FEAR OF GOD

スイスの1980年代グラインド神FEAR OF GODのディスコグラフィLP『ZEITGEIST』を入手しました。

2003年に出たはずだから今更ですが。

二枚組で全95曲と、激烈グラインドにつぐ激烈グラインドの嵐で、聴きごたえがあるどころか、あまりの消耗度にグッタリして何もできなくなります。

リプロ盤や再発で聴くことが出来た音源もありますが、一気に聴くと大量虐殺です。

ブラジルのAbsurd Recordsから出たもので、限定800枚。

うち100枚にはバッヂ、Tシャツ、ポスター、ステッカーが付けられていたそうですが、僕が入手したのは”U$Aエデエィション”です。

これもポスターとステッカー付きで限定200枚ですが、この200枚がブラジル盤の800枚に含まれるのかは判りません。

いちおうCDバージョンがIpecacから出ることになっているらしいですが、2004年初頭リリース予定から1年、何の音沙汰もありません。

とにかく最高にカッコ良いので、出るかも判らないCDを待たずに、今のうちのゲットしておくことをお薦めします。

ちなみに元FEAR OF GODのErich Kellerのサイトはここです。

http://www.megawimp.ch/

現在はUNDER CONSTRUCTIONですが、FEAR OF GOD情報はこちらで見ることが出来ます。

http://www.megawimp.ch/fog/fogstart.html

リキテンシュタインについて語るクールな俺(海外旅行自慢つき)

yamazaki666.comのトップ壁紙をロイ・リキテンシュタインの『Tall Mountains』にしてみました。

1996年、73歳という最晩年の作品です。

1960年代にアメコミを取り入れた作風で有名になったリキテンシュタインですが、1995年ぐらいから中国の山水画テイストを取り入れたスタイルの絵をいくつも描いていました。

1995年といえばバブル期がとっくに終わっているというのに、東京現代美術館が6億円出して60年代の『ヘアリボンの少女』を買って、バッカじゃねえの~と言われましたが、リキテンシュタインはそれから百億歩ぐらい前を行っていたわけです。

リキテンシュタインといえばアメコミ一発芸人みたいに言われることが少なくありませんが、初期のヘタクソなミッキーマウスから60年代のアメコミ路線、その後抽象モノに走って、90年代に入るとヘタクソミッキーとアメコミをカットアップした抽象風の集大成に到達したのでした。

1994年にニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された懐古展ではあの螺旋状ギャラリーに初期から当時の最新作までが時系列順に展示されていて、なんだか「そうか!そうだったのか」と納得しました。

そういう”突然すべてが判った気がする”感覚は人生何度か経験したことがありますが、アシッドに通じるものがあります。

関係ないけどその日はLimelightでロブ・ハルフォード率いるファイトとヴォイヴォドのライヴがあって、アンコールでセバスチャン・バックが飛び入りしていました。

で、集大成に到達したリキテンシュタインがとった次のステップが山水画スタイルでした。

それで彼は1997年に死んじゃったわけですが、去年マドリッドの国立ソフィア王妃芸術センターでこういうのをやっていました。

http://www.idealista.com/lichtenstein/panorama01.html

ちょうどマドリッドにいたのですが、山水画スタイルの絵をナマで見て、あまりのかっこよさに思わず脱糞ガッツポーズしてしまいました。

オチはないけど、要するにリキテンシュタインは死ぬまで凄かったということなのです。

SUNN 0)))

ヘヴィ・ドローン・ミュージックといえば、ヘヴィなギターがズーーーーンと延々と続くやつです。

おそらく一生”カート・コベインが自殺した猟銃を買った男”と呼ばれてしまうであろうディラン・カールソン率いるEARTHが有名ですが、日本のborisもドローンものをやっているし、最近ではジュリアン・コープもそっち側に足を踏み込みつつあります。

