Julian Cope: JAPROCKSAMPLER

ジュリアン・コープの日本ニューロック研究書『JAPROCKSAMPLER』が到着しました。まだ読んでいませんが、ずっしり重みのある内容に文章が詰まっており、読みでがありそうです。

イギリス人のコープの視点からどのようにニューロックが描かれているか、とても興味があります。

陳信輝のことは嫌いなのだそうです。えーーーーっ。

初版本はオビ付き、コープのサイン入り。

THE CONDEMNED

“ストーン・コールド”スティーヴ・オースティン主演映画。ポスターだけでもう最高に決まっていますね。

10人の死刑囚が孤島で殺しあいをして最後に残った一人が釈放されるという、『バトルロワイヤル』とか『バトルランナー』みたいな映画です。『バトルコールド』とか邦題をつけられて、ひっそりと単館上映されそうです。

ストーン・コールドが悪い奴を殴ったり、いろいろ爆発したりします。ヘリから落ちた奴が木に貫かれてモズのはやにえ状態になったりも。

悪い奴はイギリス人と日本人の死刑囚で、日本人の方を演じるヒロ・ヤマグチという人は『スター・ウォーズ/シスの復讐』にもチョイ役で出ているそうです。

アメリカでは興業的に失敗だったそうですが、『シー・ノー・イーヴル肉鉤のいけにえ』『ネバー・サレンダー肉弾凶器』に続いてWWE映画に駄作ナシ。オススメです。

特冊新鮮組DX 10月号

2006年2月以来お仕事をいただいて、気がついたらもう1年半の『特冊新鮮組DX』(竹書房刊)。10月号では「世界発明王列伝」「大相撲ダークサイド事件史」を担当。エジソンとかライト兄弟とか野見宿禰vs当麻蹴速とか朝青龍サッカー事件について書いています。

本業(僕の場合は音楽)以外について書くことで自分のスタイルとか文体を見つめ直すことが出来て、本業記事を書くのにもプラスになると思います。もちろん”本業”以外の記事でもきっちり書けることが前提ですが。というか自分にとって”本業”って何よと。

2007-09-06

来年のレッスルマニアに向けて引退ロードを突き進むという説もあるリック・フレアーがそれを待たずしてWWE離脱かも…と報じられています。もし本当ならとても残念です。

そういえば完全に忘れていたけど7月30日スターデジオ『宇宙ロック暗黒星』のオンエアリスト

Boris with Merzbow『Rock Dream』 2007.10.26

昨年11月18日、新大久保EARTHDOMでのライヴを収めた2枚組CD。

さらに11月30日(金)には新宿ロフトでNaht×Borisの共演ライヴ『SORROW PEAKS』が行われるそうです。

2007-09-05

10月24日に『MATINEE』で日本デビューするジャック・ペニャーテのインタビュー通訳をしました。

スカもロカビリーも詰め込んで手が切れそうなギター・カッティングで攻めまくり、汗いっぱい胸いっぱいのポップ・ミュージックで攻める大型新人ですが、とにかくナイスガイ過ぎ。

あけすけに前向きな音楽性とステージそのままの超いいヤツでした。すっごく嫌な奴だったら面白いと事前にちょっと期待していた自分の心の醜さを反省。

BARONESS『RED ALBUM』

で、そのBARONESSの『RED ALBUM』日本盤が発売になったわけですが、これが素晴らしいのです。

安直に”ポスト・メタル”と呼んでいるのですが、ヘヴィネスと緊迫感とアンビエンスのせめぎ合いがTOOLともISISとも異なり、初のフルレンス作だというのに既に孤高の世界観を確立しています。精神シンクロ度と依存性が高く、聴くほどにのめり込んでいく一方です。ぜひご一聴のほどを。

2007-09-04

昨年デビュー、ISISやPELICAN、BARONESSらに続くポスト・メタルの新星として期待されるイギリスのBOSSKの2作目『.2』が10月にリリースされます。昨年発表されたデビュー作『.1』がかなり良かったので期待しています。

福島現実逃避【後編】

白坂にあるアウシュヴィッツ平和博物館に行ってきました。

新白河から東北本線で1駅、でも電車が1時間に1本の無人駅という白坂を下りて徒歩5分ぐらい。博物館の前で草むしりをしているおじさんがスタッフ(現場責任者だけど館長ではないらしい)でした。

決して規模は大きくなく、展示品はレプリカやパネルが多かったものの、本館+別館(小屋)+別館2の貨車(ツインピークスでローラ・パーマーが殺されるみたいな雰囲気)で、所要時間1時間以上は見ておいたほうがいいです。

ドイツ兵は走っているトラックめがけて赤ちゃんを投げつけていたそうです。

本棚にはナチ関係の書籍やビデオがたくさん並んでいました(これは洋書編の一部)。

スタッフのおじさんはきっと旧日本軍のナチマニアで、若い女性客が来館すると拉致して裏山にある人間牧場で飼っているに違いない!…と邪推してみましたが、そんな訳はありませんね!と一応フォロー。

で、夕方帰京。

福島現実逃避【前編】

自分探しの旅で(嘘)、福島県猪苗代からバスで30分ぐらいのところにある諸橋近代美術館に行ってきました。

サルヴァドール・ダリの絵画や彫刻を中心に、近代美術作品を多数所蔵しています。

ダリの彫刻というと絵画を立体化しただけのものもあるのですが、宇宙象の立体版などはやはり凄いですよ。

絵画もダリ「テトゥアンの大会戦」とマックス・エルンストの「暗黒の神々」は全身に電流が走る感動をもたらしてくれます。

日曜の午後だというのに空いていて、景色も良く、東京からでも行く価値は十分ありです。

隣にある裏常磐ロイヤルホテルが『シャイニング』のオーバールック・ホテルみたいで怖かったです。きっと冬になると幽霊がパーティーをやっています。

郡山泊。名産物を食べようと思っていたのですが、予習が足りなくて何が名産物かよく判らず、結局焼き鳥屋でディナーしました。

J&Bという中古レコード屋がありました。ちょっと覗いてRUSH「The Big Money」日本盤7″を購入。

LED ZEPPELIN: Southampton University 1973-1-22

8月11日に初upされて衝撃を呼んだLED ZEPPELIN1973年1月22日サザンプトン公演、ようやく聴きました。

ずいぶん前に落として、1曲目の「Rock’n’Roll」を聴いて、みんなが騒ぐほどでもないなーと思って放置していたのですが、聴くにつれ演奏も音質もアップしていきます。

『HOW THE WEST WAS WON』時にケヴィン・シャーリーがミックスした未使用音源という噂もあながち嘘とは言えない極上の内容。

ヴォーカルのレベルが低いなどいくつか不満はあるものの、凄いです。

ブートレグCDとしても売られていますが、タダで落とせるのだから買うまでもないでしょう。

プレステージ

映画『プレステージ』を見ました。

プリンセステンコーとかMr.マリックとかトランプマンが出ている地下鉄ポスターぐらいしか予備知識がなく、原作もノーチェックなので、ウルヴァリンとバットマンが戦う映画かと思ったら、二人の奇術師が嫌がらせを仕掛けあう話でした。

伏線とかどんでん返しバリバリのストーリーでしたが、芸能人に頼った宣伝にも関わらず、えらく面白かったというのが最大のどんでん返しでした、

しかもなんだかネタバレまで出てくるし、しかもそれを演じるのがネタバレだし、さらにその執事がネタバレだし。

事前に情報を仕入れず、まっさらな状態で見たほうがいいです。

ジョジョヲタが喜びそうな要素も満載です。

Visionaire 53: ”Sound”

12月発売予定。アマゾンで予価33,538円。

アメリカのアート/ファッション雑誌というかオブジェに近いもので、青山ブックセンターとかでも売っています。ビニ本扱いなので中身は見たことありません。限定4,000部だそうですが、U2、オノ・ヨーコ、坂本龍一とかも参加しているため、すぐに市場から消えるんでしょうなぁ。

