕が知らなかっただけ?
●エリック・クラプトンの“スローハンド”というあだ名について「彼がギターの弦を張り直しているあいだ、ずっと観客が手拍子をしながら待っている」と書いてあるけど、以前どこかで読んだ本では「彼がステージでブルースを弾くと観客がゆっくり手拍子をした」からだと書いてあったような。
ところで日本の評論家/ライターで判ってない人もいるみたいだけど、「ゆっくり手拍子をした slow hand clapped on」のclapped onとClaptonをかけているのです。
●「Over Under Sideways Down」のリフは「Rock Around The Clock」のスピードを落としたものだとか。 言われてみれば。
●「Happenings Ten Years Ago」はジェフ・ベックとジミー・ペイジのツイン・ギターをフィーチュアしたシングルですが、この曲をレコーディングしたときまだペイジはYARDBIRDSのベース担当でしたっけ? ツイン・ギター編成になってから録音したのだと思い込んでいました。
(1966年8月にレコーディング→9月にペイジがギター転向)→10月に発売 という流れかな?
●「Stroll On」を何故かJESUS & MARY CHAINとRAMMSTEINと比較しているのが面白かったです。
●2012年に出た本なので、新しいインタビューなどをソースに使ったりもして、昔は知られていなかった情報も盛り込まれてとても良い一方で、新旧のデータがごっちゃになったりも。
『ROUGH AND READY』の評価について英『Mojo』誌のレビューが引用されていますが、『Mojo』は1993年創刊でありながら、当時の評価っぽい感じで記されています。
●BECK BOGART & APPICEの初期にいたシンガーのキム・ミルフォードはバンドを辞めるときBBAが演奏する「Superstition」のデモテープをもらって、それに自分のヴォーカルをかぶせてオランダでシングル・リリースしたとあります。 もし実在するなら聴いてみたいです。
●前むつみさんの翻訳、さすが2015年に日本語版が出た本だけあり、“変顔”“残念な出来”“上から目線”など、イマドキの表現が使われていて面白いです。 その一方で“ポンチ絵”も使われています。

それでは下巻も読み進めます。

投稿者:

yamazaki666

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