現場主義

THE LONG BLONDESはザ・ロング・ブロンズではなくてザ・ロング・ブロンディーズなのだそうですよ。

こういうのは日本デビュー前だと判らないから、イギリスに行くなり、ラジオを聴くなりしなければなりませんよね。

4 NON BLONDESはフォー・ノン・ブロンズなわけだし。

たぶんハリウッド・ブロンドスもプロレス団体の人が「HOLLYWOOD BLONDES?えーと、ハリウッド・ブロンドスだな」と紙資料だけで判断したのだと思います。(アメリカは広いので、HOLLYWOOD BLONDSと表記したテリトリーもあったようです)

DUSTY RHODESも本当はダスティ・ローデスでなくてローズですね。

ただ、現場主義だけ(スペルなどを考慮せず、ヒアリングだけで判断する)に走ると、ヘップバーンをヘボンとか、マロイクの印をメロイック・サインと表記してしまうため、やはり物事バランスが大事なのだと思います。

【追記】とかいって、やっぱりロング・ブロンズが正解という説もあり。あれえ

オナラ臭い中古レコード屋

もう数年前の話になりますが、阿佐ヶ谷の某中古レコード屋に行ったら、店内にオナラの匂いが充満していたことがありました。

店内にいるのはレジのおっさん(店長かな?)一人で、涼しい顔をしています。

レコード漁りが苦痛を伴うものだったのに加え、アナログ盤の溝に変なものが付着して音質が悪くなったり、針を痛めるのではないかと不安になりました。結局数秒で退散。

その後ずっとオナラの匂いがすることがないので、店名は記さずにおきます。

赤ちゃんポスト

赤ちゃんポストのこと、ドイツ語でBabyklappeとかBabywiegeと呼ぶんですね。

ワイドショーでは捨てる親のモラルのことを問題視していますが、それと同等あるいはそれ以上の問題なのは、医療施設であるところの病院のモラルではないでしょうか。

赤ちゃんポストに赤ん坊を置き去りにした場合、第一発見者が登録手続きをせずにそのまま持ち帰って、性の慰み物にしたり、食べてしまうことだってあり得ます。

また、引取先がなかった場合、保健所でガス殺するんでしょうか?

まあJR駅の便所に流すよりゃマシなんでしょうけどね。

とか言ってたらやらなくていいと思っていた仕事をやらねばならないことが判明しました。びえー

科学博物館

上野の国立科学博物館に行ってきました。

『大英博物館ミイラと古代エジプト展』『化け物の文化誌展』『南方熊楠 -森羅万象の探求者』と3つも特別展をやっていたので、常設展を見る時間がないほどの充実ぶりでした。午後過ぎから行ったせいもあるけど。

最近ミイラはCTスキャンみたいなやつで内部をスキャンしてCGで再現するので、現物の中身を見ることは出来ないんですね。その代わり天狗や人魚のミイラを見ることは出来ました!

南方熊楠は徹底した現場主義を貫いていたことに改めて敬服。自分も映画やテレビ、本やインターネットで得た情報で知ったかぶりせずに、ちゃんと直接足を運ばねば!と肝に命じました。

まだシカゴとかメンフィスとかクラークスデイルに行ったことがないので、近々絶対に行こう!と決心。

アマゾン・アフィリエイト乞食報告2006年7~9月

うちのサイトではアマゾンのアフィリエイト(アマゾンではアソシエイトというけど)をやっていて、うちのサイトからクリックしてアマゾンに行った人が何かを買ってくださると、僕の懐にいくばくか(CD一枚で数十円)入るようになっています。

皆様のおかげで毎四半期ごとに何枚かCDをタダでもらえるわけです。有り難うございます。サイトに反映させていきたいと考えています。

払いはギフト券なので、結局アマゾンでCDとか本とかDVDを買うことになって、大企業がさらに儲けるという仕組みになっているのですが、2006年7月~9月に本サイト経由で売れたCDのランキングを発表します。

