西部劇について語るクールな俺

生まれて初めて西部劇=ウェスタンというものに触れたのは『天才バカボン』『8時だよ!全員集合』のパロディだったでしょうか。あるいは銭湯で見かけた『ウェストワールド』ポスター、それとも友人の家にあった『荒野の少年イサム』単行本だったかも知れません。さらに初めて映画館で見た西部劇が『ホワイトバッファロー』と、王道よりも前にパロディや邪道と巡り会ってしまったのは、決して幸福なことではなかったでしょう。

『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』と監督が同じという理由で『シルバラード』を見て、それから十代半ば~後半にレンタルビデオが普及したことで(あるいはWOWOWに加入したことで)、『駅馬車』『真昼の決闘』『OK牧場の決闘』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』『荒野の七人』『ワイルドバンチ』など名作と呼ばれる作品を見て、いずれも素晴らしいと思ったのですが、それは作品が素晴らしかったのであって、西部劇というジャンルそのものに対する執着は今でもありません。だいたい初めてフランコ・ネロの映画を見たのが『哀しみのトリスターナ』というのも、ピュアな西部劇ファンからすると夜明けと共に射殺されてもおかしくありません。

それからもテレビやビデオ、DVDで西部劇は少しずつ見て、このブログを始めてからも『野獣暁に死す』『ゴーストタウンの決斗』『荒野の大活劇』『群盗荒野を裂く』『情無用のジャンゴ』『南から来た用心棒』『西部悪人伝』『ガンマン大連合』『豹/ジャガー』『ハチェット無頼』など、ちろちろと見ているのですが、まだまだ基本的な名作でも押さえていないものがたくさんあります。

シネアルバム『THE WESTERN 西部劇大全集:『荒野の決闘』から『新・明日に向って撃て!』』や季刊映画宝庫『さらば西部劇』をひもとくと、すごく面白そうなまだ見ぬウェスタンがおいでおいでと手招きしています。ウェスタンのDVDはマニア仕様で吹き替えとか入っているかわりに高いのが困り物ですが、これから少しずつ見ていきたいと思います。ピャウ

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yamazaki666

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