ELECTRIC WIZARD

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THY GRIEF ETERNAL (pre-ELECTRIC WIZARD)
THY GRIEF ETERNAL
(2005 / Rise Above RISEMLP56)
doom

Coming soon。

(--/--/--)



ETERNAL (pre-ELECTRIC WIZARD)
LUCIFER'S CHILDREN
(2005 / Rise Above RISEMLP57)
doom

Coming soon。

(--/--/--)



ETERNAL / THY GRIEF ETERNAL / LORDS OF PUTREFACTION
PRE-ELECTRIC WIZARD
(2006 / Rise Above RISECD070)
doom

Coming soon。

(--/--/--)



ELECTRIC WIZARD
(1995 / RISE ABOVE RISE9 / ビクター VICP-61128)
doom

英国が誇るストーナー大王(ドーセット出身)のデビュー・アルバム。
BLACK SABBATHの影響下にあるドゥーム・メタル的アプローチを取っており、2nd以降の狂気のスラッジ路線はまだ開花していない。
凡百のドゥーム・バンドなど薙ぎ倒す優れたアルバムなのだが、現在の彼らと較べると未完成な部分が多く、キャラも立っていないため、かなり見劣りしてしまう。
ただ、彼らのスタート地点を知りたいファンはぜひ。
'99年4月にリミックスされた新ヴァージョンが2ndとのカップリングでリリースされた(下記参照)。
2000年8月に日本盤リリース(ビクターVICP61128)。ボーナス曲としてOUR HAUNTED KINGDOMとのスプリット7"から「Demon Lung」が収録されている。
2006年5月の再発イギリス盤デジパックCD(RISECD071)にはボーナス曲としてDOOM CHAPTER名義で録音された2曲「Illitable Nebulie」「Mourning Prayer Part 1」を収録。

(99/03/16)
★★★★★ ★★★



ELECTRIC WIZARD / OUR HAUNTED KINGDOM
Demon Lung b/w Aquatic Fanatic
(1995 / Rise Above RISE11c)
doom

リー・ドリアン主宰のレーベル『Rise Above』からのスプリット7"。
ELECTRIC WIZARDの「Demon Lung」(BLACK WIDOWの儀式ジャケ)はアルバム未収録(『ELECTRIC WIZARD』日本盤にボーナス収録された)。
1stアルバム路線の比較的コンパクトなナンバーで、佳曲ではあるものの、2nd以降の狂気はまだ感じられない。
ORANGE GOBLINの前身バンドOUR HAUNTED KINGDOMの「Aquatic Fanatic」はアルバム『FREQUENCIES FROM PLANET TEN』にも収録されているナンバーだが別テイク。
基本的なアレンジは同じだが、後半に入ってかなりの違いが聴かれる。
ブルービニール7"であり、かなりの限定盤の筈だ。

(99/03/11)
★★★★★ ★★★



COME MY FANATICS...
(1997 / Rise Above RISE14CD)
marijuana / doom / sludge

本格的に発狂した2ndアルバム。
スローでヘヴィなドロドロスラッジ・ドゥームは"売る"ことを完全無視した純粋芸術であり、BLACK SABBATHが臨死状態になったかのような凄絶なインパクトを持っている。
生半可な覚悟で手を出すと大変なことになるが、一旦ハマってしまうともう二度と抜け出ることが出来ない恐ろしいアルバムだ。
世界で最もヘヴィなアルバムのひとつ。これを名盤と呼んでいいのか?
一時廃盤だったが、'99年4月に1stとのカップリングで再発された(下記参照)。
2000年8月に日本盤リリース(ビクターVICP61129)。ジャケットは再発2CD(CDRISE20)に準じており、ボーナス曲として「Return To The Sun Of Nothingness」が収録された。
2006年5月の再発イギリス盤デジパックCD(RISECD072)にはボーナス曲としてOUR HAUNTED KINGDOMとのスプリット7"から「Demon Lung」、そして「Return To The Sun Of Nothingness」が収録された。

(99/06/05)
★★★★★ ★★★★★



Chrono.naut
(1998 / Man's Ruin MR071)
marijuana / sludge / doom

ELECTRIC WIZARD『CHRONO.NAUT』、ORANGE GOBLIN『NUCLEAR GURU』という2枚の10"をカップリングしたCD。
ELECTRIC WIZARDの「Chrono.naut」は10"ではAB面に分けられていた組曲をひとつにまとめたもので、スペース・ドゥーム・サウンドを堪能できる。
前身バンドETERNAL時代からあった曲だが、「Sweet Leaf」ばりに咳き込むイントロ、後半PINK FLOYDばりのジャムを加えるなど、完全に現在のスタイルに再構築。ぜひチェックしておきたい秀曲だ。
ORANGE GOBLINの「Nuclear Guru」は後に『TIME TRAVELLING BLUES』に収録された曲だが、別テイク。アルバムよりも荒々しく、正直こちらの方が良い出来に思える。
さらにBLACK SABBATHのカヴァー「Hands Of Doom」も収録されているが、これは演奏は良いもののコピーの域を出ておらず、決して上出来とは言えない。
なおORANGE GOBLINの10"は麻原彰晃のどアップジャケ。

