Doctor X

フェイ・レイ追悼第二弾。

1932年に作られた怪奇映画。要するに『猟奇島』と同年、『キング・コング』『吸血蝙蝠』の前年ですね。

満月の夜に女を襲って切り刻んで食い散らかす殺人鬼が現れて、その正体は?…というストーリーですが、まあなにぶん1932年の話なので、グロ描写は皆無です。

フェイ・レイは科学者の娘の役。堂々のヒロインなのですが、まあお飾りといった感じ。

でもラスト、人工皮膚を顔面に塗りたくってモンスター顔になった殺人鬼に襲われたりしてキャー!と、元祖スクリーム・クイーンの面目躍如です。

特筆すべきなのはそのモンスター顔の殺人鬼のメイクを担当したのがマックス・ファクターだということ。

もうひとつ、本作は史上初のテクニカラー長編劇場実写映画のひとつだということです。

ストーリーはあっさりめですが、色彩が古色蒼然としていて趣があり、元々舞台劇だったこともあって屋外シーンも閉塞感を感じさせ、楽しく見ることが出来ました。

たぶん未DVD化だと思いますが、1993年発売のビデオが今でも入手可能。

The Vampire Bat

フェイ・レイ追悼というわけで、『吸血蝙蝠 The Vampire Bat』(1933)を見ました。

クラシック怪奇映画ですが、コウモリ怪人が出てきて美女を襲う話かと思ったら、まったく違いました。

ちょいネタバレ入ってるけど、頭のおかしい科学者がうんこマリモみたいな人工生命体を作って、その栄養分として人間の血を必要としていたと。

で、それを吸血コウモリのせいにして、犠牲者の首に注射器でふたつポツポツを付けていたと。

舞台がドイツで、コウモリの影を多用。脚本がショボくてストーリーが破綻、ほとんどシュールなこともあって、ドイツ表現主義映画っぽい印象を受ける作品でした。

で、フェイ・レイは科学者の助手として出演していますが、おっさんとババァしか活躍しないこの映画において、お飾り的存在です。絶叫シーンはありません。

オープニングで曽我ひとみさんばりの熱烈ブチューをして、あまりの熱気で試験管のフタがポンッと飛ぶシーンは当時としてはセンセーショナルなものだったかも知れません。

なお現在この作品はNavarre社から出た『Triple Feature Horror Classics』シリーズのVol.2で見ることが出来ます。

他に入っているのは『Dr. Syn』と『死霊が漂う孤島 King Of The Zombies』。

ちなみに『Dr. Syn』はラッセル・ソーンダイク原作で、1962年に『幽霊島 Captain Clegg』としてハマー映画化されて、その後カテドラルが歌にしていますね。

買うだけ買って放置してあるクラシック怪奇映画DVD、これを機会に少しずつ見ていきたいと思います。

The Girl In The Hairy Paw

フェイ・レイが亡くなったそうです。享年96歳。

『キング・コング』は現在きちんとした形でDVDが出ていなくて、IVC盤は画質が良くないので、ターナー版のビデオ(米版)を見て彼女を悼みました。

ところで彼女が『コング』の直前に出た『The Most Dangerous Game』は『猟奇島』という邦題、”ザロフ伯爵”という悪役のネーミング、人間狩りと、かっこいい要素が詰まった映画なのでぜひ見ましょう。

サマーソニック二日目

  • ザ・ハイヴズは一回のライヴで「ザ・ハイヴズ!」と百回ぐらい叫ぶので、年間二万回ぐらい叫んでいるのですな。
  • ザ・ハイヴズといえば「ドゥ・ユー・ライク・ザ・ハイヴズ?アイ・ラヴ・トーキョー!」とかの中学1年英語MCがラブサイケデリコに通じるかも知れません。
  • エイメンはサマソニ一番といっても過言でない最高のライヴをやったのに観客があんまりいなくて、ミッドタウンは入場規制するほどの人気でした。何故だ!?
  • エイメンのMCも「ハロートーキョー、ドゥーユーライクトゥファック?」とか中学生していて素晴らしかったです。
  • ちゃんと演奏できてるバンドなんて金さえ払えばいくらでも見れるので、ちゃんと演奏できてないバンドのほうが面白い気もします。そればっかでも困るのですが。
  • iPodのデモブースがあって、たくさんパソコンが置かれていたので、壁紙を片っぱしからロック・ムービー・クロニクル仕様にしたのですが、速攻でバイト君に削除されてしまいました。そんなに真面目に働かなくていいのによー。

サマーソニック初日

  • Tommy Heavenly6は僕が生まれてから見たライヴすべて(中学生の学芸会ライヴ含む)の中で一番歌がヘタクソでした。ある意味コートニーを超える衝撃でした。
  • 同じ「作られたアイドル」でもアブリルたん(;´Д`) ‘`ァ’`ァは歌がうまかったので、面白さからすると一歩譲ってました。
  • SILVERTIDEのヴォーカル君は一見イケメンだけど、よく見るとWWEのエッジに似ているような気もします。
  • 一日でMC5,THE DAMNED、GREEN DAYと、パンク三態を見ることが出来てお得でした。
  • THE WILDHEARTSの「Someone That Won’t Let Me Go」はチャラいポップソングだけど、俺はチャラいポップソングが好きなんだよ!悪いか!(`皿´) キー

