シャイニングその1

ショックを受けたときにはしばしば「ガーン!」という擬音が使われますが、皆さんの頭の中ではどんな音が鳴っているのでしょうか。

僕の場合は、クシシュトフ・ペンデレツキのトーン・クラスターが鳴ります。

一方、「ガーン!」よりもさらにショックが長引くとき、たとえばキーボードの上にコーヒーをこぼした時には、同じくペンデレツキの『ウトレンニャ』中「キリストの復活」の、カン!カン!カン!カン!というやつが頭の中で鳴り響きます。

映画『シャイニング』の後半、亡霊たちが本格的に動き出すシーンで使われた音楽です。

思えばペンデレツキとかリゲティとかバルトークといった作曲家はどれもキューブリック映画に教わった気がします。

『シャイニング』サントラ盤は1980年代に一瞬日本盤CDが出たものの廃盤だそうで、きちんと形で再発してもらいたいものです。

我が家にあるのは500円で買った中古盤LPです。

このジャケット・アートワーク、当時ポスターとして使用されましたが、ビデオやDVDでは全然使ってもらえません。

『シャイニング』=黄色、というイメージが???なので、仕方ない気もします。

なお途中まで書いた原稿が消えてしまったときは、メタリカの「サッド・バット・トゥルー」イントロが鳴るときもあります。

知人の場合、『水曜スペシャル』で川口浩が巨大動物や毒蛇と遭遇したときの効果音が鳴り響くそうです。

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月

見ました。(^д^)ハハハ

テレタビーズのポーことプイ・ファン・リーはタイの牢屋でブリジット・ジョーンズと一緒に「ライク・ア・ヴァージン」を歌う女囚というチョイ役でした。

しかしルネ・ゼルウィガーって、映画の中でよく投獄されますね。

パラシュートが開くと「ノーボディ・ダズ・イット・ベター」がかかるという『007/私を愛したスパイ』ネタ、ギャグとしては特に面白いものではないのですが、イギリスのお茶の間では誰もがこのネタを判っているというのは羨ましいと思いました。

あとストロベリーなシーンでラヴ・アフェアーの「エヴァーラスティング・ラヴ」が流れていましたが、そういえばこの曲、ワイルド・ホーセズもやってたなと、ぼんやりと考えていました。

ところで、ポーのヌード画像がありました。

(4月6日の日記にも書いたTV番組『Metrosexuality』から)

ひえーーーーーーー

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Skunk Anansie「Lately」

今は亡きスカンク・アナンシーですが、本当に良いバンドだったと思います。

あるときは少女のように囁き、あるときはアマゾネスのように吼えるハゲ黒人女性ヴォーカリスト、スキンを中心に据えた、ヘヴィでソウルフルな音楽性は高レベルかつユニークなものでした。

彼女たちのミュージック・ビデオも良いものがありましたが、中でも最高傑作だったのが「レイトリー」。

サード・アルバム『ポスト・オーガズミック・チル』からのシングルであるこの曲のビデオは、サウンドガーデンの「ブラック・ホール・サン」と同じハワード・グリーンヘイ監督によるクリップで、人の顔がビローンとデフォルメされるという、ネタ的にも重複するものでしたが、火事や事故現場で被害に遭った側も助ける側も顔がビローン、SMプレイをするカップルもそれを調査する探偵もビローンと、デフォルメ度が10割アップ。

最後にはスキンの顔をした彗星が地球に突っ込みこの世の終わり、という素晴らしい作品でした。

ぜひ市販して、いつでも誰でも見れる状態にして欲しいものです。(^д^)ハハハ

スキンは2003年にソロ・アルバム『フレッシュウーンズ』を出しましたが、これがまた素晴らしかったです。

ギタリストのエースは2004年にソロ・アルバム『STILL HUNGRY』を発表。

レミー、ジャン・ジャック・バーネル、ヤップ(ワン・ミニット・サイレンス)、ベンジー(元ダブ・ウォー)たちがゲスト参加したわりには派手さのない作品でしたが、黒人女性シンガー、シンガイ・ショニワをフィーチュアした2曲は最高でした。

