Eric Burdon: Don’t Let Me Be Misunderstood

THE ANIMALSのエリック・バードンの自伝『Don’t Let Me Be Misunderstood』を電車内で読んでいますが、超面白いですよ。

この本は2001年に刊行されたもので、ストレンジデイズ誌2月号でのバードンへのインタビューの事前準備として読んでおこうとアマゾンに注文したものですが、入荷が遅れに遅れて、ようやく先週になって我が家に到着しました。おい。

まだ最初の100ページを読んだところですが、TV番組『レディ・ステディ・ゴー』出演時に楽屋がSTONESと一緒だったので、チャス・チャンドラーが勝手にミック・ジャガーのカメラで自分のチンコを撮影した話など、素敵なエピソードが満載です。あとバードンがアンディ・サマーズから略奪婚した最初の奥さんをジミヘンに寝取られたという話も。

サニー・ボーイ・ウィリアムスン2号は自分がロバート・ジョンソンみたいに毒殺されるのではないかと不安に陥っていて、UKツアー中も常に自炊していたそうです。パーティーに呼ばれても食べ物に手をつけず、台所で豚足を炒めて食べていたのだとか。

1968年11月の来日時にヤクザの情婦のためにライヴを行うことを拒絶して、マネージャーが日本刀で首筋を斬られるなどシャレにならないことになって急遽帰国した逸話も載っています。ちなみにこの時バンドの一員だったアンディ・サマーズの自伝によると、朝起きたら自分以外のメンバーとクルーが全員帰国した後だったそうです。

これから読み進めます。

ところでエリック・バードンのレア物コンピレーション『ULTIMATE RARITIES VOL.1』『ULTIMATE RARITIES VOL.2』のライナーノーツを書きました。資料を調べたりLPと比較したり、えらく大変でした。

投稿者:

yamazaki666

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