WE
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WE
IN THE FIELD OF MOOSE
(1994 / Nun Music NUN001)
stoner

ノルウェーを代表するストーナー・バンドのデビュー作。
BLACK SABBATHとLED ZEPPELINから触発されたとおぼしき音楽性はまだ深みが感じられないが、「Blown Odyssey」では既にスペース感のあるグルーヴ・トリップ・サウンドを出しており、かなりの腕前。
まだ青臭い面もあり、現在の不敵なツラ構えはないものの、彼らのルーツ・出発点として貴重な作品だ。
彼らの作品ではレベルの高い部類には入らないだろうが、ほぼ自主制作盤で入手困難なため、『LIVIN' THE LORE』を気に入った人は見つけたらゲットしておくべし。
(但しプレミア価格を払うほどのものではないので念のため)

(00/01/19)
★★★★★ ★★



WE
VIOLENTLY COLOURED SNEAKERS
(1996 / Voice Of Wonder VOW056CD)
stoner

2枚目のアルバム。
前作と較べて一歩踏み込んだコアでディープな路線に進んでおり、いよいよ彼らの本領発揮といった感じ。ドロドロとしたストーナー・サウンドを期待すると肩透かしとなるかも知れないが、インスト・パートが大幅にパワーアップしており、現在の彼らの礎となる作品だ。
『Voices Of Wonder』レーベルが配給したため前作よりは流通されるようになったが、日本ではやはり入手困難かも。血まなこになって探すほどのものではないものの、内容は良いので、中古盤で出回るのを丹念にチェックしておいて損はない。

(01/01/19)
★★★★★ ★★★



WE
WOOFERWHEELS
(1997 / Voice Of Wonder VOW063)
stoner

3作目のアルバムは大幅にスケールアップ、ダークでドラマチックなヘヴィ・ロック・サウンドが印象的。時にTHE DOORSを思わせることもある雰囲気モノの曲は前作とも次作とも異なっており、それでいてWEらしさが出ている。
「ELECTRIC WIZARDにマリファナ合戦を挑み勝利を収めた」というイメージからはかけ離れているものの、楽曲の充実ぶりは彼らの最高傑作と呼ぶに相応しい高レベル。
ジャケット・アートワークの不気味な顔(人間?犬?干し首?)も良い。

(01/01/19)
★★★★★ ★★★★



WE
LIVIN' THE LORE
(1999 / Voice Of Wonder VOW070)
slow stoner

ELECTRIC WIZARDにマリファナ合戦を挑み勝利を収めたというノルウェーのストーナー・グルーヴ集団の4thアルバム。全編ルーズにうねるスロー〜ミッドテンポ70s風ナンバーで占められており、全編大音量で通して聴くと頭がぐるぐる回る。それでいて曲構成がある程度タイトなため、ELECTRIC WIZARDよりはるかに聴きやすい。グルーヴに偏向することなく曲にもバラエティがあり、最後まで飽きさせないアルバムだ。
「Shades We Wear」はLED ZEPPELIN「When The Levee Breaks」に似た横ノリナンバー。
MONSTER MAGNETのデイヴ・ウィンドーフばりの脂黒髪男、ZZ TOPばりのヒゲ男、若ハゲ男など、ヴィジュアル面でも見事にストーナーしているのも魅力。

(99/04/04)
★★★★★ ★★★★



WE
FROM THE SPACEWAYS
(1999 / Drunken Maria DMR700)
slow stoner

ノルウェー・ストーナーの雄がオランダ『Drunken Maria』(7ZUMA7、PETER PAN SPEEDROCKなどをリリース)レーベルから発表した4曲入り10"。
1曲目「Flyin'」はヘヴィなサウンドに普通声のヴォーカルがやや違和感を感じさせるものの、かなりの秀曲。
THE GROUNDHOGSのカヴァー「Cherry Red」はオリジナル(『SPLIT』収録)をスローダウンし、ジミヘン風のワウ・ギターを入れた好ヴァージョン。
「Boom Boom Apes」は『Daredevil Magazine』が出したコンピレーション7"にも収録されていた曲。
「Family」はカッコ良いグルーヴ・ナンバー。途中に一瞬だけさりげなくLED ZEPPELIN「Immigrant Song」のフレーズが入るのがニヤリとさせる。
「ELECTRIC WIZARDとのマリファナ合戦に勝った」と言うわりにはサウンドがあっさりしているが、4曲すべて楽しめる内容だ。
限定500枚のため、手に入るうちにゲットするべし。1,200円前後なら十分に元を取れる内容だ。

(00/03/20)
★★★★★ ★★★



WE
CARE FOR DOMINANCE
(2000 / Underground 023 - Feedbilly 002)
stoner doom

2000年春に突然リリースされた7"。
A面「Carefree」は新曲で、テンポの速い70年代ロック風ナンバー。ドロドロストーナー感はないものの、意外なキャッチーさが心地よい。
B面はBLUE OYSTER CULTのカヴァー「Dominance & Submission」。前10"でのTHE GROUNDHOGSもそうだが、なかなかオイシイ所を突いてくる。こちらも歌えるコーラスが特徴。
2曲とも濃度はそれほどでもないため、食い足りない印象は受けるが、彼らの新しい境地を開いたという点で興味深い。
限定500枚。
「Carefree」はアルバム『DINOSAURIC FUTUROBIC』に収録された。

(03/08/31)
★★★★★ ★★★



GAS GIANT vs WE
RIDING THE RED HORSE TO THE LAST STRONGHOLD OF THE FREAKS
(2001 / Burnt Hippie Recordings)
stoner space doom

デンマークのGAS GIANTとノルウェーのWEによるスプリットLP。
どちらも本作でしか聴けない曲ばかりで、しかも極上の内容。
WEは通常のアルバムよりもトリップ感が強いサウンドで、眠たげなヴォーカル、揺らぐスライド・ギター、シタールの導入などで翔ばしてくれる。
GAS GIANTはヘヴィなグルーヴ・リフで攻めており、スペーシーなシンセやディジリドゥーを使いながらも骨太な印象を受ける。
なおGAS GIANTの音源ではKjeldがドラムスをプレイしているが、本作のみでバンドを脱退してしまった。
アナログ盤(黒盤)500枚のみがリリースされた。現在では入手困難。

(03/08/31)
★★★★★ ★★★★



WE
Jinxed EP
(2002 / Black Balloon LOON002)
stoner doom

アルバム『DINASAURIC FUTUROBIC』からの先行アナログ10"シングル。
A面「Jinxed」はアルバムと同テイク。
B面「Wooferwheels」は2000年7月のデンマーク『ロスキレ・フェスティバル』でのライヴ。ドロドロ度はあまり高くないが、ここでしか聴けないレア・テイクだ。
どちらの曲も音楽的には文句ないが、コストパフォーマンスを考えると、まずアルバムを全部押さえてからか。
日本国内で見かけたことはない。

(03/08/31)
★★★★★ ★★★



WE
DINOSAURIC FUTUROBIC
(2002 / Black Balloon BLNCD002)
stoner doom

coming soon。

(03/--/--)
★★★★★ ★★★



EQUICEZ vs WE
BLIND
(2003 / Pass It On Records )
???

coming soon。

(03/--/--)



WE
LIGHT YEARS AHEAD
(2002 / Black Balloon BLNCD006)
stoner doom

coming soon。

(03/--/--)