黒人女性シンガーと相性が良いギタリスト/ソングライターなのでしょうか。

残念ながらスカンク・アナンシーは忘れられつつある今日この頃ですが、もう一度注目してみる価値のある、20世紀の最後を飾る名バンドでした。

【メモ】アイルランドSong Records

SO0001 1969/05 The McTaggarts: Everytime b/w Come The Day

SO0002 1969/05 Skid Row: New Places Old Faces b/w Misdemeanor Dream Felicity

SO0003 1969/10 Skid Row: Saturday Morning Man b/w Mervyn Aldridge

SO0004 1969/10 Tramcarr 88: Look b/w In The Mondays

<余談>

  • スキッド・ロウは1975年にDude Recordsから「Spanish Lady b/w Elvira」(DD1)を出している。
  • Benny WhiteはSTEAL MOONというバンドで1986年にLodge Recordsから「THE MAINSTREAM (IS ROCK’N’ROLL)」(LR-101)をリリースした。

【メモ】オーストラリア物中古盤を買いました。

本文は後で。

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The Onyas: Live For Rejection

(Man’s Ruin MR-30)

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Gacy’s Place: Smells Like Gacy’s Place

(Sprial Objective SPIRAL#19)

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Splatterheads: Destroyer b/w Buttock

(Sympathy For The Record Industry SFTRI59)

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Nihilist: Crown Of Horns

(Chaotic Thoughts CHAOS D&K-03)

お買い物メモ

Buzzov.en: Welcome to Violence

『TO A FROWN』「Wound」「Unwilling To Explain」全曲を集めた再発CD。

Melvins: Mangled Demos from 1983

初期デモ。これまで裏流出していたものより曲数が多い。速い曲もあり。

Candlemass: Candlemass

メサイア・マーコリンが復帰しての新作。限定デジパックもあるらしい。どれくらい限定なのかは不明。

Eyehategod: Preaching The Endtime Message

比較的最近のシングル音源+日本公演のライヴ。

The Rory Gallagher Story(メモ)

イギリス時間の4月16日(土)21:30~、『BBC2』ラジオの1時間枠でロリー・ギャラガー10周忌特番『The Rory Gallagher Story』が放送されました。

ナレーションはゲイリー・ムーア。

短い番組でしたが、きちんとロリーの生涯のツボを突いていて、よく出来ていました。

インタビューも生前のロリーと何らかの関わりがある人で、無関係のスターが出てくることもなかったです。

ロリーがザ・スミスに与えた影響をジョニー・マーが具体的に挙げているのは目からウロコでした。

(1999年に彼にインタビューしたことがあり、その際にもロリーへの傾倒について熱く語っていましたが、具体的にリフの類似を挙げたのはビックリでした)

注文をつけるならば、もっと熱いロッカーとしてのロリーについても触れて欲しかったです。

ゲイリーはトチることもなくナレーションをこなしていましたが、それよりも自分とロリーの交流について話しているほうが生き生きしていました。

ストリーミングで聴いて、ダウンロード出来なかったので、以下のとおり内容をメモっておきます。

細かいところが間違っているかも知れませんが、ご容赦のほどを。

●オープニングは「クレイドル・ロック」

●出生と少年時代。ロイ・ロジャースなどアメリカのミュージシャンから影響を受ける

●アメリカのラジオ用に収録された、未発表インタビュー(70年代?)

●「ゴーイング・トゥ・マイ・ホームタウン」断片

●ロリーの初期のバンドTHE IMPACTの未発表ライヴ音源!

