2010-01-25

というわけで現在隠遁中で、家に籠もって原稿を書いています。あのライヴもこのライヴも行ってません。にゃらんの肉球まんじゅうは反則的にかわゆいけど、これにかじりついて中身のアンコをブヂュッとはみ出させるのってどうよという気もします。

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SCORPIONSが3月に出る新作『STING IN THE TAIL』に伴うワールド・ツアー後、解散すると発表しました。

2010-01-24

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Firefoxのペルソナ、CIRITH UNGOLのがありました。KING DIAMONDも良いです。SLIPKNOTとかSLAYERとかMEGADETHとかDARK TRANQUILITYは普通。ARCH ENEMYのは単に黒いだけで面白くないです。THIN LIZZYもあったけどイマイチ。ERA VULGARISとかEVH guitar inspiredもなかなか良いけど、画面がうざくなります。

僕はQUEEN FOUR FACESにしてみました。

別冊宝島1678 プロレス真実一路

おなじみプロレス暴露系ムックの最新刊。「カ、カテェッ」などの名セリフを生み、総集編が出るほどのヒット作となった原田久仁信先生の漫画、今回も面白いけど、意図せずしてギャグになってしまっていた以前の作品と較べ、狙いすぎの感も。欲を出してしまったのでしょうか。

僕の中で一番ツボだったのは漫画ではなく、監禁現場から「新間、逃げろッ!」と言って一人脱兎のごとく逃げてしまう猪木でした。

2010-01-21

吉澤さんに東京會舘に連れて行っていただきました。有り難うございます>吉澤さん

『ビートルズ海賊盤事典』を書いた人とヨクサルの娘がビンゴを当てていました。ヨクサルの娘は巨乳メイドではありませんでした。

吉澤さんの漫画『グレートハンティング』をご恵投いただきました。とても面白いです。死亡事件もネタになっていて気まずいのなんの。読みたい方、通販とかやっていないみたいなので、入手するとしたら夏コミでしょうか。

BLOOD FARMERSいろいろ

taketyanさんから昨日コメントいただきましたが、RoadburnサイトでBLOOD FARMERS新曲デモが聴けますね。あとCHURCH OF MISERY『LIVE AT ROADBURN 2009』から「El Padrino」。Roadburn Festival行きたい。

ところで右の画像、何のアートワークでしょうか?どこかで落としたのですが、思い出せません。

↑ 「Headless Eyes b/w S.F. Brownrigg」という12″のジャケだそうですが、そんなの出ていたんですか?し、知らない…。

↑ hellridemusic.comの掲示板を見たら、新作を出すときに”使うかも知れない”ジャケ・アートだそうで、まだ出ていないのですね。ほっ。 あの掲示板、バンドごとにスレが分かれてるから、全部読むのは不可能なんですよ(´Д`)

↑ 焦って先走ってEliにメールしたら、丁寧に「まだ出てないから安心しろ」という返事が来ました。先月ぐらいに4曲書いた新曲の出来が驚くほど良かったため、今年中にでもニュー・アルバムを発表したいそうです。超楽しみです。

2010-01-20

映画秘宝今月号の年間ベスト。ゲー、この並びだと俺ってただの痛いネタバレおじさんじゃん。胃が痛いです。みなさんどうもすみません (´・ω・`)  「バカラン」とそのまま印刷してくれた編集部様には感謝です。

WICKED KING WICKER: BORNE BLACK

こないだNoisevilleでSLOTHの新しいLPを買ったら、WICKED KING WICKERのCD『BORNE BLACK』をオマケでくれました。恥ずかしながらそれまでノーチェックだったのでとりあえず聴いてみようとCDプレイヤーに入れて、最初の5分はありがちなスラッジ・ドゥームかと思っていたら、1曲目「There Is Only Pain」の5分あたりで反復リフが轟音と共に崩れ、すべてが倒壊してドローン・ドゥーム・ノイズ音の蟻地獄に投げ込まれました。それから二度と這い上がれませんでした。これは病み上がりにはきついです。

これはまずい!と思って『WICKED KING WICKER』(CDとLP両方)『THE SERPENT’S PSALM』(LP)『FLYDUST』(LP)を押さえました。これから聴きます。否。仕事してから聴きます。

去年の11月に『GOD IS BUSY… SAVE YOURSELF』という新作が出ているので、そちらも押さえてみます。

2010-01-19

ただの風邪だったみたいで、オチとしては面白くないですが、そうも言っていられません。明日の決勝はマウンドに上れるぜ! …働きます。

そして再び頭の中は80年代とザック・ワイルド。

FLOORのボックスセット『BELOW AND BEYOND』、CDのみのヴァージョンも2月に出るとなっていますね

2010-01-17

小林繁投手が亡くなったそうです。

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夜ごはんを食べていたら寒いなーと思って、実は寒気がしていることに気付き、そのまま寝込みました。誰かがうーんと唸っていると思ったら自分でした。

VARIOUS ARTISTS: LIKE BLACK HOLES IN THE SKY – THE TRIBUTE TO SYD BARRETT

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2008年(たぶん後半。もしかしたら2009年に入ってかも)にこういうシド・バレット・トリビュートが出ていたのを知らず、先日ようやく押さえて聴きました。

KOSMOS: Vegetable Man / KYLESA: Interstellar Overdrive / INTRONAUT: Arnold Layne / STINKING LIZAVETA: Matilda Mother / JARBOE: Late Night / PENTAGRAM: Flaming / GIANT SQUID: Octopus / YAKUZA: Lucifer Sam / JESU: Chapter 24 / UNEARTHLY TRANCE: Long Gone / DREDG: Astronomy Domine / CIRCLE: Rats / ZODIAK: See Emily Play

