2013-09-18

11月に行われるジャパン・ツアーにあわせてNOOTHGRUSH / COFFINSのスプリットCDがリリースされますが、NOOTHGRUSHの”日本盤”が出るのはこれが初めてでしょうか? ”ヌースグラッシュ”というカタカナ表記が新鮮ですね。

MELVINS: LIVE AT THIRD MAN RECORDS

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MELVINSはもうすぐ新作『TRES CABRONES』が出るというのに、ライヴLP『LIVE AT THIRD MAN RECORDS』も出るそうです。

Recorded Direct-To-Acetate on May 30th, 2013 at Third Man Records in the Blue Roomで、収録曲は

Side One

1. Charmicarmicat

Side Two

1. It’s Shoved

2. Anaconda

3. At The Stake

4. Queen

5. Cow

6. Your Blessend

だそうです。 Third Man Recordsサイトでちょっと聴けます。レーベル直販だと送料込みで30ドルを超えてしまうのが難点です。 特に調べずに書いていますが、これまでMELVINSとジャック・ホワイトって何か関わりはありましたでしょうか?

HAWKWIND『SPACEHAWKS』

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HAWKWINDのニュー・アルバム『SPACEHAWKS』を聴きました。彼らの場合、何をもって”ニュー・アルバム”と呼ぶのかもはや判りませんが、今回も新曲と昔の曲のセルフ・カヴァーが渾然一体になっています。そんな適当さが脳を溶かします。 9月11日のブログの曲順は間違っていて、以下のとおりでした;

Seasons / Assault & Battery / Golden Void / Where Are They Now / Sonic Attack / Demented Man / We Two Are One / We Took The Wrong Step / Masters Of The Universe / Sacrosanct / Sentinel / It’s All Lies / Touch / The Chumps Are Jumping / Lonely Moon / Sunship

新曲「We Two Are One」のリフが「I Wanna Be Your Dog」していてハマります。「Masters Of The Universe」「Sonic Attack」「Assault & Battery」など有名曲のセルフ・カヴァーも、なんだかおかしなことになっていて気持ち悪く良いです。

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まったくインタビュー記事とかを読んでいないので判らないのですが、AVENGED SEVENFOLD『HAIL TO THE KING』の「This Means War」という曲がMETALLICAの「Sad But True」に似ているのは、ギャグでやっているのでしょうか。あと「Doing Time」という曲がGUNS N’ROSESにそっくりなですが、これもわざと…? いや、もちろん素晴らしいアルバムですよ!

GRIDLINK One-Off Tokyo Show with BLACK GANION / MELT BANANA / ENDON / SEX VIRGIN KILLER @新大久保アースダム

GRIDLINKは40分近くのロングセット!

SEX VIRGIN KILLERは歌い回しがあまり好きなタイプではなかったですが、トップバッターとして20分ちょっと、会場を盛り上げていました。10月13日(日)には池袋CHOPでBorisとツーマンライヴだそうです。

ENDON以降はブラストとグラインドの嵐でした。それぞれのバンド、とても速くて音数が多くて激しかったです。ただ、会場全体が発狂して首とか腕を引っこ抜き合ってフロアーが血まみれの阿鼻叫喚になるかと期待していたのですが、お客さんは全体的に大人しかったです。どのバンドもアートの匂いがあるため、観客層があまり馬鹿でドキュソなものでなかったせいかも知れません。とはいえ、出演バンドの演奏は何が何だか判らないほど素晴らしかった、というかもはや素晴らしいかどうかすらも判らない境地に叩き込まれたので、大満足です。

シンドバッド7回目の冒険

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ぴあフィルムフェスティバル(PFF)の一環として渋谷シネクイントで上映された『シンドバッド7回目の冒険』を見ました。モンスター映画の古典中の古典で、当然ながら見ておかねば死んでしまうのですが、僕はVHSビデオで持っているものの、もう10年以上見ていなかったので、映画館の大きなスクリーンで見たかったのでした。 木戸銭は1,500円でしたが、DVDはなんと992円なのですね。まだ見ていない人がいたら見ましょう。

18日(水)に『アルゴ探検隊の冒険』『タイタンの戦い』も上映されます。僕は残念ながらたぶん行けないと思います。

帰りにディスクユニオン渋谷店に行きました。ディスクユニオンは”○○店”とジャンルごとに細分化されるようになってから中古盤が高くなって、普通の中古盤CDでも1,300~1,500円と微妙に高いことが多かったですが、今日見た限りでは700~900円の中途半端な価格設定の中古盤CDが多くなっていた気がします。それでBLACK PYRAMIDとかEGYPTとかNEUROT RECORDINGSのコンピCD/DVDみたいな、欲しいけど新品プライスは払いたくないCDを押さえることが出来ました。 ディスクユニオンって全般に値下げ傾向にあるのでしょうか?それとも、たまたまでしょうか。 明日新宿プログレ館に行ってみようかな、と。

明日は新大久保アースダムでGRIDLINK One-Off Tokyo Show with MELT BANANA / BLACK GANION / ENDON / SEX VIRGIN KILLERです

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明日は新大久保アースダムでGRIDLINK One-Off Tokyo Show with MELT BANANA / BLACK GANION / ENDON / SEX VIRGIN KILLERです。

大音量上等のアースダムでブラストとかグラインドしまくりのバンド揃いで、観客が発狂して暴れて死んだりするんじゃないかと怖いですが、悔いを残さず夏を終わらせるには行かねばなりますまい。狭いアースダムでは逃げ場がありません。全員が逝きます。

僕は恥ずかしながらSEX VIRGIN KILLERだけ聴いたことがなかったので最初から見に行きます。楽しみです。開演1時間前から食べ物は口にしないようにします。

  • open 18:00 / start 18:30
  • 前売 3,000yen / 当日 3,500yen (ドリンク代別)
  • total info: Earthdom 03-3205-4469

2013-09-13

フルーツのど飴をなめていたら、おならがプープー出ました。袋の裏を見たら、「一度に多量に食べると、体調によりお腹がゆるくなることがあります。」と書いてありました。

2013-09-11

ジンジャー・ワイルドハートの『555%』と『MUTATION』『HEY! HELLO!』、実はpledgeしませんでした。単にふと気がついたらpledge期間が終わっていたのでした。どうもすみません。 そのせいで『555%』は後になってebayでそれなりのプレミア価格を払ったのですが、『MUTATION』の方はやはりebayで、交換ディスク付(『THE FRANKENSTEIN EFFECT』の盤が当初音のレベルが低かった)でえらく安値で落札できて、送料込みで1,700円で入手できました。ebayで押さえる予定の人、交換ディスクが付いていることを確認して突っ込みましょう。 今度の『PRACTICAL MUSICIAN』は忘れないように早めにpledgeしました。12月ぐらいに聴けるそうで、楽しみです。

ジンジャーはこれからコートニー・ラヴと一緒に曲を書くそうですね。

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ディラン・カールスンがPledgemusicで『WONDERS FROM THE HOUSE OF ALBION』の資金集めをしたのですが、やはりというか予定が遅れて、2014年3月出荷予定なのだそうです。はてさて、どうなるでしょうか。

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KVELERTAKの『MEIR』に「トレパン」という曲があって、ノルウェーでもトイレトレーニングはひとつのテーマなのだなと感慨にふけったのですが、トレパネーションのことを歌っているそうです。メンバーを見る限り、頭に穴が開いた人はいなかったようです。 たぶんトレパネーションが日本のお茶の間で知られるようになったのは漫画『ホムンクルス』の貢献が少なくないと思います。でもこの漫画、僕は出会い方が悪かったのか、なんだかダサイなという印象を受けて、残念ながらあまり入り込めませんでした。ラストで登場人物が全員武藤敬司になるのは面白かったですが。

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10月下旬に出るHAWKWINDの新作『SPACEHAWKS』、以下のような収録曲なのだそうです。

01. Seasons [Remix from ‘Onward’ album]

02. Assault & Battery [New studio recording of track from ‘Warrior On The Edge Of Time’ album]

03. Sonic Attack [New version with William ‘Captain Kirk’ Shatner]

04. Demented Man [New studio recording of track from ‘Warrior On The Edge Of Time’ album]

05. We Two Are One * New Track *

06. We Took The Wrong Step [from Dave Brock’s ‘Looking For Love’ solo album]

07. Masters Of The Universe [New studio recording with Huw Lloyd-Langton]

08. Sacrosanct * New Track *

09. Oh Dear * New Track *

10. Sentinel [Remix from ‘Blood Of The Earth’ album]

11. Its All Lies [from HAWKWIND LIGHT ORCHESTRA’s ‘Stellar Variations’ album]

12. Touch * New Track *

13. The Chumps Are Jumping * New Track *

14. Lonely Moon * New Track *

15. Sunship [Remix from ‘Blood Of The Earth’ album]

これから出る期待作

MONSTER MAGNETの10月に出る待望のニュー・アルバム『LAST PATROL』はアマゾンだと通常盤CDが987円と安いですが、2曲多いデジパック盤CDが2,811円と高いです。 ふざけんなよと思ってNapalm Recordsサイトでデジパック盤CDを買おうとしたら、送料込みだとやっぱり2,800円ぐらい。万が一の場合の返品の手数とかを考えるとアマゾンの方が便利だなと思ってしまいます。しかし躊躇なくデジパック盤CDを買います。どこかデジパック盤CDが安いところをご存じの方、教えて下さい! 中身はまだ聴いていないのですが、MONSTER MAGNETなので良いに決まっています。

VISTA CHINO: PEACE

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KYUSS LIVES!あらためVISTA CHINOの『PEACE』を聴きました。 ジョン・ガルシア/ブラント・ビョーク/ニック・オリヴェリがいるので、往年のKYUSSそのまんまの音楽性で、ブルーノ・フェヴリー(正確な発音知らない。ベルギー人)のギターはKYUSS当時のジョシュ・ホーミそっくりです。全編思い切りKYUSSしていて、まるで夢を見ているようです。「Dragona Dragona」など、あまりのKYUSSぶりに涙が止まりません。 まるっきり自己模倣という感じではなく、「Green Machine」に哀メロを乗せたみたいな「Planets 1&2」なども良いです。 QUEENS OF THE STONE AGEの『…LIKE CLOCKWORK』はもはやKYUSSの面影を払拭した新しいスタイルがひとつの完成を見た傑作でしたが、両バンドの住み分けがハッキリ出来ていて、どちらも素晴らしいので、前後してアルバムを出してくれて、とても嬉しいです。 デジパック盤CDは2曲ボーナス・トラックが収録されていて、2曲ぶん夢が続きます。 ネガティヴな見方をすれば”劣化コピー”と言えなくもないのですが、この音を出されてしまうと、冷静でいられるわけがありません。

これから出る期待作

おとといETERNAL ELYSIUMのステージで岡崎さんが「EARTHLESSが日本に来る」という衝撃のニュースを明かしましたが、もうすぐ『FROM THE AGES』というニュー・アルバムも出るのですね。楽しみです。早く聴きたいです。

あとCULT OF LUNAの『VERTIKAL』は2013年のポスト・メタルにおける最重要作品のひとつだったわけですが、その続編『VERTIKAL II』が出るそうです。 『VERTIKAL』の世界は1枚のアルバムで完結しているように思えたので、続編というのは少し意外でしたが、はたしてどんな内容になるか、やはり大期待です。 ジャスティン・K・ブロードリックによるリミックスも入るとか入らないとかいう話ですが。 EPとは言っても35分以上あるらしいです。

さらにMELVINSの『TRES CABRONES』日本盤CDも11月6日に出ますね!バズ/デイル/マイク・ディラードからなる”MELVINS 1983″によるアルバムで、これまで限定7″でしか聴けなかった曲とかも入るので、一気に聴けて有り難いです。 前回のジャパン・ツアー最終日、渋谷O-EASTでサウンドチェックをやっていたら東日本大震災が来て、そのままライヴが中止になって帰国したMELVINS、早くまた来日して欲しいです。

PELICANの新作『FOREVER BECOMING』も日本盤CDが出るそうです! 彼らも3回日本に来て評価を上げてきたので、新メンバーでのライヴを見せて欲しいです。そのためには日本盤がたくさん売れなくては。

ところでスティングの新作『THE LAST SHIP』にはAC/DCのブライアン・ジョンソンがゲスト参加しているそうです。ニューカッスル繋がりだそうですが、さすがにVENOMとかは参加していないようです。

そういえばBLOOD CEREMONY『THE ELDRITCH DARK』とTHE DEVIL’S BLOODの『TABULA RASA OR DEATH AND THE SEVEN PILLARS』も到着しましたが、まだ聴いていません。誰にも邪魔されない状態で、部屋を暗くして一人下を向いて聴きます。

2013-09-08

2020年のオリンピックが東京に決まったそうです。 1964年の東京オリンピックみたいな超盛り上がりとか経済発展は見込めないと思うし、あまりピンと来ないですが、アスリートの皆さんは応援したいです。 とにかく外国人はたくさん来る筈なので、”外国人おことわり”のお店が「差別だ!」と問題視されそうな予感がします。 居酒屋で、クソ忙しいのにアタリメとか酒盗を見た外国人が「コレナンデスカー」とか説明を求めてきたら殺意をおぼえると思うし、風俗で”店のシステム”を説明するのは難しいし、外国人禁止にしてしまいたい気持ちは理解できるのですが…。

CHURCH OF MISERY / ETERNAL ELYSIUM @渋谷サイクロン

CHURCH OF MISERY『THY KINGDOM SCUM』リリース記念ライヴ。ETERNAL ELYSIUMとのツーマンで、濃厚ドゥームの一夜でした。

FLEETWOOD MAC紙ジャケットCD再発

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FLEETWOOD MACといえば、ピーター・グリーン率いるブリティッシュ・ブルース期、あるいはスティーヴィ・ニックスとリンジー・バッキンガムが加わって全米市場で大成功を収めた『RUMOURS』期のどちらかに人気が二分されると思いますが、両者に挟まれる1970年~1974年の7枚のアルバムが紙ジャケットCD化されました。山崎が全7枚のライナーノーツを書かせていただきました。

わずか4年のあいだに、発狂!セックス教団による拉致!不倫!解雇!偽物バンドの登場!など、とにかく波瀾万丈な時期の作品。それぞれのアルバムの音楽性も異なっていて、大ヒットこそないものの、ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサー、ダニー・カーワン、クリスティン・マクヴィー、ボブ・ウェルチらが良い曲を書いています。

“書く側”にとっては一番面白い時期なので、ライナーノーツを書けて幸せです。さまざまな書籍やメンバー本人に聞いた話などを盛り込み、日本初公開の情報がかなり盛り込まれている筈です。

柳沢きみお『特命係長只野仁ファイナル/ストーカー疑惑編』

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近所のローソンに行ったら柳沢きみお『特命係長只野仁ファイナル/ストーカー疑惑編』があったので、購入しました。

最近のベチ先生が本当に凄いと思うのは、『翔んだカップル21』や『特命係長只野仁ルーキー編』、『大市民』の最近の方のやつ(もはやタイトル把握しておらず)など、自分のキャリアにおいて重要な位置を占める筈のヒット作の続編であっても、全然大事にしないところです。 ストーリーは場当たりかつゲス、絵は殴り描きで、たぶんネームとか無しでそのまま描き始めるのではないでしょうか。 週刊新潮の連載エッセイも、自分から売り込みして連載を獲得したわりには、終盤はえらく適当でした(文もイラストも)。もちろん尊敬を込めて言っています。

この本も社内でOLの尻を視姦したり、ハゲのおっさんがアナル不倫したり、中出ししたり、とても適当でゲスで、大変満足しました。

なお、プレイヤー誌2012年5月号には”柳沢きみお銘器コレクション”として全29本のギター・コレクションがカラー写真で掲載されましたが、アマゾンでまだ在庫があるようです。お早めに! ところでプレイヤー誌の今月号では山崎はデレク・トラックスのインタビュー記事を書かせていただきました。