複数の盗み撮り映像を編集して1本のマルチショットDVDにしたやつが出回っているのですが、これは凄いですわ。
去年12月のLED ZEPPELINとこれ以外で、手間暇かけてオーディエンス映像をここまで編集したのって他にありますでしょうか?
複数の盗み撮り映像を編集して1本のマルチショットDVDにしたやつが出回っているのですが、これは凄いですわ。
去年12月のLED ZEPPELINとこれ以外で、手間暇かけてオーディエンス映像をここまで編集したのって他にありますでしょうか?
幻のヘヴィ・ロック・バンドHARVEY MILKが遂に日本盤初登場です。ジョー・プレストン(EARTH~MELVINS~HIGH ON FIRE~THRONES)が正式メンバーとして加入。しかも日本盤のみデモ中心のボーナス・ディスク付2枚組。
HARVEY MILKといえば1996年の『COURTESY AND GOOD WILL TOWARD MEN』が超々々神盤で、静と動の対比が生み出すうねりがポスト・メタルの先駆者といえるバンドでしたが、なにぶんオリジナルはアナログのみでプレス枚数も少ないし、まともに流通すらもされず、まだネットもそれほど普及していなかったため、カルト的な支持すらされるに至りませんでした。
僕は2000年だかにtUMULtレーベルから出たCDを聴いて、最初はピンと来なかったけどじわじわと浸食されて、他の作品を聴かねば!と思ったら全然手に入らなくて、血眼になって探してようやく聴くことが出来た『THE PLEASER』がヘイ!ロックンロール!なサウンドに変貌していてびっくらこきました。
今ではRelapseが過去作品をボーナス・ライヴCDまで付けて再発しています。良い時代になったものです。
全然人気が出ず、98年に解散したHARVEY MILKですが、一部のコアな信奉者がネットの口コミとかで広めたせいで再評価の気運が高まり、2005年に再結成。『SPECIAL WISHES』を経て、遂に日本で初めてリリースされるのが『LIFE… THE BEST GAME IN TOWN』というわけです。
この新作はどちらかといえばHARVEY MILKのヘヴィ・サイドを強調したもので、1曲目「Death Goes To The Winner」を除くとポスト・メタル色はきわめて薄いのですが、そんなの気にならないほどのテンションの高さで、さらにアメリカン・ミュージックの伝統を随所に散りばめて、やはり一筋縄ではいきません。
MELVINSにも通じる悪意に満ちたユーモアもあり、ネタなのかガチなのか、ひきつった笑いを浮かべさせられます。
前作のジャケはジミヘンでしたが、今回はIRON MAIDENです。たぶん許可なんて取っていません。
このアルバムを聴くことで音楽人生がどれほど豊かになるか?というと、足を溝に突っ込んだようなもので、あとはズブズブ沈んでいくだけのような気もしますが、それもまた幸せのひとつのかたちです。出来るだけ多くの人に道連れになって欲しいので、みんなで聴いて堕ちていきましょう。ライヴが見たいです。
2006年10月23日に映画『グローバル・メタル』用にサム・ダン監督にインタビューを受けて、「ヴィジュアル系とメタルの違い?ヴィジュアル系は女とやれるけどメタルはやれない」とか適当なことを話したのですが、めでたく全部ボツが確定。なんだよちぇーっ。卍うんこうんこ卍
ところでこの『グローバル・メタル』は9月下旬に日本公開だそうですが、併映が『Heavy Metal In The Country~Nuclear Blast Story』。これを日本劇場公開するという発想が、ある意味潔いです。
ジャッキー・チェンvsジェット・リー。彼らに期待することをひとつひとつやってくれています。『ネバーエンディングストーリー』みたいな部分はともかく。
『グレムリン』『D-WAR』もそうだけど、アメリカで中国人の爺さんがやっている質屋ってわけわからんもの売ってますね。
Ebayで落札価格$157.48。ひえー
起きたらやっぱり首が痛いです。
1998年でしたか、『MEZZANINE』を聴いて、MASSIVE ATTACKに「かっこいい」という感情を抱くことに対して驚きを感じた記憶があります。
なにぶん”トリップホップ”(本人たちがこの括りを嫌っていたとしても)といえば気怠いのが美徳でしたから。
それから10年、『THIRD』を聴いて、PORTISHEADに対してやはり「かっこいい」という感情を抱き、再び胸の高鳴りを抑えることが出来ません。
ライヴで先行演奏されていた「Silence」「We Carry On」の不穏な躍動感と焦燥感、「Hunter」の美的ドゥーム感、「Machine Gun」の緊迫感、いずれも神々しいまでに素晴らしいです。
『MEZZANINE』は自分にとってGARBAGEの『VERSION 2.0』と並んで1998年のベスト・アルバムでしたが、『THIRD』が2008年を代表するアルバムのひとつなのは間違いないです。
