2009-10-23

2007年9月9日の日記で書いた”ストーン・コールド”スティーヴ・オースティン主演映画『The Condemned』ですが、日本公開が12月19日からシアターN渋谷ほかで決まったそうです。邦題は『監獄島』。『バトルコールドKANGOKU』とか、もっと派手なタイトルにして欲しかった気もしますが、それを置いても、とても面白い映画です。オリジナリティがどうとか、小さなことを言ってはいけません。

MARILYN MANSON @Zepp大阪

その後マリリン・マンソンに取材。ライヴ会場からホテルに向かう車中でのインタビューで、暗くてノートに書いた質問メモが見えなくてピーンチ!でも当日自分が作った質問なのでなんとか大丈夫。約35分ぐらい上機嫌で話してくれました。

今まで2回インタビューしたことがありますが、最後に取材したのが1997年3月の初来日時。それから12年半、すっかりスーパースターの貫禄を身につけていました。そしてガールフレンドが超美人。

よってANVIL試写会+プチライヴには行けませんでした。残念。

PETER GABRIEL: US

1992年10月17日の朝日新聞。

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かいつまんで言うと「ボーナス・トラック入りのCDをレコード会社に返送すれば、ボーナス・トラック無しのCDを送ります」ということです。驚くべきことに、本当に返送した人が何人かいたそうです。

Important RecordsのBoris『Vein』NG盤事件で、この件を思い出しました。

2009-10-19

昨日の午後10時にツイッターで「ラウドパークは最高だったよ。日本のみんな有り難う」と書き込んでいるマメなロブ・ゾンビ

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ふこをさんのmixi日記を見て、自分が『宇宙怪人ゴースト』と『宇宙忍者ゴームズ』を完全に混同していたことに今更気付きました。確かにファンタスティック4に猿はいないですよね。アランもピートもついてこい、ミッキーおくれるな(ウキッキ)♪でしたっけ?

ついでにTV版『猿の惑星』に出てくるのもアランとピートと猿ではなかったでしたでしょうか。

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『アンチクライスト』早く見たいのに見れない。

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LOUD PARK二日目 @幕張メッセ

H.E.A.T.(途中から。その前のDEAD BY APRILは見ていません。ごめんなさい) / LAZARUS A.D. / HIBRIA(途中から寝転がっていたけどちゃんと音は聴いていました!) / HATEBREED / NAPALM DEATH / PAPA ROACH / FAIR WARNING(最初の4曲ぐらい) / ANVIL(当然全部) / CHILDREN OF BODOM(最後の方ちょびっと) / ROB ZOMBIE / SLAYER

映画公開前&新作発売前のANVIL、新作発売前のROB ZOMBIE、新作発売前のSLAYERが各ステージのヘッドライナーという。

LOUD PARK初日 @幕張メッセ

すごく楽しかったし、ぜひまた来年もやって欲しいことを前提にして。

80sお笑いバンドのその一BLESSED BY A BROKEN HEART / 80sお笑いバンドその二STEEL PANTHER / 昔のvoが戻ったOUTRAGE / 昔の人がさらに昔っぽい音楽をやるFIREBIRD / 昔の曲をいっぱいやるLOUDNESS / 太ってヅラで声が出ないvoと昔メンバーだった茶色肌でしわしわのギタリストが抱擁するのがハイライトだったDOKKEN / 昔のvoが仮復帰採用のANTHRAX / 昔の曲を今の女voが歌い直したアルバムを出したばかりのARCH ENEMY / 昔路線の新作が好評のMEGADETH / 昔出したアルバムの完全再現が売りのJUDAS PRIEST

「Victim Of Changes」ラストでロブ・ハルフォードが絶叫スクリームしながら頭頂部を観客に向け、一瞬にしてハゲ頭に血管が浮いて汗がじわっと滲むという、人間亀頭芸を見せてくれました。

2009-10-16

STEEL PANTHERの『FEEL THE STEEL』が米ビルボード誌のコメディ・チャートで第1位を獲得したことが話題になっていますが、集計がおかしいと思います。だって『DEATH MAGNETIC』の方が売れている筈だし。

