PANTERA『FAR BEYOND DRIVEN』20周年記念スペシャル・エディションを聴きました。 きわめて簡単に比較してみたのですが、既発盤も元々音質が良いし、どうせ大音量で聴くので、さほどリマスタリングの効果が凄いというわけでもないです。45回転2枚組アナルドリルアナログ盤の方が音質は良い気がしますが、ちゃんと比較していないので妄想かも知れません。 もはや言うまでもないことですが、内容は超最高すぎるので、まさか聴いていない人はこれを機会に聴きましょう。
今回の20周年記念スペシャル・エディションの目玉はボーナスCD『FAR BEYOND BOOTLEG』で、1994年6月4日、『モンスターズ・オブ・ロック』でのライヴが収録されています。 この年だけ何故か『モンスターズ・オブ・ロック』は6月に開催で、4日(土)が『モンスターズ~』で5日(日)がBBMロンドン公演@ブリクストン・アカデミーということで、僕も行ってきました。 THE WILDHEARTS → PANTERA → SEPULTURAという流れで滅茶苦茶盛り上がって、その後がEXTREMEだったので、ブーイングの嵐だったのを覚えています。しかもゲイリー・シェローンがよしゃあいいのに「まあみんな、この曲を聴いて落ち着いてくれ」と「More Than Words」を始めてしまったので、こんな感じ(資料映像で直接関係ありません)になりました。
あ、その資料映像のMY CHEMICAL ROMANCEもベスト盤『MAY DEATH NEVER STOP YOU』が出ましたね。 マイケミは『THREE CHEERS FOR SWEET REVENGE』がすごく好きだったのですが、次の『THE BLACK PARADE』でかなり冷めました。バブルガム・ポップ・パンクをやらせたら最高の曲を書けるのに、俺たちってアーティストだしぃ、と頭でっかちな印象を受けたわけですが、それってBLURにも通じるものがありますね。『PARK LIFE』は傑作だと思います。
でもマイケミはあまり難しいことはしない方がいいと悟ったのか、「Na Na Na (Na Na Na Na Na Na Na Na Na)」は突き抜けていて素晴らしかったです。