PITA: GET OUT

ピーター・レーバーグことPITAの『GET OUT』、聴いたことがなくて臍の緒を噛んでいたのですが、香港の業者が普通の中古価格で売っていたので、無事入手することが出来ました。

GEMMとかNetsoundsとかEbayとかだけでなく、ぐぐってみることも重要だなと。

インターネットを使うと欲しいものを世界中から取り寄せることが出来るけど、そのぶんお金がかかって大変ですわ(ρ_;)

このアルバム、特に3曲目が哀メロと電子雑音のクロスオーバーで素晴らしいです。大音量の中、むせび泣きました。買って大正解。

LOU REED METAL MACHINE MUSIC PERFORMED BY ZEITKRATZER LIVE

ルー・リードの『METAL MACHINE MUSIC』をドイツのノイズ室内楽団ZEITKRATZERが2002年3月17日、ベルリンでライヴ演奏した音源と映像を収録したCD/DVDを購入しました。今年9月に発売されたみたいです。

ZEITKRATZERはメルツバウとか灰野敬二とかジム・オルークとかとも共演している楽団(バイオリンとかチェロとかトランペットとかサックスとか)で、本作でも第三楽章で登場するルー・リードの轟音ノイズ・ギターとコラボしていて、超かっこいいです。

DVDにはルー・リードのインタビューも入っていて、『METAL MACHINE MUSIC』の続編を2003年の『THE RAVEN』の「Fire Music」という曲でやってるんだよんと言っているので、そんな曲あったっけ?と思って聴き返してみたら、入っていません。

普及盤でなく限定2枚組にしか入っていないそうです。

一応アマゾンで試聴できるし、売り切れだけど外部業者から買えるので、今更ながら押さえておきました。

ところで『THE RAVEN』はエドガー・アラン・ポーねたのアルバムな訳ですが、プロデューサーのハル・ウィルナーは1997年にもいろんな人がポーの詩を朗読するポエトリー・リーディング・アルバム『CLOSED ON ACCOUNT OF RABIES』をプロデュースしていますね。

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ジェフ・バックリーとかDr.ジョンとかイギー・ポップとかマリアンヌ・フェイスフルとかディアマンダ・ガラスとかデボラ・ハリーとかクリトファー・ウォーケンとかガブリエル・バーンとか、濃いメンツが朗読していて凄く良いアルバムです。英語が判らなくても、雰囲気だけでかなり楽しめます。

そういやポーの詩に「The Conqueror Worm」というのがありますが、映画『ウィッチファインダー・ジェネラル』のアメリカ公開タイトルが『Edgar Allan Poe’s Conqueror Worm』で、最初と最後にポーの詩を入れていました。音楽スコアも差し替えられています。

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CATHEDRALやSAXONが曲を捧げているし、同名のNWOBHMバンドも重要なので、ぜひ映画も見ておきましょう。

WITCHFINDER GENERALのシングル&ライヴ音源集『BURIED ONGST THE RUINS』、遂に出たようですね。聴かねば!

ハード・ロック・トレジャーズ

世界中のハードロック・カフェで展示されているギターとかステージ衣装とかを調達するおっさんドン・バーンスティンの冒険をとらえたDVD『ハード・ロック・トレジャーズ』が12月21日に発売になります。今アマゾンで買うと26%引きです。

公式サイトに出演アーティストが掲載されていますが、トニー・アイオミがBLACK SABBATH最初の4枚で弾いたSGを紹介したり、VELVET REVOLVERのマット・ソーラムがなんだか痩せていたり、ダイムバッグ・ダレルがえらくはしゃいでいたり、わんさかメタル界のスターが登場します。

日本盤DVDのみバーンスティンへのインタビューを含むブックレット付き。インタビューはこないだ僕がやらせてもらいましたが、DVDに出演拒否した超有名ギタリストとその理由、豪邸取材まで実現しながらボツとなった別の超有名ギタリストとその理由なども載せています。

このおっさんに取材した時「最近良いバンドいる?」と訊かれたので思い切りSUNN O)))をプッシュしておきました。「CDを聴いてみるよ!」と言っていましたが、果たしてハードロック・カフェにSUNN O)))のギターが展示される日は来るでしょうか。

Theme Time Radio Hour Series 2 Episode 8: Smoking

11月14日放送のボブ・ディランのラジオ番組『Theme Time Radio Hour』のお題は”Smoking”。

「今日はcontroversialなネタです」と言うからマリファナのことばっか話すのかと思ったら、「レストランやボーリング場など公共の場所で吸えない…」とのことで、今では普通の喫煙自体がcontroversialなのですね。

もちろんマリファナの話題も出していましたが。

Reverend J.M. Gatesの説教というか歌というか「Smoking Woman On The Street」がすごい迫力でした。

Documentから全音源集が出ているけど8枚もあるので、まずベスト盤CDを押さえてみました。

このラジオ番組、1エピソード聴くたびに必ず1枚はCDを買っている気がします。

あとラストで咳き込んでいるのはBLACK SABBATH 「Sweet Leaf」イントロですね。

2007-11-08

ICED EARTHの新作『FRAMING ARMAGEDDON – SOMETHING WICKED PART 1』を聴きました。コンセプト・アルバムということで曲的にはスピードよりもドラマチックさを重視している感があり、そこがもどかしくもあるのですが、いざ本気を出すと「Ten Thousand Strong」みたいな神曲を書いてしまうので油断がなりません。「Framing Armageddon」もかなり神に近いです。ところでジョン・シェーファーのお店

MOSS: CTHONIC RITES 3LP

10月10日に注文したけどイギリス郵便局ストライキのせいで発送が遅れていたブツが今日到着しました。

見開きジャケ2LPにジャケなし(内ジャケにそのまま入っている)のクリアー盤『LIVE BURIAL』とポスター、プリント2枚が付いています。A面とC面の最後がループになっていて、死ぬまでズズーンというリフが続きます。

この3枚組LPは売り切れの様子ですが、奈落の底に突き落としてくれる破滅ドゥームの屍盤なので、CDでもいいから聴いておきましょう。来年Rise Aboveから新作が出ます。

CDセカンドプレス以降とLPはセルドン・ハントの瘴気散文詩付き。今回も改行ナシで「腐り爛れた偉大なる蜥蜴、孤独なまま永遠に血を流し…」と延々と続きます。

おちごとたのちい

小沢代表、自慰撤回!

NOVA、名古屋の自慰コミュニケーションに事業譲渡!

ところでジー・コミュニケーションって大神源太の会社だっけ?と一瞬思ってしまいましたが、あちらは自慰オー・グループでしたね。

【追記】そうだ!ジー・コミュニケーションってIGFの親会社ですよね???

2007-11-06

綾波レイ表紙のスタジオボイス誌でちょっと記事を書きました。SUNN O)))とBARONESSとHAWKWINDとSouthern Lordレーベルと『Japrocksampler』について。他の人が書いた記事をまだ読んでいないので、浮いているのか浮いていないのかよく判りません。