●ゲイリーがロリーとの出逢いについて語る。14、15歳のとき

 対バンのときは弦が切れたときお互いのギターを貸しあった

●「ホワッツ・ゴーイング・オン」断片

●ブライアン・メイのコメント

 ロリーみたいな音を出したかった。ダラスのレンジマスター・トレブルブースターとVoxのAC30を使っていると教えてもらったが、全然似なかった

●ロリーのテイストでの活躍。第1期テイストにも言及

●ワイト島でのライヴMC断片

●テイスト解散、ソロに

●『ロンドン・マディ・ウォーターズ・セッションズ』にゲスト参加

●ジョージー・フェイムが「ロリーは緊張していた」と証言

●ソロ・バンド結成、相棒ベーシスト、ジェリー・マカヴォイとの出逢い

●ジェリー・マカヴォイは自伝『Riding Shotgun』を刊行予定

●名盤『ライヴ・イン・ヨーロッパ』発表

●「メッシン・ウィズ・ザ・キッド」の断片

●アイルランド民謡への傾倒

●ロニー・ドリューとの出逢い

●マーティン・カーシーとの出逢い、いろんなチューニングに魅了される

●ジョニー・マーもロリー信者

 13、14歳のときに『ポリドール』のサンプラーを買って、初めてロリーを聴いた

 普段は大人しいのに、アンプにプラグ・インすると火に包まれるのに驚いた

 『デュース』を買って、レコードにあわせてコピーした

●ザ・スミスの「ホワット・ディファレンス・ダズ・イット・メイク?」のリフは「シークレット・エージェント」からの影響

 「ハンサム・デヴィル」のリフは「シャドウ・プレイ」からの影響

●ブライアン・メイも「タイ・ユア・マザー・ダウン」のリフは「モーニング・サン」からの影響とカミングアウト

●ボロボロのストラト秘話。コークのCrowley’s Music Centreで入手した

 店主の談話

 ステージで汗かきまくりだったので塗装が剥げた

●ジャック・ブルースの談話

 ブルースとケルト音楽を融合させたエモーショナルな音楽を評価

 スコッティッシュのジャックとアイリッシュのロリーは共有するものがあった

●「アイ・ワンダー・フー」の断片

●「バーリイ&ザ・グレープ・ラグ」の断片

●自らの『Capo Records』設立

●健康を害する

 処方薬のせいで、ただでも引っ込み思案だったのに更にひきこもりに

●ドナル・ギャラガー談話(それまでも何度か談話している)。医者への不信感

●ゲイリー談話。

 BBMの頃、ロンドンのコンラッド・ホテルでロリーに久々に会った。ロリーはそのホテルに在住していた。

 一緒に飲んで、サンドイッチを食べた。部屋でギターを見せてもらって、一緒に弾いた

 BBMで凄いメンバーと一緒にバンドを組んでいるゲイリーが羨ましい!と言った

 あといろいろ個人的なことも話に出たけど、この場では話すつもりはない

 最後に「大好きだよ」と言って抱き合って、別々の道を行った

 その後は一度電話で話しただけだった

●マーティン・カーシーも電話で、ロリーの体調が悪いと聞いていた

●ロリーの1995年オランダ・ツアーが体調のせいで途中でキャンセルになった

●肝臓移植手術をすることになった

●ロリー死亡、葬式

●エンディングは「ミリオン・マイルズ・アウェイ」

ロリー・ギャラガーの音楽に初めて触れる人には、やはりライヴ名盤3タイトルにボーナス・ライヴを加えた熱すぎる4枚組ボックス『LET’S GO TO WORK』がお薦めです。

死ぬほどかっこいいです。

MOTORHEAD『ACE OF SPADES』

3月7日の日記に、「子供の頃、イギリス英語に憧れたのはトミー・ヴァンスのおかげ」と書きました。

それから20年以上、彼の声を聞くことはずっとなかったのですが、彼の談話が入っているDVDが発売されました。

『クラシック・アルバム』シリーズのモーターヘッド『エース・オブ・スペイズ』編です。

聴かないと死んでしまうロック史上燦然と輝く超名盤のメイキングDVDですが、当時の関係者としてヴァンスがインタビューされているのです。

…あれえっ、こんな酒焼けしたおっさん声だったっけかなあ。

当時からこういう声だったのか、それとも20年の年月を経て変わってしまったのかは判りませんが、自分の中にイメージとしてあったヴァンスの声とまったく違っていたので驚きました。