毎度のことですが自分用のメモなので気にしないで下さい。
SUNN O))) + STRIBORGの合体ライヴ『O))) PRESENTS: PENTEMPLE』が超凄いです。米盤CDは3,000枚限定だそうですが、日本盤のほうがたぶんプレス数は少ないし豪華紙ジャケだしボーナス・ディスク付きだし、絶対日本盤がおすすめです。
ボーナス・ディスクは本編と同じぐらい凄くて31分もあって、2枚一気に大音量で聴くと死に至ります。
3rdアルバム『PILGRIMAGE』を引っ提げて遂に、現人神SLEEPのアル・シスネロス率いるベース+ドラムスのドゥーム密教デュオOMが遂に日本上陸。
クリス・ハキアスが辞めちゃって元SLEEPがアル・シスネロスだけになってしまい、後任のエミル・エイモスのルックスもサラリーマンみたいでどうよと不安だったのですが、いざ叩き始めると超パワフルで手数も多くて、「To The Shrinebuilder」のあたりからずっと目が釘付けになりました。メンバー2人しかいないので頑張らなければならないのは判りますが、これほどの凄さとは。
エミルは「At Giza」の前に飲み干したグラスを投げ捨てて割っていました。
「電気を消せーっ」と言って真っ暗な中で演奏されたアンコール「Bhima’s Theme」で何かが降りてきました。
どこまでも反復しながら熱を帯びていくリフが亡くなったばかりのボ・ディドリーと妙にシンクロしたりも。こじつけですが。
天竺にドゥーム教典を取りに行く巡礼の旅を脳内体験。チャクラが開きっぱなしで前のめりに首を振っていたので、明日筋肉痛が酷そうです。
JACKIE-O MOTHERFUCKERとhelllについては後ほど。
あまりに最高すぎるので、明日以降行こうか悩んでいる人は絶対行った方が良いです。しかも名古屋・大阪はETERNAL ELYSIUMも出るし。
済
6月4日(水) 渋谷O-NEST OM/JACKIE-O MOTHERFUCKER(from Oregon,US)/helll6月5日(木) 名古屋HUCK FINN OM/ETERNAL ELYSIUM/BLACKGANION
6月6日(金) 十三 FANDANGO OM/ETERNAL ELYSIUM/Vampillia with Tsujiko Noriko
6月8日(日) 新潟 CLUB RIVERST OM/ANTI Music Laboratory/はいからはくち
6月10日(火) 渋谷 O-NEST OM/54-71/mouse on the keys
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ハルク・ホーガンがホストを務めるTV番組『Celebrity Championship Wrestling』。ホーガンが10人の有名人を鍛えてプロレスをやらせるという番組ですが、その10人にフランク・スタローンとティファニーが入っています。
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近所の運動会マジうるせえ馬鹿野郎
ボ・ディドリーが昨日、心不全で亡くなったそうです。享年79歳。
エルヴィス・プレスリーとチャック・ベリーとこの人がいなかったらロック音楽は存在しなかったという偉人です。1997年1月に一度インタビューしたことがありますが、当時68歳だったにも関わらずガッチリした体型と威厳がありました。それが元ヘヴィ級ボクサーだったからか、それともロック創始者の風格かは判りませんが、おそらく両方でしょう。
万が一彼の音楽を聴いたことがないというロック・ファンがいるならば、ベスト盤ぐらいは押さえておきましょう。反復リフとプリミティヴなビートが一種トランスで、シャーマニズム的でもあります。
その素晴らしい音楽と功績に、謹んで感謝いたします。
卍
というわけでJUDAS PRIESTの『NOSTRADAMUS』なのですが。
最初に音源公開された「Nostradamus」がアルバムで一番かっこいいとか、あまり要らない繋ぎインストがいくつもあるとか、何をいまさらノストラダムスだとか、文句をつけようと思えばいくらでもつけられるわけです。
でも元々JUDAS PRIESTは長髪・マチズモ至上主義のヘヴィ・メタル界において、フロントマンがハゲのハードゲイという異端を貫きながらメタル・ゴッドとして君臨してきたバンドです。
時代性もファッションも超越した存在ゆえ、2008年にノストラダムスねたをやるというのも何ら問題ではありません。むしろ1999年にやっていたらダサイです。
正直眠い曲もあったりして、全面肯定するわけにもいきませんが、このアルバムは鋼鉄の修練の場として、全メタル・ファンが通過せねばならない作品でしょう。もう何曲かキラー・チューンが欲しかったというのも本音ではあるものの、面白いとか面白くないとか言ってるようじゃまだまだだよ!