どれも独自のカラーに塗り替えられていて、特にJESUとUNEARTHLY TRANCEはほとんどオリジナル曲です。KYLESAの「Interstellar Overdrive」もエッジが効いていて良いです。

PENTAGRAMはヘヴィ・サイケ調になっているけど、意外に原曲に忠実。

YAKUZAはヘヴィなリフが渦巻くイントロから突如ヴァースでファスト・ナンバーに。かっこいいです。

ブックレットに参加アーティスト達が一言ずつ提供していて、面白かったり面白くなかったり。

なお本家PINK FLOYDがやっている「Interstellar Overdrive」16分半ヴァージョンも超最高なので、『LONDON 1966-1967』で押さえておきましょう。

サブウェイ123/激突

面白くなくはない。でもさして面白くもないです。『サブウェイ・パニック』の薄味リメイク。

トラボルタが出ている映画で一番面白いのは『キャリー』『魔鬼雨』だと思うけど、どちらもいわゆるトラボルタ映画じゃないし。『バトルフィールド・アース』は信者のビリー・シーンですら「あれはひどいなぁ…」としみじみと語っていました。

ひどい人生です (安西伸一

採血。

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去年のCHICKENFOOTは思ったより地味でしたが、あれはあれで良かったです。さて、グレン・ヒューズ/ジョー・ボナマッサ/デレク・シェリニアン/ジェイソン・ボーナムのスーパーグループ、BLACK COUNTRYはどうなるでしょうか。

サブウェイ・パニック

へぷしッ。なんか100億年ぶりぐらいに見ました。しかしこれを”パニック映画”に括るのは、1974年当時でも無理があったのではありますまいか。ロバート・ショウの最期があっけなかった気がしました。

Princess Of Mars

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おなじみエドガー・ライス・バロウズの『火星のプリンセス』が原作のDVDスルー映画

2012年公開予定の『火星のジョン・カーター』の一足先に作ってしまい、それに加えてDVDパッケージには「これが『アバター』の元ネタだ!」と記すなど、徹底して志が低いです。しかもデジャー・ソリスを演じるのがトレイシー・ローズ。かつて未成年なのにXXX映画に出て問題になった彼女ですが、これは2009年作品なので41歳です。そんなあたりからも伝わってくる志の低さは、潔いほどです。日本の高齢SFファンは武部本一郎ヴァージョンのデジャー・ソリスで抜いていたそうですが、トレイシー・ローズを見て冒涜だ!と激怒しそうです。とはいえ、意外とお肌とかは崩れていません。

ジョン・カーターは『Drifter: Henry Lee Lucas』でヘンリー・リー・ルーカスを演じたアントニオ・サバトJr。『ヘンリー/ある連続殺人鬼の記録』はルーカスの虚言癖を含めて元ネタにして映画化したのが良かったですが、『Drifter~』は”そんなたくさん殺してないだろ”的視点から作られているので地味です。

話を『Princess Of Mars』に戻すと、ストーリーは原作をきわめて緩くなぞっていますが、米軍兵士のカーターと一緒に中東のアヘン王も火星に転送されて、そいつもデジャー・ソリスに恋してしまい、火星の酸素製造工場でカーターと戦います。カーターは南北戦争でなく、現代のアフガニスタンだかどこかの戦場にいて、瀕死を負ったところを「お前の遺伝子情報はすべてこの16GBフラッシュ・メモリに収めてあって、この情報を火星に転送する」とか言われて、軍の実験として転送されます。あと原作ではカーターが火星語を覚えるのに苦労しますが、この映画ではサタン虫みたいなのを食べると周囲の全員が英語をしゃべるようになります。原作への敬意とか、特にないのがアリアリです。

ただ、そんな適当な中にもCGとかちゃんと使っていて、宇宙船とか宇宙蜘蛛の大群とかトーントーンみたいなのとかが出てきたり、夜空に変な星がいっぱい輝いていたりして、けっこう真面目にやっています。原作に過剰な思い入れのある高齢SFファンでなければ、屁でもこきながら楽に見れるし、レンタル屋で借りたりしてもさほどダメージはない筈です。ディズニー/ピクサーだとお子ちゃま向けになるかも知れないから、こちらと較べてそんなに良い映画になるという保証もないですしね。

しかし『シャーロック・ホームズ』とか、『パラノーマル・アクティビティ』に便乗した『パラノーマル・エンティティ』など、The Asylumは飛ばしまくるなあ。

PRESENT: BARBARO (MA NON TROPPO)

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元UNIVERS ZEROのRoger Trigauxが息子とやっているPRESENTの8年ぶりだとかの新作『BARBARO (MA NON TROPPO)』がヌオヴォ・メタルしていて良いです。

ヌオヴォ・メタルというのはロバート・フリップ翁が21世紀KING CRIMSONの音楽性を表現するのに用いた概念ですが、いわゆるメタルでもNuメタルでもなく、金属的で重いヘヴィ・プログレッシヴ・ロックというかなんというか、フリップいわくTOOLもヌオヴォ・メタルなのだそうです。たぶんPRESENTもかなり当てはまるのではないかと思います。もっともPRESENTとTOOLは似ていません。

定価7,140円は高けえよ!と二の足を踏む方も少なくなさそうですが、全45分のCDと全3時間近くのDVDという2枚組で、コスト・パフォーマンスは高いです。まだDVDは最後まで見ていませんが、かなり満腹感を伴います。しかも今日現在でアマゾンでは6,069円と、千円引き。

UNIVERS ZERO『HERESIE』初出の「Jack The Ripper」を思い切りヌオヴォ・メタル風にアレンジしたリメイク(CD・DVD別テイクで共に16分オーヴァー)も収録されています。