JOURNEY @日本武道館

1983年3月からちょうど30年、JOURNEYが武道館に凱旋。

前座はニール・ショーンの息子マイルスとジョナサン・ケインの娘マディソンのAMERICAN BEAUTYでした。

これから大阪広島名古屋金沢公演があるので、ぜひ行きましょう。

2013-03-11

納谷悟朗が亡くなったそうです。83歳。

『仮面ライダーストロンガー』最終回で岩石大首領が出てきたとき、それぞれのライダーが「その声はショッカー首領!」「デストロン首領!」「GOD首領!(ママ)」「ガランダー首領!(ママ)」「ブラックサタン/デルザー軍団首領!」と言って、実は悪の組織の首領は同一人物だという事実が明らかになりましたが、GOD総司令も十面鬼もゼロ大帝も納谷悟朗さんの声ではなかったので、何故同一人物だと判ったのか不思議でした。 ←中途半端な記憶で書いているので、浅さを露呈していることが確実

極道兵器

DVDで映画『極道兵器』を見ました。今となっては100円レンタルデーとかCSでやっていた時以外見る人も少ないと思いますが、それだったらお得だと思います。岩鬼将造が真・極道兵器のお姐さん兵器と戦うシーンは、夢の対決です。でも映画館で1,800円払ったり新品DVDを買ってしまったら、あまり嬉しくないかも知れません。坂口拓の主演映画は『地獄甲子園』『魁!!男塾』と本作で3本見ましたが、いずれも新庄剛志が野球十兵衛とか剣桃太郎とか岩鬼将造のコスプレをしているように見えます。あと、最初の倉脇編とシャブ極道の鉄ちゃん編が同時進行しているので、スピード感が殺がれています。最後にカイザー編を強引にミックスしています。

The Shining Code

『Room 237』が面白かったので、youtubeに上がっている『The Shining Code』を見てみました。1時間延々と、スタンリー・キューブリックがアポロ11号の月面着陸偽装フィルム撮影に関わっていると主張しています。『Room 237』ほど見せ方がうまくなく、だんだん飽きてくるし、柱が2本並んでいると毎回「これはアポロ”11″を象徴している」というのがしつこくて、他のネタまでウソ臭く見えてしまいます。

『The Shining Code 2.0』という別ヴァージョンも上がっていることに後になって気付きましたが、さすがにもう一度最初から見る気が起きなかったので、どう異なるか判りません。両方見た親切な人、教えて下さい。

ライフ・オブ・パイ

グラミー賞とアカデミー賞はハード・ロック&メタル部門と視覚効果部門だけは毎年チェックしています。HALESTORMのグラミー受賞はまあともかく、『ホビット』『プロメテウス』『アベンジャーズ』という錚々たるラインアップを退けて受賞した『ライフ・オブ・パイ』は見ないわけにはいかないと思って、見てみました。トラとミーアキャットとクジラが凄かったです。この映画を作った人が表現したいのであろう宗教観とか人生観とかあるのだとは思いますが、ぶっちゃけ最初の40分(船が出航するまで)、それからトラがジャングルに去っていった以降は全部蛇足ではあるまいかと感じました。別に主人公の名前の由来とか興味ないし。

アン・リーとキャサリン・ビグローは『ハルク』と『ストレンジ・デイズ』からよく立ち直れたなぁと感心します。

ところでヒンズー教には3,300万人の神様がいるそうです。日本だと800万人なので、4倍以上!

2013-03-10

2013-03-09

DUFF McKAGAN’S LOADED / ADLER @渋谷Duo Music Exchange

スティーヴン・アドラーの新バンドADLERのヴォーカルの人は頭にバンダナを巻いて、腰にもバンダナをぶら下げている、いかにもLAメタル風の兄ちゃんで、最初はギターを抱えてすらいませんでしたが、最後の曲でなんだかスウィープを混ぜたシュレッド速弾きを披露していました。『ツイン・ピークス』最終回でルーシーが踊ったときとか、WWEでウラジミル・コスロフがロボットダンスを見せたときを思い出しました。

そのADLERのヴォーカルの人は、実は元MARS ELECTRICの人だそうです。MARS ELECTRICといえば、僕の中ではVERTICAL HORIZONと今ひとつ区別が付いていなくて、両バンドともマーとヴァーという、伸びる音で始まるのが共通点です。

昨日はADLERのセットにダフが飛び入りして「Sweet Child Of Mine」を演ったそうですが、今日は「Mr. Brownstone」でした。で、お返しにダフのセットにスティーヴンが飛び入りして「It’s So Easy」。

お客さんもたくさん入っていたし、盛り上がっていました。

ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り @森アーツセンターギャラリー

アルフォンス・ミュシャ展に行ってきました。開催は3月9日(土)から5月19日(日)まで。

ミュシャといえばサラ・ベルナールのポスターとかネスカフェとかモエ・エ・シャンドンとか、パリ時代の華やかな作品が人気ですが、1910年に祖国愛に目覚めてプラハに戻ったら、こういう貧困が滲み出るポスターとか、プロパガンダっぽい作品とか、ドゥーム寄りな人になってきました。

大昔の、たとえばルーベンスとかの場合、”美女”として描かれている女性が現代の基準だとちょっとどうよ的に見えることもあるのですが、ミュシャの描く女性のスタイルは現代でも魅力的です。でも、あまりドエロでなくさっぱりスタイリッシュに描かれているのが特徴で、隠遁期のピーター・グリーンみたいな顔をしていながら自宅に15人の裸の女性と同衾してやりまくりだったグスタフ・クリムトとはそのあたりが異なっています。