というかイタリアとかギリシャとかの鼻糞メロスピ・バンドですら恥ずかしがりそうなことを堂々やってのけるこの貫禄!案外若いアキバメタラーに支持されるポテンシャルも十分!とにかく9月の来日公演は超楽しみです。
オジーの『ラスプーチン』もこんな感じになるんでしょうか。
THE BOYSとかCHELSEAとかTHE ADVERTSとかが紙ジャケCD化されるのでまとめて原稿を書きました。THE METEORSの新作も出るんだあと思いながらしばらく聴いていたらどうも雰囲気が違うのでよく見たらTHE METROSという若手バンドでした。パンク天国第1巻に載ってても違和感ありませんわ。
ひやむぎを食べないかと誘って家に上がり込んできた女性を押し倒してプロレスごっこ。うそだぴょん。ほんとは童貞。
最近の漫画系ニュースは岩鬼が結婚とかジョジョ三部が出荷停止とかサルまん2.0が自爆とかヤングサンデーが休刊とか、おじさんにも判りやすいものが多いですね。最近まで『ハチミツとクローバー』と『ハチワンダイバー』は同じ漫画だと思っていました。あと少年ライバルに載ってる漫画は真島ヒロをさらにパクった人が描いていると勘違いしていました。
URIAH HEEPといえば現在きわめて微妙な位置にいるバンドです。
70年代に全盛期を迎え、何度ものメンバー交替を経て、86年に現在のシンガー、バーニー・ショウが加入したわけですが、その時点で時計の針をストップさせ、現在に至ります。
デヴィッド・バイロンは死んじゃったしケン・ヘンズリーは戻る気がないみたいなので、70年代前半のラインアップに戻って開き直ってレトロすることも出来ません。かといってもう爺さんばかりなので新しいことが出来るわけでもありません。
ニュー・アルバム『WAKE THE SLEEPER』も70年代バンドが80年代サウンドをやり続けて20年以上が経ったという、とても微妙な作品です。
最高!と絶賛するわけでもなく駄作!と貶すわけでもなく、最初から最後まで中途半端な笑みを浮かべながら過ごす57分。
PRIDE TIGERとかTHE PARLOR MOBみたいに若者がレトロだぜイェイ!とやる音楽も僕は好きなのですが、風呂の中で屁をこいたようなURIAH HEEPの生暖かさが、また愛しかったりもするわけです。ていうか好きなんだよ。悪いかよ
リー・カースレイクの後任として新加入したドラマーのラッセル・ギルブルックは、コージー・パウエルが在籍したことで知られるBEDLAMでコージー脱退後に加入したという、これまた微妙な人です。
旧ソ連とかヨーロッパ大陸とかで根強い人気を誇っている彼ら、ドイツ『Rock Of Ages』フェスティバルではトリを務めますが、他に出演するのがTHE ORCHESTRA(元ELO PART II)、THE HOOTERS、アクセル・ルディ・ペル、ウリ・ロート。うわぁ微妙。
もちろん微妙でもかまわないので、また日本でライヴをやって欲しいです。前回来たのは1991年9月だし。
日本盤がそこそこ売れたら来日してくれるかなーと思い、微妙なプッシュをしてみました。
そういえば『SPELLBINDER』という、1996年という微妙な時期のライヴ・アルバムのライナーノーツを書いたことがあります。中身はけっこう良かったです。95年にURIAH HEEPとSAXONのダブル・ヘッドライナー来日公演が計画されていたけど、ボツったんだそうです。
自分のメモ用なので誰の役にも立たないと思います。ブリタニア帝国の武器開発のお姉さんが科学特捜隊のユニフォームみたいなのを着ています。
アニメ第1期は全25話だそうですが、最後までちゃんとストーリー考えて作っているんですよね?普段WWEとかジョジョとか永井豪とかスター・ウォーズとか行き当たりばったりなのに慣れていると、妙に新鮮です。
一日パソコンに向かって黙々と仕事。
TORCHE『MEANDERTHAL』アナログ盤LPが出ますが、ギミックジャケットは再現されているのでしょうか。
プロレスでカーテンコールをやるのは是か非か
銀座・天龍の餃子おいしい
デミアン・ハーストの牛がいました。輪切りではなく、縦切りの『母と子、分断されて』。
アニッシュ・カプーアの”void”観も興味深かったです。
あとジェレミー・デラーの『The History Of The World 1997-2004』。アシッド・ジャズがこんなにでかく扱われているあたり、時代を感じさせますね。