少年漫画について教えて下さい

なにぶんおっさんなもので、少年漫画から遠ざかっていました。最近になって『アイシールド21』をまとめて読み始めたところです。

で、無知蒙昧なもので教えていただきたいのですが、今の少年漫画ではこういうの↓はアリなのですか?

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この作者さんは「似ている」ことについてどう語っているのでしょうか?後ろにケロロ軍曹に似た生物までいますが。

そして読者さんたちはどう考えているのでしょうか。こういうことなのでしょうか?

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あと、↑を描いた人は自分のお兄さんについては何かコメントしていますでしょうか?

決して5周回ぐらい遅れで非難したいわけではなく、興味を持った次第です。これがアリなんだったらレコード会社さんのプレス資料そのままコピペして「ライナーノーツ」って言うのもアリだよね♪\(^▽^)/あっ、既にやっている人もいるような気がしますが。

コードギアス 反逆のルルーシュ つづき

毎度のことですが自分用のメモなので気にしないで下さい。

  • 第16話: 実はマオは生きていて、ルルーシュの妹ナナリーを拉致。盲目で車椅子の萌え妹が「おにいさまー」と助けを求める。で、マオはジョバーぶりを見せつけて死亡確認。スザクが自分の父親(首相)を殺したことが判明。
  • 第17話: 右翼の青年将校・東堂中佐を奪回。ナイトメアのランスロットに乗っているのがスザクだとバレる。
  • 第17.5話: 総集編。ルルーシュとスザクの関係をおさらい。
  • 第18話: ルルーシュは正体を明かさないままスザクを黒の騎士団にスカウトしようとする。ミサイル接近。仕方なくスザクにギアスを使う。つづく。

と、ここまで見たと知人に言ったら、「次の回でカレンが全裸だよ」とネタバレされました。登場人物に感情移入するようになったせいか、アニメの文法に慣れ始めたせいか、全裸というとちょっと嬉しいです。

THE HEADS: DEAD IN THE WATER

THE HEADSの『DEAD IN THE WATER』がアマゾンで売られていたので、既にオリジナル盤を持っているにも関わらず購入しました。オリジナルは100枚限定の紙ジャケ盤ブラックCD-Rで、その後ライヴ会場限定販売用でCD30枚を再プレス。それから2枚組LPを500セットプレス。今回はプラケース仕様CDで1,000枚プレスだそうです。内容はオリジナルが全26曲チャプター分け、プラケース盤が全4曲チャプター分けという以外同じ。アマゾンではremasteredと書いてありますが、音自体は同じです。中身はヘヴィ・サイケ・ロック主体のジャムで、あまりあっちの方向に逝ってしまうことはなく、それなりに安心して聴くことが出来ます。早急に市場から消え去ると思うので、聴きたい方はお早めに。

MOSS: SUB TEMPLUM

音楽がなんだか難しい昨今。原点に返ってピュアでシンプルな音楽を聴こうと思って、MOSS『SUB TEMPLUM』とフランク・シナトラ『NOTHING BUT THE BEST』を聴きました。

MOSSは地獄へとつづく音楽。一筋の光も入り込む隙のないドス黒さが清々しいほどです。フリーメイスンやラヴクラフト大好きだったり、1曲目「Ritus」はJACULAのドリス・ノートンからインスパイアされたそうですが、ELECTRIC WIZARDのような古典へのオマージュ度は低く、ひたすら純轟音に浸ることが出来ます。なお英デジパック盤CDは初回のみだそうです。

シナトラはポップ音楽が七面倒臭くなる以前の、”良い歌を良い声で聴かせる”ことに専念するエンターテイナーぶりが素晴らしいです。私生活ではマフィアとの交際があったり、相当ドス黒かったという噂もありますが。

ブルースとは何だろう

昨日の日記で書いたコンロン・ナンカロウの『CONLON NANCARROW VOL.1 – STUDIES 1-12』の#2a(1950年頃)は”ブルース練習曲”なのだそうです。コードが巡回リピートされるところがブルースなのでしょうか。むぅ。さらに1935年にも「Blues For Piano」という曲が書かれていて、『LOST WORKS, LAST WORKS』というCDで聴くことが出来るのですが、これもブルースと呼んで良いのやらどうなのやら。

ラ・モンテ・ヤングもLA MONTE YOUNG & THE FOREVER BAD BLUES BAND名義で『JUST STOMPIN’ – LIVE AT THE KITCHEN』という”ブルース・アルバム”を出しており、『ディープ・ブルース』などの著書で知られる故ロバート・パーマーがえらく長文のライナーノーツを寄せています。ウェズリー・ウォレスの「No.29」まで引き合いに出されています。このアルバムがブルースというならば、『ゴーストワールド』に出てくるみたいなGREAT WHITEとかCINDERELLAっぽいバンドがデルタ・ブルースを名乗っても差し支えない気もします。

なんとブルースは奥が深いのでありましょうか。ピャウ

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そういえばSIMIAN MOBILE DISCOとCAJUN DANCE PARTYがごっちゃになっていて。

何故かというと両者とも「猿+踊り+動き」という3要素をバンド名にしているからです。でも一瞬ルイジアナの人を猿と同一視していたのはよくないと反省しました。

CONLON NANCARROW: STUDIES FOR PLAYER PIANO

SPARKSのロン・メイルが曲を書くとき、人間が歌うことを前提とせずに書いたため、シンガーのラッセル・メイルが無理してファルセットで歌わねばならず、それがSPARKSの唯一無比の音楽性を確立させることになったというのはよく知られた逸話です。最近ではストリングスも実際に演奏することを前提としておらず、アレンジャーから文句を言われたそうです。

それと同様に、人間が演奏することを前提とせずにピアノ曲を書いていたのがコンロン・ナンカロウ(1912-1997)です。この人が書いた曲はあまりに速くて複雑なので人間が弾くことが出来ず、プレイヤー・ピアノ(パンチングを使った自動演奏ピアノ)を用いて演奏していました。まあ、最初から自動演奏を前提としているという点でSPARKSとは大きく異なりますが。

で、ナンカロウの自動演奏ピアノ作品といえばCD5枚組『STUDIES FOR PLAYER PIANO』が定番でしたが、なんかオモチャっぽい音色と演奏で、しょせん「本物のピアノを使ったオルゴール」のネタ音楽かと思っていたわけです。

でも最近ベーゼンドルファーのグランド・ピアノを用いた音源集が出て、聴いてみたら、これが楽曲の繊細さと重厚さを見事に表現していて、目からウンコが落ちました。ピアノの音の大群が凄まじい速度で脳内を駆けめぐり、全身に痛痒感が走ります。よくロック・ギターでは「音数ばっかり多くても無意味」とか言われますが、やっぱり音数が多いのはひとつの魅力ですよ。ティアゴ・デラ・ヴェガマンセー。1秒に38音。

第1集第2集を聴いて、今年初めに出た第3集も注文したところ。

この『Player Piano』シリーズではナンカロウ以外にもショパンの曲を1900年頃の名ピアニストが演奏したのをプレイヤー・ピアノで再現したというCDも出ていますが、果たしてそんなことは可能なのでしょうか?興味があります。

Bo Diddley with Eric Bellの話

先日亡くなったボ・ディドリーが1984年にヨーロッパ・ツアーを行った際にバックを務めたバンドがMAINSQUEEZEで、サックスが故ディック・ヘクストール・スミス、ギターがTHIN LIZZY初代ギタリストのエリック・ベルでした。権利が安いのかあちこちから異なったタイトルでリリースされていますが、安いのはこのへんでしょうか。もっと安いのもあるかも知れません。ボ・ディドリーvsTHIN LIZZY!を期待してはいけませんが、一聴の価値はあります。