そんな中で現在カルト宗教的な人気を得ているのがSUNN 0)))です。

初期はEARTHの模倣?という感じもした彼らですが、現在では不動の音楽性を確立。

もちろん”不動の音楽性”といっても、ヘヴィなギターがズーーーーンと延々と続くものです。

そんなの聴いててどこが面白いんだよ、と訊かれそうですが、最高なんですよ。

大音量で轟音に身を委ねると、忘我の境地に達して、脳が弛緩してきます。

あまりに脳が弛緩してしまって、超限定盤をプレミア価格で買ってしまうようになります。

彼らの作品は100枚とか200枚とかしか作られないことが多く、ライヴ会場でしか売られなかったりするので、入手するのは激困難です。

メンバーであり、エンペラーやSIGHのアートワークも手がけるスティーヴン・オマリーのサイトideologic.orgには載ってないけど、サンプラー『LIVE AKTION SAMPLER』にはKHANATEバージョンとSUNN 0)))バージョンがあり、どちらも限定60枚です。

でもSUNN 0)))にハマった人たちは脳が汚染されていて、もはや何だかわからない状態に陥っているので、プレミア価格を支払うことも辞さず買い漁ります。

そして聴いてみるとヘヴィなギターがズーーーーン。

もちろん曲の区別などつきません。

ふと冷静に考えると、音の拷問を受けているようなものです。

でも、SUNN 0)))信者は何だかわからない状態なので、ただただ轟音に身を委ねるばかりなのです。

というか、1曲ごとの区別がつくようだと、この手の音楽は効果を失ってしまうから、これでいいのです。

そのSUNN 0)))のオフィシャル・ブートレグ『LIVE WHITE』が昨年12月に出ました。

5″CDと3″CDの二枚組です。限定200セット。

もちろんヘヴィなギターがズーーーーンと延々と続くもので、過去の作品との区別はつきません。

それでもいいのです。最高。ズーーーーン。

今年の春、SUNN 0)))はヨーロッパ・ツアーをやるそうですが、3月のオランダ公演ではborisと対バン予定とか。

…それは行かねばならないという天啓か!?

ズーーーーーーーーーーン。

フィル・ライノット19周忌

シン・リジイというバンドの最大の魅力はその音楽だったのですが、そのフロントマンでありリーダーのフィル・ライノットという人物のカリスマ性に負うものも大きかったわけです。

鼻が詰まったような歌声は巧いとは言い難いものでしたし、ビッグアフロに褐色の肌、ワイシャツにネクタイをした上に革ジャンを着込んでスタッドのついたレザー指無し手袋と、そのファッションも何だかわからないものでした。

しかし、そんな訳のわからなさを強引に力技でカッコ良さに転じてしまったのがフィルでした。

「Breakout!」のかけ声と共にモニターに飛び乗り、大股開きでベースをかき鳴らせばすべてがオッケー!!

そんなフィルに魅了されてしまったファンは現在でも数多く、ダブリン郊外のサットンにある彼のお墓を訪れる人は後を絶ちません。

僕も十周忌の1996年、巡礼をしてきました。

雨がザーザー降っていました。

お供えをしようと近所の花屋でバラを買ったら、店のお姉さんに「スプレーで黒く塗りましょうか?」と言われました。

なんだかすごく感動しました。

ビニール・ジャンキーズ

ブレット・ミラノ著『ビニール・ジャンキーズ』の邦訳が河出書房新社から出ました。

ずいぶん前に原書を買ったのに読んでなかったのですが、日本語版をぺらぺら立ち読みしたら面白そうだったので、年末年始に暇を見て読んでみました(せっかく買ったので原書のほう)。

ロバート・クラムが黒人住宅街の家を一軒一軒たずねて「78回転のSPレコードがあったら売ってください」と回ったエピソードや、ビーヴァス・フロンドのニック・サロマンが値段が高騰する以前のヴァーティゴ盤を買いあさってセドった話、サーストン・ムーアやピーター・バックのオタねた、コレクターの精神分析(蒐集癖はセロトニン分泌不足という説もあり)まで、レコード・コレクターの業の深さを面白おかしく、それでいてかなり正確に記した本で、全編楽しく読めました。

