DURAN DURAN @ZEPP東京

アンディ・テイラーが脱退したので、代役にセッション・ギタリストのDom Brownという人が参加していました。

途中でKRAFTWERKみたいにDomを除く4人が全員同じ黒コスチュームに身を包んで一列に並んで演奏するエレクトロニック・コーナーがありました。グレース・ジョーンズでおなじみの「Warm Leatherette」をやっていたので、『007美しき獲物たち』繋がりかとも思いましたが、Mute Records創始者ダニエル・ミラー率いるTHE NORMALのオリジナルを下敷きにしたのかも知れません。

ところでアンディの自伝『Wild Boy』が8月に出るそうです。

2008-04-13

DVDで『Self Destruction Of The Ultimate Warrior』を見ました。

アルティメット・ウォリアーの全盛期に僕は和物プロレス(特にU)に毒されていたので、デクノボウだったという記憶ばかりが残っています。だからこのDVDでヴィンス・マクマホンやハルク・ホーガン、ボビー・ヒーナン、ジム・ロスらが口をきわめて「プロレスがヘタ」「入場シーンで全力疾走して、既に疲れているから試合できない」「シャベリが何言ってるかわからない」「現実とリング上の区別がつかない」「なんだよディンゴってm9(^Д^)」と罵っているのも納得ではあるのですが、ウォリアー本人不在の欠席裁判なのがどうもなあ。本人がDVD制作に関与するのを拒否したので仕方ないのでしょうが、特にヴィンスはあれほどプッシュしていたのにハシゴを外すようなことをせんでも。でもクリス・ジェリコとクリスチャンがフォローしていて緩衝材になっています。ジェリコいい人。しかし久々にウォリアーの試合を見たら、やっぱりデクノボウでした。

2008-04-11

CELTIC FROSTからトム・G・ウォリアーが脱退

あと4月2日にボブ・ディランがDJの『Theme Time Radio Hour』シーズン2が終わっていました。いちおうシーズン3はやる方向のようで、それまで録りためた過去放送分を聴き込もうと思います。ところでVanity Fair誌によるオンエア曲目の統計

2008-04-09

『Smile』をリリースしたBORISのAtsuoにインタビューしました。

ライヴ会場で顔を合わすといつも世間話はしますが、ちゃんとしたインタビューはこれが初めてですよ。

取材場所の喫茶店に行ったら「うおー山ちゃんグオー」という吼え声がするので何事かと思ったら元・太陽肛門の川保天骨でした。

そういえばBORISと太陽肛門って対バンしたことありましたよね。

Eric Burdon: Don’t Let Me Be Misunderstood

THE ANIMALSのエリック・バードンの自伝『Don’t Let Me Be Misunderstood』を電車内で読んでいますが、超面白いですよ。

この本は2001年に刊行されたもので、ストレンジデイズ誌2月号でのバードンへのインタビューの事前準備として読んでおこうとアマゾンに注文したものですが、入荷が遅れに遅れて、ようやく先週になって我が家に到着しました。おい。

まだ最初の100ページを読んだところですが、TV番組『レディ・ステディ・ゴー』出演時に楽屋がSTONESと一緒だったので、チャス・チャンドラーが勝手にミック・ジャガーのカメラで自分のチンコを撮影した話など、素敵なエピソードが満載です。あとバードンがアンディ・サマーズから略奪婚した最初の奥さんをジミヘンに寝取られたという話も。

サニー・ボーイ・ウィリアムスン2号は自分がロバート・ジョンソンみたいに毒殺されるのではないかと不安に陥っていて、UKツアー中も常に自炊していたそうです。パーティーに呼ばれても食べ物に手をつけず、台所で豚足を炒めて食べていたのだとか。

1968年11月の来日時にヤクザの情婦のためにライヴを行うことを拒絶して、マネージャーが日本刀で首筋を斬られるなどシャレにならないことになって急遽帰国した逸話も載っています。ちなみにこの時バンドの一員だったアンディ・サマーズの自伝によると、朝起きたら自分以外のメンバーとクルーが全員帰国した後だったそうです。

これから読み進めます。

ところでエリック・バードンのレア物コンピレーション『ULTIMATE RARITIES VOL.1』『ULTIMATE RARITIES VOL.2』のライナーノーツを書きました。資料を調べたりLPと比較したり、えらく大変でした。

PUNKSPRING @幕張メッセ

DONOTS / BOWLING FOR SOUP / FLOGGING MOLLY / BUZZCOCKS / ANGELS AND AIRWAVES (一瞬) / マキシマムザホルモン / ME FIRST AND THE GIMME GIMMES / PENNYWISE / RANCID

RANCIDのライヴを見るたびに『…AND OUT COME THE WOLVES』の神盤ぶりを再認識します。

BOWLING FOR SOUPの80年代マンセーは、現代の音楽をウジウジ貶めないから嫌味がなくて良いですね。最初「Wild Side」に乗って入場して、最後「1985」の途中”ドリンク・ブレイク”中「Yankee Rose」を流していました。ベースがSTRYPERのTシャツ。