OM/54-71/mouse on the keys @渋谷O-NEST

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1630から渋谷O-NESTでOMのAl CisnerosとEmil osにインタビュー。Alはステージでもレッドブルをずっと飲んでいましたが、インタビュー中も飲みっぱなし。「カフェイン大好き」だそうです。

チェス、『マハバラータ』、ウパニシャッド、ロバート・フロスト、エミリー・ディキンソン、『五輪の書』、神と宗教などについて約1時間半。英語的にも知識的にも、そうとうトンチンカンなことを訊いていたような気がしますが、懇切丁寧に答えてくれました。

ライヴはジャパン・ツアー最終日。機材トラブルがあったせいで、本人たちは初日のほうが良かったかな?と言っていましたが、この日も本当に凄かったです。「30分はやるぜっ」と宣言していた「At Giza」は惜しくも27分でしたが、それでも満腹以上。

終演後も観客との記念撮影に応じたりサインしたり、ステージ上の神懸かりぶりとは打って変わってナイスガイでした。

ところでまさかいないと思いますが、SLEEPの究極神盤『DOPESMOKER』を聴いていない人がいたら今すぐ買って毎日聴くこと。

ナショナル・トレジャー2:リンカーン暗殺者の日記

ハゲ冒険映画。ニコラス・ケイジがインディ・ジョーンズみたいな冒険家で、超有名な観光名所に財宝が隠されているという設定はほとんどSFですが、ここまで現実離れしているとちょっとやそっと無理な展開があっても気になりません。

2008-06-08

備忘録その1。『番組誕生40周年記念盤 8時だョ!全員集合2008 DVD-BOX』が出ますね。

備忘録その2。SKULLFLOWER『DESIRE FOR A HOLY WAR』はamazonでも扱っています。限定1,000枚。なお同じUtech Recordsからは6月28日にルンヒルド・ガメルセターの初ソロ作『AMPLICON』も出るそうです。サイトで断片を聴く限り普通声と地獄声のコントラストが凄いです。

Eric Clapton & Steve Winwood: Madison Square Garden 2008.2.28

複数の盗み撮り映像を編集して1本のマルチショットDVDにしたやつが出回っているのですが、これは凄いですわ。

去年12月のLED ZEPPELINとこれ以外で、手間暇かけてオーディエンス映像をここまで編集したのって他にありますでしょうか?

エリック・クラプトン自伝

ようやく読みました。女性遍歴とかドラッグとアルコール耽溺とかずいぶんと赤裸々に書いていますが、シェリル・クロウとのことが何も書いてなかったり、ファンだったらご存じのアレのことが書いてなかったり、すべてを明かしているわけではないようです。でも面白いですよ。

映画『ドラゴン・キングダム』

ジャッキー・チェンvsジェット・リー。彼らに期待することをひとつひとつやってくれています。『ネバーエンディングストーリー』みたいな部分はともかく。

『グレムリン』『D-WAR』もそうだけど、アメリカで中国人の爺さんがやっている質屋ってわけわからんもの売ってますね。

映画『グローバル・メタル』

2006年10月23日に映画『グローバル・メタル』用にサム・ダン監督にインタビューを受けて、「ヴィジュアル系とメタルの違い?ヴィジュアル系は女とやれるけどメタルはやれない」とか適当なことを話したのですが、めでたく全部ボツが確定。なんだよちぇーっ。卍うんこうんこ卍

ところでこの『グローバル・メタル』は9月下旬に日本公開だそうですが、併映が『Heavy Metal In The Country~Nuclear Blast Story』。これを日本劇場公開するという発想が、ある意味潔いです。

HARVEY MILK: LIFE… THE BEST GAME IN TOWN

幻のヘヴィ・ロック・バンドHARVEY MILKが遂に日本盤初登場です。ジョー・プレストン(EARTH~MELVINS~HIGH ON FIRE~THRONES)が正式メンバーとして加入。しかも日本盤のみデモ中心のボーナス・ディスク付2枚組。

