SLADEのノディ・ホルダーに電話取材しました。今年2月21日に続いて1年で2回も話せるなんて、僕は果報者ですよたぶん。
12月20日から3回に分けてオリジナル・アルバム全16作が紙ジャケCD化される話題に加えて、ゲイリー・ムーアやグレン・ヒューズとの知られざる交流についても語ってもらいました。
SLADEのノディ・ホルダーに電話取材しました。今年2月21日に続いて1年で2回も話せるなんて、僕は果報者ですよたぶん。
12月20日から3回に分けてオリジナル・アルバム全16作が紙ジャケCD化される話題に加えて、ゲイリー・ムーアやグレン・ヒューズとの知られざる交流についても語ってもらいました。
イギリスで一世を風靡したTV番組『DA ALI G SHOW』内のコーナーの劇場映画化。とても面白かったです。
アメリカではあまりウケず、自分のライヴ前に上映するフィルムでアリGコスプレをしていたオジー・オズボーンも「アメリカ人はアリGを知らないからウケないなぁ」とこぼしていました。マドンナの「Music」ビデオにもゲスト出演しています。
劇場版映画『ALI G IN DA HOUSE』(←DVD980円だよ。買い!)はイギリスのローカルネタが多く、やっぱりアメリカでも日本でもウケませんでしたが、今回は全米でバカウケで、「以前から好きだった」と語るにわかファン増殖中です。
カザフスタンのTVレポーターが西洋文化をレポートするという趣向で、良識ある人を相手に失礼なボケをかましまくる芸風はTV版も映画版も同じで、イギリスをアメリカに変えただけなのですが、映画版はテレビでは絶対出来ないオナニーねたとかチンコねたなど満載。男の尻というのは、いつ見ても笑えますね。
エピック・ドゥーム・メタルの巨匠SOLITUDE AETURNUSの8年ぶり!の待望の新作『ALONE』がもうすぐリリースされます。
【追記】11月10日に出たことになっていますが、現物見たことありませんよ
既にアルバム全曲がネット流出していますが、笑っちゃうほど大仰なメロディアス・ドゥーム・サウンドと朗々と歌い上げるヴォーカルは健在です。
まあこれまでの作品と同じなのですが、それは悪口ではなくて褒め言葉ですよ。
それに先駆けてデビュー・アルバム『INTO THE DEPTHS OF SORROW』と2nd『BEYOND THE CRIMSON HORIZON』がリマスター再発されるので、未聴の方はこの機会にぜひ。
SOLITUDE AETURNUSについてはこちらもよろしくです。
CANDLEMASSはメサイア・マーコリンが再脱退してしまいましたが、WHILE HEAVEN WEPTの新作もぼちぼち完成しそうだし、SOLSTICEの『LAMENTATIONS』も再発されるなど、エピック・ドゥームが蘇るかも知れません。たぶん無理ですが。
あ、あと公開捜査。MILLARCAの岡本真さん、連絡ください。
EbayオークションでVELVET UNDERGROUND & NICOのアセテート盤LPが$155,401で落札されましたよ。1,850万円! ヒャー
http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=300054910309
市販盤とはこのように異なっているそうです:
「1985」は、”80年代はよかった”系おばさんの悲哀をユーモラスに歌った曲でした。
80年代にブイブイいわせていた女性が今では高校生の息子二人を抱え、いろいろ生活が大変という歌詞が泣かせる曲で、元々はSR-71の曲ですが、BOWLING FOR SOUPヴァージョンはビデオが最高だし、今や彼らの代表曲となった感があります。
その彼らの最新作が『THE GREAT BURRITO EXTORTION CASE』。
これがまた80s世代の涙腺をツンとさせるような作品なわけですよ。
「しばりの多いハイスクール生活を我慢すれば社会に出て自由にやりたいことを出来る、と思ったら社会人になっても学生時代と何も変わりやしない」と歌う「Highschool Never Ends」を筆頭に、DANGER DANGERとかBON JOVIとか、”あの頃”のキーワードがちりばめられています。
でも彼らが素晴らしいのは、年寄り御用達レトロ・バンドに堕することなく、コンテンポラリーな音楽として楽しめる作品に仕上げていることです。
「Much More Beautiful Person」ではMyspaceをやっているネット弁慶のティーンとかを題材にして、若いリスナーのハートもがっちり。
実際去年3月、Independence=Dで来日した彼らを見に集まったのは十代~二十代のキッズばかりでした。
