記事を書きました。 Yahoo!ニュース『ジム・マッカーティが自伝で綴るヤードバーズ神話【前編】』。
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●アーミー・オブ・ザ・デッド
入院したりで見そびれていたNetflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』をようやく見ました。
バチスタは007、アベンジャーズ、ブレードランナー、砂の惑星と、おいしい作品に相次いで出演しているけど、どうしても元同業のドウェイン・ジョンソンと比較されてしまうのが気の毒で、単体の主演はこれが初めて(だよね?)というのも仕方ないのかなという気がします。この映画を見た最初の感想も“ドウェイン・ジョンソンだったらこういうオチにはならないよなあ”というものでした。たぶん最後にゾンビ王と肉弾バトルをしてロック・ボトムを決めて勝利の雄叫びを上げるという終わり方だったと思います。
ゾンビ王がどうやって組織を形成したのかとかゾンビクイーンとセックスしたのかとか、そういうのは目をつぶるべきかとも思いますが、ザック・スナイダーのちょっと暗くなりがちな芸風ゆえにハチ切れておらず、たまにそういう細かいところが気になりました。
あとバチスタの娘が白痴かよというほど無軌道な行動をするので、早く噛まれてゾンビになっちまえと苛立ちます。
ネタバレ回避のためあんまりレビューとかは事前に読まなかったのですが、評判は良いっぽいので2021年の年間ベストテン候補になったかな?と思ったものの、実際に見てみたらそういうわけでもなかったです。とはいっても面白かったですよ。作品の性質上、斬首とか内蔵とかたくさん出てくるけど、比較的きれいに描写されているので、グロ耐性のない人でも大丈夫です。
アメリカだと何箇所かの映画館でNetflix作品をスクリーン上映しているそうだけど(『アーミー・オブ・ザ・デッド』が上映されたかは知らない)、こういう作品はやっぱり大きな銀幕で見たいですね。