飲み屋での雑談

大晦日にやった『K-1 Dynamite』の青木真也vs廣田瑞人で、青木が廣田の腕を折って、しかも中指を突きつけてベロを出したのが波紋を呼んでいるわけですが、まあそういう”侮辱行為”は青木が厨なシャモだから仕方ないとして、折っちゃうのはやっぱり良くないと思うのです。

(関節技は”折る”という言い方をしても普通は脱臼を指すことが大半ですが、廣田は上腕骨折なのだそうです)

武道が何故”武道”という字で、関節技のことを何故英語で”サブミッション・ホールド”と呼ぶかというと、まず”武”という漢字をばらすと”二の戈を止める”、つまり相手にとどめを刺さないからであって、”サブミッション”は相手を怪我させるのではなく、屈服submitさせるのが目的だからです。

“ブレーキが壊れたダンプカー”であるスタン・ハンセンですら、対戦相手に怪我をさせる前にレフリーに「アスク・ヒム!」と確認させますよね。

もっとも、廣田も廣田でギブアップしないので、青木としては技の角度をより厳しいものにしなければならないし、それが限界を超えてしまうと怪我をさせてしまうのは当然なのです。

でも、そんな悲惨な結果にならないためにレフリーがいるのであって、参ったしたしない関係なく、見込み一本を取って当然。実際に技が極まってから若干の時間が経過しているのにも関わらず、試合をストップさせなかったのは大醜態だと思います。「廣田はタップせず右腕を脱臼。レフェリーが慌ててストップさせ」って、遅いよ。

テレビで見ていてレフリーが誰だったか覚えていませんでしたが、ちょっとネットで調べたら島田裕二でした。あーあ。自分の仕事もきちんとしないで、試合後になって青木の厨パフォーマンスを「やめろ、やめろ」と止める姿が偽善者すぎて醜いです。プロレスごっこで二等兵だけやっていればいいのに、選手の生命を預かるレフリーの仕事は荷が重すぎますよ。

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yamazaki666

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