HARVEY MILKといえば1996年の『COURTESY AND GOOD WILL TOWARD MEN』が超々々神盤で、静と動の対比が生み出すうねりがポスト・メタルの先駆者といえるバンドでしたが、なにぶんオリジナルはアナログのみでプレス枚数も少ないし、まともに流通すらもされず、まだネットもそれほど普及していなかったため、カルト的な支持すらされるに至りませんでした。

僕は2000年だかにtUMULtレーベルから出たCDを聴いて、最初はピンと来なかったけどじわじわと浸食されて、他の作品を聴かねば!と思ったら全然手に入らなくて、血眼になって探してようやく聴くことが出来た『THE PLEASER』がヘイ!ロックンロール!なサウンドに変貌していてびっくらこきました。

今ではRelapseが過去作品をボーナス・ライヴCDまで付けて再発しています。良い時代になったものです。

全然人気が出ず、98年に解散したHARVEY MILKですが、一部のコアな信奉者がネットの口コミとかで広めたせいで再評価の気運が高まり、2005年に再結成。『SPECIAL WISHES』を経て、遂に日本で初めてリリースされるのが『LIFE… THE BEST GAME IN TOWN』というわけです。

この新作はどちらかといえばHARVEY MILKのヘヴィ・サイドを強調したもので、1曲目「Death Goes To The Winner」を除くとポスト・メタル色はきわめて薄いのですが、そんなの気にならないほどのテンションの高さで、さらにアメリカン・ミュージックの伝統を随所に散りばめて、やはり一筋縄ではいきません。

MELVINSにも通じる悪意に満ちたユーモアもあり、ネタなのかガチなのか、ひきつった笑いを浮かべさせられます。

前作のジャケはジミヘンでしたが、今回はIRON MAIDENです。たぶん許可なんて取っていません。

このアルバムを聴くことで音楽人生がどれほど豊かになるか?というと、足を溝に突っ込んだようなもので、あとはズブズブ沈んでいくだけのような気もしますが、それもまた幸せのひとつのかたちです。出来るだけ多くの人に道連れになって欲しいので、みんなで聴いて堕ちていきましょう。ライヴが見たいです。

コードギアス 反逆のルルーシュ つづき

毎度のことですが自分用のメモなので気にしないで下さい。

  • 第9話: 深窓のお嬢様でレジスタンスもやっているカレンの母娘の涙話。後妻が来たせいで召使いの座に転落したママはヤク中になっていた。
  • 第10話: コーネリアが成田に潜伏している右翼団体『日本解放戦線』を掃討しようと襲撃。黒の騎士団はコーネリアを拘束しようと乱入。日本製新型ナイトメアフレーム(モビルスーツみたいの)を導入。
  • 第11話: 成田攻防戦パート2。ナイトメアフレーム同士のバトルがかっこいい。
  • 第12話: 生徒会のシャーリーがルルーシュをコンサートデートに誘おうとするが、パパが成田攻防戦で巻き添えくらって死亡。泣きながらどさくさでルルーシュにチューをする。
  • 第13話: パパの葬式で、生徒会のみんなが「ゼロはひどい奴だ」とボロカス。ルルーシュちょっとへこむ。C.C.に「この童貞」と罵られる。それまで同じ部屋に住んでいたのにヤッていなかったらしい。その後シャワーに入っていたので童貞は切れた様子。スッキリしてゼロに戻り、『日本解放戦線』リーダーを自爆させる。でもスザクの乗ったナイトメアに吹っ飛ばされる。でシャーリーに銃口を向けられる。ピーンチ。主題歌が変わる。
  • 第14話: 新キャラのギアス使い、マオ登場。シャーリーはゼロがルルーシュだと気づいて、彼を守るためにブリタニアのインド人女を撃ってて、まあいろいろあって、結局ルルーシュは「すべて忘れさせてあげるよ」とギアスでシャーリーの記憶を全消去!明日から学校とかどうすればいいのか。続く。
  • 第15話:マオはただの偏執ザコキャラであっさり死亡。