IN FLAMES / LAMB OF GOD / UNEARTH @赤坂ブリッツ

僕の頭の中では「LAMB OF GOD+αのライヴ」ということになっていました。でもUNEARTHもいきなり高テンションだったし、トリのIN FLAMESは1曲目は音が薄いと思ったけどすぐに慣れたので、文句なしに楽しむことが出来ました。

各バンドの開演が19:00、19:50,21:00 – 終演2200と、まるでストップウォッチで測ったかのごとき正確さ。誤差はせいぜい2分でした。こんなところにプロを見た!

『WRATH』は米ビルボード誌チャート初登場2位だそうです。

スウェディッシュ・ジョークの数々

  • 「みなさんこんばんは。DARK TRANQUILITYです。うそ。SOILWORKです。…ごめんなさい。本当はARCH ENEMYです」
  • 「今日は対バンしてくれたみんな、有り難う。DARK TRANQUILITY、SOILWORK、ARCH ENEMY…(中略)あとSTITCH。それからABBAにも感謝。ABBAは大ファンなんだ。『Final Countdown』とか大好きだよ!」
  • 「お前ら静かすぎ。これはヘヴィ・メタルなんだぜ。X JAPANのライヴなんかじゃない」

帰りにしろくまでジンギスカンを食べました。

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正式発表間近。遂に再来日決定!

3/5(木)0:00 公開厳守だそうですが、フライングしてバラす人がまたいるんでしょうか。

→ と思ったら、早速バレてますね。はぁ。

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パソコンを新しくしてATOK 2008を試用してきましたが、試用期間が過ぎたのでダウンロード購入しました。なにかとお金がかかって困ります。

sHEAVY: THE MACHINE THAT WON THE WAR

2007年のアルバム。いずれ買おうと思っていたら初回1,000枚DVD付き限定盤が市場から消え去りつつあるsHEAVY新作。急いで押さえました。アマゾンでは「一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します」とありますが、たぶん死ぬまで在庫切れなので、よそで探した方がいいと思います。海外通販では比較的まだ見つかるのではないでしょうか。こっちにも書いたけど、6曲目「Rings Of Saturn」はブチッと音飛びするのが仕様だそうです。7″「Dallas Tarr」でも音飛びしていたし、音飛びの星の下に生まれたのでしょうか。サウンドはオジーSABBATH路線ですが、オジーSABBATHはこんなに元気ではないです。ファースト・アルバム以来となる自主レーベルDallas Tarrからのリリース。コンスタントに良い作品を出しているので、これからも頑張って欲しいです。

DVDにはライヴ本編以外にオマケで2007年2月27日、TV番組『Out Of The Fog』に出演したときの「Rings Of Saturn」「Kill Queens Go Disco」スタジオ・ライヴ(なんか本編より音声が小さい)、それからいろんな画像のスライドショーが収録されています。

脱退したドラマー、レン・スクワイヤーズがやっているGELATINOUS RESIN。sHEAVYと全然違う…。

2009-03-03

NO MUSIC NO LIFE = この曲が終わったらお前は死ぬ。

NO WOMAN NO CRY = 女さえいなければ、泣かずに済む。

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メモ。NIRVANAライヴ日程。

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NUCLEUSのイアン・カーが2月25日に亡くなったそうです。70年代に癌、その後も鬱病やアルツハイマーを患い、最初の奥さんも出産時に亡くなるなど、苦闘の人生を送りながらも、ブリティッシュ・ジャズ界で活躍した人でした。

モーホ好きな殿方へ

1月19日にも書いたスパニッシュ・スラッジ・ドゥームの雄MOHOが限定12″を出しました。タイトルはありませんが、便宜上『EL SEGADOR EP』と呼んでおきます。

新曲「El Segador」とアルバム『CHOTACABRA』からの「Gargantor」、それからCELTIC FROSTのカヴァー「Into The Crypt Of Rays」という全3曲入りで、そのうち2曲はFuck The Sun Recordsのマイスペで聴けますが、すごく良いです。大音量で聴くと重低音剛球ドゥームに腰骨が砕け散ります。

けっこうな豪華仕様で、ロゴくり抜きジャケットに重量盤ゴールドビニールアナログ12″の限定500枚。

ところでこのMOHOって2005年にイギリスでCHURCH OF MISERYと対バンしたことがあるんですね。

…しかしさっそく1枚余ってしまったわけですが、どなたか里親になっていただけませんでしょうか。例によって儲けはないです。新品でxxxx円ぐらい+送料で引き取って可愛がって下さる方、mail@yamazaki666.comまでご連絡お願いします。