ただ、ひとつ???と思った箇所が。

ニック・サロマン(本書ではずっとサラモンと書かれている)がマッド・リヴァーのアルバムをなんと4枚所有している!と、とてつもなく奇異なことのように書かれていますが、その内訳が

  • オリジナル盤LP(盤質悪し)
  • オリジナル盤LP(盤質良し)
  • CD(スピード正しい)
  • CD(スピード速し)

というもので、そんなの普通でしょ…?と思いました。

ちょっとした音楽ファンだったら同じ内容のCD&LPを4枚持っているのはおかしくも何ともありませんよね。

ところで、文中でピーター・バックがこう発言しています。

「ジューダス・プリーストの最初の4枚のアルバムのボーナス・トラック入りCDがあるけど、欲しければあげるよ。(サンプル盤だから)売れないけど、家に置いておきたくないからね」

2枚目以降は最高じゃん!という意見はさておいて、”最初の4枚”という括りは、

Gullからの2枚とCBSからの2枚を指しているのでしょうか?

それともCBSからのリマスター再発第一弾4作?

そんな想像をめぐらすことが出来る所を含めて、面白い本でしたよ。

日本でもディスクユニオン廃盤セールに徹夜で並ぶ人たちとか、ヤフオク転売ヤーとかについての本を出してもらいたいです。

さらにもうひとつ。

ベイカールーのアルバムについてちょびっと言及されていますが、何故か前身バンドのベイカールー・ブルース・ラインと表記されていました。

著者のミラノはボストン在住だそうです。

ボストンといえば二度行ったことがありますが、Newbury Comics他けっこう中古盤屋が充実していて、レコード・コレクター向きの都市でした。

ハーヴァード大学、マサチューセッツ工科大学、ボストン大学など、大学都市ということもあるのでしょうね。

豪雪の中、気合いで回ったことがあります。

そのわりにビリー・アイドル『サイバーバンク』フロッピー付きCDとかWax Traxもの12″多数とかザ・フー関連雑誌/新聞記事をリストアップした本とか、あんまり大したものは買わなかった記憶が。

でも当時はまだ音楽知識も今よりずっと乏しかったので、またレコード狩りに行ってみたいです。

韓流

年末はNHK-BSで『冬のソナタ』をやっていたので、若者文化に追いつこうと思ってちょびちょび見ました。

思いのほか面白かったです。

ヨン様はけっこういい家の息子なのですが、アメリカ留学に行く直前の大晦日、ジウ姫と商店街のバーガーキング前で待ち合わせて、ダンプカーにはねられます。

記憶喪失となったヨン様はそのままアメリカ留学に出かけ、数年後帰国します。

そのときミニヨンと名乗っていますが、小さくなったわけではありません。

どう見てもヨン様なのですが、ジウ姫や友達のサンヒョクなど周囲の人たちは、メガネとマフラーのせいで、「似た人だな」と納得しています。

で、ヨン様はもう一度ダンプカーにはねられて、そのせいで盲目となりました。おわり。

大久保に韓国刺身を食べにいったら、そこいら中にヨン様のポートレートが飾られていました。

ところで『燃えよドラゴン』のハンって、”韓”なんでしょうか。

THE CANDY SNATCHERS

仕事デスク周辺を片付けたら、紙資料の山の中からキャンディ・スナッチャーズの7″「Fuck My Family b/w Now Who’s Crying」が発掘されました。

4枚目のシングルで、中古盤屋で買ったまま埋もれていたものです。

聴いてみたらすごくかっこよかったです。

お片付けをして良かったと思いました。

ハイスクールドリームについて熱く語るクールな俺

『ロックンロール・ハイスクール』といえばラモーンズ出演で知られるロック映画の名作ですが、その続編が『Rock’N’Roll Highschool Forever』なわけです。

かつてラモーンズが演奏して生徒が暴動を起こし、大炎上したロナルド・レーガン・ハイスクール。

それ以来、毎年その日は”ロックンロール・ハイスクール・デイ”記念日として、生徒が何をやってもいいという伝統になっています。

よって生徒たちは全校舎の便所の水を一気に流して、パイプを壊したりします。

しかし新任の副校長がやってきて、騒音のロックは禁止!という事態に。

コリー・フェルドマン率いるエラディケイターズは果たしてプロム・パーティーで演奏できるのか…!?

