イギリス英語とアメリカ英語の話

こないだWWE NXTを見ていたら、ウィリアム・リーガルが”女性に肘鉄を食らわされる”という意味でspanish archerという表現を使っていて、アメリカ人のトッド・グリシャムに「はぁ?」と訝しがられていました。この表現はイギリス特有のダジャレみたいなスラングで、 ”肘鉄を食らう→ elbow → el+bow → elはスペイン語の冠詞+bowは弓 → スペイン+射手 → spanish archer” という回りくどいものです。DEEP PURPLEの『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』にも「Spanish Archer」という曲がありますね。

あと先日ルー・リードのDVD『CLASSIC ALBUMS: TRANSFORMER』を見ていたら、「Walk On The Wild Side」がイギリスで放送禁止にならなかったのは、イギリス人が歌詞中のgive headという表現を知らなかったから、という説明がなされていました。でも近年ではIRON MAIDENが『Give Me Ed… ‘Til I’m Dead』ツアーというのをやっていたし、今ではイギリスでもお馴染みのようです。

(言うまでもありませんが、このツアー名はエディとheadをかけています。コックニーではHを発音しなかったりするので、当初ステージ上に頭だけで登場したマスコットの名前はHead → Ed → Eddieと変化していきました。)

(さらに言うまでもありませんが、give headはちんちんをくわえるという意味ですよ。)

投稿者:

yamazaki666

凸(--)凸(--)凸(--)凸(--) 玄関:http://yamazaki666.com twitter:http://twitter.com/yamazaki666 facebook : http://www.facebook.com/yamazaki666

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください