火山灰の中、はたしてゲイリー・ムーアはちゃんと日本に来れるのでしょうか。
→と思ったら、サンクトペテルブルグでのライヴは行われたそうです。
火山灰の中、はたしてゲイリー・ムーアはちゃんと日本に来れるのでしょうか。
→と思ったら、サンクトペテルブルグでのライヴは行われたそうです。
老眼仕様で文字が大きくなったことが話題となったレコードコレクターズ5月号を読みました。予想したほどすごく文字がでかくなったわけではなく、むしろ普段より文字がいっぱいあって読むところが多い気がします。
特集『リイシューCDの25年』のベスト・リイシュー40作、我が家には10作しかありませんでした。でもあれもこれも欲しいです。
僕はそのうち3作をレビュー、あと英米ハード・ロック代表リイシュー3選と「乞、CD化」1枚を書かせていただきました。
それに加えてダニエル・レイのインタビュー記事も載っています。老眼仕様リニューアル号だというのに「カイアス」「モンスター・マグネット」「マスターズ・オブ・リアリティ」という名前が躍ります。
今まで何だか見そびれていた『徳川セックス禁止令/色情大名』をDVDで見ました。1972年製作。
江戸時代の大名がセックスの快楽に目覚めて、「こんなに気持ちいいものを下々の者がやるのはけしからん!」とセックス禁止令を出すという話です杉本美樹とサンドラ・ジュリアンの裸身を見ることが出来るのに加え、渡辺文雄のフランス語を聞けてトレビアンです。
Raw Paradiseが「終わった。」となったわけですが。
ところで特冊新鮮組DX5月号で『マッドサイエンティスト/天才と凶器の狭間』という記事を書いています。ロバート・オッペンハイマーと石井四郎とニコラ・テスラとヨゼフ・メンゲレを同列に並べるのもどうかと思いますが。
アンディ・テイラー自伝、読了しました。
2005年にDURAN DURANを再脱退して、ニック・ローズとは不仲なままで、サイモン・ル・ボンやジョン・テイラーとも気まずい関係のままで終わります。2009年に出たペーパーバック版はハードカバー版より1章多くて、音楽業界が沈滞してレコード会社が困っているという暗いオチを付け加えています。
1987年のソロ・ツアー中、大阪で誤って料理ミキサーをホテルの窓から落として、通行者のおっさんにぶつけてしまい、1万ドル慰謝料を払ったそうです。
サブタイトルに”My Life In Duran Duran”とあるので仕方ないのではありますが、THUNDERとかTHE ALMIGHTYをプロデュースした話題がまったく出てこないのは残念。自分のソロ・キャリアについてもほとんど触れられていません。
“荒法師”ジン・キニスキーが亡くなったそうです。
そしてTYPE O NEGATIVEのピート・スティール死亡説が流れていますが…?
新コーナーthe yamazaki666.com interviews、第1回:スコット’ワイノ’ワインリックと第2回:ブラント・ビョークを同時公開です。
ウェブ・インタビューならではのこの内容とこの長さ(それぞれ約1万字ずつ)、楽しんでいただけたら幸いです。
第3回も近日掲載予定です。
これからyamazaki666.comはいろいろ進化していきます。たぶん。
リドリー・スコット版『ロビン・フッド』がなんだか重厚な史劇めかしていて、というか『グラディエイター』っぽくて、なんか微妙です。エロール・フリンの『ロビン・フッドの冒険』が大傑作すぎて、同じ路線でやってもうまく行かないのは判りきっているので仕方ないですが。でもまあ、とりあえずそれに備えて『ロビンとマリアン』をDVDで見ました。まだ見ていなかったのです。1976年作品。
十字軍に参戦していたロビン・フッド(ショーン・コネリー)ですが、仕えていたリチャード1世(リチャード・ハリス)が死んだため、シャーウッドの森に戻ってきます。もうおっさんになっていて、かつての恋人マリアン(オードリー・ヘップバーン)もおばさんになっています。二人は静かに余生を過ごそうとしますが、義賊ロビン・フッドの名前はあまりに広がっていて、社会に不満のある平民たちが次々と集まってしまい、結局悪代官(ロバート・ショウ)との戦いに臨むことになるのでした。
かなり地味な作りですが、じんわり良いです。70年代のショーン・コネリーの非007映画は好きなものが多いです。『大列車強盗』『未来惑星ザルドス』『オリエント急行殺人事件』あと80年代だけど『アウトランド』とか。『遠すぎた橋』『メテオ』もけっこう好きです。悪いか。
最終日、やっと見に行きました。
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アンディ・テイラー自伝、去年半分ぐらい読んで放置していたのですが、先週復活、電車とか待合室で読んでいます。
その他も「A View To A Kill」のリズムへのナイル・ロジャースの関与など、面白い箇所がいくつもありました。
ようやくDURAN DURANに復帰したところまで読み進めたので、時間を見つけて読み終えるつもりです。
BACKYARD BABIESの20周年記念ベスト+レア+DVD+写真集『THEM XX』、発売からやや遅れて到着しました。これから聴きます!
映画『シャッターアイランド』サントラ盤CDを聴いています。ロビー・ロバートソン監修で、リゲティ、ペンデレツキ、ジョン・ケイジ、ナム・ジュン・パイク、ジャチント・シェルシ、ジョン・アダムス、マックス・リヒター、ブライアン・イーノ、アルフレッド・シュニトケなどの曲を収録。良いです。映画のどこで使われていたかよくわからん曲ありますが、まあ野暮なことは言いますまい。
イーノの「Lizard Point」は『ON LAND』で聴いたときは何とも感じなかったのですが、この流れだとダークな響きに全身が沈み込み地下水流に流される暗鬱な快楽。もう一度アンビエント・シリーズは聴き返さないと。
井上ひさしが亡くなったそうです。初めて読んだのは『ブンとフン』だったなあ。
佐々木健介vs秋山準は予想をはるかに上回る盛り上がり。丸藤正道vs潮崎豪も面白かったです。モハメドヨネはひとつ技をやっちゃひと休みのダラダラ30分引き分けで、元々外様のせいかまったく危機感のない塩なので、今のうちに焼き鳥の焼き方とか覚えてリストラに備えた方がいいです。
朝起きてまたもや病院に行って薬もらって帰ってきて、仕事しようとしてお昼ごはん食べてちょっと昼寝してお出かけ。
朝起きて病院行って採血されて薬もらって、帰宅してちょっと仕事して昼寝しようと思ったら時間が来たので出かけて、渋谷で打ち合わせして居酒屋で軽く飲んで帰ってきました。
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マルコム・マクラレンが癌で亡くなったそうです。64歳でした。
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UWFインターナショナル旗揚げ戦で高田と試合をしたトム・バートンが亡くなったそうです。
リングスと新UWF藤原組(当時)とUインターの旗揚げ戦は3つとも行きましたが、Uインターが一番イマイチでした。
FLOOR『BELOW & BEYOND』アナログ+CDボックス・セットが到着しました。息を呑みました。まさに”FLOOR大全集”。
CD8枚組とのあまりの価格差に、ちょっと後悔しかけていたのですが、ズシンとした重みによろけながらヘラヘラしました。
しかし今日は聴けないっぽいです。出来れば明日一気に聴きたいです。
これを注文したのは去年9月ですが、財布に大打撃で精神衛生上良くないので、今後はなるたけ慎むようにしますよ。
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新党の名前が「たちあがれ日本」というのは、技の名前が「俺が田上だ」というのに通じる気がします。「WARスペシャル」とか「53歳」とはまた異なった感じが。
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ジーン・シモンズは息子のニック(『BLEACH』トレースでおなじみ漫画家)と一緒に『タイタンの戦い』リメイクを見に行って、「Great special effects. Good story. A bit long. Too much talking」と4月4日のツイッターに書いていました。さらに「Saw original Clash with Harry Hamlin and Lawrence Olivier decades ago, as a kid」とも書いていますが、当時もうKISSでやってて、メイクを落とす直前だったし、kidということはないですよね。
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今日の『世界の車窓から』はアイルランドのコーク近辺で、かかった曲がTHIN LIZZYの「Here I Go Again」でした。思わず膝を正して見入ってしまいました。
O-nestに椅子が置かれているのは、寡聞にして初めて見ました。ツアー前半が自らのバンド、後半で来週またBLUESTONE COMPANYと一緒にツアーするので、観客がそっちに流れてしまったのかも知れません。集まったのは60~70人ぐらいと少なめ。でもクリスとバンドは約2時間45分の濃密なライヴを見せてくれました。スロー・ブルース・インストを弾きながら「ぬあぁ~あ」とか言うのは不気味でしたが、半袖ポロシャツから鍛えた上腕筋を覗かせ、日本語MCも交えながら楽しいライヴでした。今月下旬まで日本をサーキットしているので、ツアー日程をチェックしてみて、タイミングがあえば見る価値ありまくりですよ。しかも洋楽アーティストとしては比較的安めの前売4,500円というチケット代です。
Charとオリアンティの対談インタビュー取材をしました。
オリアンティのアルバム『BELIEVE』はガール・ポップに超絶テクニカル・ギター・ソロがフィーチュアされる変なアルバムです。それが面白いといえば面白いのですが。