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ラモーンズが出ない『ロックンロール・ハイスクール』という、誰も興味を持たない可哀想な作品です。

前作で小ネタギャグをちりばめていたジョー・ダンテも不参加。

よって日本でビデオ発売されたときは全く関連のない『ハイスクールドリーム』というタイトルになっています。

特にコリー・フェルドマンのやっているバンドの音楽がショボイというのは大きなマイナスです。

B-52’sやディーヴォをへなちょこに腐らせたような1970年代後期アメリカン・ニューウェイヴ風で、彼らが目の敵にする軟弱バンドと差別化が図られていません。

しかしまあ、ダメはダメなりの魅力がある映画なのですよ。

前作に出てきた女副校長が、隻腕でパワーアームみたいなのを付けた”ヴェイダー先生”として復活したり、やっぱり学校が炎上して終わったり、笑いのツボは押さえています。

あと”ロックンロールの精霊”としてモジョ・ニクソンが出てくるのもポイントが高いです。

そんなわけで、この映画までは元子役としてそれなりにプッシュされてきたフェルドマンですが、1990年代に入るとドラッグ禍もあったりして、落ち目になっていきます。

でも最近ではハワード・スターンのラジオ番組や『ビキニ・バンディッツ』に出たり、トロマ絡みの仕事をやったり、違った意味で素敵な芸歴を重ねています。

これからも生暖かくヲチしていきたい俳優です。

もろびとこぞりて

世間の人々が自分たちの抱えている問題をなおざりにして浮かれているクリスマスイブ。

そんな聖夜に新宿ディスクユニオン・プログレ館を訪れるお客さんは相当濃厚でエグイ強者に違いない!と思い、見学に行ってきました。

でも会社帰りのお父さんらしきお客さんが多くて、グレービー臭そうな筋金入りプログレ漢はいませんでした。

ちょっと拍子抜け。

御茶ノ水ユニオンHR/HM館に行ったほうが良かったかなあ。

で、ホークウィンド『WARRIOR ON THE EDGE OF TIME』再発CDが出ていたので購入しました。

以前一度CD化された本作ですが、気がついたら廃盤で、プレミア付きになっていたのです。

まあLPを持っているので要らないっちゃ要らないのですが(変形ジャケで、開くと勇者の楯の形になる)、大好きな作品だし、久々の公式?CD再発なので、押さえておきました。

しかし本作を出したドイツのRock Fever Musicって、どんなレーベルなのでしょうか。

http://www.rock-fever.de は繋がらないし、本当に「公式」再発なのかちょっと首を傾げてしまいます。

初期ホークウィンドの名盤といえば『SPACE RITUAL』『IN SEARCH OF SPACE』などがありますが、本作も素晴らしい作品なので、今回も廃盤になる前に、皆さんにもぜひ聴いていただきたいです。

それから中古コーナーで、同じくホークウィンドの『QUARK STRANGENESS AND CHARM』英Virgin盤CDが普通に1,200円で売られていました。

あまり良いアルバムではないので、まあ妥当な価格のような気もするのですが、英Virgin盤CDはebayなどで無駄な高値を呼んでいたので、普通の中古価格なのはちょっと意外でした。

もしかしてリマスター再発された(される)とかの理由で、価格が暴落しているのでしょうか?