FIVE FINGER DEATH PUNCH: THE WAY OF THE FIST

ド低脳体育会系メタルの新星、本国アメリカでは2007年7月にリリースされたデビュー・アルバム。

去年夏にSLIPKNOTがトリの全米Mayhem Tourに参加しましたが、日本盤が2月18日に出たのでようやく聴きました。SHM-CD仕様でビデオ3曲入り。

頭蓋骨の中まで筋肉で出来ているかっちょいい演奏に加え、歌詞が秀逸です。

「かかってこいマザーファッカー!ワン・ツー・ファックユー!」

「嘘!流血!絶叫!が俺を引き裂く!憎しみ!殴打!終わりだ!大惨事!」

「殴れ!燃やせ!壊せ!殺せ!ファックエムオール!」

多く見積もって偏差値は30ぐらいです。ただ、ド低脳体育会系メタルではDROWNING POOLとかSALIVAよりも日本人にしっくり来そうなサウンドかも。アルバム後半でちょっと息切れするあたりも体育会系。

なお「The Way Of The Fist」ミュージック・ビデオでは、かつて佐々木健介も出場したことのあるグラディエーター・チャレンジの映像も使われています。健介は出てきませんが。

ちなみにアルバム完成後、去年アリス・クーパーと一緒に来ていたギタリストのジェイソン・フックが加入したそうです。

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無断リンク。エレクチオン

力、力〒工・・・

AWAの帝王バーン・ガニアがアルツハイマーで治療中の老人ホームでルームメイトの97歳の老人を殴って、そのまま死なせてしまったそうです。

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2月18日にスヌークス・イーグリンが亡くなったことを知りました。レパートリーが1,000曲を超えるとかライヴ後、目が見えないのに自分で車を運転して帰ったとか、現代を生きながらさまざまな伝説を残したブルースマンでした。

大女ローパー

シンディ・ローパーといえばリッチー・コッツェンのガンダム・トリビュートCD『哀戦士Z×R』に不参加。事情を知らずにCDを買った人は突然シンディ・ローパーが謝っている紙っぺらが入っていて困惑したと思いますが、「ガンダムを知れば知るほど、その奥の深さ、複雑さが分かってしまったんです。本当にもっともっと時間が必要でした。でもこの次に出るガンダムのCDにはぜひと思います」という実に大人なメッセージにも関わらず、未だに第2弾は出ていません。

一方リッチー・コッツェンはブックレットでは「このアルバムを、愛する者のために宇宙で戦死した彼らに捧げたい」と記しながら、インタビューでは「え?誰がそんなこと言ってるの?俺?マジ?はーはっは」と、なんだか大人げない無関心ぶりを見せていました。Mr.BIG再結成に声がかからないのも、その大人げなさによるものかも知れません。

で、シンディ・ローパーはガンダムのことなど完全に忘れているかと思いますが、では何をやっているかというと、資生堂マキアージュのCMソングとして「ハイスクールはダンステリア」をクラブ・ミックスでセルフ・カヴァーしているのでした。10年ぐらい前にも「ヘイ・ナウ~♪」とか新パートを交えながらセルフ・カヴァーしていました。アラフォー女性ファンやクライアントのニーズをふまえた大人の対応は、さすが生き馬の目を抜くアメリカのショービジネスで常に第一線を歩んできただけあります。

最新リミックス・アルバム『シンディ・ローパー・フロア・リミキシーズ』おまけDVDには「ハイスクールはダンステリア」クラブ・ミックスのビデオ・クリップが収録されていますが、さすがに55歳なので白塗りメイクが強烈で、ミック・マーズみたいです。彼女の後ろをAsian XXXなダンサーが踊っています。

ライナーノーツを書いているのは宇川直宏氏ですが、自称メディア・レイピストのわりに実にわざとらしく彼女のことを褒めちぎっていて、仕事の幅が広いのも納得の大人っぷりです。

ところでいつの間にか邦題が「ハイスクールはダンステリア」ではなくて「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」となっていました。いつからかは知りません。 

