2022-04-15

●グリズリー2

映画『Grizzly II: Revenge』を見ました。
『グリズリー』(1976)の続編で1983年に撮影したけどボツになっていたのを2020年に完成させて公開したやつ。
『グリズリー』正編は1980年代になってからビデオで見ましたが、ストーリーも怖くないし本物のクマを使っていて特撮もないし、あまり面白いものではありませんでした。
今回も面白くはないですが、75分しかないのにクマを追うハンター、密猟者、ロック・フェスという3つのストーリーの軸があってサクサク進んで、寝る前に終わってくれます。
若手時代のジョージ・クルーニー、チャーリー・シーン、ローラ・ダーンが出演していて、最初の10分でクマに殺されます。
IMDBに“チャーリー・シーンはこの作品に出るために『ベストキッド』への主演を辞退した”と書いてありましたが、さすがにウソ臭いです。
クマを追うハンターを演じるのは『レイダース失われたアーク』のサラーことジョン・リス=デイヴィスです。
特撮はなし。合成とかもしてなくて、基本的にクマと人間が同じカットにいることがありません。唯一最後の方でクマを追うハンターがナイフでクマの背中をブスブス刺すシーンがあるけど、クマの造型はしておらず、でかい毛皮を刺しているだけです。見どころといえば、ロック・フェスで花火が暴発して警備員が火だるまになって車が横転するスペクタクルでしょうか(クマは直接関係ないので、ただそれを見ているだけ)。
ちなみにラストのクマを倒すシーンが非常に判りづらいです。
舞台となるロック・フェスはハンガリーで行われたNAZARETHの野外ライヴの観衆を使って撮影したそうです。NAZARETHの演奏シーンはないけど、観客がNAZARETHと書かれた幕を持っているのが判ります。あとVENOMのTシャツを着た観客がいました。
代わりにTOTO COELOやハンガリーのバンドのライヴ演奏を見ることが出来ます。TOTO COELOは「I Eat Cannibals」しか知らないのですが、それではない別の曲をやっています。
『グリズリー』正編のウィリアム・ガードラー監督は『マニトウ』(1978)も監督していますが、続編ではクマを追うハンターが「クマはマニトウの精霊のなんちゃらかんちゃらで〜(忘れた)」と語るシーンがあります。オマージュでしょうか。ただし続編はガードラーは既に亡くなっていて無関係です。
それはそうとRevengeというサブタイトルが付いていますが、前作とはクマが出てくる(もちろん別のクマ)こと以外一切関連がないので、何がリベンジなのか不明です。
「ハハハ!サイテーじゃん」とか笑えるような映画でもないので、まあ見なくてもいいです。

投稿者:

yamazaki666

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