90年代以降、開始年齢の若年化が進むブルースですが(ジョニー・ラングとかケニー・ウェイン・シェパードとか)、”師匠”を必要とする音楽のため、親とかの言うことを素直に聞く低年齢でないと始めないというのが理由ではないでしょうか。ジョー・ボナマッサも4歳のときに父親にギターを持たされて、いろんなロックのアルバムを聴かされたそうです。
前座は元”女子高生ブルース・バンド”のRESPECT。もう卒業しちゃったので女子高生バンドではなくなりました。B.B.キングより70歳年下というのがセールスポイントだそうです。演奏はうまいです。ミシシッピで鼻毛をはみ出させてポーチで演奏しているブルースメンの爺さんたちよりテクそのものは上です。しかし、その破綻のなさが彼女たちの弱点かも知れません。ブルースは破綻があった方が面白いし、ちょっとばかりミスって「てへっ♪」とドジっ子を演じてもらった方が女子高生っぽいのですが。あと今日はサポートでキーボードとホーン・セクションのおっさん達がいました。ステージ上が濁って不必要だったと思いました。
ボナマッサの開演前、MASTERS OF REALITYの「Deep In The Hole」が流れて驚きました。続いて「Holy Diver」そして「2 Minutes To Midnight」に乗って登場。
アンコール「Just Got Paid」では来日中のジェフ・ベックに敬意を表したのか「Stratus」をちょっとやって、その後「Dazed And Confused」も少し弾きました。
手癖の速弾きだとたまにエリック・ジョンソンっぽくなったりもして面白かったです。
ステージ右で座って弾いている丹下段平みたいなハゲ&眼帯ベーシストがカーマイン・ロハスでした。1983年にデヴィッド・ボウイと一緒に来たときはあんなじゃなかったような気が。
あと追記することもあるかも知れませんが後ほど。
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米アマゾンの『ロード・オブ・ザ・リング』ブルーレイのカスタマー・レビュー、2,307件中2,073件が★1つというのに笑いました。数少ない★5つも「劇場版じゃなくてエクステンデッド出せ」コメントばっか。粘着だなあアメリカ人。
プレイヤー5月号でジェフ・ベックのインタビュー記事を書かせていただきました。読んで下さい。表紙に”Gary Moore”と書いてあったので「1999年からずっとゲイリー・ムーアは僕に取材させてくれたのになあ。今回は別の人なのか。しゅん(´・ω・`)」としょげていたら、中身はインタビュー記事ではなく、なんとゲイリー似顔絵ピンアップでした。ひえー
もう10年以上前の話ですが、ティム・ウィーラーがロンドンのイズリントンに住んでいて「近所でブライアン・ロバートソンそっくりの人を見かけた」と言っていたので、ロボもイズリントン在住だと教えてあげたら、「本物なんだ!うぉー」と喜んでいました。そのあと面識が出来たらしく何度かステージ共演が実現して、ロボの新作デモにティムがゲスト参加しているそうです。
ところで「Angel Intercepter」ギター・ソロの最後のツインハモリトリルって「Waiting For An Alibi」に似ていますよね。今回の来日にはBLOC PARTYのラッセル・リサックが同行していて、一緒に弾いていました。
4月17日はレコード・ストア・デイです。とりあえず音楽ファンの立場からすると、ディスカウントをするとか当日限定盤を出すとかして、レコード店に行きたくなるモーチベーションを高めて欲しいです。
QUEENS OF THE STONE AGE / THESE CROOKED VULTURESのジョシュ・ホーミもよろしくと言っています。
日本支部というところが具体的に何をやっているのか、誰がやっているのか全然見えてこないのですが、そういうのとは関係なく、たまにはリアル店舗に足を運んでみる良い機会だと思います。
ところで日本の音楽市場がどうなっているのか、日々よく判らなくなってきているのですが、実際みんな音源をダウンロード購入しているのでしょうか?僕は今まで一度しかiTunesストアを利用したことがありません(スコット・リーダーのダウンロード・オンリー・シングル)。去年Borisが「国内ではダウンロード・オンリー」というシングル三部作を出しましたが、普通に輸入盤7″で買いました。根がオールドスクールだからか、現物を手にしないと“買った”気がしないのかも知れません。実際、先日のパソコン破損でスコット・リーダーの音源は消えてしまいました。
あと海外ではアナログ盤の売れ行きがアップしているとしばしば書かれていますが、日本ではISISの前作『IN THE ABSENCE OF TRUTH』2LP(赤500枚、クリアー500枚でしたっけ?)が未だに売られている状況だし、『WAVERING RADIANT』ピクチャー2LPなんてディスカウントまでしています。
CD時代を経てしまっている今、日本の都市部の家屋にアナログ盤は場所をとるだけなのでしょうか、と、著しく狭くなった部屋を見て想いにふけります。