劇場版 魔法少女まどか☆マギカ【新編】 叛逆の物語

普段、予備知識を仕入れないことが多いので、『アイアムアヒーロー』も“面白いらしい”とだけ聞いて読み始めて、漫画家アシスタントのダラケた日常の話かと思ったらビックリしたのですが、TVシリーズ『魔法少女まどか☆マギカ』も何も知らずに見たらひっくり返ったので、作った人たちの思惑にまんまと引っかかったわけです。 でも『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ【新編】 叛逆の物語』はちゃんと本編を見てから進んだので、いちおう予備知識はありました。 どうですアートでしょう的なヴィジュアルに時に辟易することもあったものの、あのオチはオッケーだと思いました。

そういえば『LUCY / ルーシー』を見たときに主人公が偏在するオチが『まどマギ』っぽいと思いました(『攻殻機動隊』っぽくもあるかも)。 1時間半で超能力とかカーチェースとかドラッグとか銃撃戦とかが入った無駄のない作りの映画なので、連休の深夜とかに見るには最適の映画と思います。

ところで僕のリュック・ベッソン映画との出会いは1985年のファンタスティック映画祭のオールナイトで見た『最後の戦い』でした。 同時上映が『クリープショー』『エルム街の悪夢』『デッド・ゾーン』と凄すぎで、とうてい勝ち目のない気の毒な状況でした。正直眠かったです。 その次の『サブウェイ』もいちおうビデオで見たけど、そんなに面白くもなかったです。 その後もベッソン映画はちょびちょび見ていて、それなりに娯楽として面白いとは思うのですが、ベッソン映画(特に『フィフス・エレメント』)を真っ正面から絶賛する人がそれだけで馬鹿に見えてしまうのは偏見でしょうか。

BLURというバンドがいまして、『PARKLIFE』『THE GREAT ESCAPE』というたいへん良いアルバムを出したのですが、その後どうですアートでしょうと言わんばかりの『BLUR』を出して、さらにラクガキ絵師のバンクシーをジャケに使った『THINK TANK』を出したりして、なんか痛いバンドになっちゃったなあと感じました。 デーモン・オルバーンが『LUCY / ルーシー』のエンディングテーマを歌っているのですが、この人はベッソン映画を真っ正面から絶賛しちゃうような人かも知れないと思いました。 ファンの人ごめんね。

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yamazaki666

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