BROTHERHOOD: AS THICK AS BLOOD

現在SUNN O)))で活躍、Southern Lord総帥としても知られるグレッグ・アンダーソンが昔ギターを弾いていたバンドのシングル音源・デモ・コンピ提供音源を集めたCDです。

カラービニールのLPも出ているそうですが、押さえていません。

ストレートエッジ(sXe)系バンドで、ドイツのsXe系レーベルCrucial Responseからリリースされた本作、「Till Death」の歌詞では

Straight edge, its meanings and its goals

Dedicated to the movement forever strong

なんて一節もありますが、グレッグは今でもsXeなのでしょうか?

まあsXeだろうがそうでなかろうが、良い音楽をやってくれれば文句はないです。

でも本作は「仲間と一致団結すれば、いつか俺たちは勝利する」とかの歌詞があまりに青くてちょっぴり気恥ずかしいです。

ところで女にモテなくて酒が弱いからsXeを名乗る人がいるそうですが、やめて欲しいです。

東京は変わり、僕たちも変わった

写真が小さいからよく判らないけど、新宿東口の同じ場所です。

もう今では「カメラのさくらや」ではないのですね。今更気付きました。

確かにCMソングも「安さ爆発カメラのさくらや~♪」から「安さ爆発さくらや~♪」に変わっていましたね。

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MAN’S RUIN RECORDS物

しこしこMan’s Ruinものを集めています。

TURBONEGROの『APOCALYPSE DUDES』のMan’s Ruin盤LP(Sympathy For The Record Industryとのスプリットリリース)は持っているけどCDはBoomba盤しか持っていないとか、THE HELLACOPTERSの『SUPERSHITTY TO THE MAX!』LPを持っていないとか、細々としたアイテムはまだ押さえねばならないのですが、コンプリートも夢ではなくなってきました。

あと『DESERT SESSIONS Vol.5/6』はプロモ盤CDと10″を手に入れて安心していたら、通常盤が思わぬプレミア物になってしまい、高い金を出すのが嫌でまだ押さえていません。

そんなMan’s Ruinもので最もレアなのが、

  • MR009 THE USELESS PLAYBOYS t-shirt
  • MR022 GWAR 7″

なのです。

THE USELESS PLAYBOYSのTシャツはMR002の7″ジャケと同じ柄ですが、数十枚しか作られず、ライヴ会場のみで売られたというものです。

MR008の本『Man’s Ruin』と同様、非レコードなので、押さえなくても良いっちゃ良いのですが、コレクターの人は頑張って探して下さい。

もうひとつはGWARの7″。

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こちらはテスト盤のみがプレスされたけど、市販盤は作られませんでした。何故かは知りません。

カタログ番号のMR022はTHE HELLACOPTERSの『SUPERSHITTY TO THE MAX!』に使われました。

なお『SUPERSHITTY TO THE MAX!』はMan’s RuinだけでもCD二種類ジャケとLPが作られたので要注意。

ほんとはKozikのポスターとかも欲しいのですが、置く場所がまったくないので無理なのです。

OM『CONFERENCE OF THE BIRDS』

去年『VARIATIONS ON A THEME』でデビュー、SLEEPファンを感涙させたOMの新作。

今回も15’55″の「At Giza」、17’27″の「Flight Of The Eagle」という、全2曲の涅槃楽。

(でもCDトラック数は全44曲。トラック24までが1曲目)

前作よりベースとドラムスのデュオ編成という特性を生かしていて、「At Giza」の前半はピンク・フロイドの「太陽讃歌」を思わせます。

しかし後半(トラック22曲目以降)からは神盤『DOPESMOKER』に通じる宗教的恍惚ドゥーム炸裂!

古代文明(ギザ、ジグラット)とテクノロジー(周波数、電子)が交錯する歌詞も素晴らしいです。

UNEARTHLY TRANCE『THE TRIDENT』

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アップテンポ・ナンバーも取り入れるなど脱ドゥームしながら殺意と攻撃性はそのままという、日本デビューに相応しい傑作です。

サウンドは全然違いますが、ある意味HIGH ON FIREと同じ道をたどっているのかも。

THEE UNSTRUNG: LIE CHEAT & STEAL

ジー・アンストラングの『ライ・チート・アンド・スティール』を聴きました。

全然ラティノ・ヒートな音じゃないので、少し騙された気分になったっつーの。

持て余した若さをぶつけて、それでいてメロディ志向もある普通のUKロックで、それなりに良いのですが。

ところでLIE CHEAT & STEALを日本語にすると、嘘つき・悪だくみ・ふんだくり。

頭文字を集めるとUWFだ!

ズルしてないってことは、努力してないってことだ!

VIVA LA RAZA!