『ダークサイド・オブ・ロック2』お買い上げいただき、どうも有り難うございます。

あとはやはり定番強し!といった感じですね。売り上げ3枚以下は割愛しますが、1枚というのが大半でした。

JOHN McBAIN: THE IN-FLIGHT FEATURE

元MONSTER MAGNETのジョン・マクベインのソロ作

デザート・プログレッシヴというか何というか、とらえどころのない作品なのですが、プログレともNuggets系ガレージ風の「Hubble Bubble」とかサイケ・ジャムな「Farewell Iron Age」など、脳を異空間に飛ばすのに向いています。強いて比較するとしたらearthlings?かなぁ…と思いながらも、やっぱり違いますね。

COMETS ON FIRE

SubPop系ヘヴィ・スペース・ジャム・バンドCOMETS ON FIREのコーナーの枠だけ作っておきました。

すごく気に入っているバンドなので、ぜひ聴いてみて下さいな。

あとは各作品についてあれこれ書く予定ですが、いつになることやら。数年後になるかも知れません。

DEATH SS: THE SEVENTH SEAL

DEATH SSの新作がちょっと前に出ました。

なんか高いなーと思ってスルーしようとしていたら、Black Widow RecordsのAlbertoからメールが来て「うちから出る限定アナログ盤はカラービニールで本物のサタンとの契約書付きだ」だというので、つい買ってしまいました。なんだよ本物のサタンとの契約書って。しかもCDより高いし。送料かかるし。

まだ届いてないので聴いていません。

「ANTONIUS REXのアナログ盤は限定100枚のレッドビニールだよ」という甘い言葉に乗せられて、そっちも買っちゃったし。

思えばBlack Widow Recordsのリリースというとかなり微妙なものが多くて、先日聴いたAREKNAMESの『LOVE HATE ROUND TRIP』も極めて微妙なイタリアン・サイケ・プログレだったのですが、そんな微妙さ、煮え切らなさがツボに嵌まると抜けられなくなってしまうのですね。

30過ぎたらもっと分別のある大人になる筈だったのですが。

今日のオチンチン見せてくれ!

<子ども見守り情報> 06/11/6認知情報 (11:57発信)

2日(木)、午後7時40分頃、高井戸東3丁目付近において、買い物から自転車で帰宅途中の児童が、不審者(年齢30歳位、長髪で肩までの長さ、黄色のミニサイクルに乗った男)に、「君、何年生?オチンチン見せてくれ!僕のも見せるから」と声をかけられ、後をつけられる事案が発生しました。

子どもさんには、暗くなってからの一人での買い物は、控えさせてください。万一、被害にあったら、大声を出して逃げる等、繰り返しご指導をお願いします。<杉並区危機管理対策課>

CURSED: TWO

ずいぶん前に買ったまま放置状態だったCURSED『TWO』を聴いてみたのですが、えらく良いではないですか。

ブルータルでケイオティックの入ったメタリック・ハードコア(カナダ出身)なのですが、DILLINGER ESCAPE PLAN系とは一線を画しており、不穏な邪悪臭がぷんぷん漂っています。ドゥームありブラック・メタルありの混沌の坩堝に突き落とされて絶命。

ベルギー王立美術館展 @国立西洋美術館

ブリューゲル父からマグリットまで一気にベルギー絵画の400年をたどるローラーコースター展覧会でした。 http://event.yomiuri.co.jp/royal/

ダリ展は並びすぎだったので、もうちょいほとぼりが冷めたら行きます。

国立科学博物館では『ミイラと古代エジプト展』をやっているけど、『化け物の文化誌展』は11月12日で終わってしまうので、来週中にもう一度上野に行かねばなりません。

そういえばWHITE ZOMBIEのSean YseultのYseultが『トリスタンとイゾルデ』のイゾルデのフランス語読みだということ、恥ずかしながら初めて知りました。

【教えてください】EYEHATEGODねた

『PREACHING THE END-TIME MESSAGE』CDを聴いたら「Sabbath Jam」に針音がパチパチ入っていましたが、『CONFEDERACY OF RUINED LIVES』日本盤CDにボーナス収録されている同曲にも入っていますでしょうか?

(うちに日本盤CDないのです)

『IN THESE BLACK DAYS – A TRIBUTE TO BLACK SABBATH Vol.1: EYEHATEGOD / ANAL CUNT』7″レコードを針起こししてCDに入れたのかなあ。

PEARLS AND BRASS: THE INDIAN TOWER

Borisの9月のアメリカ公演で前座を務めたという以外何も知らなかったバンドのセカンド・アルバムですが、これが良いんですわ。

70年代のハード・ロックにジャズ風味を加えたオールドスクールなサウンドで、比較するならばTEMPESTの1stかCOLOSSEUMでしょうか。ちょびっとSKID ROWっぽさもあって、実に美味。

あまりに美味だったので、1stもゲット予定です。

かなり音楽性は異なるのに、こういうバンドをBoris(あとOCEAN)とぶつけるブッキングは絶妙ですなあ。

2006-11-02

世の中の流行り廃りに疎いせいで、やわらか戦車というものを初めて知りました。特に感想はありません。

それでスティーヴィ・サラスに取材しました。

あと某社さんはちゃんとギャラを払ってください。

↑と書いたら、「うちのことか?」という問い合わせが2件もありました。レコード会社さんでも音楽雑誌さんでもないですよ言っとくけど

EARTHの新作が出ますよ(^д^)ハハハ

公式サイトからの情報。またいろいろ振り回される気がします。

30/10/06 – EARTH completes new release

Southern Lord recording artists: Earth have finished the recording and mastering of their latest album tentatively entitled: “Hibernaculam”. The audio material consists of (3) old Earth classics redone in a different, stark and clean tone (ala the “Hex” material) plus the track ”A Plague of Angels” which was previously available on a rare tour only 12″. The album will be a special dual CD/DVD “hybrid”. With the audio mentioned above on one side and a Earth documentary filmed by Seldon Hunt on the other. The documentary features many interviews with Dylan Carlson and live footage from the groups 2006 European tour.

Track-listing is as follows:

CD SIDE:

1. Ouroboros Is Broken

2. Coda Maestoso In F (Flat) Minor

3. Miami Morning Coming Down

4. A Plague of Angels (2006 mix)

DVD Side:

  • Earth Documentary with interviews and live footage (filmed by Seldon Hunt)

THE ATOMIC BITCHWAX: BOXRIFF

新作はCD+DVD。理屈抜きのニュージャージー・ストーナー・ロックンロールがかっこいいです。

新曲4曲+2005年11月11日、シアトルのSunset Tavernで収録されたフルライヴという構成で、CDとDVDの両方に同内容のライヴが収録されていてお得です。

イントロはPINK FLOYDの「Shine On You Crazy Diamond」で、中盤にはDEEP PURPLEの「Maybe I’m A Leo」もプレイしています。

BRIAN SETZER & THE NASHVILLAINS @新宿厚生年金会館

4人編成でのライヴ。最高にノリノリでした。

もちろんTHE BRIAN SETZER ORCHESTRAが神すぎるので、それと較べることは出来ないのですが、とにかく1時間半が夢の中のようでした。

最新アルバム『13』ではBE BOP DELUXEの『AXE KILLER』に入っている「Rocket Cathedral」をカヴァーしていますが(全然話題になってないけど)、ライヴでもプレイしていました。

ブライアン・セッツァーとBE BOP DELUXEという取り合わせ、因果関係がピンと来ませんでしたが、本人曰く「だってドクロのジャケットが最高にかっこいいじゃん!」とのことです。実際に聴いてみるとグラムっぽいけど元々ゴキゲンなロックンロールなので、さほど違和感もありません。

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