で、ミュシャといえばBARONESSのジョン・ベイズリーが影響を受けていたり、あとSOILENT GREENの『SEWN MOUTH SECRETS』ジャケも元ネタはミュシャですよね。

僕は子供の頃プラハに住んでいた時期があって、ミュシャ美術館に行ったことがあるのですが、何故か僕と弟を連れていってくれたのが父の会社の現地駐在員の奥さんで、プラハから式貴士にファンレターを書いたら返事が来たとか言っていたよくわからん人でした。

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で、帰宅して、仕事のメモをとって、gdgd妖精sの最新話を見て、渋谷に。

ダフ・マッケイガン・インタビュー記事

3月7日(木)と8日(金)に来日公演を行うダフ・マッケイガンへのインタビュー記事がBARKSに載っていますので、読んでいただけたら嬉しいです。前編後編

サポート・アクトにスティーヴン・アドラー率いるADLERが同行するそうです。

2013-03-06

ポール・ベアラーが亡くなったそうです。何度も亡くなっている人なので、ピンと来なかったのですが、本当に亡くなったそうで、まだ58歳だったとのこと。というと、パーシー・プリングルIII世だった頃は30代!?ええっ

ROOM 237

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映画『Room 237』を見ました。映画版『シャイニング』を検証&分析したノンフィクション映画で、ネイティヴ・アメリカンやナチ、月面着陸、ギリシャ神話などを絡めて、すさまじい掘り下げをしています。正直、それは妄想じゃないかという箇所もあり、また、『シャイニング』を最初からと逆回しで同時にスーパーインポーズして見ると面白いよ!…などという訳わからんパートもありますが、『シャイニング』に徹底的にこだわる姿勢は、学ぶことが多かったです。

「スティーヴン・キングの原作では赤だったフォルクスワーゲンが、映画では黄色となっている。そして、ハロランさんがダニーを救いに行く途中、赤のフォルクスワーゲンが道路脇で事故に遭っているシーンがある。それはキューブリックのキングに対する『原作通りなんかしないよバーカ』という宣言」

「幽霊が出る部屋は原作では217号室だったのが、ロケ先のホテル側から”ホラー映画に実在の部屋番号を使うと、その部屋にお客さんが泊まりたがらなくなる”とクレームがあり、架空の237号室にしたというのが定説。でもそれは事実でなく、ロケ先ホテルには217号室も存在しなかった。キューブリックが”237″という数字にこだわったのは、アメリカの月面上陸がフェイクで、彼が月面上陸のフェイク撮影に関わっていたから。地球から月への距離は237,000マイルである(しかもダニーがアポロ11号セーターを着ていたりする)」

「ホテルの人事担当のウルマンさんがジャックと最初に握手する瞬間、机の上のペーパーフォルダーの角度がちょうど、ウルマンさんが勃起しているように見える」

など。

『シャイニング』深読みネタは、ネット上のあちこちで行われているので、いろいろ読んでみると面白いです。

それを考えると、深読みの余地のない”蜘蛛の巣&骸骨”のシーンがコンチネンタル・ヴァージョン(日本公開版)でカットされたのも納得がいくような気がします。

『エクスペンダブルズ2』のおかげで、日本でも100万年遅れでチャック・ノリス・ジョークが流行ったように、本作をきっかけに『シャイニング』深読みが流行ったら面白いと思います。

あとさりげなく『ホワイトバッファロー』『狼男アメリカン』『デモンズ』『バグダッドの盗賊』などのシーンが入っていて、面白かったです。

僕はCDライナーノーツなどをたまに書かせていただくことがありますが、この映画、あるいは『CROSSFIRE HURRICANE』の寺田正典さんの5万字ライナーノーツなどをお手本にして、作品にのめり込み狂った文章を書きたいと、思いを新たにしました。

2013-03-01

CHICKEN SHACKってTHE WHITE STRIPESに影響与えてたのか…

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1972年のアルバム『IMAGINATION LADY』を全曲演奏するそうで、なんでこのアルバムを…?という気もするのですが、「Going Down」とか「If I Were A Carpenter」とか有名曲のカヴァーが入っているし、オリジナルも「Poor Boy」が入っているし、かなりハード・ロック寄りの作品だし、確かに盛り上がりそうではあります。

この『IMAGINATION LADY』、リマスター&ボーナス2曲(シングル・ヴァージョン)入りで去年Esotericから再発されました。僕が持っているのは英Deccaから出たCDですが、どれぐらい音質が変わっているのか気になります。

同じブリティッシュ・ブルースねたですが、7月26・27日にSAVOY BROWNが来日公演を行うそうで、見事にフジロックとバッティングです。去年もLEAF HOUNDがフジロックとかぶっていました。

さらにブリティッシュ・ブルースねたです。FLEETWOOD MAC『RUMOURS』デラックス・エディション(4CD+1DVD+1LP)には「For Duster」というアウトテイクが入っていますが、これは彼らがレコーディングしている時に亡くなったダスター・ベネットに捧げられたブルース・インストです。この時期、既にブルース路線から遠く離れていた彼らですが、かつての友人に捧げた曲で泣かせます。