BUZZCOCKSは2006年9月以来の来日。爺さんでしたが、熱かったです。1曲目が「Boredom」で最後が「Ever Fallen In Love」でした。

FLOGGING MOLLYは向かって右側のステージでした。去年LOUD PARKのFASTWAYも右側のステージでした。半年の月日を隔ててファスト・エディ・クラークとデイヴ・キングが同じステージに!とちょっと感傷に浸りました。ちょっとだけ。すごいモッシュ。

マキシマムザホルモンは一番の盛り上がりでした。ビール飲んでて足下が揺らいだと思ったら、観客が飛び跳ねて地面が揺れていたのでした。そしてみんなライヴに釘付けなので、トイレがガラガラでした。

ドラマーの女性の「春になるとおかしな人が出てくる。全身ピンクを着ているような」というMCを聞いて、この人もターザンウォッチャーか?と一瞬思ってしまいました。いや、ありえるか。

SPRINGROOVE’08 @幕張メッセ

Ne-Yo / Kanye West / Rihanna / N*E*R*D / Kreva / Keyshia Cole / Sean Kingston

ふとっちょ黒人ショーン・キングストンは1曲目が「D’yer Mak’er」にラップを乗せた曲で、クライマックスが「Stand By Me」に「スーイサイダル、スーイサイダル」という節を付けた曲でした。キーシャ・コールは歌が超うまかったです。「When Doves Cry」もちょっと歌っていました。最初は前半だけ見るつもりだったのですが、あまりにうまくて見とれていたらTERIYAKI BOYZが終わっていました。さらにKREVAが駄洒落の人にしか聞こえなくなりました。N*E*R*Dは元々プロデューサーだけあってスタジオ盤の方が面白い気がしましたが、ステージも楽しめました。最後に「Another One Bites The Dust」をやっていました。リアーナはプロフェッショナルだしかっこいいけど、もっと腰回りに肉をつけて声にドスを効かせた方が良いかも。カニエは約1時間出ずっぱりでゲストラッパーとかダンサーとかいなくて、自分のラップだけで世界の中心になっていました。Ne-YoはスリックなR&Bシンガーで「Unforgettable」も歌っていました。

思い入れのあるアーティストがいなくてダレたらどうしようかと思っていましたが、なんのなんの。どれももっと見たい!と思う面々でした。

キーシャ・コールの『JUST LIKE YOU』を早速購入しました。

2008-04-03

クラウス・ディンガーが亡くなったそうです。

4月1日付でVELVET REVOLVERからスコット・ウェイランドが解雇されたそうですが、既に不仲説がさんざん報道されているし、エイプリル・フールじゃないんですよね?

おそらく後任はセバスチャン・バックで、1枚アルバムとワールド・ツアーをやった後、「俺よりこのバンドに向いたシンガーがいるだろ!」と勇退。2010年ぐらいにアクセル・ローズが加入することになると思います。もちろん『CHINESE DEMOCRACY』はその時点で出ていません。

【ネタバレ】新バイオレンスジャック

第一部完。スカルキングの正体は不動明で、牧村美樹がオッパイウォリアーになってケルベロスにまたがっていました。

BEAT CRUSADERS presents AC/DCトリビュート・ライヴ殺人事件 @新宿LOFT

BEAT CRUSADERS / 少年ナイフ / Fed MUSIC / TUCKER

日本人アーティスト達によるAC/DCトリビュート・アルバム『THUNDER TRACKS』発売記念ライヴ。

ELECTRIC EEL SHOCKは見れませんでした。

ところでソニー公式AC/DCサイトのクイズ100問が遂に完結したので、何問正解できるか?試してみて下さい。

ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美 @東京都美術館

ルイ15世・16世の宮廷で使われた装飾品や調度品の展示に行ってきました。公式サイト

ポンパドゥール夫人はロカイユ装飾大好き

マリー・アントワネットのフランス革命時の逃亡用携帯品入れが一番人気でした。

ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展 @六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー

ムートン・ロスシルドのワインは毎年一人ずつアーティストがラベルを描くことになっていますが、そのラベル原画が一堂に会した展覧会

ジョルジュ・ブラック、サルヴァドール・ダリ、マルク・シャガール、アンディ・ウォーホル、ヘンリー・ムーア、ホアン・ミロなど、錚々たる顔ぶれが新作を描き下ろしています。一覧はこちら

特に気に入ったのがフランシス・ベーコンベルナール・セジュルネジョルジュ・マチューでした。

ラベル原画を見たら飲みたくなったので六本木ヒルズ向かいの明治屋でムートン・ロスシルドを見たら、1本が6万2,000円でした。(◎_◎;)ヒエー

2008-03-28

6月18日に『LIVE AT XM SATELLITE RADIO』日本盤がリリースされるデイヴ・メイソンに電話インタビューしました。

本人の活動はもちろん、THE BEATLES「Across The Universe」やTHE ROLLING STONES「Street Fighting Man」、THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE「All Along The Watchtower」などのセッションについても語ってもらいました。

1995年4月にFLEETWOOD MACの一員として来日した彼ですが、思い出は?と訊いたら「ジャン・マイケル・ヴィンセントが同じホテルに泊まっていた」だそうです。