今日の卑猥な玩具

子ども安全注意報 06/3/9

本日午後4時30分頃、下井草2丁目の「いど公園」近くの路上で変質者(30歳位、170CM位、黒いジャンバー、黒のズボン、黒いニット帽をした男)が児童に卑猥な玩具を見せ付けるという事案が発生しました。児童は学校へ逃げ込んだため実害はありませんでした。

最近、露出狂をはじめ変質者が多発しています。不審な人に出会ったら、大声を出して逃げる、防犯ブザーを活用する、近くの学校やコンビニ、子ども110番の家に駆け込む等ご指導をお願いします。

杉並区役所危機管理対策課

2006-03-09

なんか体温が38度5分ぐらいあって咳と鼻水がいっぱい出て頭が痛いです。

普段家にいるのに連日外出したせいでしょうか。

喉が痛いので殺菌しようと思ってコーヒー屋に行って「喉ごし爽やかなのを見つくろってくれや」と頼んだら、ハイチかガテマラでどうか、と。

ヴードゥーの呪いで喉を殺菌してもらおうというわけで、ハイチにしました。

今日の気持ちはわからんこともないが実行に移しちゃいけないよね

子ども安全注意報06/3/6

本日14:30ごろ、JR西荻窪駅構内で、大人の女が児童に「髪をさわらせて」と声をかけ、髪をさわるという事案が発生しました。児童は交番に駆け込み無事でした。先月も同様の件が発生しているとのことです。

このシステムは返信メールは受け付けておりません。

杉並区役所危機管理対策課

2006-03-06

Limewireで「La Monte Young」を検索すると、Tower Of Power: Art Laboe’s Memories Of El Monte – You’re Still A Young Manが大量に引っかかるのですが。

さらに「Lamonte Young」で検索するとBarry Manilow: Young At Heartが大量に。

INDEPENDENCE-D @新木場スタジオコースト

  • SILVER
  • BORIS
  • BATTLE OF NINJAMANZ(最初の2曲)
  • ANARION
  • INTO THE MOAT
  • HATESPHERE
  • メリー(一瞬)
  • ETERNAL ELYSIUM
  • UNITED(最後の2曲ぐらい)
  • SUNS OWL(一瞬)
  • BALZAC(後半)
  • MASNADA(最初の2曲)
  • CHURCH OF MISERY
  • MOWER
  • ムック(一瞬)
  • DEADLOCK(最初の3曲)
  • YOUTHQUAKE(後半)
  • THE RASMUS

BORIS、ETERNAL ELYSIUM、CHURCH OF MISERYは高円寺とか下北沢で何度も見ているので、なにも新木場で見なくてもなーと当初思っていたのですが、普段とは異なる、いわば他流試合の場ということで、非常に面白かったです。

まずBORISですが、”他流試合”ではありませんでした。一番大きなステージでもまったく違和感のないライヴで、彼らのことをまったく知らなかったであろう観客も普通にノッていました。

一方CHURCH OF MISERYは思いきり招かれざる客で異彩を放っていました。それが良かった!

ムック待ちの数千人の少女たちに無関心な視線を向けられたら、僕だったらその場でピュッと出ちゃうと思います。

ところでTATSUさんはライヴ前、「ああいう子たちとメル友になりたいなぁ」とつぶやいていました。

ETERNAL ELYSIUMは良いライヴでしたが、小さいステージということもあり、あまり他流試合という雰囲気はありませんでした。

SILVERは「洋楽ヴィジュアル系として売り出したい!」と日本のレコード会社さんの鼻息も荒いノルウェー出身のバンドですが、ヨーロッパではBad Afroから作品を出しているので、そんなヤワな代物ではありません。

ANARIONはおそらく『MASTER OF PUPPETS』期のメタリカをやろうとしているのですが、見事に大失敗しているオーストラリアのメタル・バンドでした。

演奏のまずさはもちろん、苦笑いしながら腕を組んでいる観客にコールを要請したり、唐突にドラム・ソロを入れるなど、空気の読めなさも一級品でした。

ライヴ後にメイド服ギャルに「一緒に写真撮ろうよ」と言って断られていたのも痛恨の一撃です。

バンド名がANARIONでなくANALIONだったら”アナルの守護神”の名を欲しいままに出来たのに残念!

MASNADAはフランスのインダストリアル・バンドと紹介されていましたが、スタティックXっぽいサイバー・メタルでした。

MOWERは爆発的なエネルギーの塊という感じで、なんだか凄かったです。

INDEPENDENCE-D @新木場スタジオコースト & HELLOWEEN / PRIMAL FEAR @ZEPP東京

  • THESE ARMS ARE FOR SNAKES
  • NEVER HEARD OF IT(最後の2曲)
  • 3
  • MAROON(最初の2曲)

→ダッシュでりんかい線で移動。

  • PRIMAL FEAR
  • HELLOWEEN

→再びダッシュで新木場へ。

  • ALKALINE TRIO

今日の街に出よう

子ども安全注意報 06/3/2

昨日と本日の午前8時頃、高井戸東1丁目の首都高速道路の歩道橋付近で不審者(40代、黒のチェックの背広、黒のバッグ、白髪まじりの男)が登校途中の児童に「傘を捨てろ」、「鍵盤ハーモニカを捨てろ」と声をかけた事案が発生しました。被害はありませんでした。