でもやっぱりシンディ・ローパーは大人の女=大女だよね!わたし残酷ですわよ! ←流行らなかった

しゅびどぅわ

「Revolution」10分ヴァージョンって、ビーヲタが作ったのではないのですか。

かつて天龍源一郎と阿修羅原のタッグ「レボリューション」のジャンパーの背中に「We all want to change the world」と書いてありました。

THE BAKERTON GROUP: EL ROJO

CLUTCHの別働隊プロジェクト、THE BAKERTON GROUPの2枚目のアルバム『EL ROJO』が出ました。CLUTCHのヲラァとどやすアメリカン・グルーヴとはかなり異なった感じで、ヘヴィながら緩い横ノリに身を揺らすインストゥルメンタル基本のサウンドが心地よく、今回はOPETHのペル・ヴィバリ(SPIRITUAL BEGGARS在籍時から交流あり)がキーボードで参加、プログレっぽい箇所もあります。ニューヨークのアルト・サックス奏者Ravenもかなりフィーチュアされています。そんなにテンションが高いわけでもないのでダラダラ聴いていたら、「Work’Em」で突如ヴォーカルが入ってきてビクッときました。

2009-02-24

グランジ全盛のシアトルを撮ってきたフォトグラファー、チャールズ・ピータースンに電話取材しました。午前3時から約2時間、語ってもらいました。もちろんMELVINSとEARTHの話題も。

『Screaming Life』『Touch Me I’m Sick』という2冊の写真集を出しています。

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2000年10月11日、レミーにインタビューしたときの音源をパソコンに取り込んだのですが、ジェフ・ベックとジョイントで「Wild Thing」をレコーディングして、歌う予定だったと言っていました。結局スタジオに入る前にジェフが北米ツアー、MOTORHEADがヨーロッパ・ツアーに出てしまったためにスケジュールが合わず、ジェフ単独で録音。1986年にシングルとしてリリース、ボックス・セット『BECKOLOGY』に収録されました。しかしレミーの話はいつも最高に面白いです。

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カルモシモサカ完熟自然ナチュラルというコーヒーを飲んでいます。先日買ってきた新しいコーヒーメーカーはポットが保温に優れているというので保温器が付いていないのですが、やはり数時間すると冷めてしまうため、淹れたらさっさと飲まねばなりません。よって1時間に5杯とか飲んでしまったりして、お腹の中がコーヒーでグルグルです。

YAKUZA EIGA

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フランスArte TV制作のドキュメンタリー番組。2008年制作。Yves Montmayeur監督で、1時間番組ながら気合いが入っています。

“やくざ”と”やくしゃ”の共通点から始まり、なぜ日本人はヤクザ映画が好きなのか、ヤクザ映画の歴史と主要作品、ヤクザ映画が本職に与えた影響などを数々の作品の引用を交えながら、判りやすく解説しています。さすがヲタの国フランス、トンチンカンなところはありません。全編フランス語なので、聴き逃しているところもありそうですが。

インタビューされているのは:

三池崇史 / 小沢仁志 / X (暴力団員、匿名希望)/ 千葉真一 / 深作欣二 / DAVID PEACE / 宮崎学 / 高岩淡 / 日下部五朗(東映京都撮影所) / 上野隆三(殺陣師) / 山根貞男(評論家) / 中島貞夫(映画監督) / 神波史男(脚本家) / 安藤昇 / 高山登久太郎(四代目会津小鉄会長)

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ところでローランド・エメリッヒ監督の『2012』予告編の曲が『シャイニング』予告編と同じウェンディ・カーロス「Clockworks」でした。この曲大好き ヽ(´ー`)ノ

SUNN O))) Shoshin / Grimmrobes Japan 2009

  • 4/21 (火) 東京新大久保Earthdom open 18:00 start 19:00 w/ COFFINS
  • 4/22 (水) 東京新大久保Earthdom open 18:00 start 19:00 w/ JIM O’ROURKE
  • 4/23 (木) 大阪鰻谷Sunsui open 18:00 start 19:00 w/ BLACK GANION
  • 4/24 (金) 大阪鰻谷Sunsui open 18:00 start 19:00 w/ RUNZELSTIRN & GURGELSTOCK (RUDOLF EB.ER)

詳細はDaymare Recordingsまで。

このブログを見ているような人だったら何を今更といった感じでしょうが、万が一ご存じなかった場合ということで。

Leave Them All Behindは当日までにソールドアウトする勢いだそうで、今のうちにチケットを押さえておきましょう。ISISは新作『WAVERING RADIANT』からの曲をワールド・プレミア。しかも単独公演・地方公演はナシで、終わったら帰国してしまいます。SUNN O)))はこの日のみBorisアツオを含めた3人編成。ヒエーと叫びながら観客の上を泳ぐアツオの勇姿が再現されるか!?2月11日にアースダムでワンマン公演を成功させたenvy、今年に入って数回のシークレットライヴで爪を研いできたBoris、ギター・ノイズの新しい定義を示すGROWINGと、前座なしの5大ヘッドライナー・ショーは、たぶん一生に一度のイベントです。