長谷邦夫2

で、現在の長谷邦夫は大学とか専門学校の講師がメインの仕事っぽいです。ここでその仕事ぶりについて知ることが出来ます。

http://d.hatena.ne.jp/nagatani/

70年代に長谷が描いた漫画を集めた『パロディ漫画大全』が近年刊行されましたが、やはり赤塚不ニ夫との仕事と較べるとマジックが感じられず、彼が長年影武者を務めた理由も判る気がします。

でも”パロディ”という言葉すら普及していない時代、自ら”盗作マンガ”と開き直っていたのは素敵です。

長谷邦夫

赤塚不ニ夫のブレインで影武者、エッセイのゴーストライター、ビジネス面のコーディネート、しばしば赤塚名義で漫画を描くなど、赤塚を語る上で欠かすことが出来ないのが長谷邦夫。

実際、赤塚不ニ夫DVD-ROMを見ていても、きっとこの部分は長谷が描いてるんだろうなーという箇所が少なからずあります。

その長谷のトキワ荘時代から平成4年、赤塚との別れまでを書いたのが『漫画に愛を叫んだ男たち』。

裏『まんが道』というべき物語で、後半赤塚がアルコール中毒で壊れていくさまは切なすぎます。

赤塚に尽くし続けてきた長谷のラブストーリーであり、フジオプロやトキワ荘の漫画家たちはもちろん、星新一、筒井康隆、山下洋輔、夕モリなども登場する、楽しくも哀しいオデッセイでした。

でもなんでこのタイトルにしたんでしょうかなあ。

赤塚不二夫大全集DVD-ROM

を買いました。

単行本にして269冊ぶんを4枚のDVD-ROMに収録、読んでも読んでも減らないボリューム。陶酔。

やはりl970年代中盤、『天才バカボン』末期と『レッツラゴン』が凄いです。

編集しているのが”あの”デカバナ武居記者というのにも涙が出ました。

かつてひとみマンションのエレベーター内で小便したり、フジオプロのソファをナイフで切りつけていた武居記者ですが、先日定年退職したそうです。

http://comics.shogakukan.co.jp/akatsuka/

FUJI ROCK FESTIVAL三日目

THE SOUNDTRACK OF OUR LIVESのライヴが最高に良かったです。

ASHのティム・ウィーラーがギターに火をつけてステージに上がってきました。

モリッシーの代わりはTHESE CHARMING MENなるスミスコピバンだったわけですが、

そういえばTHESE ANIMAL MENというバンドがいましたね。

ニューウェイヴ・オブ・ニューウェイヴという触れ込みで。

FUJI ROCK FESTIVAL初日

午前中は家で仕事して、午後になってのこのこと越後湯沢に行きました。

雨がぱらぱらで、しかもPJハーヴェイ→PIXIES→ルー・リードという野外フェスらしからぬ暗い顔ぶれながら、いずれもグイグイ引き込むステージで、寒さを感じさせませんでした。

PIXIESが『イレーザーヘッド』の「暖房娘の歌」と『ファイトクラブ』エンディングテーマを続けてやってました。

ルー・リードを3/4ぐらい見たところでBASEMENT JAXXを見にいきました。

ブックオフで350円

”香 港スプラッター・ホラー最新作!!”だそうですが、ラーメンを食べた直後にゲロを吐くとか生のレバーをむしゃむしゃ食べるというのもスプラッターに該当するのでしょうか

ピャウ

映画『サンダ一バード』を見に行きました。

イケメソ5人兄弟の末っ子くんがインド人ロリ少女とメガネくんを連れて春休みの大ぼうけん!という話でした。

(大ぼうけん!の最中、イケメソ兄貴4人は無重力でぷかぷか浮いてるだけ)

いちおう父ちゃんはレディ・ペネロペとデキてるらしく、

「事件解決しなきゃならないから今夜のセックルはおあずけね」

っぽいセリフもちらりとありました。

一方、息子のイケメソ5人兄弟がどう性欲の処理をしているのか、気が気でなかったです。

インド人使用人娘ミンミンがオリジナルTVシリーズ英語版に準じて”チンチン”名義に戻されているので、しじゅう

「チンチンが育った」とかいうセリフが出てきました。

そういえば学校の先生がヒトラ一似でした。

ピャウ

映画『ヘルボーイ』を見に行きました。

ヘルボーイが怪僧ラスプーチンwithナチサイボ一グ、ナチ女将校と戦うという、小学校高学年の男の子向け限定の話で面白かったです。

まったく女性観客動員を見込めなさそうなのが潔くて好感度高し。

あとはナチ女将校がエロければよかったのですが。

それとモンスター犬みたいなのが出てきますが、怪物系がそれ一種類しか出てこないのが残念でした。

何匹も何匹も出てくるんだから、いろんなタイプを出せばかっこよかったのに。

ピャウ

ヘアスタイリスティックスのアルバム『Custom Cock Confused Death』を聴きました。

文章で論じようとしても無駄かつ無意味な素晴らしいアルバムになっていて、さすが天才と紙一重の中原昌也氏だなあと感動しました。

すごい!うんち!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001U1LIE/stonersunshin-22