2006-06-09

郵便受けに入っていたクーポン系フリーペーパーをさりげなく見たら、近所にまったく知らなかった中古レコード屋があることを知りました。

仕事で脳が煮沸されて細胞が元に戻らない状態なので、ちょっと冷やすために出かけてみました。

100円コーナーの7″シングルや3枚1,000円のLPに掘り出し物があるかも知れないフォースを感じましたが、時間がないので日を改めて探すことに。

だから店の名前や場所は書かないのでした。

とりあえずジェリー・ウォレスの「マンダム~男の世界」が目について、200円だったのでゲットしました。

2006-06-08

原作コートニー・ラヴ、キャラデザイン矢沢あいという鯨堂みさ帆の漫画『Princess Ai―プリンセス・アイ物語』

2年前に出たけど、まったく読む気が起きませんでした。

なお『NANA』も1巻だけ読んでみて、彼氏のバンドマンがもろシド・ヴィシャスというトホホさに脱落しました。

その後もっと面白くなるんでしょうか。

で、今回『プリンセス・アイ物語』が資料として必要になったので近所の本屋とブックオフに行ったのですが、途中でタイトルや漫画家の名前が記憶から欠落していって、さらに矢沢あいという名前までど忘れ。

本屋に到着した頃には「コートニーの漫画」ということしか覚えていなくて、結局見つかりませんでした。疲れているのか認知症なのか。

代わりに資料でも何でもない『ミッドナイト ブラック・ジャック編』コンビニ本をブックオフで買ってきました。

当時あの最終回を読んで手塚治虫は発狂したと思いましたが、今読むと意外にちゃんとオチが付いているような気がします。

最後主役の座をあっさりブラックジャックに持っていかれたり、ガールフレンド・イン・ア・コーマの女の子の名前が最初マリなのに最後ジュンちゃんになっているのはともかくとして。

GRIEF: LIVE

去年何度目かの再結成ツアーをやって、今年5月にも普通のライヴをやっていた拷問ドゥーム・バンドGRIEFのライヴ・アルバム。

Southern Lordサイトで通販受付が始まりました。2,000枚限定ナンバー付きだそうです。

日本のアマゾンでも予約受付をやっていますが、ジャケットがこうなっています

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同じものでしょうか。

両方買って、同じだったら嫌だなあ。たぶんアマゾンに載っているのは仮ジャケで、同じものだと思われますが。

THE HIDDEN HANDの『DEVOID OF COLOR』のときは限定ナンバー入り!とか煽られて急いでSouthern Lord通販で高い送料を払って買ったのに、今でも普通にアマゾンで買えるという状況なのですが、中身がかっこいいからいいや!(涙

まあなにぶんGRIEFのライヴ盤ですゆえ、大期待です。

【追記!】やっぱり同じものでした。木の精みたいな顔はCDブックレットの裏側です。

2006-06-06

デヴィッド・ヨハンセンに電話取材しました。

NEW YORK DOLLSが32年ぶりに新作スタジオ・アルバム『ONE DAY IT WILL PLEASE US TO REMEMBER EVEN THIS』を発表します。

