35007 (LOOSE)
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ESPECIALLY FOR YOU
(1997 / Stickman PSYCHOBABBLE 01)
groove/space/tech

マリファナ、売春、安楽死、空き家占拠、同性結婚が合法というオランダを代表するストーナー・スペース・バンドのデビュー作。
BEAVER、CELESTIAL SEASONといった同郷のバンドの中でも最もモダンなアプローチで知られており、KYUSSばりのヘヴィ・グルーヴ、スペース・ロックとテクノロジーの中間地点にあるシンセ/キーボード・サウンドが加味されたサウンドは、強者揃いのオランダ勢でも異彩を放っている。メロディも練られており、センスのある曲作りが魅力だ。
日本では入手しづらいなのが残念。
なおバンド名は"ルース"と読む。その理由は35007をひっくり返してみれば分かる。
当初『Lazy Eye』レーベルからリリースされたが、間もなく倒産したため廃盤に。1999年になって『Stickman』から新装ジャケット、リマスター盤として再発された。

(02/03/14)
★★★★★ ★★★



35007
(1998 / Stickman PSYCHOBABBLE 011)
groove/space/tech

MOTORPSYCHOなどで知られる『Stickman』からリリースされた2ndアルバム。 生のグルーヴの塊とスペーシーなエレクトロニクスのコントラストがさらに際だち、ありそうでない孤高のサウンドを作り上げている。
スケールの大きな「Soul Machine」「Undo」は崇高にすら思えるほど。
スペーシーなストーナーというとHAWKWINDスタイルのバンドが多いが、35007の場合はそれと一線を画した一種メカニカルな匂いを漂わせる、独自のスタイルを築いている。
ラストの浮遊トリップ・チューンも極楽。で、その後のシークレット・トラックで脳髄破裂。
『Stickman』系CDはなかなか日本で流通しないので、国内で入手するのは楽ではないかも知れないが、海外通販してでもゲットする価値あり。
『IN THE VOID WE TRAVELLED』という別タイトルもあり。

(02/03/14)
★★★★★ ★★★★



35007
(2001 / PSYCHOBABBLE 030)
groove/space/tech

前作『35007』リリースの後、機材一式が盗まれたりして活動に支障をきたしていた彼らが復活の狼煙を上げた3曲入りミニ・アルバム。
全曲インストゥルメンタルで再起を賭けている。
ハードなリフで攻める「Von Braun」、ヘヴィながらスライドを効かせた「Artificial Intelligence」、タイトル通り月面を思わせる「Sea Of Tranquility」(最初は静かだが途中でドラマチックに盛り上がる)と、全曲インストという構成。
全20分という長さもタルく感じさせない充実度だが、やはりフルレンス・アルバムの方がメリハリが効いていてお薦め。
CDと10"(黒&青のマーブル盤)がリリースされた。

(02/03/14)
★★★★★ ★★★



LIQUID
(2002 / PSYCHOBABBLE 037)
groove/space/tech

Coming soon。

(05/--/--)



PHASE V
(2005 / PSYCHOBABBLE 051)
groove/space/tech

Coming soon。

(05/--/--)