(99/09/26)
★★★★★ ★★★★



SUPERCOVEN
(1998 / Bad Acid TRIP2<英>、Southern Lord/MIA 1021-2<米>)
marijuana / doom / sludge

アメリカのSLEEPと双璧を成すイギリスのダウナー集団、2ndアルバムに続くEP。
全2曲32分、うねるスロー・グルーヴ・リフの前にナチュラル・ストーナー状態だ。『COME MY FANATICS...』同様の傑作なので必聴!
メンバー達はあまりにマリファナに耽溺するあまり勤労意欲に欠けており、ライヴを再度ぶっちぎるなどして所属レーベルの『Rise Above』とモメたそうだが、本作発表後に復縁した。
現在は比較的容易に入手できるが、廃盤になってからでは一生の後悔。即ゲットせよ!
'99年にリリースされたアメリカ盤(GOATSNAKEのグレッグ・アンダースン主宰の『Southern Lord』から)は「Wizards Of Gore」「Electric Wizard (live)」の2曲が追加収録された超豪華盤。
CDブックレット写真も増えてさらにお買い得。英国盤を既に持っていても買い直す価値がある!
ちなみに「Wizards Of Gore」の最初にあるナレーションは究極の最低映画として神格化されている『悪魔のしたたり』からのもの。
なお米盤と英盤はロゴ体が異なるのも要チェック。

(00/05/22)
★★★★★ ★★★★★



COME MY FANATICS... / ELECTRIC WIZARD
(1999 / Rise Above CDRISE20)
marijuana / doom / sludge

廃盤だった1st & 2ndアルバムをカップリングした再発2CD。
1st『ELECTRIC WIZARD』はリミックスが施され、低音部が強調されたサウンドになっているが、曲構成や楽器の配置、アレンジなどには変更がないようだ。
2nd『COME MY FANATICS...』はオリジナル同様の内容での再発だが、オリジナル盤はほとんど日本で流通しなかったこともあり、嬉しい限り。
ジャケットが変更されており、『SUPERCOVEN』のブックレット内側を基にしたデザインになっている。カルト教団的なオリジナル仕様も良かったが、こちらも怪しげで良い。
とにかく必聴!!

(99/06/05)
★★★★★ ★★★★★



DOPETHRONE
(2000 / ビクター VICP-61159)
marijuana / doom / sludge

『COME MY FANATICS...』以来3年ぶり、3作目となるフルレンス・アルバム。
1曲目「Vinum Sabbathi」が約3分と、導入部としては理想的だが、いったん中に入ったら全70分ドロドロの地獄スラッジ・ドゥームが待ちかまえている。
ただ前作と較べると起伏のあるサウンドが特徴で、ダルさが魅力だった前作とは異なった印象を受ける。
前作からさらに一歩踏み込み、より楽曲やアレンジに気が配られているあたりにバンドの成長が窺える。
全15分で3つのパートに分かれる大曲「Weird Tales」もメリハリが効いており、いくつもの極悪重低音リフが含まれていながら、足元をさらうウネリとズルズル感が凄まじい。
タイトル曲「Dopethrone」でBLACK SABBATH「Iron Man」「Sweet Leaf」っぽいリフが飛び出すのは「Supercoven」を思わせて面白い。
当初日本盤がビクターから10月にリリースされる予定だったが、ビジネス上の理由から延期になり(一部で噂されているような「内容がヤバ過ぎる」からではない)、12月に発売された。
2006年5月の再発イギリス盤デジパックCD(RISECD073)にはボーナス曲として「Mind Transferral」が収録された。

(00/10/31)
★★★★★ ★★★★



LET US PREY
(2002 / ビクター VICP-61781)
marijuana / doom / sludge

2006年5月の再発イギリス盤デジパックCD(RISECD074)にはボーナス曲として「Mother Of Serpents」が収録された。
Coming soon。

(--/--/--)



WE LIVE
(2004 / Rise Above RISECD48)
marijuana / doom / sludge

2006年5月の再発イギリス盤デジパックCD(RISECD075)にはボーナス曲として「The Living Dead At Manchester Morgue」が収録された。
Coming soon。

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ROCK SESSION - RECORDED LIVE 21.1.05 MAIDA VAILE
(2005 / Witchfinder Records 番号なし)
marijuana / doom / sludge

BBC Radio One用に収録されたスタジオ・セッションを収録したオフィシャル・ブートレグ。
「We Live」「Another Perfect Day」に加え、放送されなかった12分ヴァージョンの「Dopethrone」も収録されている。
アートワークはジャス・オボーンによるものといわれている(正式なクレジットはなし)。
ステッカー付き。
Coming soon。

(05/--/--)


RAMESSES

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