SUNN O)))コレクターにとっては、Boris &栗原ミチオ『Rainbow』ボックス以上の試練となりそうです。

【追記】スティーヴン・オマリーによると、SUNN O)))の提供曲は「Orthodox Caveman」リミックスなのだとか。

“Multi-format album of fashion and art” Visionaire will take the form of five 12″ vinyl picture discs [pictured above] for its 53rd issue, “Sound”, which will come out in December.

“Sound” features contributions from David Byrne, the Knife, Animal Collective, Cat Power, Michael Stipe, Thurston Moore, Kim Gordon, Lee Ranaldo, Antony and the Johnsons, Andrew WK, Yoko Ono, Beastie Boy Adrock, Danger Mouse, U2, Courtney Love, Malcolm McLaren, Ryuichi Sakamoto, David Sylvian, Laurie Anderson, UNKLE, Sunn O))), Gang Gang Dance, Christian Marclay, Miss Kittin, Trevor Jackson, Nigo, Robert Wilson, DJ Spooky, Doug Aitken, Karl Lagerfeld, Alexander McQueen, and Helmut Lang, ong many, many others from the worlds of art, fashion, and, of course, music.

These contributions ount to over 100 minutes of previously unreleased audio experiments, samples, spoken word pieces, and even actual songs.

The images on the picture discs were created by a number of artists you might recognize from their work on your favorite album covers, including Peter Saville, Cindy Sherman, Raymond Pettibon, and Robert Longo.

“Sound” comes in an edition of 4,000 numbered copies, and the full package includes the five records, an acrylic dome case, a booklet with credits and instructions, two CDs containing all of the audio content, and a battery-operated toy car that plays the records through a self-contained needle and speakers as it drives along the grooves.

FOO FIGHTERS: Iron And Stone

9月26日に新作『ECHOES, SILENCE, PATIENCE & GRACE』をリリースするFOO FIGHTERSですが、ついでに過去作も紙ジャケ仕様で再発されるというので昔のシングルとかを掘り起こしてみました。それで思い出したのが、THE OBSESSEDの「Iron And Stone」をカヴァーしていること。

デイヴ・グロールはSCREAM時代にワイノと知り合っているそうで(PROBOTでもゲスト参加してもらっています)、うまく消化していて、最高!というわけではないまでもなかなかの好カヴァーです。

日本盤では「Breakout」、ヨーロッパ盤では「Learn To Fly」シングルで聴くことが出来ます。どちらも廃盤ですが、こまめに探せばきっと安価で見つかると思います。

どうでもいいけどアマゾンでぼったくり価格をつけている外部業者はボイコットした方がいいですね。

男の夢

昨日のコメント欄が判らなかったよい子のために。

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大人になったら絶対こういうことをやるつもりだったのですが、まだ実現していません。

AEROSMITHの「Amazing」ビデオにも同様の描写があるし(4’40″のへん)、和洋問わず好きな人が多いんですね!

そばを通りかかったトラックの運ちゃんもびっくり!

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ところでこれって加山雄三がセックス修行する映画でしょうか?

冬のソナタあらすじ【ネタバレ】

唐突ですが。

韓国ではクリスマスが終わってもデコレーション撤去しない→ヨン様がダンプカーにはねられる→記憶喪失のままアメリカ留学→別の名前になって韓国に帰国→誰がどう見てもヨン様なのに、名前が違うだけで周囲は「ヨン様と似ている人だなぁ」と別人扱い→ジユ姫とセックル→朝ごはん二人でモーニングチゲ鍋→ヨン様もう一回ダンプカーにはねられる→失明→おわり。

『俺の空』でも安田一平が青い目のコンタクトしているだけなのに別人だと言い張って、母親だけが「一平!一平なのね」と気付くというエピソードがありましたが。