ROB ZOMBIE @新木場スタジオコースト

でもライヴは超良かったです。最高。キャー。フェス仕様なのか、ちょっと短かったけど。

スクリーンに映っていたやつ(順不同):『マーダー・ライドショー』『デビルズ・リジェクト』『続・猿の惑星』『怪獣ゴルゴ』『アルゴ探検隊の大冒険』『マックイーンの絶対の危機』『ノスフェラトゥ』『カリガリ博士』『The Munsters』(邦題知らない。『妖怪人間ベム』元ネタのTVシリーズ)あと思い出したら書きます&教えて下さい。

American Witch / Superbeast / Living Dead Girl / Super-Charger Heaven / More Human Than Human / House Of 1,000 Corpses / Demon Speeding / Demoid Phenomenon / Never Gonna Stop / The Devil’s Rejects / Thunder Kiss ’65 // Dragula / Lords Of Salem / What?

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キャプテン・ルー・アルバーノが14日に亡くなったそうです。

Oh daddy dear, you know you’re still number one…

2009-10-14

BLUE CHEERのディッキー・ピータースンが12日、ドイツで亡くなったそうです。死因は肝臓&前立腺癌とのこと。享年61歳。

現在我々が聴いているヘヴィ・ロックの少なくない割合が、直接的あるいは間接的に彼の影響下にあったといえます。我々の鼓膜を破り続ける音楽を生んでくれたことに、感謝します。

Long live the loud.

Die Sexabenteuer Der Drei Musketiere (1971)

アレクサンドル・デュマ作の『三銃士』といえば、田舎から出てきたダルタニャンがパリで銃士隊に入ろうとして三銃士とオールフォーワンワンフォーオールになる話ですね。

本作のダルタニャンは田舎の魯鈍な若者で、オチンコをいじって精液が河にポチャンと落ちるのを見て「パチンコみたいだ」とか言っています。オチンコとパチンコをかけているのだと思います。それを見ていた近所の妖熟女が欲情して、彼の童貞を奪います。それを河の向こう岸から見ていたイングリッドは彼の元に来て、「もっとパチンコ遊びしましょ」とセックス。その間、三銃士はまだダルタニャンと出逢っていないので、酒場で雑談しています。ダルタニャンは父親に「お前は銃士隊を目指すのだ」と言われ、「わーい、僕は銃士隊に入るんだー♪」と上半身裸のイングリッドとチャンバラごっこをして間違って乳近辺の柔肌を傷つけてしまって「ごめんねー♪」と傷跡を舐めたりします。あとイングリッドの乳首にカエルを乗せて遊んだりします。

で、ダルタニャンは映画が始まって35分ぐらいしてようやく故郷を出て、パリを目指します。途中で村娘をレイプしようとする親父の尻を蹴飛ばして、村娘に「お礼も出来ませんが」とセックスしたり、あと前後の事情は忘れたけどセックスしたりします。で、途中で三銃士といちおう酒場で知り合って、挨拶だけします。特に友達にはなりません。

旅の途中のある夜、乾し草の上にかつての妖熟女がなんだかいます。で、「パチンコ遊びはうまくなったかしら」とセックスします。終わり。結局パリに到着しないまま終わります。

そしてボックス全8作を見終わったとき、心には虚しい風が吹きすさぶのでした。

Die Blonde Sex Sklavin (1971)

イングリッド演じるイギリス娘が奴隷商人に捕まって、チュニスのスルタンに売られます。彼女はハレムに入りますが、なかなか言うことを聞かないので、全裸で吊されて鞭打たれたりします。で、結局スルタンに処女膜を破られます。でも最後、なびいたフリをしたイングリッドにポコチンを切断されて胸も刺されて死にます。宦官たちが彼女を捕らえようとしますが、スルタンは死の直前に「これでよいのだ。彼女は余を解き放ってくれた」とかなんとか言って、無罪放免となります。イングリッドは同じく奴隷商人に売られていたフィアンセと再会、初夜で痛いフリをして処女だとごまかします。そうして切断されたスルタンのポコチンはホルマリン漬けになってイギリスに持ち帰られたのでした。