もちろん声のとおりや発音はプロだし、ちょっとかすれた喉もかっこいいのですが、なんだか不思議な気分でした。

ちなみにこのDVD、最高です。

レミー、フィルシー・テイラー、ファスト・エディ・クラークを筆頭にいろんな人がインタビューされていますが、ミック・ファレンとデイヴ・ブロックの談話が入っていてオオオッ!となりました。

ライヴ映像もたくさん入っています。

黄金のトリオによるヴァーチャル再結成ライヴ(レミーとフィルシーがアメリカ、エディがイギリスにいるのを合成している)も感動!

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月

で、なんでデンタル・ダムの話が出たかというと、デンタル・ダム愛用者のポーことプイ・ファン・リーが『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』に素顔で出ているらしいからなのでした。

もちろん見ていません。

飛行機で1作目は見ましたが、カーチェイスとか爆発とかがないし、怪獣とか女原始人とか殺人ロボットとかゴリラも出てきませんでした。

30過ぎの負け犬OLさんが「これってあたしみたい~♪」と共感をおぼえる映画なんだそうですが、ヒュー・グラントと青年医師にダブル求愛されたり転職したら突然テレビに出れたりするのは、全然あたしみたいではないと思います。

デンタル・ダム

2001年ぐらいの『Metrosexuality』というイギリスのテレビ番組で、テレタビーズのポーの中の人(プイ・ファン・リー)がレズ・プレイのときで使ってるので初めて知りました。

マン舐めとかアナル舐めをするときに、病気の感染予防のために使うシート(濡らしてぺたっと貼る)ですが、みんなこういうのって使ってるのでしょうか?

僕は一回も使ったことがないし、実物を見たことすらありませんが、不特定多数の相手とセックスする人なら必要なのでしょうね。

使っている方、使用感や味など教えて下さい。

Shut Your Mouth and Know Your Role

メガデスのところでジャブローニという語句を使いましたが、ご存じない方がいらっしゃったので、ここで簡単に説明を。

Jabroniはプロレス界のスラングで、”三下”とか”どサンピン”を意味する言葉です。

負け役を意味するJobber(=Jobをする人)をイタリア語風に呼んでみたもののようです。

たまに英語ではハゲBaldの人のことをBaldiniと呼んだり、なんだかイタリア風に呼ぶことがあるようです。

で、JabroniはWWEのザ・ロックの大活躍で広まった言葉で、「黙れどサンピン!」というようなとき「Shut your mouth, Jabroni!」と言います。

ただ、ネットで検索するとザ・ロック関連のサイトが多く出てきますが、実際にはもっと昔からあったようで(いつからかは不明)、”ストーン・コールド”スティーヴ・オースティンも使っていたのを記憶しています。

ところで映画『フェア・ゲーム』で刑事役のウィリアム・ボールドウィンが仲間の刑事たちに向かって「なあ、ジャブローニども」と言っていたような気がするのですが、記憶違いでしょうか。

この映画はシンディ・クロフォードが乳首透けタンクトップで疾走して背後でダイナマイトが爆発するというシーンしか覚えていないのです。

ブックオフで105円で買ったビデオが我が家にあるのですが、面倒臭くて見返す気になりません。

いつか仕事で必要になったら見返してみるかも知れません。

Teletubbies Say Eh-Oh!

えおー!

キッズステーションで『テレタビーズ』放映が再開されました。

今回は時間帯が08:30~と、朝起きてちょうど良い時間です。

だがしかし!これまで

イントロ「テレタビーズの時間だよ!」→CM→主題歌→本編

だったのが、

イントロ「テレタビーズの時間だよ!」→主題歌→CM→本編

になってしまいました!

主題歌の後にボイストランペットの「テレタビーズはどこ?」という決めゼリフから本編になだれ込むのが良いのに、CMが入ると流れが壊されてしまいます!

