2014-02-03

佐藤行衛さんの『韓式B級グルメ大全』をちびちび読んでいます。日本と韓国を行ったり来たりしているミュージシャンの方で、僕がゲイリー・ムーアを見にソウルに行ったときもごはん屋に連れていっていただきました。 ツアーとかで韓国全土を回って、あらゆるごはん屋とか飲み屋とか屋台で飲み食いしている蓄積が一気に噴出した本で、面白いです。

いろんな食材や料理ごとに項目が分かれていますが、韓国文化についての知識も深まります。

韓国というと何でも自国発祥にしてしまう、という偏見がはびこっていますが、有名なホットクからして「ホッ」は「胡」=中国のことなので、必ずしもそうではないことが判ります。

また、韓国B級グルメというとどうしてもホンタクを探してしまうのですが、本書では”ホンオフェを食べながらマッコリを飲むこと”=ホンタクとしていて、ウンコうんぬんは出てきません。トンスルも出てきません。 あれは悪意のある都市伝説なのか、それとも高級料理扱いなので”B級グルメ本”には出てこないのか。

僕は一度短期間ソウルに観光旅行に行っただけですが、ごはんがおいしいし中古レコード屋もあるし、いつかまたぜひ行きたいです。

2014-02-02

『ハピネスチャージプリキュア!』第1回を見ました。

前作『ドキドキ!プリキュア』第1回で「ナニコラタココラ」をやったのは有名ですが、今回は「オレ、オマエ、トモダチ」と、『仮面ライダーアマゾン』オマージュを。

しかし、おもちゃありきの子供番組はどうも馴染めんなあ。僕が子供の頃は仮面ライダーの変身ベルトとかは市販されていたけど、ベータカプセルとかゼーバーとかギギの腕輪とか、何でもかんでもおもちゃにはなっていなかったと思うのですよ。

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最近ジャケットが良くてもyoutubeでちょっと聴いて納得してしまい、いわゆるジャケ買いをすることが激減してきたのですが、デヴィッド・クロスビーの新作『CROZ』ジャケットがあまりにカッコ良かったので、つい購入してしまいました。LPサイズで欲しいです。 中身はレイドバックして爽やかなので、僕的にはちょっと肩すかしでした。いやまあある程度は予測できたのですが。

2014-02-01

Nick Gravenitesは僕の中ではニック・グラヴェナイテスということになっていて、『MUDDY WATERS: ALL-STAR TRIBUTE TO A LEGEND』のライナーノーツを書いたときもグラヴェナイテスとしました。

ジャニス・ジョプリンが『IN CONCERT』の「Ego Rock」でグラヴェナイテスと呼んでいるし、英語ウィキペディアでもグラヴェナイテスになっているのですが、『MY LABORS』日本盤はグレイヴナイツ名義のようで、でもLPを復刻した帯ではグラベニテスとなっていて、紙ジャケ帯の背表紙ではなんとグラニベテスです。同作解説で小出斉さんは「グレイヴナイテスと発音される、という話もあるのだが、ここでは通例に従いグレイヴナイツと表記する」と書かれています。 『LIVE AT BILL GRAHAM’S FILLMORE WEST』日本盤帯ではグラベニッツ。 ELECTRIC FLAG『A LONG TIME COMIN’』の天辰保文さんの解説ではグラヴィナイテスになっています。

ところでマイク・ブルームフィールドの3CD+DVDボックス『FROM HIS HEAD TO HIS HEART TO HIS HANDS』、良いです。脳天が痺れます。