Guitar Magazine Festival @東京ドームシティホール

Char / 渡辺香津美JAZZ回帰トリオ / 松原正樹×野呂一生 / ダージリン / 渡辺香津美&小沼ようすけジャズ・ギター・デュオ / 高中正義

ギター・マガジン・フェスティバルに行ってきました。ギター・マガジン創刊30周年を記念するイベントで、出演者のコンセプトは”創刊当時から活躍している日本人ギタリスト”というものでしょうか。1974年生まれの小沼ようすけがパンフレットで”若手No.1″と書かれていることからも窺えるとおり、完全ジジフェスです。変に若僧を出して時代におもねろうとしないあたり、潔いのかも知れません。

観客層も創刊時から読んでいそうな人が集結して、空席がほとんどゼロの盛況でした。各ギタリストともそんな観客のニーズに応えたライヴを披露しました。

高中正義は後半「Jumping Take Off」→「Ready To Fly」→「Blue Lagoon」と涙ちょちょ切れそうな流れで、『虹伝説』の「You Can Never Come To This Place」→「黒船」というフィナーレでとどめを刺しました。天龍のテーマはやりませんでした。

渡辺香津美&小沼ようすけの1曲目はスーパー・ギター・トリオの「Mediterranean Sundance」でしたが、それに「おおーっ」と色めき立つ観客がけっこう多かったです。

松原正樹×野呂一生のラスト、どこかで聴いた曲だと思ったら、小橋建太の旧テーマ曲でした。2人のギター・バトルをフィーチュアした豪華ヴァージョンでした。

渡辺香津美JAZZ回帰トリオも中盤で、『TO CHI KA』からの「マンハッタン・フル・ダンス」を演っていました。

Charは最近ロック・クラシックスのカヴァー・アルバム6連発を終えたところで、こんなセットリストでした。

Third Stone From The Sun / Purple Haze / Manic Depression / Sunshine Of Your Love / Badge / Presence Of The Lord / Caravan / Zig Zag Zone / Angel / Help / Ticket To Ride / Superstitious – Black Cat Moan – からまわり

でいいのかな?

午後3時にチアリーダーが登場して始まって、終演が9時半。長丁場でしたが、楽しかったです。こんなに楽しめてしまうのは、自分がもうジジィの域に踏み込んでいるからかも知れません。ジジィでもいいんだもん。

しかし30周年記念イベントの時点での最新号がゲイリー・ムーア追悼号というのはとても悲しいです。

投稿者:

yamazaki666

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