そんな若い観客の前で「君たちDOKKEN知ってる?」とかいって、「Breaking The Chains」のイントロをちょっと弾いていたのが素敵でした。全然ウケてなかったけど。
とにかく切ないメロディとノリのいいパンク・サウンド満載の、良い曲だらけのアルバムですよ。そろそろ2006年も終わりが近付いてきましたが、年間ベスト10入り候補です。
JULIETTE & THE LICKSとしてのアルバム『FOUR ON THE FLOOR』を3月に日本盤リリースするジュリエット・ルイスと、H2Oのギタリストでもあるトッド・モースに取材しました。
サインしてもらいたくて途中で『ナチュラル・ボーン・キラーズ』DVDを買っていったのですが、国内新品定価が690円なのですね。ヤススギス
サントラCDにはNINE INCH NAILSとかレナード・コーエンとかパティ・スミスとかL7とかかっこいい曲がいっぱい入っているのですが、DVDは1/3以下の値段ですよ。こりゃCDが売れなくなるわけだ…
うちのサイトを訪れる人ってiTunesストアとかNapsterとか使ってなさそうなイメージがあるのですが、実際のところどうでしょうか。
もちろん僕は一回も使ったことがありません。
ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全32曲演奏会 全8回のうち第3回
Southern Lordが2007年のいつか、ASBESTOSDEATHのCDを出すことが発表されました。
SLEEPの前身バンドでありHIGH ON FIREやOMの原点という、2枚の7″のみで解散した彼らの作品が容易に入手できるようになることは嬉しい限りです。
未発表音源が収録されたりしたらさらに嬉しいです。
なんでこんなに大勢プロデューサーがいるのかはともかく、えらく面白いではないですか!
(Serpent’s Tail刊)
1960年代ロンドンのサイケ・ブームを象徴するUFOクラブのオーガナイザーとして知られるジョー・ボイドの追想録『WHITE BICYCLES – MAKING MUSIC IN THE 1960s』を読みました。超面白いです。
などなど、1960年代のロック動乱の時代を仕掛けてきた男の波瀾万丈の冒険物語で、270ページがあっという間。
アメリカ生まれの彼ですが、1964年ロンドンのチャック・ベリーのライヴを見に来ていたジョン・リー・フッカーに観客たちが大「フッカー!」コールを送ったのを見て、「ジョン・リー・フッカーにこんなに人気があるなんて素晴らしい!イギリスに住むぞ!」と決意したそうです。
ブリティッシュ・ロックの仕掛人でありながら、アメリカ人であるがゆえに客観的な視点を持っていて、
「ヨーロッパの他国と較べてイギリスの音楽リスナーが伝統的な音楽を重んじないのは、1066年のノルマン征服によって”古い伝統=悪”という意識が植え付けられたから」と論じています。
それに同意するかはともかく、興味深い意見だと思います。
なおボイドがプロデュースを手がけた楽曲を集めたコンピレーションCDも発売されているので、読書のBGMにすると60sスウィンギング・ロンドンに飛び立つことが出来ます。
なおボイドのサイトはここ。
1973年のオリジナルは30年以上愛され続けてきた異端/ペイガン・カルト・クラシック映画の超名作ですが、リメイクは:
要するにオリジナルの良かったところが全部カットされているわけです。代わりのハイライトは:
思えばオリジナルも奇天烈な世界観でかなり頭を抱えましたが、リメイクは別の意味で頭を抱える仕上がりです。
とはいえVシネマみたいにソツなく作っているのではなく、ソツありまくりで足下が揺らぐほどなので、いずれ再評価される日が来るかも知れません。
いちおう最初にオリジナル版を見ておかないと失笑すらも出来ず、ただのウンコ映画に見えてしまうかも知れないので、ちゃんと見ておきましょう。オリジナルは超名作だし。
オリジナル版のサントラ盤CDも素晴らしいです。
仕事がいっぱいあるので、さっさと帰京しました。
科特隊のテーマが頭をめぐります。
SLIPKNOTの地獄の道化師ショーンにDVD『VOLIMINAL: INSIDE THE NINE』について電話インタビュー
体調があまり良くないそうですが、さすが論客だけあり「やたらと便器が出てくるけど、何を象徴しているのか?」などの質問に対しても含蓄のある答えが。
→ 新宿ALLMAN & YOUNG RECORDS閉店セール
→ 大阪で打ち合わせ
『SNAKES ON A PLANE』というタイトルだけで中身が100%判る、秀逸な作品でした。
