2023-09-11

記事を書きました。 『ヤマハムックシリーズ209 大人のギター倶楽部』でMr.BIG日本武道館公演ライヴレポート

●BOTCH / OTUS @新代田Fever

『WE ARE THE ROMANS』は出た当時から何度も聴いてきたけど、ライヴではさらにダイレクトで迫ってきて、何度か「BOTCHを聴きながら泣いている自分」を客観視して可笑しかったりしました。最高だったので12日(火)の公演に行ける人は絶対に行くべきです。

2バンドながら立ちっぱライヴは2020年3月以来、新代田Feverは2019年12月9日のPELICAN / BB / Masahiro Tobita & Koki Miyabe (ENDON)以来でした。
OTUSを初めて見たのは2014年のCODE ORANGEとのライヴでした。当時の殺傷力をそのまま、重厚感を得て、ある程度長いスパンで見ることが出来て感無量です。

BOTCHの音を初めて聴いたのはBLACK SABBATHトリビュート7″シリーズ『IN THESE BLACK DAYS』だったけど、あまりに極濃キャラの面々の中に埋もれてインパクトが薄く、リアルタイムで『AMERICAN NERVOSO』は押さえていませんでした。
でも1999年半ばぐらい、ストーナー村に出入りしてメールのやり取りをしていたMeteorCityのJaddやAquarius RecordsのAndeeが「BOTCHの新しいのは凄い」と騒いでいて、瞬間風速的にStoner Rock Mailing ListでもBOTCHとTHE DILLINGER ESCAPE PLANがブームになったことがあって、『WE ARE THE ROMANS』はけっこうな話題になりました。僕もアルバムが出てすぐに聴いて恋に落ちました。
ただ当時日本でBOTCHが注目されることは特になかったと思います。誰かとの会話で話題に出ることもなかったし、某レコード会社さんが「何か良いバンドいたら売れそうだったら日本で出すッスよ」と言うのでFATSO JETSONとBOTCHをテープに録って送ってあげたら「…これってANAL CUNTタイプッスかね?」と言われて、そのまま話が終わりました。「C. Thomas Howell as the ‘Soul Man’」というタイトルからANAL CUNTを連想したのかも知れません。そのレコード会社さんは保守的なメタルをしばらく出した後になくなりました。
まあ僕の住む世界は狭いので、日本でもどこか知らないところで流行っていたのかも知れないです。
それから四半世紀を経てBOTCHのライヴを初めて見ることが出来て、すごく大勢のファンがいて最高に盛り上がって、不思議な感覚だけどとても嬉しいです。

体調を崩して初めてのスタンディングのライヴ(いちおう壁に寄っかかりながら)でBOTCH / OTUSというのは不安もありましたが、いかに音が大きくても音楽が激しくとも、後ろの方で見ているだけなら大丈夫っぽいです。
脳が一部壊れているので大きな音量や光に対して脆い部分があるのですが、そのぶん効果的に打ちのめされて、コストパフォーマンス良く楽しめてラッキィ!という気もします。

投稿者:

yamazaki666

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