KYUSS LIVES!あらためVISTA CHINOの『PEACE』を聴きました。 ジョン・ガルシア/ブラント・ビョーク/ニック・オリヴェリがいるので、往年のKYUSSそのまんまの音楽性で、ブルーノ・フェヴリー(正確な発音知らない。ベルギー人)のギターはKYUSS当時のジョシュ・ホーミそっくりです。全編思い切りKYUSSしていて、まるで夢を見ているようです。「Dragona Dragona」など、あまりのKYUSSぶりに涙が止まりません。 まるっきり自己模倣という感じではなく、「Green Machine」に哀メロを乗せたみたいな「Planets 1&2」なども良いです。 QUEENS OF THE STONE AGEの『…LIKE CLOCKWORK』はもはやKYUSSの面影を払拭した新しいスタイルがひとつの完成を見た傑作でしたが、両バンドの住み分けがハッキリ出来ていて、どちらも素晴らしいので、前後してアルバムを出してくれて、とても嬉しいです。 デジパック盤CDは2曲ボーナス・トラックが収録されていて、2曲ぶん夢が続きます。 ネガティヴな見方をすれば”劣化コピー”と言えなくもないのですが、この音を出されてしまうと、冷静でいられるわけがありません。