もう笑っちゃうぐらいドールズしています。

ドールズの両性具有的イメージに対し、モリッシーやマイケル・スタイプみたいなリアルライフ・ゲイの人たちがウホッとなっている件などについて訊きました。

『ニューヨーク・ドール』

渋谷シネセゾンまで映画『ニューヨーク・ドール』を見に行きました。

輸入盤だと既にDVDが出ていますね。

ドールズのベーシストだったアーサー”キラー”ケインの物語です。

彼はバンドが解散してから貧乏になって、モルモン教に入信して、ファビュラス・ムーラ&メイ・ヤングみたいな婆さんたちと図書館で働いています。

でもある日突然ドールズ再結成計画が持ち上がって…という話です。

監督もモルモン教徒ということで、説教臭かったら嫌だなーと思いましたが、そういうことはなかったです。

入信すると貧乏で愚鈍になって、困窮の中死んでしまうという現実をちゃんと描いていました。

ライヴシーンもいっぱい見れるし、面白かったですよ。

現ギタリストのスティーヴ・コンテって元COMPANY OF WOLVESだったんですね。

Merv Goldsworthy 1995.10.21

インタビュー音源のmp3化作業で、当時FMのベーシストだったマーヴ・ゴールズワージーのインタビューをパソコンに取り込みました。

彼のヒストリーについても語ってもらっていて、STREETFIGHTER~スーダンのハルツームでのクラブ・バンド~DIAMOND HEAD~SAMSON~FM結成~CERRONEのバック・バンドとしての来日という流れを振り返ってもらいました。それが面白いのなんの。

カセットテープの劣化のせいか音質が落ちているので、これから古いインタビュー・テープのサルヴェージ作業を急ぐ必要があるようです。

2006-06-03

省スペース&老後の楽しみのために過去のインタビューテープをmp3化してCD-Rに焼いています。

今日17枚目を焼きました。これで263本。

あと未mp3化分のテープが段ボールひと箱あります。

今日の本に載せてあげるよ

<子ども見守り情報>

06/06/02認知情報

本日午後5時20分頃、上高井戸3丁目付近で、帰宅途中の児童が、不審な男(年齢不詳、グレーの半袖シャツの男)に、「名前なんて言うの、教えてくれたら本に載せてあげるよ」と声をかけられ、手を引っ張られる事案が発生しました。児童は逃げ出したため無事でした。

また、本日午後6時頃、今川3丁目付近で、不審者(年齢40代以上、細身、黒い帽子、丸メガネ、Gジャン、黒いズボン、自転車に乗った露出狂の男)が出没しました。生徒は走って逃げ出したため無事でした。<杉並区危機管理対策課>

NASHVILLE PUSSY @渋谷DESEO

ライヴ前にイーベイと斬首とケンタッキーについてインタビューしました。

ブレイン・カートライトは僕が今年1月に行ったケンタッキー州オーエンズボロ育ちだという事実が判明。

「…あんな何もないゾンビタウンに何しに行ったんだよ?バーベキュー食いにか?」

なおオーエンズボロは1936年、アメリカで最後に公開処刑をやった都市で、ジョニー・デップもこの町の生まれだそうです。

なお公開処刑になったRainy Betheaは22歳の黒人で、70歳の老婆をレイプ殺人したのだとか。

ブレインは以前イーベイでグランド・ファンク・レイルロードの海賊ビデオを売ろうとして、グランド・ファンクのマネージャーから叱られたそうです。

なおインタビュー後、ブレインはウィスキーを買おうとしてサンクスに行ったら酒類を売っていなくて、ampmでも駄目で、ファミリーマートで買っていました。

ステージ上でかっ喰らっていたフォア・ローゼズはファミマで買ったものです。
なお前回の来日は2003年6月10・11・12日、池袋LIVE INN ROSAでした。

プレイヤー7月号

プレイヤー7月号の女性ブルース・ギタリスト特集でいっぱい原稿を書きました。

メンフィス・ミニー~シスター・ロゼッタ・サープ~ボニー・レイット~スー・フォーリー~現代、という歴史記事、それからスー・フォーリー、長見順、静沢真紀へのインタビュー記事をやっています。

音楽テクニカルライターとして喜びをおぼえる特集でした。

入魂の特集なので、ぜひ立ち読みして下さい。で、面白そうだったら買って下さい。

スー・フォーリーが監修した『ブルース・ギター・ウーマン』という二枚組コンピレーションも良い内容なので、あわせてぜひ。

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夕方、映画『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』の監督スティーヴン・ウーリーに取材しました。