まあ放映を続けてくれるだけでも幸せではあるのですが、ちょっと気になりました。

ばばーい!

MEGADETH BLACKMAIL THE UNIVERSE WORLD TOUR 2005

メガデスのライヴを見に、川崎クラブチッタに行ってきました。

ステージ背後に神殿みたいなのが描かれていて、「UNEQUAL INJUSTICE FOR ALL」と書いてありました。

デイヴ・ムステイン本人がどう言おうと、少なくない数の観客がメタリカの『AND JUSTICE FOR ALL』を思い出すでしょうし、何だかイタイと思いました。

掲示板に「マーティ最高!」「ジュニア最高!」とか書かれてマジギレしたり、映画『Some Kind Of Monster』で半泣きになって「お前らにクビにされたせいで、今でも路上でガキどもから”メタリカRULES!”とかバカにされるんだ!お前らが20年前にアルコール・リハビリしろって言ってくれたら、こんなことにはならなかったんだ!」とラーズ・ウルリッヒに文句を言ったり、最近のムステインはどうもイタ過ぎる気がします。

まあ以前から『ラスト・アクション・ヒーロー』とか『スーパーマリオ』みたいなスチャラカ映画サントラに曲提供したり、ちょっぴりイタイ人ではあったのですが。

でも、ライヴはすごく良かったです。

『ザ・システム・ハズ・フェイルド』からの曲もCDよりずっと迫力があったし、数々のメガデス・クラシックスは当然最高でした。

難を言うならばムステイン以外のメンバーがジャブローニ揃いで、バック・バンドの域を出なかったことでしょうか。

ギターの奴(名前忘れた)は手堅くソロも弾いていましたが、「ハンガー18」「シー・ウルフ」みたいに白熱のソロ応酬が求められる曲ではジャブローニぶりを発揮していました。

そういえば1990年代の一瞬、メガデスが”メタル・ゴッド”の座に一番近かった時期がありました。

ジューダス・プリーストが休業中、ブラック・サバスのシンガーがトニー・マーティン、アイアン・メイデンのシンガーがブレイズ・ベイリー、メタリカが『LOAD』(僕は好きだけど王道メタルからは距離があった)という頃、『クリプティック・ライティングス』前後の彼らは「メタルは死んだ」と言われるなか孤軍奮闘、輝いていたと思います。

フェアウェル・ツアーと銘打たれたステージを見ながら、もう二度と戻らないそんな時代のことをふと思い出しました。

Blackmail The Universe

Set The World Afire

Skin O’ My Teeth

The Scorpion

Wake Up Dead

In My Darkest Hou

She-Wolf

Something I’m Not

Angry Again

A Tout Le Monde

Die Dead Enough

Trust

Of Mice and Men

Kick The Chair

Hangar 18

Return To Hangar

Back In The Day

Sweating Bullets

Tornado of Souls

Symphony Of Destruction

Peace Sells (inc. Paranoid)

Holy Wars

ORANGE SUNSHINE『HOME ERECTUS』

オレンジ・サンシャインのファースト・アルバム『サイケデリック』日本盤が出ました。

『リーフハウンド・レコード』あいかわらず良い仕事をしています。

ブルー・チアー系のモンスター・サイケ・ロックで、巨人に延髄をつままれて引っ張り上げられるような浮遊感、鼻血が出る直前の鼻の奥がツーンとくる平衡感覚の揺らぎ、すべてが凄いです。

聴くと頭がバカになります。

受験生や妊産婦は聴かないほうがいいかも知れません。

『LOVE=ACID SPACE=HELL』も最高なので、まだの方はぜひ。

そういや、このバンドのGuy Tavaresがこんなことを言っていました。

「オランダが自由な国だって?違う、その正反対だ。確かにオランダではマリファナも売春も同性結婚も空き家の占拠も合法だ。でもそれは、すべて政府がギチギチに管理している。日本ではどれも非合法だから、国民が勝手に出来るだろ?だから日本の方が自由だよ」