あとはバークレイ・ジェイムズ・ハーヴェストの初期4作品を紙ジャケに入れたCDボックス(1996年にイギリスで出たやつ)を中古価格で入手しました。

これから鶏の丸焼きを食べます。

今年も良いクリスマスでした o(^∇^)o

パチものコング

『クイーンコング』『KONG ISLAND』の2作が入ったDVD『THE KONG COLLECTION』を購入しました。

『ハリウッド・チェーンソー・フッカーズ』でおなじみ巨乳好き厨房映画監督フレッド・オーレン・レイ率いるRetromediaからのリリースです。

ウンコ映画を山ほどDVD化しているという点ではSomething Weird社と共通するものがありますが、Something Weirdみたいにマメではないので、レアな特典映像とかはありません。

でも『クイーンコング』にはフランク・アグラマvsフレッドという、夢のコメンタリー対決が入っています。

それほど狂った発言の応酬はなく、フレッドが案外きちんとした人で拍子抜けしますが、さまざまな職業の女性たちが「クイーン・コングを自由に!」とデモするシーンを見て、フレッドが「超大作ですね!」と喜んでいるのが印象的です。

さらに

フレッド「あまりに盛りだくさんの映画で、出てこないのはバイクとUFOぐらいなものですね」

アグラマ「1970年代にはまだそんな物、発明されてなかったんだよ」

というベタな会話も楽しめます。

映画本編はたぶん日本で公開されたのと同内容ですが、シネスコになったりTVサイズになったりするのを直したのだそうです。

日本語ふきかえはもちろん入っていません。

『KONG ISLAND』は『KING OF KONG ISLAND』と同じ映画です。

特典映像はフレッドのドライブイン・シアター・コント2分半だけ。

そのコントでも言っていますが、KINGもKONGもISLANDも出てこない映画です。

マッドサイエンティストがゴリラを脳手術して手下にして、女性を拉致してくるというストーリー。

一応女ターザン(エヴァという名前)は出てきますが、DVDパッケージとは全然違う人です。

音楽がラウンジっぽくて気に入る人もいるかも知れません。

ディック・ヘクストール・スミス(1934-2004)

アレクシス・コーナーズ・ブルース・インコーポレイテッド。

ジョン・メイオールズ・ブルースブレイカーズ。

グレアム・ボンド・オーガニゼーション。

コラシアム。

ジャック・ブルース・バンド。

高校生の頃、ブリティッシュ・ブルースを聴き始めた僕が徐々に迷宮に深入りしていき、図書館で新しいアルバムを借りると、その裏ジャケットにはほとんど必ず、ディック・ヘクストール・スミスの禿頭が控えめに載っていました。

彼が本気になったら凄いということは、後にリーダー作品(ジャック・ブルースとかと一緒にやってるジャズっぽいやつ)を聴いて知りました。

ブリティッシュ・ロックの初期を彩るバイプレイヤーとして、その名前は永遠に留められるべきだと思います。

残念ながら彼と話す機会は一度もありませんでしたが、今年の秋に出た彼の自伝をもう一度じっくり読み返します。

STRONGER THAN ALL

1990年代以降のロック界において、ダイムバッグ・ダレルはトム・モレロと並んで、最も独創的なギタリストでした。

(ヘヴィ・ロックという枠だけでなく、ロック全体で)

が、そんなことを抜きにしても、PANTERAは最高にかっこいいバンドだったと思います。

僕にとっては、メタル・ファンであることを最も誇りに思わせてくれるバンドがPANTERA(とMACHINE HEAD)でした。

どっかの馬鹿のせいで、そのダイムバッグのギターを二度と聴けなくなってしまったことは残念でなりません。

安らかに眠れ、なんていうセリフは、ダイムバッグには似合わないので、超絶ヘヴィなギター・リフで地獄の炎を吹っ飛ばしてRAISE HELL AND KICK ASSして欲しいです。

僕はダイムバッグとは一度、電話で話しただけでした。

2003年12月23日、ギターマガジン誌向けインタビューでのことです。

たぶん2004年3月号掲載だと思います。

やたらとファッキンと言うので、会話している僕もつられて「ファッキン・ツアーはいつから開始するんですか?」とか言ってしまいました。

記事からはカットしたのですが、

「『COWBOYS FROM HELL』以降の音楽性の変化について、EXHORDERからの影響はあったか?」

という問いに対し、

「そんなバンド聴いたこともねえ。そういう下らねえ噂は誰が触れ回してやがるんだ!」

とムッとしていました。

「ひょっとしたらフィルが影響を受けたかも知れないけど、俺とはまったく関係ない」

と、当時断絶状態だったフィル・アンセルモに責任転嫁しているのが微笑ましかったです。

韓国盤その3

韓国ではパンテラの『SELECTED IN “COWBOYS FROM HELL” & VULGAR DISPLAY OF POWER』というアルバムが出ています。

