9月7日発売のFANTOMASのDVD『THE DIRECTOR’S CUT LIVE – A NEW YEAR’S REVOLUTION』(前回の日記)、本編が凄いのはもちろんですが、ボーナス・コメンタリーが何だか訳わからず面白いです。スタンダップ・コメディアンのニール・ハンバーガーがホテルの部屋で一人語りするというもので、ロックを判らない爺さんキャラを貫いています。
- 「こんなのは歌っているんじゃない。叫んでいるだけだ」
- 「人前に出るのにTシャツなんて下品だ。スーツを着るべき」
- 「これはヘイト・ロックだ」
- (「Rosemary’s Baby」を聴いて)「この映画は見たことがある。『プライベイト・スクール』だ。フィービー・ケイツが出てきて、シャワーシーンがあった」
- (視覚効果を見て)「なんだこれは。学生にやらせてるんじゃないか」
- 「drug peopleだったらこういう音楽を気に入るんだろうな」
- 「うるさすぎる。ヒットしないだろう」
- 「こんなの音楽じゃない」
- 「バズとは友達で、LAドジャースの試合を一緒に見に行ったことがある」
とか、そんなような。なにぶん一人語りなので、30分を過ぎたあたりでテンションが落ちて、黙って画面を見たり痰を切ったりすることが増えてきます。で、道路を走っているトラック運転手の目にレーザーポインターを当てて事故らせようとしたりします。で、最後にプレゼントコーナーもあります。
THE FANTOMAS MELVINS BIG BANDのDVD『LIVE FROM LONDON 2006』の副音声コメンタリーもバズとデイルがダニー・デヴィートと雑談するという、映像本編とはほとんど関係ないものでしたが、今回はそれ以上に関係ないです。なお、日本盤DVDも字幕は入っていません。