「動物を食べるのは仕方ないと思う。でも狭い場所に牛や鶏を詰め込んで、工場みたいな流れ作業で殺していくのは彼らの尊厳を踏みにじっている。俺はそれには耐えられない。だからベジタリアンなんだ」

ヒッピーとヘッズとオランダ人発想のハイブリッドな考えの人で、面白かったです。

http://www.leafhound.com/

http://www.motorwolf.nl/

SYSTEM OF A DOWN『MESMERIZE / HYPNOTIZE』

システム・オブ・ア・ダウンの新作から8曲を聴きに行ってきました。

いわゆる試聴会というやつです。

2枚のアルバムを5月と秋に時間差リリースするというもので、

「Cigaro」「B.Y.O.B.」「Question」「Revenga」「Attack」「Kill Rock And Roll」「Hypnotize」「Lonely Day」という8曲を聴きました。

「B.Y.O.B.」が『MESMERIZE』に入るということは決まっていますが、どの曲がどっちのアルバムに入るかまだ判りません。

聴いた印象は、とにかく凄いッ!!!!

こんな凄い曲がアルバム2枚ぶん続いたら死ぬかも。

アイアン・メイデンがアルメニア人になって最初の3枚の一番凄いところを集めたアルバムを作ったら、こうなるかも知れません。

完パケを聴くまで予断を許しませんが、2005年ベスト・アルバム候補いやさ21世紀(2001~2005年ね)ベスト・アルバム候補となる可能性大です。

とりいそぎ、ここで2曲を聴けます。

「Cigaro」

http://www.sonymusic.com/clips/selection/fu/090648/090648_01_01_full_ref.mov

「B.Y.O.B.」

http://www.systemofadown.com/mediaplayer/byob/

CHARLOTTE HATHERLEY『GREY WILL FADE』

アッシュの紅一点シャーロット・ハザレイ姐のソロ・アルバム『グレイ・ウィル・フェイド』はイギリスではとっくに出ていましたが、日本盤の権利がなんだかゴタゴタしていました。

でも無事5月11日にソニー・ミュージックから出るようです。

ちなみに左側は東芝EMIのサンプル・カセット(TOCP-66375)、

右側はソニー・ミュージックのサンプル・カセット(SICP-775/776)。

サウンドの基本線こそアッシュっぽいものの、女の子っぽさを覗かせたりして、とても良いです。

ストーナー・ロックおぼえがき

stonerrock.comの通販部門All That’s Heavyで注文していたCDとレコードが到着しました。

オマケでCDオープナーが付いてきました。

CDのビニール封を開ける文房具で、けっこう楽しくて、うちにある未開封CDをたくさん開けてみました。

それにしてもAll That’s Heavyとは7年ぐらいの付き合いになります。

ちょうどMeteorCityがレーベルを立ち上げて、第一弾『WELCOME TO METEORCITY』を出した頃ですね。

それからシングルズ・クラブが打ち止めになったり、通販部門がstonerrock.comに譲渡されたり、いろいろ変化がありましたが、健在なのは喜ばしいことです。

これからも頑張って欲しいです。

役に立つかも知れないウェブサイトのおぼえがき。

http://www.vicdumonte.com 元KYUSSのクリス・コックレル。

http://www.tonytornay.com FATSO JETSONのトニー・トーネイ。着実に写真家キャリアを積んでます。

http://www.omvibratory.com OMサイト。

http://www.noquarter.net No Quarter Recordsサイト。

http://www.alonerecs.com Alone Recordsサイト。

http://www.gorilla-world.co.uk GORILLAサイト。

http://www.geocities.com/velcrolewis0000/home.html VELCRO LEWISサイト。

Fleetwood Mac『Mr. Wonderful』

(Blue Horizon 7-63205)

ピーター・グリーン、ミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィーのサイン入りイギリス盤オリジナルLP、しかもマトリックスA-1/B-1です。

この3人のサインが1枚のLPにあるということの重要性は、ファンの方ならお判りかと思います。

ちょい自慢してみたかったのです。

しかし不思議なことがあります。

この盤はB面マトリックスが「7-63205 B-1」と活字で印字されているのですが、もう1枚持っている『ミスター・ワンダフル』イギリス盤LPではマトリックスが手書きで彫られているのでした。

我が家のレコードプレイヤーでは比較しても音質の違いは判りませんでしたが、同一マトリックスなのにスタンパーが何種類もあるという例はよくあるのでしょうか?