なんか文法がヘンです。

曲目は『COWBOYS FROM HELL』『VULGAR DISPLAY OF POWER』から選んだもので、下記の『VULGAR DISPLAY OF COWBOYS』とまったく同じです。

『VULGAR DISPLAY OF COWBOYS』はLPとCD両方が出ていましたが、『SELECTED IN~』はLPオンリーではないかと思われます。

(確証なし)

ライナーノーツが93年8月に書かれたものらしいので、同年10月~12月頃に出たものでしょうか?

韓国検閲盤2

●bsodoomさんからご指摘いただいたのですが、

ディープ・パープル『ストームブリンガー』から「ストームブリンガー」をカット、『SOLIDER OF FORTUNE』と改題したLPが韓国では出回っていました。

おそらくこれは1980年代のプレスだと思います。

70年代には赤とか青単色刷りジャケの海賊盤があり、そちらは別にカット曲はないです。

●また、

アイアン・メイデン『ピース・オブ・マインド』韓国盤はジャケットを内ジャケのものに変更、さらに「ダイ・ウィズ・ユア・ブーツ・オン」「ザ・トルーパー」「スティル・ライフ」「サン・アンド・スティール」をカットした5曲入り仕様です。

メイデンのコレクターズ・サイト http://www.troopersounds.com/

では「相場140ポンド以上!」とか書かれていますが、このサイトは無責任にムチャクチャ高い価格を書くので、あんまり信頼できません。

最近ebayではUS $59.98で落札されてるし。

http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&rd=1&item=4056225941

$20ぐらいなら出してもいいけど、$59.98でも高すぎる気がします。

コレクターの人はグッズとして押さえておきたいのでしょうが、最近のebayヤーは狂ってます。

引き続き韓国盤情報、お待ちしています。

韓国検閲盤

オジー・オズボーン『月に吠える』ジャケットは狼男メイクをしたオジーで有名ですが、韓国盤LPはそのオジーがいません。

たぶん顔が怖いから消されたのだと思います。

1988年頃に韓国で発売されたもので、曲目はアメリカ盤&日本盤と同じです。

韓国では英語歌詞であっても検閲するので、たまにコレクターズ・アイテムが登場します。

特にメタル物は不適切な歌詞が多いせいか、曲がカットされたり差し替えされていることがあります。

  • メタリカ『マスター・オブ・パペッツ』…曲目が異なっている。 (SIDE 1: Battery / Master of Puppets / Orion // SIDE 2: Leper Messiah / The Thing That Should Not Be / Breadfan / The Prince)
  • パンテラ『THE VULGAR DISPLAY OF COWBOYS』…2枚のアルバムから選曲。CDもリリースされた。現在ワーナー・ミュージック・コリアからは『THE VULGAR DISPLAY OF POWER』『COWBOYS FROM HELL』が独立して発売されている。
  • レインボー『レインボー・オン・ステージ』…「キル・ザ・キング」がカット。そのせいでイントロ・テープから「マン・オン・ザ・シルヴァー・マウンテン」に直接繋がる。
  • レインボー『ロング・リヴ・ロックンロール』…同じく「キル・ザ・キング」がカット。
  • ゲイリー・ムーア『アフター・ザ・ウォー』LP…「アフター・ザ・ウォー」がカット、代わりに「メシアがふたたび」収録。アルバムのタイトル曲をカットしてしまったので、アルバムの名前は『GARY MOORE』となってしまっている。
  • シン・リジイ『ブラック・ローズ』…「S&M」「ゴット・トゥ・ギヴ・イット・アップ」がカット、代わりに「ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー」「サムデイ・シーズ・ゴーイング・トゥ・ヒット・バック」収録

他にもあると思いますが、とりいそぎ思いついたものを。

ご存じの方はタレコミお願いします。

どこかに韓国盤まとめサイトとかありませんでしょうか?