一方SUNN O)))の単独公演は”初心”ツアー。アッティラもなし!オーレンもなし!アツオもなし!僧衣のおっさん2人がスモークの中、大音量ギターを弾くだけ!それが嬉しいのかといわれたら、もちろん嬉しいです!元々メロディなし!リズムなし!歌詞なし!のSUNN O)))のエッセンスが詰まったライヴは、なぜこんな凄い音に晒されねばならないのか?そもそもなぜ音楽を聴くのか?という命題すら問う儀式です!ちなみに会場限定音源発売もあり。さらにツアーTシャツは背中にでかく”初心”と書いてあって、日本国内で着て歩くと超目立ちます。

今から予告しておくけど、Leave Them All BehindとSUNN O)))東京大阪4公演、山崎は全部行きます!GROWING東京公演も行きます!旅費と宿代を捻出するために、たぶんまた家にあるレコード/CDを放出するので、どなたか里親になって下さい!

上のチラシはスティーヴン・オマリーのサイトから勝手に持ってきたものなので、実際のチラシは別デザインになるかも知れません!

20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代 @ Bunkamuraザ・ミュージアム

行ってきました。

デュッセルドルフのノルトライン・ヴェストファーレン州立美術館が今年終わりまで改装で閉館しているので、そのタイミングで所蔵品を一気に借りてきたもの。

Bunkamuraはこないだミレイ展に行ったときはえらく混雑していて、日曜の夕方に行くのは嫌だなーと思っていたのですが、意外に客が少なくて、ゆっくり見れました。

看板のピカソ6枚、クレー27枚もいいのだけど、それよりタンギー2枚とエルンスト3枚が良かったです。

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デュッセルドルフといえばペーター・キュルテンを連想しますが、ハイネもこの町出身なのですね。子供の頃、親に連れられて2、3回行ったことがあります。日本人がいっぱいいる都市ですが名所旧跡があまりなかったような記憶が。

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BLACK SABBATHのビル・ワード率いるBILL WARD BANDのライヴ音源をdimeadozenで落として聴きましたが、なんだかヘンに歪んだ音楽性に中毒性があってハマります。1990年に出たアルバム『WARD ONE: ALONG THE WAY』にはオジー・オズボーンやジャック・ブルースがゲスト参加していますが、ビル自身の不安定でどこか病的な声がやはり奇妙な空間の歪みを醸し出していて、たまに無性に聴きたくなります。ライヴでは「It’s Alright」もプレイ。ギターを弾いているキース・リンチはこんなこともやっています。

Theme Time Radio Hour 3-17 Cops and Robbers

Freddie Hall & His Band「This Crooked World」シングルはeBayで214ドルで落札されたそうです。

アーネスト・ヘミングウェイ曰く「狩りをするなら、人間狩りが一番楽しい。特に武装した人間」。

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SENTENCEDのミーカ・テンクラが亡くなったそうです。

ISIS: WAVERING RADIANT

4.21 ピクチャー2枚組LPアナログ盤+α 先行発売

5.5 日本盤CD発売(ボーナス・トラック「Way Through Woven Branches」収録)

聴きました。どこまでも広がるアート・メタルの地平線。それでいて身体に染みこむサウンド。感想は後ほど。

伊良子清玄

SKULLFLOWERを大音量で流しながら、雑誌掲載用の写真のスキャンを整理したり圧縮したりメールしたり。ごっちゃになってわかんないよう (´;ω;`)

ボルボンノーボを飲みました。

仕事しながら1996年10月20日のウォーレン・ククルロ電話インタビューをパソコンに取り込みました。『THANKS TO FRANK』が出たときのやつ。80分以上話しましたが、談話の半分ぐらいしか使いませんでした。当時まだ彼のサイトに18禁セクションはありませんでした。今知ったのですが、2004年にフルチン画像とか全部撤去されてしまったのですね。

GRAVE便到着

1月に初めて行った大阪のGRAVEは広い店ではありませんが、濃密な空間で良かったです。東京に戻ってきて、通販してみました。

  • GHAST / YOGA “split” CD
  • SKULLFLOWER “Pure Imperial Reform” CD