子どもたちには、不審者に遭った場合は防犯ブザーを活用する、大声を出して逃げる、複数人で登下校するようご指導願います。

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杉並区役所危機管理対策課

ボム・ス・ファ『我が父チェ・ペダル~息子が語る大山倍達の真実』

極真会館の大山倍達総裁といえば智弥子夫人(藤巻潤のお姉さん。本名は照子だけど、ある日「今日から君は智弥子だよ!」と宣言された)とのあいだに娘が二人ぐらいいたことはよく知られていますが、韓国にも家庭があって、三人の息子がいたそうです。

その息子クァンボム、クァンス、クァンファが共同ペンネームボム・ス・ファを名乗って書いたのが『我が父チェ・ペダル~息子が語る大山倍達の真実』

前書きには

「本書に記されている内容は、すべて真実である」

と書かれています。

前半は普段日本に住む父が韓国に戻るときはりんご箱ほどの箱で30個ものお土産を買ってきてくれたとか、サウナが大好きだったとか、好みの俳優がチャールズ・ブロンソンやクリント・イーストウッドだったとか、『ロッキー』とか『ランボー』が好きだったとか、韓国での家庭人・大山倍達という新しい側面を描写しているのですが、後半になると『倍達がゆく』と題して、マス大山のバイオグラフィーとなります。

当然ながら息子たちはその場にいたわけではないので伝聞に基づいて書いているのですが、プロレスの試合中タム・ライスにガチを仕掛けられて、やられる!と思ったマス大山が本能的に三角蹴りで逆襲したとか、酒場で力道山がマイクスタンドを持って襲いかかろうとしたとかいう描写が次々と描かれます。

ムエタイのチャンピオン・ブラックコブラやサバットの達人ボーモン、しまいには有明省吾まで登場します。

どうやら『空手バカ一代』をそのまんまネタ本にしているようなのです。

パリの地下プロレスのチャンピオンの名前がロゴスキーではなくムイシュキンとなっているので、もしかしたら『空手バカ一代』の韓国版『大野望(テーヤワン)』あるいは『風のファイター』をネタにしているのかも知れません。

でも実の息子が「すべて真実である」と断言しているのだから、一面識もない僕がとやかく言えることではありません!

ところで本書の序文は三兄弟と親交のある現・極真会館館長のムン・チャンギュ(松井章圭)が書いています。

本文には死の枕で話すこともままならない大山倍達が「後継者はムン・チャンギュに決めた…」と語ったという一節がありますが、やはり実の息子が「すべて真実である」と断言しているのだから、一面識もない僕がとやかく言えることではありません。

なおWORLD KARATE誌に著者インタビューがあるそうなので、そのへんについての質問があるか読んでみたいのですが、普通の本屋には置いてないので、今度書泉ブックマートに行ったときにでも読んでみます。

普通の日記

イライラで頭が重く感じたので床屋に行きました。

コーヒー豆屋で「苦みの走る漢のコーヒーをくれや」と見繕ってもらったらスーパーマンデリンを薦められました。

本当はもっと知られざる秘豆を薦めて欲しかったのですが、よくわからんし、薦めに従いました。

RAWK

数年前からナッシュヴィル・プッシーとか初期ヘラコプターズみたいな爆走系ロックンロールのことを英語ではRAWKと呼んでいるようです。

モーターヘッドとガレージ・パンクを同じタンクにぶち込んでハイオク注入爆裂YEAH!といえば大体ニュアンスは掴めますでしょうか。

従来のROCKよりもRAWKの方がラフで品のない雰囲気を出していて、いつ誰が言い出したのか知りませんが、なかなかナイスな表現だと思います。

(語源をご存じの方、教えて下さい)

メールの最後に必ずRAWK!!と書いてくる人もいます。

もっとも、日本語ではまだあまりロォクとは言わないようです。

で、最近のRAWK系レーベルで注目なのがスウェーデンのBootleg Booze Recordsです。

SUPERSUCKERS、ZEKE、ELECTRIC FRANKENSTEIN、MARKY RAMONE & THE SPEEDKINGS、ADAM WEST、RICKSHAW、THE HYMANS、MENSENなど、列記しているだけで身体が熱くなってくる顔ぶれの作品を次々とリリースしているレーベルですが、最近オッと思ったのがBAD MACHINE / V8 WANKERSのスプリット7″「Sounds Of The Drags!」。

それぞれフィンランドとドイツのバンドで、中身は爆走バリバリロックンロール、ジャケもコレという、何のヒネリもないベタ過ぎの1枚ですが、理屈抜きに頭から湯気が出ます。かっちょいい!ロォク!

ところで最近日本ではDrag Queenのことをドラァグ・クイーンと書くそうですが(Drugと混同しないため)、Drag Racingをドラァグ・レーシングと書いてあるのは見たことがありません。

でも昔『サタデーナイトライヴ』で女装してレースするDrag Racingというギャグがあったそうです。