ホワイトスネイク検閲盤

こういうのを欲しがる人は既に持っているだろうし、欲しがらない人にとってはどうでもいいネタでしょうが、ホワイトスネイク『ラヴ・ハンター』のアルゼンチン盤LPです。

女性のモロ尻はNGということで、パンツをはいています。

タイトルも『COZADOR DE OR』とスペイン語になっています。

右下に「heavy metal」という文言と剣を持ったマッチョ腕があるのにも注目。

FLOOR

No Idea RecordsといえばFLOORの伝説のお蔵入りアルバム『DOVE』をリリースした偉いレーベルですが、なんとFLOORのシングル音源やコンピレーション曲、未発表デモなどを集めた『RESURFACING: 1993-1995』も2005年春以降にリリースするそうです。

FLOORはシングルが多いので、一気にCD(あるいは2枚組LP)で聴けるのは嬉しい次第です。

でも彼らのシングルは網付きだったりシルクスクリーン印刷だったり、アートワークが凝っているので、そちらも捨てがたいです。

たぶんうちにはシングル全種あるので、近日FLOORコーナーを作りたいとも考えています。

No Idea Recordsのサイト ↓

http://www.noidearecords.com/

BLACK SHAPES OF DOOM Vol.2

ドゥーム/ヘヴィ・ロック・ファンジン『Black Shapes Of Doom』第2号が面白いです。

創刊号以来おなじみのCHURCH OF MISERY、BORISインタビューはもちろんですが、

やはり超目玉は陳信輝と加部正義、そして彼らのプロデュースを手がけた折田育造という歴史の証人たちへのインタビュー!

1960年代後半~のニュー・ロック黎明期への誌面上の冒険旅行は読んでいるだけでドキドキものです。

ファンジンという性格上、印刷数は限られていて、既にVol.1は入手困難。

今回も売り切れ必至、数年後にはプレミアが付くかも知れないので、何が何でもゲットしておきましょう。

ニュー・ロックと聞いてピンと来ない人でも、10年後読みたいと思っても入手不可能になってしまうので今のうち!

僕も映画『女子大生・恐怖のサイクリングバカンス』ほかDOOM映画について、刺身のツマ原稿をちょびっと書いています。

http://www.leafhound.com/

ブーバー

11月11日の日記にも書いたのですが、今ブーバーが最高にINなわけですよ。

ほんとは去年からイギリスで放映されているので、知っている人からすれば何を今更なわけですが。

簡単に番組の中身を説明すると、

  • フンバ(黄)
  • ズンバ(紫)
  • ジンジンジンバ(橙)
  • ジュンバ(青)
  • ジンバ(ピンク)

の5人はエネルギーボールであって、世界各地の子供たちの笑いと喜びをエネルギー源にしていると。

で、彼らはいつも踊ったり飛んだりしていると。

その光景がカラフルでアシッドであると。

で、毎回子供たちが”ストーリーピープル”にプレゼントをあげるのですが、ストーリーピープルはみんなロボトミーでもされたかのように人格が剥離していて、しかもヒプノシスのアートワークみたいな変な所に住んでいると。