こちらの訊きたいことと向こうの話したいことのズレがあって、難しい取材でした。うーーーむ。

『法王さまご用心』のジェフ・ベックのこととか、『狼の血族』では『狼男アメリカン』『ハウリング』をどの程度意識したのか?とかは訊けましたが。

なおウーリーはロンドンのイズリントン出身だそうで。

「こないだ僕もイズリントンのThe Garageでライヴを見ましたよ!」

「へえ、誰のライヴを見たの?」

「ナッシュヴィル・プッシーです」

「どんなバンド?」

「AC/DCとモーターヘッドが合体して爆走して、ダーティーなおっさんと乳ほおり出し姉ちゃんがロックンロールするバンドです」

「それはぜひ聴いてみたい!」

「2日・3日と東京でライヴをやりますよ」

「見たい!!」

だそうです。

ライヴ会場で会えるかも。

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夜、チープ・トリックのリック・ニールセンに取材しました。

やはりこちらの訊きたいことと向こうの話したいことのズレがあって、難しい取材でした。うーーーむ。

ローマ法王ベネディクト16世がアウシュヴィッツを訪問

歴代法王で二人目だそうですが、思えば第二次大戦後の法王って6人しかいなくて、そのうち一人は一ヶ月で死んだので、全5人中2人ということになります。

意外と割合が高いです。

今回のはむしろ元ヒトラーユーゲントの聖地巡礼という意味合いが強いのかも知れませんが。

野獣女戦士アマゾネス・クイーン

どっかの村落にローマ帝国の兵士たちが襲撃をかけて、殺戮しまくって、捕虜は奴隷とか剣闘士にするべく連れ去ってしまいます。

残されたのは三人の姉ちゃんだけ。

彼女たちは捕虜を救出するべく、ローマ帝国の駐屯地に潜入するのでした。

ストーリーとか演技はてきとうですが、乳とバトルだけで全71分という、実に無駄のない映画でした。

制作総指揮はロジャー・コーマンです。

主演のラナ・クラークソン(ケツアゴ)は乳をぶるんぶるん揺すらせて、拷問とかレイプされたりする体当たり演技を披露しています。

彼女は続編『アマゾネス2』にも主演していますが、その後女優として大成することは出来ず、LAのハードロック・カフェでバイトしているところを”ウォール・オブ・サウンド”で知られるプロデューサー、フィル・スペクターに射殺されてしまいました。

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ところで我が家ではJCOMアナログでWWEを見ています。

6月いっぱいでJ-SPORTS plusのお試し期間が終わるため、RAWとSMACKDOWN!をJ-SPORTS 1と2で見なくてはならなくなりました。

4週間遅れ、しかも一回のみの放送となります。

録り忘れる可能性もあるのでJ-SPORTS plusをオプション契約するべくJCOMデジタルに加入しようとしたら、建物の都合でJCOMデジタルは導入できないことが判明。

なお建物の向きのせいで、CSは導入不能です。

むかつくので近日WWEのために引っ越すことにしました。

2006-05-25

AGORAPHOBIC NOSEBLEEDのジェイ・ランドールが編集したコンピレーション『DRUM MACHINEGUN』が超最高ですよ。

THE ARTIFICIAL INTELLIGENCE AGENCY / DATACLAST / NOISM / NERVE NOT FOUND / JET JAGUAR KR3 KILL SPREE / SUBMACHINE DRUM / AGORAPHOBIC NOSEBLEED / HELLZ ARMY / GENGHIS TRON / PROSTHETIC CUNT / NEMO / DECOMPOSING SERENITY / MECHA BONGZILLA / SCUMFUSION / SLOUGH / MAD COW / VOTLRON / OCRILIM (OCTUS) / COCOON / BLACK MAYONNAISE

という布陣(ハッキリ言ってほとんど知らない)による全67曲ですが、コンピレーションというよりひとつの音の塊です。

ガバっぽい超速ドラム・プログラミングとヘヴィなギターが襲いくる波状攻撃で脳細胞がシェイクされて再生不能。

椅子に座って聴いていて、聴き終わって立ち上がったら足がよろけてそのまま倒れ込んで死にました。

うんこ洩らしてないからまだ生きてる!と思ったらブリブリ!

