2016-03-27

到着。 NADJA『Sv』

IMG_2265

NADJAはやたら多作なイメージがあって、実際過去には毎月のようにアルバムを出していた時期もあるし、最近もいろいろ出ていました。
でも最近出たのはライヴとかコラボレーション作が主で、実はオリジナル新作アルバムというと、『QUELLER』以来2年ぶりとなります。
今回は全1曲41分19秒のエレクトロ・ドローン・ドゥームで、精神と肉体が微粒子レベルまで解体されて素晴らしいです。
ブラジルEssence Musicの119セット限定ボックスは『Sv』通常盤に加えてライヴ・ヴァージョンと別マスター・ヴァージョン、それから6枚の抽象画ポスターが入っていて天国ですが、高いし既にソールドアウトです。
でも何より音楽そのものが最高すぎで、通常盤CDもセルドン・ハントによるアートワークが頬ずりをしたいほどなので、ぜひ聴いて向こう側の世界に行きましょう。 通常盤も限定600枚だそうなので、お早めに。
NADJA初心者にも、かつては押さえていたけどあまりにリリースが多くて脱落した人にも、超おすすめです。

なお前作『QUELLER』はヴォーカル入りで曲がまとまっていて、質は高いもののNADJAの作品としてはしっくり来なかったのですが(既存のシューゲイズの概念に接近していたせいもあるかも)、久々に聴いてみたら、精神状態がシンクロしたのか、思い切り揺さぶられました。
特にラストの「Quell」のリフが精神と肉体を侵します。
『Sv』とは趣がやや異なるものの、こちらも極上です。

—————
川口に。 川口イエローポップは健在でした。

IMG_2268

サラッと眺めた限り特に凄い掘り出し物があったわけでもなく、GOD AND TEXAS『CRIMINAL ELEMENT』トイズファクトリー盤CDが500円だったので確保。
ノイジーなヘヴィ・ジャンク・ロックで美味です。
インターネット時代において日本盤ライナーノーツはあまり使える内容でもなかったので、アマゾンで輸入中古盤を1円で買えば良かったかなとちょっと後悔したりも。 送料を350円取られるけど。
それと現物が目の前になければ、買うことはなかったと思います。 そういう一期一会な部分も大切ですね。
“スポーツ”や“校歌”や映画主題歌の7″もけっこうあって、帝京高校昭和52年卒業記念レコードのジャケットが在校生の描いたとおぼしき池上遼一まねっこイラストでした。 ちょっと欲しかったけど600円と微妙な値段だったのでパス。
今となっては貴重な“街の中古レコード店”なので、これからも頑張って欲しいです。

投稿者:

yamazaki666

凸(--)凸(--)凸(--)凸(--) 玄関:http://yamazaki666.com twitter:http://twitter.com/yamazaki666 facebook : http://www.facebook.com/yamazaki666

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください