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プロレスリングノア @後楽園ホール
松永光弘がバルコニーから飛び降りて乱入、齋藤彰俊を有刺鉄線バットでめった打ち!…という展開を期待しないでもなかったけど、そういう良くも悪くも破廉恥なことをしないのは馬場イズムの継承なのでしょうなあ。今でもTシャツの裾をジャージの中にしまってお腹を冷やさないようにするのと同じで。
あと田上明が社長就任=エース転向、と期待していたのに、第1試合に甘んじているのが残念。7月に書いたやつに加え、船木誠勝が復帰した今、田上vs船木という夢のカードを実現させて欲しいです。
藤波・長州vs田上・初代タイガーマスクとかは今すぐにでも実現しそうですね。
でも、そういうのを抜きにしても面白かったです。
2009-11-18
トランスフォーマー/リベンジ
2009-11-17
午前3時過ぎまで原稿を書いて、朝起きて原稿を書いて、ちょっとお昼寝。そして起きて原稿を書きました。
FU MANCHU: SIGNS OF INFINITE POWER
新作。豪放磊落ロックンロール!
前作『WE MUST OBEY』がもう2年前で、アルバムごとにさほど音楽性が異なる彼らではないので、今回もいつもと同じと言ってしまえばそうなのですが、それは即ち、いつもと同じぐらいかっこいいということです。速い曲はもちろん、ミッドテンポの曲もリフがぶっとくて、極太の極楽。イエーイ♪
ところでCDケースに貼ってあるステッカーだと「For fans of ASG, Kyuss and Orange Goblin」だそうですが、ASGってこういう時に引き合いに出されるほど大物だったのでしょうか?
鏡
こないだ見た『アンチクライスト』がインスパイア元のひとつにしているというので、見てみました。アンドレイ・タルコフスキー監督の『鏡』。1975年公開。
タルコフスキーというと『惑星ソラリス』と『ストーカー』がSF映画の名作と評価されていて、大昔五反田TOEIシネマだか大井武蔵野館だかに見に行ったのですが、なんだか長いし暗いし女の裸もカーチェースもないしで、それでも名作らしいので頑張って見ました。僕の周囲だとタルコフスキーが好きと言っている人って、”タルコフスキーが好きな自分”が好きな人が多かった気がします。
それから幾星霜、今回『鏡』を見てみたわけですが、長くて暗くて女の裸もカーチェースも、さらにストーリーもなかったけど、けっこう楽しく見れましたよ。あ、おばちゃんの裸はちょっと出てきます。
…タルコフスキーヲタの人が怖いので小さな声で言ってみますが、この映画は主人公のアレクセイが死ぬ間際の走馬燈を描いたものなんですよね?
鬱蒼と茂る森が『アンチクライスト』と通じるものを感じさせますが、鹿さんとかキツネさんは出てきません。
中国の文化大革命のシーンが音楽とハーモニーを成して素晴らしかったです。
2009-11-16
朝から原稿書きのテープ起こし。
Abnormals: イニシエバイオレント
4年ぶりぐらいのニュー・アルバムが、11月11日に出ました。聴きました。暴れました。
久々の新作ですが、給油期間を経てガソリンは満タン、間違って引火してしまった感じです。「アフレイド」がいきなりのヘッドバンギン爆走ロックンロールmeets LED ZEPPELIN「The Ocean」で、とびっきりかっちょいいです。もう全編かっちょよくて鼻血が出ます。
2009-11-15
朝から原稿書きのテープ起こし。夕方、実家にちょっと顔を出しました。
似ているジャケ
左はペルーのヘヴィ・サイケ・バンドTARKUSの『TARKUS』(1972)。中はイギリスのワンマン白黒サイケ・バンドLUCIFERの『BIG GUN』(1972)。右はドイツの米軍基地で結成、僧衣を着て頭の真ん中を剃っていた坊主サイケ・ビート・バンドTHE MONKSの『BLACK MONK TIME』(1966)。
いずれもジャケはてきとうながら中身は極濃です。今や3作とも普通にCDで聴けるとは、良い時代になったものです。でも廃盤だそうなので、早いうちに押さえておきましょう。
TARKUSは重いSABBATH系ギター・リフになんだか気持ち悪いヴォーカルが絡みついて、倒錯した快感がゾクリときます。ところでEMERSON LAKE & PALMERとはカケラも似ていないです。
THE MONKSの皆さん(床屋はメンバーに非ず)↓
後でもうちょい詳しく書きます。と思ったけど、元々そんな詳しいわけでもないので、書かなくてもいいですよね。
2009-11-14
オランダの超能力者ペーター・フルコスがクレムリン宮殿への侵入を成し遂げたとき、警備員に向かって「私はベリヤだ、私はベリヤだ…」とつぶやいたという逸話、ありましたよね?ありましたよね?
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インタビューmp3データベースを更新しました。
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うちで仕事していました。あの娘と吉祥寺をお散歩したい。誰だよあの娘って。
ハチェット無頼
『ハチェット無頼』をDVDで見ました。1977年のマカロニ映画で、現代は『Mannaja』。主人公(通称ブレイド)はハチェット=手斧の使い手。裏切りに次ぐ裏切りで、無頼なのはむしろ主人公より周囲の人たちです。詳細は後ほどまた書きますが、後期マカロニの秀作でした。主題歌はソウル/R&Bを意識したそうですが、「ユー…アローン…ソリタリーメーン♪」と低い声で唸るヴォーカルが”渋い”というより、不気味さを醸し出しています。
NEUROSIS INC.『VERDUN 1916』ジャケ3態
左:1995年版 中:2003年版 右:2007年版
コロンビアのデス&スラッシュ・メタル・バンドのファースト・アルバム。コロンビアといっても案外ゴアだったりはないのですが、良いです。
ところでBLACK BONED ANGELの『VERDUN』についてはこっちで。
2009-11-13
朝2時半に起きて、原稿書いて、築地と上野で病院お見舞いはしご。はやく治ってくれるといいです。うちに帰って原稿書いて送って、さすがに疲れて『残酷女高生(性)私刑』をたらたら見ていたらストンと落ちました。
「イマドキの女の子は発育がいい」とか言いますが、1975年当時の東てる美が女子高校生役というのも、発育がいいにも程があります。
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このmyspaceアカウントは元TYGERS OF PAN TANGのジョン・デヴェリルなのでしょうか?
Mike IX Williams: Southern Nihilism Front 7”
EYEHATEGODのマイク・ウィリアムスのソロ名義での7″。Chrome Peeler Recordsからのリリースで、黒&緑っぽいマーブルカラー盤の限定500枚。さらに折り曲げても7″ジャケットより大きいポスター(表はアートワークの拡大版、裏はスポークン・ワードの詩)が付いてきます。
詩集『Cancer As A Social Activity』も出している彼ですが、この7″のA面はRyan McKernによるエレクトロニクスに乗せたポエトリー・リーディング「That’s What The Obituary Said」。EYEHATEGODでは判りづらいですが、この人の詩は胸をグイッと抉る苦痛がたまらないです。この詩では主人公の追悼記事によると…という形をとって、その数奇かつ悲惨な人生を描いています。
B面はBLOODYMINDEDのCD『GIFT GIVERS』に収録されていたマイク参加の「Ten Suicides」。ヴォーカルにエフェクトをかけた、ちょっとノイズっぽい曲です。
ところで最近聴いたEYEHATEGOD~IRON MONKEY系の新人バンドではHANG THE BASTARDの『RAW SORCERY EP』が随所に速弾きギターを入れたりして、けっこう面白かったです。
HIS HERO IS GONE: The Dead Of Night In Eight Movements 7”
1996年に出たHIS HERO IS GONEのファースト7″。今まで持っていなくて、ディスクユニオン新宿パンクマーケットに中古で安くあったので押さえました。
買ったやつはオレンジ盤でしたが、1stプレスは赤盤500枚、2ndプレスは黄盤1,000枚、3rdプレスは灰色盤1,000枚、4thプレスがオレンジ盤1,000枚だという話です。現在でもPrank Recordsでクリアー盤が売られています。いったい何枚あるんだよ!
HIS HERO IS GONEは『MONUMENTS TO THIEVES』で初めて聴いたのですが、この7″はまだ音楽性が確立されていない一方で、音がささくれだっていて良いです。たぶん探せば中古で安く見つかると思うので、機会があれば聴いてみましょう。
KORNの『ISSUES』の限定盤ファン・アート・ジャケにちょっと似ていますね。
2009-11-12
WINGERの新作『KARMA』、僕は最初の2枚より好きなのですが。ていうか、とても良いではありませんか。
ローリングストーン日本版2009年12月号
読むこと自体がカッコいい雑誌『ローリングストーン日本版』ですが、最新号は表紙がB’z!
…と思ったら、中身はマリリン・マンソンとロブ・ゾンビ!それからMOTORHEADのレミー!あとスラッシュのインタビューをやっているのは伊藤政則さん!さらにB’z松本のおすすめアルバム5枚の中にはもちろん『THE MICHAEL SCHENKER GROUP』!…気がついたらよくわからない雑誌へと変貌を遂げていました!
僕はマリリン・マンソン・インタビューとロブ・ゾンビ記事を書かせていただきました。あと”ロブ・ゾンビをよりよく知るためのアイテム”として12アイテム選んだのですが、とっくに絶版のエド・サンダース『ファミリー/シャロン・テート殺人事件』とかを選んだら、そのまま載りました。
2009-11-11
JODIS『SECRET HOUSE』のライナーノーツ原稿を書いて、朝8時からBARONESSのジョン・ベイズリーに電話取材して、病院に行って、帰ってきて『カティンの森』DVDを見ました。
JODISはISISのアーロン・ターナーと元KHANATEのジェイムズ・プロトキン&ティム・ワイスキーダによるスーパー・プロジェクトです。両バンドとかLOTUS EATERSとかを期待すると全然違いますが、音の地平線がどこまでも広がっていって、とても良いです。12月18日発売の日本盤CDはアメリカ盤CDとジャケットが異なっていて、ボーナス・トラックが入っています(アメリカ盤LPと同じ「The Stain Of Strain And Sorrow」)。
カティンの森
アンジェイ・ワイダ監督の2007年作品『カティンの森』をDVDで見ました。1940年、2万人以上といわれるポーランドの軍将校やインテリゲンチャがソ連軍によって虐殺された”カティンの森”事件を描いた作品。
共産圏時代のポーランドではカティンの森の虐殺は教科書にも載っておらず、話題に出たとしてもナチがやったことにしていたそうです。「うちの父はカティンの森でソ連軍に殺された」と発言すると就職できなかったり、拉致されたりしました。
ワイダのお父さんもカティンの森で殺されて、未だに遺体は見つかっていないそうです。
恥ずかしながらワイダの映画はこの歳になって一度も見たことがありませんでした。ひえー。言葉が判らないし、暗くて重そうだし。でも見るなら今しかない!と思って気合いを入れて見たら、途中で飽きることもなく、最後まで画面に釘付けでした。ポーランド語なので、英語字幕をずっと見ていなければならないということもありましたが。
軽いネタバレだけど、途中で虐殺シーンがすっ飛ばされて戦後になっていますが、最後の方にたっぷり入っています。重いです。バックに流れるのはペンデレツキの、『シャイニング』の風呂場シーンで流れる曲(タイトル忘れた)。ペンデレツキもポーランド人で、アウシュヴィッツとか広島を題材にした曲を書いています。
確かに重い映画で、見終わった後は思い切り鬱になりますが、巨匠といわれている監督のこれだけ良い映画が日本公開されていない状況にも鬱になります。輸入DVDで見ることが出来るので、ぜひぜひ。おすすめです。
【追記】コメント欄でasさんに教えていただきましたが、12月5日から日本公開されるそうです。
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市橋の正体をおれはしっている!やつの正体を教えてやろうか?やつの名はミスター・カンフー!!
メディアに管理される現代社会からの逃走を試みた30歳の男。市橋達也は『2300年未来の旅』のローガンだったのかも知れません。 (ぃゃ違う
2009-11-10
Shadoks Music discographyトレント。こういう著作権侵害は、本当に許せないですね。信じられません!
2009-11-09
BOULDERのメンバーが『ACE OF SPADES』を全曲カヴァーしたMOTORHEAD USAのアナログ盤がebayで$111で終了。欲しかったのに、全然手が出ません。一方、CDRヴァージョンの方は午前6時過ぎ時点で$0.99ですが、はたして今後伸びるでしょうか。CDRの方は持っていますが、完コピのお遊びプロジェクト(ご丁寧にボーナス・トラックとして「Dirty Love」もやっている)なので、大枚はたくほどのものではないと思います。
2009-11-08
dimeadozenのPENTAGRAM音源の数が凄まじいことになっています。ボビー・リーブリングがPENTAGRAM結成前にやっていたSHADES OF DARKNESSの1968年リハーサルなどという、発狂しそうにレアな音源も。
南阿佐ヶ谷の話
ETERNAL ELYSIUMに関する記事を書いていてSTUDIO ZENでぐぐってみたら、南阿佐ヶ谷にこういうのがありました。モデル撮影会もやっています。微妙。
あさがやドラムもすぐ近くだし、メイドカフェ『カフェ・メロディ』もあったし(すぐ潰れた)、南阿佐ヶ谷って変な磁場があるのでしょうか。
あと本屋の書原とかアニメ制作のA1 Picturesもすぐ近所です。