王大人:死亡確認!

【自分用メモ】Alison O’Donnell & Isabel Ni Chuire: Mise Agus Ise

最近、元MELLOW CANDLEのクロダー・シモンズがFOVEA HEXで復活しましたが、アリスン・オドネルも新作をリリースしました。

ところでFOVEA HEXは”NEITHER SPEAK NOR REMAIN SILENT”と題された三部作をリリース予定で、現時点で二枚のEP『BLOOM』『HUGE』を発表していますが、どちらも良いです。

レーベル直販だとリミックスEPが付いてきますが、それもまた良いです。

今秋リリースの三部作完結編にも期待。

2006-05-23

ブリティッシュ・ロック研究者必携の一冊『Tapestry Of Delights』の新装版『Tapestry Of Delights Revisited』が今月末に出ます。

1963~76年までのブリティッシュ・ロックのバンドを掲載している集大成。

一時はオンライン公開していたのですが閉鎖、勝手にミラーサイトが建っていましたが著者の要請でこちらも閉鎖されていました。

ちょっと高いですが、旧版が600ページ+アップデート100ページだったのに対し、新装版は1,000ページ以上とのこと。

公開された新装版の写真は正方形ですが、版型が変わったのかな?

新装版にどれだけ情報が追加されたかは未確認ですが、ブリティッシュ・ロックのファンはかなり重宝すると思います。

僕も旧版にはかなりお世話になりました。もちろん新装版も買います。

SHADOW FURY シャドー・フューリー

鬱屈した心を癒すために『SHADOW FURY シャドー・フューリー』を見ました。

船木誠勝ハリウッド進出!と銘打たれた2002年の映画です。

もちろんアメリカではビデオスルーです。

船木はクローン人間の暗殺マシーンという設定で、売春婦の姉ちゃんとの心の交流を契機に徐々に人間性に目覚めて、最後に同じく殺人マシーンのバス・ルッテンと戦う、と。

まあオリジナリティのかけらもない話ですが、面白ければ文句はないと。

ただ面白くもかけらもないのが問題なのだと。

船木はブルース・リーとか松田優作とかが入ったナルぶりがアレですが、身体は絞り込まれているし、殺陣はけっこう見せます。

演技に関しては監督の信頼がまったくない様子で、主演はサム・ボトムズという人がやっていて、セリフも少なく、ちょっと可哀想になります。

サム・ボトムズって『地獄の黙示録』に出ていたそうですが、こんな奴いましたっけ?

売春婦の姉ちゃんはカサンドラ・グレイという人です。知りません。ピアス乳首を出しています。

クローン人間船木を開発した博士の役でノリユキ・パット・モリタが出てきます。ビートたけしが博士に扮するときみたいな格好をして、さっさと死にます。

あとフレッド・ウィリアムソンが普段は酒場の黒人で、実は武器ディーラーという役で出てきます。

商店街の貸しスペースみたいなレンタル流れ中古ビデオ屋で380円で買いましたが、やや損した感がありました。

ところで船木が高い所から飛び降りるシーンがありますが

DEEP PURPLE @渋谷AX

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ユーロヴィジョン・コンテストでLORDIが優勝だそうです。

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コンビニに行ったら

  • EX大衆(双葉社・刊)
  • EX-FLASH(光文社・刊)
  • EXCITER(バウハウス・刊)
  • 特冊新鮮組DX(竹書房・刊)

という雑誌が並んでいて、全部表紙がそっくりでした。

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実にまぎらわしいのですが、そうすることで何かメリットがあるのでしょうか?

どれか売れている雑誌があって、他の雑誌が追従しているのでしょうか?謎です。

で、実は『特冊新鮮組DX』に”世界大量殺人事件簿”という記事を書いているのでした。

初心者向けの記事なのでジェフリー・ダーマーとかリチャード・ラミレスとかアンドレイ・チカチーロとかについて判りやすく書いています。