で、ブーバーは子供の包茎ちんちんみたいであると。

人間の睾丸はよーく見るとゆっくり動いているけど、ブーバー達も体内にイルミネーションみたいなのが入っていて、ゆっくり動いているように見えると。

ブーバーを作っているのはテレタビーズでおなじみラグドール・プロダクションズで、両者には類似点もありますが、相違点もけっこうあるわけです。

まず、テレタビーズ4人に対して、ブーバー5人はそれぞれの個性が確立されていません。

ストーリーピープルも人間の姿をしているものの、喜怒哀楽が抜け落ちています。

景色もイギリスの田園風景を思わせるテレタビーランドに対し、なんかCGのキラキラしたゾーンがメインです。

また、テレタビーズは毎回4人がドラマを繰り広げるのに対し、ブーバーはストーリーらしいストーリーがありません。

そんなことから、ブーバーの方がプラスチック的で人間味のない番組であることは確かでしょう。

さらに言えば、テレタビーズは見ようによっちゃかわいいけど、ブーバーはかわいくありません。

でも、それゆえに異次元感はアップしていて、見ているだけでトリップ出来ます。

DVDのインデックス画面をずっとホゲーと見ているだけでもあっちの世界に逝けます。

NTSC仕様のアメリカ盤DVDは現時点で3枚出ていますが、だいたい中身は似たようなものなので、まず最初に1枚ゲットして、体に合うかを確認してみることをおすすめします。

年末進行

DVDで『円卓の騎士』を見ました。

ご存じアーサー王がイギリスを統一してお妃のグイネヴィアが騎士ランスロットとデキちゃってなんちゃらかんちゃらという話で、もう百億回ぐらい映画化されていると思います。

『エクスカリバー』とか『キャプテン・スーパーマーケット』とか『モンティ・パイソン&ホーリー・グレイル』とか。

この映画の特徴は、なにぶん1953年に作られた作品なので、セックル描写が全然ないこと。

  • ランスロットとグイネヴィアがセックルしない。
  • アーサー王とモーガナが近親相姦セックルして出来る筈のモードレッドが、モーガナの兄だか弟という設定になっている。
  • 魔法でグイネヴィアに化けてランスロットをくわえこんでセックルする筈のエレインが、なぜか清純派。

という風にアレンジされています。

あと、エキストラの数が『少林寺』並に少なくて、さらに最初のシネマスコープ作品だということもあり、横長画面をフルに使い切れていなくて、合戦シーンがのんびりしています。

でも、重厚な作りがすごくかっこよくて、自分も騎士道に邁進せねば!という気にさせてくれます。

ミクロス・ローザの音楽も素晴らしいです。

オマケでプレミア上映会の模様が入っていて、ラナ・ターナーとかデビー・レイノルズとかが挨拶しています。

キングコング1976

1976年版『キングコング』のフランス盤DVDを購入しました。

本編だけなら日本やアメリカでも廉価盤DVDで入手できるのですが、フランス盤はハードケース入りのボーナスDVD付き二枚組。

ボーナスDVDにはアウトテイク集、予告編、スチル・ギャラリーが収録されています。

アウトテイクはアメリカのケーブルTVのみで放映されたエクステンデッド・ヴァージョンで見ることが出来たもので、ほとんどは船乗りのおっさんがジェシカ・ラングが入浴しているのを覗こうとするとか、どうでもいいものですが、

コングと大蛇のバトル・シーンのロング・バージョン、それからコングが自動車をビルに投げ込んで大炎上!というシーンを見ることが出来るのが嬉しい!

さらにちょい厚めのフォト・ブックレットも付いていて、見たことないスチル写真が何枚も載っていて気合いの入りようが窺えるのですが、何故か1枚だけ『キングコング2』の写真が混じっているのが気になりました。

その他『ファントマ』2枚組DVDとかトリロク・グルトゥ『BROKEN RHYTHMS』とか、フランスでしか出てないブツも購入しました。

ブーバー

テレタビーズを生んだラグドール・プロダクションズの新作で、イギリスでは去年からやっています。

テレタビーズもトリップしていますが、ブーバーはキャラの重みを排除したぶん、ヴィジュアルがさらにアシッドな印象を受けます。

http://www.boohbah.tv/

http://pbskids.org/boohbah/boohbah.html

DVDも買っちゃいましたよ。(^д^)ハハハ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00028G50Y/stonersunshin-22

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00028G51I/stonersunshin-22

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002V7OKQ/stonersunshin-22

幼児向け番組ということを配慮してか、頭が包茎チンコみたいですね。

プロレス業界について語るクールな俺

WWEから今度は脚本家のダン・マディガンが解雇されました。

この人は鈴木健想を”ヒロヒト”キャラにしようとしたり、全然ウケなかったモーデカイを企画した人なので、クビもやむなしという気がします。