これは別マザーを元に作られた2種類のスタンパーの、それぞれのオリジナル・プレス盤と考えれば良いのでしょうか?

なにぶんマトリックスがどうとかいう概念については初心者中の初心者なので、首を傾げるばかりなのです。

ご存じの方、ぜひぜひご教示ください。

Otis Spann

『ブルー・ホライズン』つながりでもう1枚。

オーティス・スパンの『The Biggest Thing Since Colossus』は初期フリートウッド・マックが全面参加(ドラムスのみS.P.リアリー)したアルバムですが、アメリカ盤LPのみジャケットが異なるのでした。

イギリス盤、そして数年前に出た日本盤CDはクワガタジャケットですが、アメリカ盤LP(Blue Horizon BH4802)のみスパンの写真なのです。

1997年だかに、ニューヨークの中古レコード店Bleeker Bob’sで買いました。

たぶんレア盤なので自慢したかったのですが、誰に見せても「ふぅーん」と興味なさげに言われるだけで、誰も羨ましがってくれないので寂しかったです。

ジャケットはともかく、ピーター・グリーンのギター・プレイが背筋がぞっとするぐらい凄い(ギタリスト:ピーター・グリーンとしてはたぶん最高傑作!)ので、ぜひ聴いてみて下さい。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000007UGB/stonersunshin-22

このアルバムからは「Walkin’」がシングル・カットされましたが、B面がアルバムとは別テイクの「Temperature Is Rising (98.8 Degrees F)」。

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(写真はオランダ盤)

B面曲はやはりボックス・セット『The Blue Horizon Story』で聴くことが出来ます。

ちなみに『ブルー・ホライズン』関連のデータは『Blue Horizon Records 1965-1972 / A Discography By Leslie Fancourt』(Retrack Books)をネタ本にしています。

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1992年に出た本で、タイプ打ちの自主制作本みたいですが、今でも十分に使用価値のある内容です。

Champion Jack Dupree

チャンピオン・ジャック・デュプリー『When You Feel The Feeling You Was Feeling』を中古盤屋で入手しました。

一時期イギリス在住だったデュプリーが『ブルー・ホライズン』レーベルに残した2枚のアルバムの片割れです。

(もう1枚は『Scoobydoobydoo』)

フリー結成前のポール・コゾフとサイモン・カーク、あとチキン・シャックのスタン・ウェッブが参加。

ずいぶん前から欲しかったのですが、マニアの多い『ブルー・ホライズン』からのリリース、しかも未CD化ということもあり、超絶プレミアが付いていて、まったく手が出なかったのでした。

しかし何故か1,200円でゲット!

オリジナル英国盤ではなくアメリカ盤(Blue Horizon BH7702)、盤質Bということもあるでしょうが、1,200円は下手するとひとケタ間違いという可能性すらある破格値です。

(たぶん。CD化とかされてないですよね?)

聴きました。とても素晴らしい内容で、泣きました。

コゾフも後のフリーを思わせる泣きのギターを弾きまくり。

ここのところ全然掘り出し物に出逢うことがなかったのですが、久々の大ヒットでした。イエーッ。

ところで、このレコーディング・セッションからはアルバム未収録の2曲がシングル・リリースされています。

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「I Haven’t Done No One No Harm b/w How I Doing It」(Blue Horizon 57-3140)

B面曲(スタン・ウェッブを大々的にフィーチュア)はボックス・セット『The Blue Horizon Story』で聴くことが出来ます。