…という話をエロ姉ちゃんが別のスルタンにする、という『千一夜物語』の1エピソードみたいな映画。

他愛のない話ですが、イングリッドの全裸吊り鞭打ちがエロいです。自然乳と腋がすこぶるよろしく、抜ける度からするとトップかも。抜きませんでしたが。

ムードミュージックみたいなBGMに非情なファズ・ギター・ソロが被って奇妙なコントラストを織りなすレイプのテーマ、それから宦官役のおっさん達が裏声で歌うパーティー・ソングと、音楽的にもけっこう良いです。

本BOXでは『獣色乱行』に次いで、一見の価値のある作品でしょう。これもドイツ語版に英語の字幕を入れたやつ。

Die Stewardessen (1971)

邦題『スチュワーデス(秘)SEX/花弁地帯をむしる』。

世界を股にかけて飛び回るスチュワーデスの奔放な性を描いた作品。ニューヨーク編は景色だけアリ物を使って撮影はてきとうに近所で済ませたっぽいですが、チューリヒ編とローマ編とコペンハーゲン編はちゃんと現地ロケしています。まあいずれも西ドイツから遠くはないですが、要するにこれもオムニバス系ということです。

コペンハーゲン編では快楽主義者たちがたむろしているアパートの部屋をスチュワーデスが訪れていろんな人とセックスするわけですが、そのうちの一人が「コペンハーゲンを案内するよ!」と言って、人魚像の前で「あの腰つきがたまらないねぇ」と唸るのはまだしも、あとは市内のポルノショップばかり案内します。あと『冷凍凶獣の惨殺』に出てくるなんとか広場にも通りかかります。

ところで竹書房版『スターログ』によると『冷凍凶獣の惨殺』オランダ版DVDには原始獣レプティリカスが空を飛ぶシーンが収録されているそうですが、見た方いらっしゃいますか。

そういえば何作かでウド・キアーをだらしなくしたような顔のラファエル・ブリテンという男優が出てきます。またこいつかよ、と思わせます。

Die Betthostessen (1972)

しかしまたもオムニバス形式。窓ふきの男が映画プロデューサーの元を訪れ、「こういう経験談があるんです」と売り込みを図るという話です。窓から部屋の中を覗いたら裸の女がいて、誘われてやっちゃったとか。

さすがに面倒臭くなったのでメモはとっていませんが、最後の方の「体育部のジャージ男6人がランニング中に美女と出会い、小屋でサタンの声がして全員で車座になって女とセックス、女の股間を蛇が這う」というのは幻想的でちょっと良かったです。

これは英語吹き替えがなくて、ドイツ語音声に英語字幕がつくというものでした。

Die Blonde Mit Dem S〓ssen Po (1972)

邦題『淫蕩処女』の筈。

これも別題『Blutjunge Verführerinnen 3』というだけあってオムニバス形式。修道院から脱走したイングリッドがヒッチハイクをして、運転していたおっさんに「うちの修道院にいる娘たちは、こんな乱れたことをしていたのよ!」とさまざまなエピソードを披露します。最後のイングリッドとおっさんのカラミがちょっと良いです。でもそろそろオムニバス形式に飽きてきました。

Sex Und Noch Nicht 16 (1972)

別題『Blutjunge Verführerinnen 2』というだけあって、やはりオムニバス形式。ピンク映画の脚本家がタイピストを雇うことになって、ストーリーを朗読、それが次々と実写化されます。タイピストも「私はこんな話を知ってるわ」と、いろんなエロ話を展開。

いちおうメモをとっていたのですが、「スキー場でセックス/寝台車でセックス/ボーリング場でセックス/昔の映画マニアの男の部屋でセックス/自慰/観光ツアー中に古城でセックス/殺し屋が浜辺で女とセックスする映画を見ている観客が映画館トイレでセックス/なんか幻想の中で白人男と黒人女がセックス、黒人男と白人女もセックス/トラック運ちゃんがハンブルグまで乗せた女とセックス/イングリッド演じるメイドがその家の旦那とセックス、奥様とレズ、息子ともセックス」というものでした。