ハイスクールドリームについて熱く語るクールな俺

『ロックンロール・ハイスクール』といえばラモーンズ出演で知られるロック映画の名作ですが、その続編が『Rock’N’Roll Highschool Forever』なわけです。

かつてラモーンズが演奏して生徒が暴動を起こし、大炎上したロナルド・レーガン・ハイスクール。

それ以来、毎年その日は”ロックンロール・ハイスクール・デイ”記念日として、生徒が何をやってもいいという伝統になっています。

よって生徒たちは全校舎の便所の水を一気に流して、パイプを壊したりします。

しかし新任の副校長がやってきて、騒音のロックは禁止!という事態に。

コリー・フェルドマン率いるエラディケイターズは果たしてプロム・パーティーで演奏できるのか…!?

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ラモーンズが出ない『ロックンロール・ハイスクール』という、誰も興味を持たない可哀想な作品です。

前作で小ネタギャグをちりばめていたジョー・ダンテも不参加。

よって日本でビデオ発売されたときは全く関連のない『ハイスクールドリーム』というタイトルになっています。

特にコリー・フェルドマンのやっているバンドの音楽がショボイというのは大きなマイナスです。

B-52’sやディーヴォをへなちょこに腐らせたような1970年代後期アメリカン・ニューウェイヴ風で、彼らが目の敵にする軟弱バンドと差別化が図られていません。

しかしまあ、ダメはダメなりの魅力がある映画なのですよ。

前作に出てきた女副校長が、隻腕でパワーアームみたいなのを付けた”ヴェイダー先生”として復活したり、やっぱり学校が炎上して終わったり、笑いのツボは押さえています。

あと”ロックンロールの精霊”としてモジョ・ニクソンが出てくるのもポイントが高いです。

そんなわけで、この映画までは元子役としてそれなりにプッシュされてきたフェルドマンですが、1990年代に入るとドラッグ禍もあったりして、落ち目になっていきます。

でも最近ではハワード・スターンのラジオ番組や『ビキニ・バンディッツ』に出たり、トロマ絡みの仕事をやったり、違った意味で素敵な芸歴を重ねています。

これからも生暖かくヲチしていきたい俳優です。

投稿者:

yamazaki666

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