飛行機内で蛇たちが大暴れする映画が好きな人には超オススメです。
いろんな立場の乗客がひとつの運命に向かい合うストーリーが『エアポート』シリーズを思わせますが、とにかくヘビがいっぱい出てきて襲ってきます。
『ディープ・ブルー』みたいに演説をぶった後…とワクワクしていたのですが、死にませんでしたね。
2007年1月に『EXTREME THE DOJO』で初来日を果たすCELTIC FROSTのバック・カタログが直前の1月11日、日本盤リマスター発売されることになりました。
怪しくもヘヴィなアンダーグラウンド・メタルの名盤の数々、やっぱり最高ですよ。
サンプルCD-Rを入手したので、『INTO THE PANDEMONIUM』(米Noise NO067-2ux/デジパック盤)と『VANITY / NEMESIS』(東芝EMI TOCP6448)とちらっと比較したのですが、音質は良くなっているように感じました。
さらにK2HDコーディングして、より高音質にするのだとか。
シングル・トラックをボーナス収録したりもしています。
ところでやはり気になるのは『COLD LAKE』が今回リイシューされないことですが、このアルバムのみNoise Recordsがソニーと提携していた契約上の理由なのでしょうか?それとも出来が良くないからなのでしょうか?
ちなみにトム・G・ウォリアーは自伝『Are You Morbid? – Into The Pandemonium Of Celtic Frost』で『COLD LAKE』について「『INTO THE PANDEMONIUM』が難産だった反動で楽しみすぎて、しかもメンバー全員に自由を与えすぎた」と語り、それなりに弁護しながらも、手厳しく斬っています。
「異なった状況下だったら、『COLD LAKE』は良いアルバムになったかも知れない。でも現状では、思い切りのクズだ」(p239)
「『COLD LAKE』が貧弱なアルバムだという事実を恥じているし、お詫びしたいほどだ」(p243)
この自伝、とても面白いので、ぜひご一読をおすすめします。
僕にとってはやはり『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の人でした。
実相寺エピソードを見ると、ちょっぴり大人になった気分に浸れたものです。
ぱちんこウルトラセブンのTVCM(メトロン星人が出てくるやつ)のBGMが『遊星より愛をこめて』で地球人に化けたスペル星人が桜井浩子とデートするときの音楽で、ああこのエピソードも実相寺だったなぁと思っていた矢先。
『狙われた街』も実相寺で、モロボシダンとメトロン星人がちゃぶ台を挟んで話すときの音楽もコレでしたね。
本当に有り難うございました。
今更ですが。まあ面白いは面白いんですけど。
(Kemado KEM035)
ポスト・ストーナー世代のバンドを集めたコンピレーションCD。
“ストーナー・ロック”という言葉は現在では極めて気恥ずかしい言葉になってしまい、一時は本サイトのストーナー・コーナーであるSTONER SUNSHINEという名前も変えようかと考えていたのです。石川賢ファンとして思いとどまりましたが。
KYUSSを信奉するバンドの多くは消え去り、Man’s Ruinも倒産し、1990年代末期の妙な高揚感は思い出となってしまいましたが、その遺伝子を受け継いだ今日の有名無名全18バンドを集めています。
収録されているのは
SAVIOURS / DANAVA / BIG BUSINESS / BLACK MOUNTAIN / THE SWORD / DUNGEN / WITCH / THE FUCKING CHAMPS / TORCHE / PELICAN / HIGH ON FIRE / COMETS ON FIRE / WITCHCRAFT / DIAMOND NIGHTS / WOLFMOTHER / NIGHT AFTER NIGHT / WARHAMMER 48K / PARCHMAN FARM
PELICANとHIGH ON FIREとWOLFMOTHERをリンクするキーワードというと、久々に”ストーナー”という語句を引っ張り出してくるしかないと思うのですわ。
音が割れまくりのWITCHCRAFTライヴ、HIGH ON FIREのスラッシィな「Devilution」ラジオ・エディット、FLOORの延長線上にあるTORCHEなど、どのバンドも気合いの入った曲を提供していて、『WELCOME TO METEORCITY』とか『STONED (R)EVOLUTION』といった名コンピが次々と世に出た時代を思い出して、懐かしさについ涙してしまいましたよ。
PIEOW
IMPAGE