load up on guns bring your friends

ニュー・アルバム『BLACK ROCK』を3月に発表したジョー・ボナマッサに取材しました。

7日(水)に恵比寿リキッドルーム、8日(木)に心斎橋ビッグキャットでライヴをやるジョーですが、本国アメリカのみならずイギリスではロイヤル・アルバート・ホールでライヴをやったり、既に白人ブルース・ロック・ギタリストのトップとしての地位を確立。日本でも人気上昇中なので、クラブ規模でのツアーはこれが最後になるかも知れません。

今月はボナマッサにクリス・デュアーテにジェフ・ベックにゲイリー・ムーアにロバート・クレイと、ギタリスト来日月間ですね。

今年はPunkspringはパスします。

クリス・キャニオンが亡くなったそうです。何らかの薬物の過剰接収で、自殺の可能性もあるとのこと。WWEとWCWの対抗路線の時に「Who better than Canyon?」をキャッチフレーズにしたけどウケなくて解雇。後になって「ヴィンス・マクマホンは俺がゲイだから解雇した!」と暴露した人ですね。ファイト自体は全然覚えていません。なおハリケーン・ヘルムズのツイッター書き込みによると、キャニオンはWWE解雇が決定した時、ヴィンスに「You’re fired!」って言ってくれと頼んで、拒絶されたそうです。

NADJA: UNDER THE JAGUAR SUN

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2枚組の大作。CD・LPの内容が異なっており、まだ呑み込むまで至っていないです。CD2枚を同時にかけるのが推奨らしいです。とりあえず15分の「Earthquake」で2枚同時プレイをやってみたら、いつものNADJAの拡散ドゥームで銀河の彼方に飛ばされます。でも1枚ずつでもかなり来ます。ちゃんとした感想は全部聴いてからNADJAコーナーに書きたいと思います。

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デイヴ・ムステイン自伝『Mustaine: A Heavy Metal Memoir』が8月に出るそうです。共著ライターのジョー・レイデンってどこかで聞いた名前だと思ったら、ザ・ロック自伝を書いた人でした。ところでMEGADETHの3月31日Hollywood PalladiumでのライヴはDVD化されるそうです。

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アマゾンで「一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します」となっているFLOOR『BELOW AND BEYOND』CD8枚組ですが、「とりあえずあと1回は再プレスする」とのことです。でもその後のことは判らないので、今のうちに注文しておいた方が良いのでは。

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夕ごはんを食べながら、久々に『ズーランダー』を見ました。

NADJA WITH OVO: THE LIFE AND DEATH OF A WASP

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NADJAとイタリアのデュオOVOのコラボレーション・アルバム。アナログ盤のみのリリースで、500枚が黒盤・100枚が緑盤。CDもいずれ出るかもです。

NADJAのトラックの上にOVOがオーヴァーダビングをしていく形式をとったそうで、Bruno Dorellaによってリズムが明確になり、Stefania Pedrettiの老婆の呻き声のようなヴォーカルが絡みつきます。

リズムが明確になったせいで音空間の膨張に制限がかかっていることは否めないものの、NADJAの世界に新しい次元をもたらしていることも事実です。

なおTHRONESとNADJAとOVOという顔ぶれで4月から5月にかけて欧州ツアーをやっています。

PYRAMIDS WITH NADJA: PYRAMIDS WITH NADJA

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で、『PYRAMIDS WITH NADJA』はPYRAMIDSとのコラボレーション・アルバム。去年出ました。

PYRAMIDSは2008年にHydraHeadから『PYRAMIDS』でデビューしたバンドで、ポスト・ロックの幽玄さとブライアン・ウィルソンのコーラスにブラック・メタルのブラスト・ビートを加えた、ポップさとアングラさの混合体。個性派というには訳が判らなすぎるサウンドが、気分よく気分悪かったです。テキサス州デントンの5人組らしいですが、未だに素性が判りません。

『PYRAMIDS WITH NADJA』は両バンドの比較的非ヘヴィな部分が融合した作風で、PYRAMIDSのポスト・ロックと優美なコーラスにNADJAの拡散性のあるサウンドが加わります。でも最後の「Angel Was Heard to Cry Over the City of Rome」でヘヴィなギターとブラスト・ビートが飛び出し、音の濃霧となって広がって空気を浸食していきます。

あと「Into The Silent Waves」をLUSTMORDとULVERがリミックスした12”も出ました。原型をとどめないまでに再構築されていて、じんわり楽しめます。おそらく両サイドとも33回転だと思うのですが、ひょっとしたら45回転なのかも知れません。こちらは限定300枚。

2010-04-02

普通に一日デスクワーク。

サイトのNADJAコーナーは相変わらず更新をさぼっていますが、NADJAの音源は聴き続けています。一時の狂気のリリース・ラッシュは落ち着いたようで、1枚1枚を聴き込むことが出来るようになりました。とか言いながら、けっこう出ているのですが。