行ってきました。観客動員はまったく予想できませんでしたが、かなりの大入り。ふこをさんもいました。
『剣劇女優とストリッパー』はタイトルがそのものズバリの内容ですが、現在/現在の映画撮影/回想/回想の舞台という4つの虚実が26分にわたり交錯。セリフの音質が悪いせいもあり、かなり集中して見ました。
『アナタハン島の眞相はこれだ!!』で描かれているアナタハン島事件についてはこことかこことかここが詳しいですが、この映画のツボは当事者である比嘉和子(通称カズちゃん)を本人が演じているところ。生まれてから演技というものをしたことのないであろう小太り(決して美人とは言い難い)素人がぽつねんと突っ立ったり、ぎこちない踊りを見せたり、何の躊躇もなくミミズを食べるシーンは、見てはいけないものを見た気がしました。